カップ麺Award 2015 Part2
さて、前回記事に続けて今回は10~1位を発表していきます!(`・ω・´)
10位 麺の至宝 とろみ醤油 刀削風麺

第10位はサンヨー食品の「麺の至宝 とろみ醤油 刀削風麺」です!
「刀削風麺」のシリーズからは春に汁なし担々麺が出ましたが、
このときは麺の厚みの違いによってごわごわした食感となるなど、
「刀削風麺」の強みをまだ十分に生かしきれてはいませんでした!
それに対して、今回では麺の左側と右側で厚みを変えることにより、
片側はピラピラとした質感を、もう片側はもっちり感を楽しめるなど、
一つの麺で厚みが違うことを存分に生かした麺へと生まれ変わりました!
とろみ醤油のスープとも相性が良く、これまでにない食感が楽しめる、
今後の様々な商品展開にも期待を持たせる見事な内容でしたね!(=゚ω゚)
9位 珍々亭 油そば 2015年版

9位は東洋水産の「珍々亭 油そば 2015年版」を選びました!
この商品は特別賞にするべきかどうか少し迷ったのですよね!
というのも、2013年のAwardで5位に一度選んでいるのです!
なので、同じ商品を2年後にまた選ぶべきなのか少し迷いましたが、
それでもこの順位で選びたくなる改良が今回はあったのですよね!
油脂の旨さを生かしつつ酸味でさわやかに仕上げるのが、
この「珍々亭 油そば」の最大の魅力となっていますが、
今年は例年に比べて一際豚脂のコクを前面に押し出していて、
それがより骨太な旨さを生み出すことに大きく貢献していました!
カップ油そばとしてはその旨さ、バランスともに頭一つ抜けていて、
油脂の旨さが堪能できながらさっぱり感もあるのがいいですし、
もっちりとした太麺も食べごたえ十分で満足度が実に高いです!
もうすでに毎年の夏頃の定番商品になりつつある存在なので、
カップ油そばが気になるならまずはこの商品をオススメします!(`・ω・´)
8位 カレーの極み チキンカレー 濃厚辛口NOODLE 第13弾 & カレーの極み チキンカレー 濃厚辛口NOODLE 第12弾

8位はローソン限定の日清「カレーの極み チキンカレー 濃厚辛口NOODLE」です!
この商品もここに選ぶべきかちょっと迷ってしまったのですよね!
というのも、自分としては今年初めて食べたカップ麺でありながら、
このシリーズ自体はけっこう前に始まっていたみたいですからね!
しかしながら、この味はここに選ぶしかないと思える見事さでした!
カレーヌードルとしての旨さをしっかり持ち、それでいて辛さもしっかり、
まさに本格カレーヌードルの極みと呼ぶにふさわしい内容となっています!
辛さが強めなので、辛いものが苦手な人は避けたほうがいいレベルですが、
辛いのを我慢しながら頑張って食べる甲斐があるだけの良さがあります!
これはもう発売されるたびに食べるべき商品と言っていいでしょう!(*゚◇゚)
7位 THE NOODLE TOKYO AFURI 限定鶏塩らーめん

7位には日清「THE NOODLE TOKYO AFURI 限定鶏塩らーめん」を選びました!
日清から新たに登場した「THE NOODLE」シリーズの第1弾商品です!
日清の「有名店シリーズ」をさらにレベルアップさせたようなシリーズで、
スープの本格感もさることながら、油揚げ麺としてのネガティブさが皆無な
ストレートで歯切れの良さが光る麺のクオリティの高さも光っています!
「縦型カップ麺でここまでのことができるのか」と思える内容で、
日清の持つ油揚げ麺の技術の高さが余すことなく発揮されています!
今後も最強の縦型カップ麺ブランドとして多くの期待が持てるシリーズです!(*゚ー゚)
6位 カップヌードル パスタスタイル ボンゴレ & カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ

(カップヌードル パスタスタイル ボンゴレ)

(カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ)
6位は日清の「カップヌードル パスタスタイル」の2品を選びました!
「ボンゴレ」も「ボロネーゼ」もどちらも第1弾商品として発売されたものです!
この商品の少し前から「焼すぱ」などのブランドを通じて、
パスタ的な食感を持った油揚げ麺の開発が進んでいましたが、
その完成形がこの「パスタスタイル」と言っていいでしょう!
パスタらしさを備えた油揚げ麺の質の高さも実に見事でしたが、
具としてあさりをしっかり加えたり、粉末スープ→調味油の流れで
ひき肉を炒めた本格感を出すなど麺以外の見どころも非常に多くあり、
カップ麺のあり方に大きな変革をもたらす可能性を見せてくれました!
第2弾ではなく第1弾商品のほうを選んだのは意図するものがあって、
第2弾ではややスナック感が強まって本格度が落ちてしまったので、
より本格的な内容の復活を期待しての第1弾の選出だったりもします!(*゚◇゚)
5位 芳醇香味 塩そば

5位にはエースコックの「芳醇香味 塩そば」を選びました!
これは麺、スープともに本当に素晴らしい内容でしたね!
エースコックがウリにしているもちもっち多加水麺を細麺にした麺は
つるりとした質感でありながら噛むともっちりとした弾力があって、
リアル感のある細麺として他を寄せ付けないほどの強みがありました!
そしてスープは海老油をこれでもかとたっぷり入れることによって、
海老の香ばしさを最後までしっかりと堪能することができるもので、
実験的でありながら王道を思わせる安定感を持った見事な旨さでした!
もちろん海老油が苦手な人はやめておいたほうがいいラーメンでしたが、
海老の香ばしさが好きならこれほど見事なスープは他にないレベルでしたね!
ここ数年のエースコックの技術力の伸びが如何なく発揮された一杯でした!(`・ω・´)
4位 老舗の逸品 神田まつや監修 鴨南ばんそば

4位は日清「老舗の逸品 神田まつや監修 鴨南ばんそば」を選びました!
12月に紹介したばかりの「老舗の逸品」シリーズからの新作ですね!
このあたりの順位まで来るとどれも甲乙つけがたいカップ麺ばかりです!
「THE NOODLE」や「カップヌードル パスタスタイル」もそうでしたが、
この「老舗の逸品」も日清の油揚げ麺の技術の高さが強くうかがえます!
どん兵衛などと比べても一歩・二歩先を行くだけのリアリティのあるそばに、
鴨の旨味、香ばしさを引き出した鴨油の旨さが与える風味が実に素晴らしく、
油揚げ麺のカップ麺でここまでのそばが楽しめるのかと驚嘆させられました!
カップそばではノンフライ麺を使った「手緒里庵」が極めて秀逸ですが、
油揚げ麺ならこの「老舗の逸品」が素晴らしいものを持っていますね!
このシリーズは今後を追っていかないといけないと強く実感しました!(●・ω・)
3位 明星 バリカタ マー油豚骨

3位は明星の「バリカタ マー油豚骨」を選びました!
豚骨に強い明星の面目躍如といった見事な内容でしたね!
このところの明星は大人しい豚骨スープを作る機会が増えましたが、
このときはベースの豚骨スープ自体は優しい方向性でありながらも、
焦がしにんにく油(マー油)をこれでもかと強烈に効かせることで、
「豚骨の明星」の実力が如何なく発揮された素晴らしい一杯になりました!
マー油でマスクされることによって熱さがキープされるスープに、
本物の博多豚骨の麺を彷彿とさせるストレート細麺が絡むことで、
ちょっとしたお店なら逃げ出すぐらいの本格感を見せてくれました!
今後も「豚骨の明星」としての強みを見せる作品に期待したいですね!(=゚ω゚)
さて、残すは今年の2位と1位のカップ麺のみということになりました!
それにしても今年はクオリティの高いカップ麺が実に多く出ましたね!
10~3位の中にも例年なら1位でもおかしくないものがたくさんありますし!
そんな中、いまだ紹介されていないカップ麺が2つ残っているわけですが、
カップ麺に詳しい人ないくつかの商品が浮かんだりもしてることでしょう!
ということで、今年を象徴する2位と1位のカップ麺を紹介したいと思います!
2位 マルちゃん 正麺 カップ 芳醇こく醤油 & マルちゃん 正麺 カップ 香味まろ味噌

(マルちゃん 正麺 カップ 芳醇こく醤油)

(マルちゃん 正麺 カップ 香味まろ味噌)
2位に輝いたのは「マルちゃん 正麺 カップ」から登場した2つの商品です!
今年の純然たる新作の中では、これが1位と言ってしまっていいでしょう!
何より素晴らしかったのはその麺の食感と風味のリアル感ですね!
とりわけ「芳醇こく醤油」の麺が見せてくれた中加水ぐらいの標準的な中華麺を
そのまま再現したかのようなリアルな食感は他の追随を寄せ付けないものでした!
またスープもしっかりと練られていて、具もよくできているなど、
今後のカップ麺のスタンダードの地位を得るにふわさしい内容でした!
麺だけで見るなら、「芳醇こく醤油」の感激度が一歩上でしたが、
「香味まろ味噌」は総合力において醤油に引けを全くとっておらず、
「芳醇こく醤油」と並んで2位に選ぶだけのものがありましたね!
今年最大の注目商品として登場したこの「正麺 カップ」でしたが、
その注目度の高さに負けない惜しみない賞賛に値する内容でした!(`・ω・´)
1位 地域の名店シリーズ もちもちの木 中華そば

1位には「地域の名店シリーズ もちもちの木 中華そば」が輝きました!
セブンイレブンの限定商品で、製作を担当しているのは明星です!
この商品はもっと以前から定期的に発売されていた商品ということで、
Awardに選ぶことについては多少迷ってしまうところもあったのですが、
自分としてはこれを食べたのが今年が初めてだったということに加えて、
1位以外の順位でこれを選ぶという選択肢が見えなかったのですよね!
これまでに食べてきたカップ麺の中でも1位か2位に入る内容ですし、
魚介のリアルな旨味をとことんまで引き出し、油脂の層を作ることで
熱さをキープさせたスープのクオリティは非の打ちどころがないもので、
細めながらももちもち感をしっかりと持たせた麺も実に秀逸な内容で、
総合力という点でこのカップ麺の右に出るものは見当たらないほどです!
さらに具にはカップ麺としては珍しい穂先メンマが大量に入るなど、
どの点を取ってもカップ麺の限界点に近いクオリティを備えています!
このカップ麺は1月に紹介してから、12月にも再び食べましたが、
やはり1位にふさわしいという結論が揺らぐことはありませんでした!(●・ω・)
ということで、今年の10~1位の紹介もこれで終わりとなりました!
さらに今年は最終的にベスト20からは漏れてしまったものの
その候補に上がった商品も「優秀作品」として紹介いたします!
[優秀作品賞](紹介が早かった順に並べています)
・カップヌードル チーズポタージュヌードル(日清食品)
・麺ニッポン 近江ちゃんぽん(日清食品)
・日清焼すぱ 下町ナポリタン(日清食品)
・海の塩ラーメン(サンヨー食品)
・日清 麺職人 香るしじみだし醤油(日清食品)
・カップヌードル マッサマンカレー(日清食品)
・ぱくぱくパクチー レッドカレーヌードル & ぱくぱくパクチー トムヤムクン風ヌードル(エースコック)
・三島食品監修 ゆかり使用 塩焼そば(エースコック)
・カップヌードル シンガポール風ラクサ(日清食品)
・ラーメン凪 すごい煮干ラーメン(東洋水産)
・サッポロ一番 まぜそば 醤油ダレ(サンヨー食品)
・新王道の一杯 特製中華そば(エースコック)
昨年は各社の技術開発のペースがやや落ちた印象がありましたが、
今年は東洋水産の「正麺 カップ」や日清の「パスタスタイル」など、
麺の技術革新に目を見張るべきものを多く見ることができました!
さらにエースコックやサンヨー食品が実験的な試みを多く見せたことで、
貝や海老などカップ麺の味の幅がより広がったことも印象的でした!
これらの要素が今年の豊作を生んだ大きな要因になってくれましたね!
また、商品開発をストップしていたペヤングが完全復帰したことで、
実験的な新作での競争が来年以降さらに強まることも期待できますね!
長くなりましたが、これにて今年の「カップ麺Award」を終了いたします!
そして、こんな長い記事を最後まで読んでくださりありがとうございました!(゚x/)モッキュリーリ
【関連記事】
・カップ麺Award 2015 Part2
・カップ麺Award 2015 Part1
・カップ麺Award 2014
・カップ麺Award 2013
・カップ麺Award 2012
10位 麺の至宝 とろみ醤油 刀削風麺

第10位はサンヨー食品の「麺の至宝 とろみ醤油 刀削風麺」です!
「刀削風麺」のシリーズからは春に汁なし担々麺が出ましたが、
このときは麺の厚みの違いによってごわごわした食感となるなど、
「刀削風麺」の強みをまだ十分に生かしきれてはいませんでした!
それに対して、今回では麺の左側と右側で厚みを変えることにより、
片側はピラピラとした質感を、もう片側はもっちり感を楽しめるなど、
一つの麺で厚みが違うことを存分に生かした麺へと生まれ変わりました!
とろみ醤油のスープとも相性が良く、これまでにない食感が楽しめる、
今後の様々な商品展開にも期待を持たせる見事な内容でしたね!(=゚ω゚)
9位 珍々亭 油そば 2015年版

9位は東洋水産の「珍々亭 油そば 2015年版」を選びました!
この商品は特別賞にするべきかどうか少し迷ったのですよね!
というのも、2013年のAwardで5位に一度選んでいるのです!
なので、同じ商品を2年後にまた選ぶべきなのか少し迷いましたが、
それでもこの順位で選びたくなる改良が今回はあったのですよね!
油脂の旨さを生かしつつ酸味でさわやかに仕上げるのが、
この「珍々亭 油そば」の最大の魅力となっていますが、
今年は例年に比べて一際豚脂のコクを前面に押し出していて、
それがより骨太な旨さを生み出すことに大きく貢献していました!
カップ油そばとしてはその旨さ、バランスともに頭一つ抜けていて、
油脂の旨さが堪能できながらさっぱり感もあるのがいいですし、
もっちりとした太麺も食べごたえ十分で満足度が実に高いです!
もうすでに毎年の夏頃の定番商品になりつつある存在なので、
カップ油そばが気になるならまずはこの商品をオススメします!(`・ω・´)
8位 カレーの極み チキンカレー 濃厚辛口NOODLE 第13弾 & カレーの極み チキンカレー 濃厚辛口NOODLE 第12弾

8位はローソン限定の日清「カレーの極み チキンカレー 濃厚辛口NOODLE」です!
この商品もここに選ぶべきかちょっと迷ってしまったのですよね!
というのも、自分としては今年初めて食べたカップ麺でありながら、
このシリーズ自体はけっこう前に始まっていたみたいですからね!
しかしながら、この味はここに選ぶしかないと思える見事さでした!
カレーヌードルとしての旨さをしっかり持ち、それでいて辛さもしっかり、
まさに本格カレーヌードルの極みと呼ぶにふさわしい内容となっています!
辛さが強めなので、辛いものが苦手な人は避けたほうがいいレベルですが、
辛いのを我慢しながら頑張って食べる甲斐があるだけの良さがあります!
これはもう発売されるたびに食べるべき商品と言っていいでしょう!(*゚◇゚)
7位 THE NOODLE TOKYO AFURI 限定鶏塩らーめん

7位には日清「THE NOODLE TOKYO AFURI 限定鶏塩らーめん」を選びました!
日清から新たに登場した「THE NOODLE」シリーズの第1弾商品です!
日清の「有名店シリーズ」をさらにレベルアップさせたようなシリーズで、
スープの本格感もさることながら、油揚げ麺としてのネガティブさが皆無な
ストレートで歯切れの良さが光る麺のクオリティの高さも光っています!
「縦型カップ麺でここまでのことができるのか」と思える内容で、
日清の持つ油揚げ麺の技術の高さが余すことなく発揮されています!
今後も最強の縦型カップ麺ブランドとして多くの期待が持てるシリーズです!(*゚ー゚)
6位 カップヌードル パスタスタイル ボンゴレ & カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ

(カップヌードル パスタスタイル ボンゴレ)

(カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ)
6位は日清の「カップヌードル パスタスタイル」の2品を選びました!
「ボンゴレ」も「ボロネーゼ」もどちらも第1弾商品として発売されたものです!
この商品の少し前から「焼すぱ」などのブランドを通じて、
パスタ的な食感を持った油揚げ麺の開発が進んでいましたが、
その完成形がこの「パスタスタイル」と言っていいでしょう!
パスタらしさを備えた油揚げ麺の質の高さも実に見事でしたが、
具としてあさりをしっかり加えたり、粉末スープ→調味油の流れで
ひき肉を炒めた本格感を出すなど麺以外の見どころも非常に多くあり、
カップ麺のあり方に大きな変革をもたらす可能性を見せてくれました!
第2弾ではなく第1弾商品のほうを選んだのは意図するものがあって、
第2弾ではややスナック感が強まって本格度が落ちてしまったので、
より本格的な内容の復活を期待しての第1弾の選出だったりもします!(*゚◇゚)
5位 芳醇香味 塩そば

5位にはエースコックの「芳醇香味 塩そば」を選びました!
これは麺、スープともに本当に素晴らしい内容でしたね!
エースコックがウリにしているもちもっち多加水麺を細麺にした麺は
つるりとした質感でありながら噛むともっちりとした弾力があって、
リアル感のある細麺として他を寄せ付けないほどの強みがありました!
そしてスープは海老油をこれでもかとたっぷり入れることによって、
海老の香ばしさを最後までしっかりと堪能することができるもので、
実験的でありながら王道を思わせる安定感を持った見事な旨さでした!
もちろん海老油が苦手な人はやめておいたほうがいいラーメンでしたが、
海老の香ばしさが好きならこれほど見事なスープは他にないレベルでしたね!
ここ数年のエースコックの技術力の伸びが如何なく発揮された一杯でした!(`・ω・´)
4位 老舗の逸品 神田まつや監修 鴨南ばんそば

4位は日清「老舗の逸品 神田まつや監修 鴨南ばんそば」を選びました!
12月に紹介したばかりの「老舗の逸品」シリーズからの新作ですね!
このあたりの順位まで来るとどれも甲乙つけがたいカップ麺ばかりです!
「THE NOODLE」や「カップヌードル パスタスタイル」もそうでしたが、
この「老舗の逸品」も日清の油揚げ麺の技術の高さが強くうかがえます!
どん兵衛などと比べても一歩・二歩先を行くだけのリアリティのあるそばに、
鴨の旨味、香ばしさを引き出した鴨油の旨さが与える風味が実に素晴らしく、
油揚げ麺のカップ麺でここまでのそばが楽しめるのかと驚嘆させられました!
カップそばではノンフライ麺を使った「手緒里庵」が極めて秀逸ですが、
油揚げ麺ならこの「老舗の逸品」が素晴らしいものを持っていますね!
このシリーズは今後を追っていかないといけないと強く実感しました!(●・ω・)
3位 明星 バリカタ マー油豚骨

3位は明星の「バリカタ マー油豚骨」を選びました!
豚骨に強い明星の面目躍如といった見事な内容でしたね!
このところの明星は大人しい豚骨スープを作る機会が増えましたが、
このときはベースの豚骨スープ自体は優しい方向性でありながらも、
焦がしにんにく油(マー油)をこれでもかと強烈に効かせることで、
「豚骨の明星」の実力が如何なく発揮された素晴らしい一杯になりました!
マー油でマスクされることによって熱さがキープされるスープに、
本物の博多豚骨の麺を彷彿とさせるストレート細麺が絡むことで、
ちょっとしたお店なら逃げ出すぐらいの本格感を見せてくれました!
今後も「豚骨の明星」としての強みを見せる作品に期待したいですね!(=゚ω゚)
さて、残すは今年の2位と1位のカップ麺のみということになりました!
それにしても今年はクオリティの高いカップ麺が実に多く出ましたね!
10~3位の中にも例年なら1位でもおかしくないものがたくさんありますし!
そんな中、いまだ紹介されていないカップ麺が2つ残っているわけですが、
カップ麺に詳しい人ないくつかの商品が浮かんだりもしてることでしょう!
ということで、今年を象徴する2位と1位のカップ麺を紹介したいと思います!
2位 マルちゃん 正麺 カップ 芳醇こく醤油 & マルちゃん 正麺 カップ 香味まろ味噌

(マルちゃん 正麺 カップ 芳醇こく醤油)

(マルちゃん 正麺 カップ 香味まろ味噌)
2位に輝いたのは「マルちゃん 正麺 カップ」から登場した2つの商品です!
今年の純然たる新作の中では、これが1位と言ってしまっていいでしょう!
何より素晴らしかったのはその麺の食感と風味のリアル感ですね!
とりわけ「芳醇こく醤油」の麺が見せてくれた中加水ぐらいの標準的な中華麺を
そのまま再現したかのようなリアルな食感は他の追随を寄せ付けないものでした!
またスープもしっかりと練られていて、具もよくできているなど、
今後のカップ麺のスタンダードの地位を得るにふわさしい内容でした!
麺だけで見るなら、「芳醇こく醤油」の感激度が一歩上でしたが、
「香味まろ味噌」は総合力において醤油に引けを全くとっておらず、
「芳醇こく醤油」と並んで2位に選ぶだけのものがありましたね!
今年最大の注目商品として登場したこの「正麺 カップ」でしたが、
その注目度の高さに負けない惜しみない賞賛に値する内容でした!(`・ω・´)
1位 地域の名店シリーズ もちもちの木 中華そば

1位には「地域の名店シリーズ もちもちの木 中華そば」が輝きました!
セブンイレブンの限定商品で、製作を担当しているのは明星です!
この商品はもっと以前から定期的に発売されていた商品ということで、
Awardに選ぶことについては多少迷ってしまうところもあったのですが、
自分としてはこれを食べたのが今年が初めてだったということに加えて、
1位以外の順位でこれを選ぶという選択肢が見えなかったのですよね!
これまでに食べてきたカップ麺の中でも1位か2位に入る内容ですし、
魚介のリアルな旨味をとことんまで引き出し、油脂の層を作ることで
熱さをキープさせたスープのクオリティは非の打ちどころがないもので、
細めながらももちもち感をしっかりと持たせた麺も実に秀逸な内容で、
総合力という点でこのカップ麺の右に出るものは見当たらないほどです!
さらに具にはカップ麺としては珍しい穂先メンマが大量に入るなど、
どの点を取ってもカップ麺の限界点に近いクオリティを備えています!
このカップ麺は1月に紹介してから、12月にも再び食べましたが、
やはり1位にふさわしいという結論が揺らぐことはありませんでした!(●・ω・)
ということで、今年の10~1位の紹介もこれで終わりとなりました!
さらに今年は最終的にベスト20からは漏れてしまったものの
その候補に上がった商品も「優秀作品」として紹介いたします!
[優秀作品賞](紹介が早かった順に並べています)
・カップヌードル チーズポタージュヌードル(日清食品)
・麺ニッポン 近江ちゃんぽん(日清食品)
・日清焼すぱ 下町ナポリタン(日清食品)
・海の塩ラーメン(サンヨー食品)
・日清 麺職人 香るしじみだし醤油(日清食品)
・カップヌードル マッサマンカレー(日清食品)
・ぱくぱくパクチー レッドカレーヌードル & ぱくぱくパクチー トムヤムクン風ヌードル(エースコック)
・三島食品監修 ゆかり使用 塩焼そば(エースコック)
・カップヌードル シンガポール風ラクサ(日清食品)
・ラーメン凪 すごい煮干ラーメン(東洋水産)
・サッポロ一番 まぜそば 醤油ダレ(サンヨー食品)
・新王道の一杯 特製中華そば(エースコック)
昨年は各社の技術開発のペースがやや落ちた印象がありましたが、
今年は東洋水産の「正麺 カップ」や日清の「パスタスタイル」など、
麺の技術革新に目を見張るべきものを多く見ることができました!
さらにエースコックやサンヨー食品が実験的な試みを多く見せたことで、
貝や海老などカップ麺の味の幅がより広がったことも印象的でした!
これらの要素が今年の豊作を生んだ大きな要因になってくれましたね!
また、商品開発をストップしていたペヤングが完全復帰したことで、
実験的な新作での競争が来年以降さらに強まることも期待できますね!
長くなりましたが、これにて今年の「カップ麺Award」を終了いたします!
そして、こんな長い記事を最後まで読んでくださりありがとうございました!(゚x/)モッキュリーリ
【関連記事】
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・カップ麺Award 2015 Part1
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takaさん、こんばんは!
自分はたしかダイエットの関係で前半は1日1個で、
年の中頃以降から1日2個に移行した感じでしたね!
そうしないと在庫が減らないというのもありましたし、
1日1個だと痩せすぎるという問題も出てきましたので!
なので、もしかすると来年はさらに数が増えるかもですね!
もっとお米を食べる機会を増やすというのもアリなのですが!(=゚ω゚)
「はじめ屋」と「また食べ~」はtakaさんが注目しそうな気はしました!笑
自分はそこまで機能性や健康志向を気にするタイプではないので、
それでもランキング入りしたというのはかなりのものでしたね!
「はじめ屋」は麺・スープともに風味だけでも高評価でしたし、
「また食べ」は化学調味料無添加であることをマイナスに感じさせず、
むしろ無化調だからこそ出せる良さがあったのが見事でした!
今週新商品も出たので、そちらも早く押さえたいところですね!
「トリュフ」は凄いとは思いつつもインパクトが強すぎると
感じた部分もあって、好みだけで見ると上位ではなかったのです(;゚◇゚)
でも、そこを上手く緩和した「醤油そば」版は実に見事で、
貝スープの旨さをストレートに堪能できたのですよね!
そういえば「だるま」も久しく食べていないですね;
このところ新作が少ないのでセブン系をときどき買ってますが、
「だるま」もまた見かけたらぜひとも買っておきたいですね!
ただ、以前のインパクトが弱まっているのは残念ではありますが;
明星にはやっぱり攻めの豚骨の姿勢を取り戻してほしいですよね!
「もちもちの木」に関してはほんとにスキのない内容ですよね!
麺のもちもち感、アツアツのスープに魚介のリアルな風味、
そして大量の穂先メンマと、カップ麺の枠を超えています!
下手なリニューアルをしないという点も好印象ですね!
>総評は「★9+」です
これはもう前代未聞と言えるほどの素晴らしい評価ですね!
でもこのカップ麺にはそれだけの価値が十分あると思います!(`・ω・´)
それにしても今年のカップ麺は非常に充実してましたね!
ぜひとも来年もこの勢いを維持してほしいものです!
そういえばこのランキングの中には11月以降の商品も多いので、
takaさんがまだ食べてないのもいくつかありそうですね!
そのあたりもぜひ楽しみながら食べてくださいませ!
ではでは、コメントありがとうございましたっ!(゚x/)
自分はたしかダイエットの関係で前半は1日1個で、
年の中頃以降から1日2個に移行した感じでしたね!
そうしないと在庫が減らないというのもありましたし、
1日1個だと痩せすぎるという問題も出てきましたので!
なので、もしかすると来年はさらに数が増えるかもですね!
もっとお米を食べる機会を増やすというのもアリなのですが!(=゚ω゚)
「はじめ屋」と「また食べ~」はtakaさんが注目しそうな気はしました!笑
自分はそこまで機能性や健康志向を気にするタイプではないので、
それでもランキング入りしたというのはかなりのものでしたね!
「はじめ屋」は麺・スープともに風味だけでも高評価でしたし、
「また食べ」は化学調味料無添加であることをマイナスに感じさせず、
むしろ無化調だからこそ出せる良さがあったのが見事でした!
今週新商品も出たので、そちらも早く押さえたいところですね!
「トリュフ」は凄いとは思いつつもインパクトが強すぎると
感じた部分もあって、好みだけで見ると上位ではなかったのです(;゚◇゚)
でも、そこを上手く緩和した「醤油そば」版は実に見事で、
貝スープの旨さをストレートに堪能できたのですよね!
そういえば「だるま」も久しく食べていないですね;
このところ新作が少ないのでセブン系をときどき買ってますが、
「だるま」もまた見かけたらぜひとも買っておきたいですね!
ただ、以前のインパクトが弱まっているのは残念ではありますが;
明星にはやっぱり攻めの豚骨の姿勢を取り戻してほしいですよね!
「もちもちの木」に関してはほんとにスキのない内容ですよね!
麺のもちもち感、アツアツのスープに魚介のリアルな風味、
そして大量の穂先メンマと、カップ麺の枠を超えています!
下手なリニューアルをしないという点も好印象ですね!
>総評は「★9+」です
これはもう前代未聞と言えるほどの素晴らしい評価ですね!
でもこのカップ麺にはそれだけの価値が十分あると思います!(`・ω・´)
それにしても今年のカップ麺は非常に充実してましたね!
ぜひとも来年もこの勢いを維持してほしいものです!
そういえばこのランキングの中には11月以降の商品も多いので、
takaさんがまだ食べてないのもいくつかありそうですね!
そのあたりもぜひ楽しみながら食べてくださいませ!
ではでは、コメントありがとうございましたっ!(゚x/)
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> 1年の食事の約半分をカップ麺とラーメンが占めたようです!
たしかに喜んでいい数字なのか葛藤してしまいますよね(笑)
ちなみに自分は1日2食が基本なんですけど、
今年は1年の食事の約半分をカップ麺が占めましたw
ふむふむ、相変わらず興味深いランキングですね。
「はじめ屋」のランクインが個人的に嬉しかったです(笑)
「また食べたくなるラーメン 柚子香る塩味」
これもヘビーローテションしましたからね!(数ケースw)
あとは「金色不如帰」のランクインですが、
あの衝撃的だった初版の「トリュフ香る塩そば」ではなく
2作目として発売された「醤油そば」だったのは少し意外でした。
これまだ食べてないんですよね…楽しみ!
1位は確実に納得です!
私は今まで同シリーズの「だるま」が
最も印象的なカップ麺として王座に君臨してたんですけど、
リニューアルによって大幅な弱体化を感じてしまって…
しかし、「もちもちの木」は
リニューアル後も色褪せることなく、
改めて食べてクオリティの高さに唸りました。
余裕でカップ麺の垣根を越えていて、
再現系で本物っぽさを追求したらダントツかと。
まだ記事にはしていませんが、総評は「★9+」です。