カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ
「カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ」を食べました!
カップヌードルから出たパスタを意識した新シリーズですね!
イタリアでは84%の人がパスタと認めなかったということで、
「イタリア人が認めなかったパスタ」というセルフパロディ的な
キャッチフレーズがつけられているのもちょっとした特徴です!(*゚ー゚)

今年発売された「焼すぱ」や「U.F.O. たらこ」をはじめとして、
このところパスタ色の強い油揚げ麺の商品が増えていましたが、
この新作もその流れの中にあると言って良さそうではあります!
湯戻し時間も「焼すぱ」と同じく5分として設定されています!
「焼すぱ」などで麺のクオリティの高さは既にわかってますし、
パスタそのものと呼べるだけのリアル感までは期待できなくても、
カップ麺として満足できる内容であることは期待できそうです!

5分待ってお湯を捨てた後、まず粉末ソースを入れて少しまぜ、
最後に調味油を入れてしっかりとまぜると完成となります!
日清の粉末ソース系のカップ焼そばは他社のものとは違って、
粉末ソースを先に入れる仕様になっているので注意が必要です!
まずはその味ですが・・・うん、ボロネーゼらしい味ですね!
ボロネーゼは端的に言うとミートソースのことではありますが、
日本ではミートソースというとトマトソース色が強いものを、
ボロネーゼというとトマトがやや控えめでひき肉が多めに入り、
風味の面でも肉の要素が強いものを指すことが一般的です!
こちらのそのボロネーゼの路線を狙っていることがわかります!
粉末ソースはトマトにチーズ的な風味を合わせたものですが、
調味油がボロネーゼソースを作る際にひき肉から出た油脂と
トマトソースの風味が合わさったあの風味を強く持っています!
これによってボロネーゼらしいまったり感が再現されています!
この調味油は非常に上手く作られているなぁと思わされました!
しかも牛脂を惜しまずたっぷりと使ってきたことも好印象ですね!
それによって牛ひき肉を思わせる旨さがしっかりと出ています!(●・ω・)
ソースの原材料は牛脂、トマトパウダー、香味油、植物油脂、食塩、香辛料です!
麺はやはり「焼すぱ」の流れを汲んだ油揚げ麺となっています!
太さと形状はスパゲッティらしく、食感もパスタに近いプリンとした
弾けるような質感を強く感じさせるのが大きな特徴となっています!
もちろんパスタのリアル感と比べようとすると無理がありますが、
「油揚げ麺によるパスタの再現」として見れば十分な内容です!
「油揚げ麺でここまでやれるのか」と思わせてくれるものですね!
湯戻し時間については30秒ほど短くしてもいいかもしれないです!
麺の量は75gで、カロリーは447kcalとなっています!
脂質は21.5gで、やや高めの数字といったところですね!
でも調味油なくしてこの味を出すことはできないでしょうし、
これぐらいの数字であればそれほど気にしなくていいでしょう!
具はひき肉、玉ねぎ、にんじんというボロネーゼらしい構成です!
写真では具材がずいぶんと少なく見えてしまっていますが、
実際にはひき肉も玉ねぎもけっこう多めに入っています!
その主役のひき肉ですが・・・これは実に秀逸なのですよね!(=゚ω゚)
カップ麺の乾燥具材でこれだけのリアル感はなかなかないですね!
やわらかな食感もいいですが、牛を感じさせる風味が絶妙で、
調味油をまとうことで本物に近い旨さの再現に成功しています!
どうしてもまぜる過程で下のほうにたまりがちではありますが、
ときどき下からすくって食べると全体のリアル感も上がります!
このカップ麺がボロネーゼらしさを演出するという点において、
このひき肉が果たしている役割は非常に大きいと言えますね!
具材をおざなりにしなかったことが大きなプラスになっています!
また玉ねぎも風味が良く、ボロネーゼらしさを出すのに貢献しています!
「油揚げ麺による縦型カップでのパスタの再現」という枠で見れば、
極めて高い完成度を誇っていると言っていい内容だったと思います!
一方で大きな弱点もあって、それはまぜにくいという点です!
自分は粉末ソース系の汁なし系カップ麺を作るときには
お湯を捨てる少し前にカップに箸を入れて軽くまぜておき、
なおかつ湯切りもやや甘めにしてまぜやすくするのですが、
それでもまぜにくさが感じられたのはやはり弱点と言えます!
こういった工夫をしない場合はもっとまぜにくいでしょうし!(*゚◇゚)
この商品は日清にとってかなり意義深いものでもあるはずで、
そこでカップヌードルから出すことを選んだと思われますが、
それがまぜにくい形状につながったという側面も否めません!
新ブランドとして出すか、カップヌードルとして出すかによって、
注目度が大きく変わってくるのは仕方ないところではありますしね!
それは「カップヌードルごはん」が明確に証明していますし!
定着に成功したら、容器も少しずつ改善してほしいところです!
これまでカップ麺におけるパスタの市場はそれほど大きくなく、
「Spa王」と「デュラムおばさん」でパイを食い合うだけでしたが、
この商品の登場がどのように影響するかは見ものではありますね!
単に先行の2商品とシェアを奪い合うだけになってしまうのか、
それともカップパスタ市場の拡大に寄与することになるのか、
あるいはこの商品がただコケるだけで終わってしまうのか、
そういったところまで含めて興味がつきない商品ではあります!
間違いなく一度は食べてみるだけの価値のある商品ですね!(゚x/)モキュルーン
【関連記事】
・カップヌードル 総合メニュー
カップヌードルから出たパスタを意識した新シリーズですね!
イタリアでは84%の人がパスタと認めなかったということで、
「イタリア人が認めなかったパスタ」というセルフパロディ的な
キャッチフレーズがつけられているのもちょっとした特徴です!(*゚ー゚)

今年発売された「焼すぱ」や「U.F.O. たらこ」をはじめとして、
このところパスタ色の強い油揚げ麺の商品が増えていましたが、
この新作もその流れの中にあると言って良さそうではあります!
湯戻し時間も「焼すぱ」と同じく5分として設定されています!
「焼すぱ」などで麺のクオリティの高さは既にわかってますし、
パスタそのものと呼べるだけのリアル感までは期待できなくても、
カップ麺として満足できる内容であることは期待できそうです!

5分待ってお湯を捨てた後、まず粉末ソースを入れて少しまぜ、
最後に調味油を入れてしっかりとまぜると完成となります!
日清の粉末ソース系のカップ焼そばは他社のものとは違って、
粉末ソースを先に入れる仕様になっているので注意が必要です!
まずはその味ですが・・・うん、ボロネーゼらしい味ですね!
ボロネーゼは端的に言うとミートソースのことではありますが、
日本ではミートソースというとトマトソース色が強いものを、
ボロネーゼというとトマトがやや控えめでひき肉が多めに入り、
風味の面でも肉の要素が強いものを指すことが一般的です!
こちらのそのボロネーゼの路線を狙っていることがわかります!
粉末ソースはトマトにチーズ的な風味を合わせたものですが、
調味油がボロネーゼソースを作る際にひき肉から出た油脂と
トマトソースの風味が合わさったあの風味を強く持っています!
これによってボロネーゼらしいまったり感が再現されています!
この調味油は非常に上手く作られているなぁと思わされました!
しかも牛脂を惜しまずたっぷりと使ってきたことも好印象ですね!
それによって牛ひき肉を思わせる旨さがしっかりと出ています!(●・ω・)
ソースの原材料は牛脂、トマトパウダー、香味油、植物油脂、食塩、香辛料です!
麺はやはり「焼すぱ」の流れを汲んだ油揚げ麺となっています!
太さと形状はスパゲッティらしく、食感もパスタに近いプリンとした
弾けるような質感を強く感じさせるのが大きな特徴となっています!
もちろんパスタのリアル感と比べようとすると無理がありますが、
「油揚げ麺によるパスタの再現」として見れば十分な内容です!
「油揚げ麺でここまでやれるのか」と思わせてくれるものですね!
湯戻し時間については30秒ほど短くしてもいいかもしれないです!
麺の量は75gで、カロリーは447kcalとなっています!
脂質は21.5gで、やや高めの数字といったところですね!
でも調味油なくしてこの味を出すことはできないでしょうし、
これぐらいの数字であればそれほど気にしなくていいでしょう!
具はひき肉、玉ねぎ、にんじんというボロネーゼらしい構成です!
写真では具材がずいぶんと少なく見えてしまっていますが、
実際にはひき肉も玉ねぎもけっこう多めに入っています!
その主役のひき肉ですが・・・これは実に秀逸なのですよね!(=゚ω゚)
カップ麺の乾燥具材でこれだけのリアル感はなかなかないですね!
やわらかな食感もいいですが、牛を感じさせる風味が絶妙で、
調味油をまとうことで本物に近い旨さの再現に成功しています!
どうしてもまぜる過程で下のほうにたまりがちではありますが、
ときどき下からすくって食べると全体のリアル感も上がります!
このカップ麺がボロネーゼらしさを演出するという点において、
このひき肉が果たしている役割は非常に大きいと言えますね!
具材をおざなりにしなかったことが大きなプラスになっています!
また玉ねぎも風味が良く、ボロネーゼらしさを出すのに貢献しています!
「油揚げ麺による縦型カップでのパスタの再現」という枠で見れば、
極めて高い完成度を誇っていると言っていい内容だったと思います!
一方で大きな弱点もあって、それはまぜにくいという点です!
自分は粉末ソース系の汁なし系カップ麺を作るときには
お湯を捨てる少し前にカップに箸を入れて軽くまぜておき、
なおかつ湯切りもやや甘めにしてまぜやすくするのですが、
それでもまぜにくさが感じられたのはやはり弱点と言えます!
こういった工夫をしない場合はもっとまぜにくいでしょうし!(*゚◇゚)
この商品は日清にとってかなり意義深いものでもあるはずで、
そこでカップヌードルから出すことを選んだと思われますが、
それがまぜにくい形状につながったという側面も否めません!
新ブランドとして出すか、カップヌードルとして出すかによって、
注目度が大きく変わってくるのは仕方ないところではありますしね!
それは「カップヌードルごはん」が明確に証明していますし!
定着に成功したら、容器も少しずつ改善してほしいところです!
これまでカップ麺におけるパスタの市場はそれほど大きくなく、
「Spa王」と「デュラムおばさん」でパイを食い合うだけでしたが、
この商品の登場がどのように影響するかは見ものではありますね!
単に先行の2商品とシェアを奪い合うだけになってしまうのか、
それともカップパスタ市場の拡大に寄与することになるのか、
あるいはこの商品がただコケるだけで終わってしまうのか、
そういったところまで含めて興味がつきない商品ではあります!
間違いなく一度は食べてみるだけの価値のある商品ですね!(゚x/)モキュルーン
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