麺家うえだ 焦がし風特濃(カップ版)

11/23発売の東洋水産「麺家うえだ 焦がし風特濃」を食べました!
「麺家うえだ」の再現カップはときどき東洋水産から出ますね

麺家うえだ 焦がし風特濃(カップ版)

「麺家うえだ」の東洋水産による再現系のカップ麺というと、
Yahoo!の企画で準優勝となって発売されたものがありましたが、
それがこのブログで最も酷評したカップ麺になったのですよね;

ただ、その1年半ぐらい後に発売された商品の内容はなかなかのもので、
東洋水産の縦型カップでの再現系の安定感の向上も見せてくれました!

今回の商品名の「焦がし風特濃」がYahoo!の企画のときのものと
全く同じというのがちょっとした不安を煽ってはくれますが!(;゚ω゚)

麺家うえだ 焦がし風特濃(カップ版)(内容物)

これを見るに、具材はなかなか充実してると見て良さそうです!

あとは東洋水産の縦型のネックである主張の強い油揚げ麺の影響と、
Yahoo!の企画の際に見られた調味油とのバランスに注目ですかね!

麺家うえだ 焦がし風特濃(カップ版)(できあがり)

規定までお湯を入れたのに驚くほどに麺が吸水してくれますね;
味は濃くなかったので、お湯の量ではなくやはり麺の吸水のようです!

さて、まずはスープですが・・・おっ、焦がしの風味がいいじゃないですか!(●・ω・)

焦がし醤油の香ばしさや強めの豚骨スープと量の多い油脂と絡むことで、
焼いた肉から感じられるのと同種の香ばしさがスープに宿っています!

また、Yahoo!の企画のときのような過剰な油脂感にはなっておらず、
パンチは強めながらも嫌味にならない範囲の油脂の主張となっています!

フライドガーリックの香ばしさも焦がしと上手く合っていますね!

そしてここに魚粉などに由来した魚介の旨味も加わってきます!

強めの動物系スープと魚粉によるパンチの効いた魚介の旨味と、
主張の強さをぶつけ合うような力強い組み合わせになっています!

このラーメンに関しては、どちらかといえば動物系が優位ですけども!

何年か前は東洋水産の再現カップは非常に問題が多かったのですが、
最近はスープの表現に関してはなかなかの安定感を見せるのですよね!

今回も焦がしの特徴といい、ベースのスープといいよくできています!

麺に関しては「本気盛」風なので相変わらずではあるのですけども;

スープの原材料はポークエキス、植物油、ラード、食塩、でん粉、醤油、
砂糖、粉末さばぶし、粉末かつおぶし、香味油脂、香辛料などです!

Yahoo!のときは豚脂が植物油よりも前に出る構成だったので、
やはり重さなどを考慮して配合は変えてあるみたいですね!

麺は「本気盛」シリーズを彷彿とさせる厚みのある平打ち油揚げ麺です!(*゚◇゚)

やや表面が硬めの「本気盛」らしい無骨さにあふれる食感で、
なおかつ油揚げ麺の香りもかなり強めの麺ではあるのですが、
今回はスープが強いので麺が邪魔になる感じはなかったですね!

やはり「本気盛」風の麺は主張の強いスープに合うようです!

東洋水産の縦型カップ麺は麺の本格度に関しては基本的に低いので、
「スープを殺さなければOK」ぐらいの気持ちで食べるのがいいです!

あまり高い期待を持って食べてしまうと「うーん;」となりますので!

麺の量は80gと多めで、カロリーは506kcalとけっこう高いです!
脂質は22.9gで、麺量を考えてもやや高めの数字と言えますね!

具は豚肉、キャベツ、フライドガーリック、ねぎとなっています!

豚肉は量も多く、東洋水産らしいリアルな肉らしさが備わっていて、
東洋水産の持っている具に対する強みがしっかりと発揮されています!

キャベツはそれほど量も多くはなく、ややおまけ的な感じですね!

フライドガーリックは具というよりは細かい粒状になっていて、
ジャンク感より香ばしさをスープに与える役割を果たしています!

方向性はYahoo!のときと同じながらその完成度は明確に上がっていて、
バランスの調整次第で印象がこれだけ変わるのだと思わせてくれました!

ただ、一方で東洋水産の縦型にありがちな弱点もあったりしました!(*゚◇゚)

東洋水産の縦型カップはその商品によって、お湯を入れても
表面の粉末スープが溶け切らずに残ってしまうケースがあり、
その真下の麺がほとんど戻らないことがあったりするのですよね!

今回はそのことにすぐに気付いてつついて麺をお湯に沈めましたが、
一度こうなると粉末スープが固まって溶けにくくなってしまうため、
その後も麺をつついたりひっくり返したりしないといけなくなります;

このあたりの問題はさすがに解決してほしいところではありますね!

そういった欠点はありながらも焦がしの旨さは十分に味わえました!(゚x/)モッキュリー

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テーマ : カップめん | ジャンル : グルメ

コメント

 
た、たしかに酷評されてますね…

でも、かーとさんが酷評するなんて、
自分としては新鮮味を感じる記事で面白かったです(笑)

今回は大丈夫みたいですね!
粉末スープの問題と麺の吸水率は相変わらずのようですが…

自分は「本気盛」の麺が好きなので、
バランスそっちのけになるときも多々…
記事化するときは要注意な油揚げ麺です(汗)

> 東洋水産の縦型カップ麺は麺の本格度に関しては基本的に低いので、
> 「スープを殺さなければOK」ぐらいの気持ちで食べるのがいいです!
まさにwww このスタンスが大切ですね!(笑)

ちなみに今回のような場合だと
撮影時間を考慮して早めにフタを開けたら
なかなか麺が凄いことになってますよねw
takaさん、こんにちは!

酷評している割に迫力のない海原雄山から始まったり、
厳しいのだか厳しくないのだかわからなくなってますが!笑

スープの味という点では今回は文句はなかったですね!

お店の特徴である「焦がし」もよく効いてましたし、
調味油も全体の邪魔をせずに味を高めてくれていて、
なおかつ麺も暴れながらもマイナスではなかったですし!

粉末スープ問題はさすがに何とかしてほしいところですね;
以前の「大島」の味噌ラーメンが中でも特にひどかったですが;

「本気盛」系のカップって粉末スープが溶け残りやすく、
おまけに麺がお湯の上側に浮いてきやすかったりするので、
普通に待たずにときどき箸でつつくようにしてたりします!(゚◇゚)

普通に待つと「あぁっ! 上のほうが全く戻ってない!」
なんていうことになってしまうことがザラですから!笑

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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