大阪麺哲 盛り(2015年6月)
2週連続で東梅田にある「大阪麺哲」に行ってきました!
そろそろ「山」が終わるので「山」狙いで行ったのですが、
一足早くこの日の昼営業で「山」は終わっていたようです!
しかしそこから間髪入れず次の「盛り」が始まっていたので、
幸運にも提供開始初日に「盛り」を食べることができました!
「山」終了と「盛り」開始の間にラグがなくて良かったです!
ちなみに「山」は自然薯を使った春向けの限定メニューです!
ちなみに「山」は「盛り」から派生して生まれたそうで、
自然薯以外は「盛り」と材料が共通している部分が多く、
それがスムーズな切り替えができる理由なのでしょうね!
「盛り」の麺量は3玉まで選べるので、3玉で注文しました!(*゚ー゚)

つやっとした麺の上に直前に焼かれた大ぶりの肉が乗ります!
縦長カットのねぎ、小口切りのねぎ、柚子胡椒も添えられます!
麺をよく見ると、やや色が濃いめで黒いごく小さな粒が見えます!
この「盛り」の麺はラーメン向けに使われている麺とはまた違って、
国産玄麦8割、プライムハード2割の配合で打たれた麺となっています!
この日の麺は「山」に使われていたものと同じとの話もありますが、
自分は「山」を食べたことがないのでそのあたりは判別ができなく、
また「山」と「盛り」の麺はおそらく配合なども似ているはずなので、
公式に解説されている「盛り」の麺の配合に準拠して書いています!
玄麦(げんばく)を使っている麺というのは非常に面白いですよね!
全粒粉や焙煎小麦を使った麺というのは最近はよく聞きますが、
玄麦を使った麺というのは今まであまり聞いたことがないです!
その麺ですが玄麦が入ることでややぽそっとするのかと思いきや、
いやいやそんなことは全くなく、その弾力たるや絶妙の一言です!
氷水でキンキンに締めるわけではないので表面が硬くなりすぎず、
歯に触れる瞬間のむにっとした質感からプリンとほどよく弾ける、
手で持って伸ばしてもそう簡単には切れない見事な弾力の麺です!
この弾力だけでも極めて満足度が高いのですが、風味が凄いです!
口に入れた瞬間に香ばしさが広がり、つい麺だけで食べてしまいます!
3玉注文するなら、最初の0.5玉ぐらいは麺だけで食べてもいいほどです!
麺哲は「麺を食べてもらう」ことをテーマに置いているお店ですが、
そのコンセプトを雄弁すぎるほどに語っているメニューと言えますね!
とにかく麺が旨い、というのがこの「盛り」の最大の印象でしたから!(`・ω・)+
すすり心地の良さ、口の中に広がる香り、絶妙な弾力と、
主役を張るにふさわしいスキのない麺となっています!
ちなみに一見するとそこまで麺量が多くないように見えますが、
実際はかなり高さがあって食べ終わりには満腹状態になりました!
なので、3玉で注文すればこれだけで十分な量が食べられます!
そしてつけつゆですが、この「盛り」は夏向けということで、
通常のつけ麺とは違い、このつけつゆも冷たくなっています!
なので、ざるそばをベースにイメージするとわかりやすいです!
その「盛り」のつけつゆですが、この味もまた見事なものでしたね!
和風だしが基本なので、その味もざるそばのつゆに近いですが、
かえしといい、だしの香り高さといい、完成度が実に高いです!
じっくり寝かされたかえしは醤油の旨さをしっかり出しながら、
鋭さは皆無で丸く、ほどよい甘さとだしの旨さを湛えています!(*゚◇゚)
それをラーメンのスープで割り、カツオ、サバのだしを合わせて、
鶏のコクとだしの香りの高さが合わさるつゆになっています!
ラーメンのスープは節系よりも昆布の存在感が強かったですが、
こちらは節系の旨味と香りの立ち方が前面に出されています!
麺はこのつゆに完全に浸すよりも半分ぐらいまでにとどめると、
麺の香りとつゆの香りとその旨さがバランス良くまとまります!
トッピングのチャーシューは直前にフライパンで軽く焼かれます!
このチャーシューは火の通し具合もしっかり考えられていて、
ちょうどしっとりとした質感になるように調整されています!
また軽く胡椒が振られていて、ラーメンらしさを感じさせます!
興味深いのは冷やしだからといって冷たいチャーシューではなく、
むしろ直前に少し熱を加えたチャーシューをあえて乗せる点です!
これはチャーシューの脂が硬くならないようにという狙いとともに、
チャーシューの脂を少し染み出させる意図もあるように感じました!(=゚ω゚)
というのも、実際に麺の下のほうにちょっと脂が滲み出ていたので、
それを麺と絡めてみると全体の表情もまた軽く変化したのですよね!
なので、前半は普通に食べて、後半は麺とその脂を絡めることで、
風味に厚みを加えて楽しむのが一つの流れなのかもしれません!
ここはざるそばなどの和風麺とは違ったポイントでもありますね!
さて、薬味の柚子胡椒ですが、これがこの肉とよく合うのですよね!
つけつゆに入れたり、麺につけて食べるのが基本だとは思いますが、
肉との相性がいいので、肉につけるのもかなりオススメできます!
今回はまだそこまで暑くなってない時期での「盛り」でしたが、
8月ぐらいのひどく暑い日あたりにまた食べに行きたいですね!
今回の麺と少し違いがあるのかもまた確かめてみたいですし!
麺の旨さを十分すぎるほどに堪能させてくれるメニューでした!(゚x/)モキウッ
お店の住所と地図 大阪府大阪市北区曾根崎2-10-27
【関連記事】
・大阪麺哲 盛り
・大阪麺哲 肉醤油雲呑
そろそろ「山」が終わるので「山」狙いで行ったのですが、
一足早くこの日の昼営業で「山」は終わっていたようです!
しかしそこから間髪入れず次の「盛り」が始まっていたので、
幸運にも提供開始初日に「盛り」を食べることができました!
「山」終了と「盛り」開始の間にラグがなくて良かったです!
ちなみに「山」は自然薯を使った春向けの限定メニューです!
ちなみに「山」は「盛り」から派生して生まれたそうで、
自然薯以外は「盛り」と材料が共通している部分が多く、
それがスムーズな切り替えができる理由なのでしょうね!
「盛り」の麺量は3玉まで選べるので、3玉で注文しました!(*゚ー゚)

つやっとした麺の上に直前に焼かれた大ぶりの肉が乗ります!
縦長カットのねぎ、小口切りのねぎ、柚子胡椒も添えられます!
麺をよく見ると、やや色が濃いめで黒いごく小さな粒が見えます!
この「盛り」の麺はラーメン向けに使われている麺とはまた違って、
国産玄麦8割、プライムハード2割の配合で打たれた麺となっています!
この日の麺は「山」に使われていたものと同じとの話もありますが、
自分は「山」を食べたことがないのでそのあたりは判別ができなく、
また「山」と「盛り」の麺はおそらく配合なども似ているはずなので、
公式に解説されている「盛り」の麺の配合に準拠して書いています!
玄麦(げんばく)を使っている麺というのは非常に面白いですよね!
全粒粉や焙煎小麦を使った麺というのは最近はよく聞きますが、
玄麦を使った麺というのは今まであまり聞いたことがないです!
その麺ですが玄麦が入ることでややぽそっとするのかと思いきや、
いやいやそんなことは全くなく、その弾力たるや絶妙の一言です!
氷水でキンキンに締めるわけではないので表面が硬くなりすぎず、
歯に触れる瞬間のむにっとした質感からプリンとほどよく弾ける、
手で持って伸ばしてもそう簡単には切れない見事な弾力の麺です!
この弾力だけでも極めて満足度が高いのですが、風味が凄いです!
口に入れた瞬間に香ばしさが広がり、つい麺だけで食べてしまいます!
3玉注文するなら、最初の0.5玉ぐらいは麺だけで食べてもいいほどです!
麺哲は「麺を食べてもらう」ことをテーマに置いているお店ですが、
そのコンセプトを雄弁すぎるほどに語っているメニューと言えますね!
とにかく麺が旨い、というのがこの「盛り」の最大の印象でしたから!(`・ω・)+
すすり心地の良さ、口の中に広がる香り、絶妙な弾力と、
主役を張るにふさわしいスキのない麺となっています!
ちなみに一見するとそこまで麺量が多くないように見えますが、
実際はかなり高さがあって食べ終わりには満腹状態になりました!
なので、3玉で注文すればこれだけで十分な量が食べられます!
そしてつけつゆですが、この「盛り」は夏向けということで、
通常のつけ麺とは違い、このつけつゆも冷たくなっています!
なので、ざるそばをベースにイメージするとわかりやすいです!
その「盛り」のつけつゆですが、この味もまた見事なものでしたね!
和風だしが基本なので、その味もざるそばのつゆに近いですが、
かえしといい、だしの香り高さといい、完成度が実に高いです!
じっくり寝かされたかえしは醤油の旨さをしっかり出しながら、
鋭さは皆無で丸く、ほどよい甘さとだしの旨さを湛えています!(*゚◇゚)
それをラーメンのスープで割り、カツオ、サバのだしを合わせて、
鶏のコクとだしの香りの高さが合わさるつゆになっています!
ラーメンのスープは節系よりも昆布の存在感が強かったですが、
こちらは節系の旨味と香りの立ち方が前面に出されています!
麺はこのつゆに完全に浸すよりも半分ぐらいまでにとどめると、
麺の香りとつゆの香りとその旨さがバランス良くまとまります!
トッピングのチャーシューは直前にフライパンで軽く焼かれます!
このチャーシューは火の通し具合もしっかり考えられていて、
ちょうどしっとりとした質感になるように調整されています!
また軽く胡椒が振られていて、ラーメンらしさを感じさせます!
興味深いのは冷やしだからといって冷たいチャーシューではなく、
むしろ直前に少し熱を加えたチャーシューをあえて乗せる点です!
これはチャーシューの脂が硬くならないようにという狙いとともに、
チャーシューの脂を少し染み出させる意図もあるように感じました!(=゚ω゚)
というのも、実際に麺の下のほうにちょっと脂が滲み出ていたので、
それを麺と絡めてみると全体の表情もまた軽く変化したのですよね!
なので、前半は普通に食べて、後半は麺とその脂を絡めることで、
風味に厚みを加えて楽しむのが一つの流れなのかもしれません!
ここはざるそばなどの和風麺とは違ったポイントでもありますね!
さて、薬味の柚子胡椒ですが、これがこの肉とよく合うのですよね!
つけつゆに入れたり、麺につけて食べるのが基本だとは思いますが、
肉との相性がいいので、肉につけるのもかなりオススメできます!
今回はまだそこまで暑くなってない時期での「盛り」でしたが、
8月ぐらいのひどく暑い日あたりにまた食べに行きたいですね!
今回の麺と少し違いがあるのかもまた確かめてみたいですし!
麺の旨さを十分すぎるほどに堪能させてくれるメニューでした!(゚x/)モキウッ
お店の住所と地図 大阪府大阪市北区曾根崎2-10-27
【関連記事】
・大阪麺哲 盛り
・大阪麺哲 肉醤油雲呑
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takaさん、こんばんは!
「山」のビジュアルはすごいですよ!
事前情報なしに見たら「とろろを大量に使って
中央に卵黄を落としたとろろご飯」にしか見えないですから!
おそらくはとろろそばが着想のベースだとは思いますが、
ここのお店の麺と、さらに上質のだしやかえしが合わさると考えると、
出会えるであろう来年まで待てなくなってきます!
つけ麺などの汁と麺が別に出てくるタイプでは、
まず最初に麺だけを味わうようにしています!(●・ω・)
しかもここの麺はその状態でも非常においしいのですよね!
つゆなしで食べ過ぎてしまいそうになるほどです!
食事は普段はひたすら節制を心がけてますが、
ラーメン屋さんに行くときだけ多少リミットを解除します!
でも基本的に少食なので限界値は低めですが!
一応の目安としては、
・汁あり、あっさり系 → 替え玉、大盛あり
・汁あり、こってり系 → 普通に1杯食べるだけ
・つけ麺、あっさり系 → 麺400gを上限
・つけ麺、こってり系 → 麺300gを上限
としています!
カロリーを考慮しての上限というよりは、
これを超えるとお腹に入らないというだけですが!(゚◇゚)
ちなみにtakaさんのBMIを見て刺激されてしまい、
当時からさらに2kgほど落としました!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
「山」のビジュアルはすごいですよ!
事前情報なしに見たら「とろろを大量に使って
中央に卵黄を落としたとろろご飯」にしか見えないですから!
おそらくはとろろそばが着想のベースだとは思いますが、
ここのお店の麺と、さらに上質のだしやかえしが合わさると考えると、
出会えるであろう来年まで待てなくなってきます!
つけ麺などの汁と麺が別に出てくるタイプでは、
まず最初に麺だけを味わうようにしています!(●・ω・)
しかもここの麺はその状態でも非常においしいのですよね!
つゆなしで食べ過ぎてしまいそうになるほどです!
食事は普段はひたすら節制を心がけてますが、
ラーメン屋さんに行くときだけ多少リミットを解除します!
でも基本的に少食なので限界値は低めですが!
一応の目安としては、
・汁あり、あっさり系 → 替え玉、大盛あり
・汁あり、こってり系 → 普通に1杯食べるだけ
・つけ麺、あっさり系 → 麺400gを上限
・つけ麺、こってり系 → 麺300gを上限
としています!
カロリーを考慮しての上限というよりは、
これを超えるとお腹に入らないというだけですが!(゚◇゚)
ちなみにtakaさんのBMIを見て刺激されてしまい、
当時からさらに2kgほど落としました!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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しかし細身と伺っていますが、
割と結構な量を食してますよね(笑)
> つい麺だけで食べてしまいます!
わかります!蕎麦なんかにも言えることですが、
自分は汁なし系を食べる時、まず麺だけ味わいます。
その後にも麺だけで…と、思えたら幸せですよね。
しかも「かえし」も自分の好みに合いそうですし、
チャーシュとの兼ね合いなど、非常に興味深いです。