今日の一枚 (2012 11/1~11/21)
今回はグランジ関連バンドが主となっています。
ちょっとマイナー系グランジを聴きたい感じでしたので。
11/1
Toadies "Rubberneck" (1994-1st)
[Grunge / Alternative Rock / Post Grunge (1st wave)]
テキサス出身のグランジ/オルタナバンドです。
1stを出したのが94年ということもあって
ポストグランジとして扱われることもありますが、
89年から活動していて活動歴はけっこう長いです。
でもって、音楽的にもPixiesの継承者的な感じで
他のポストグランジバンドとはけっこう違います。
Pixiesの影響を受けたバンドというとNirvanaがいますが、
似てる面もありますが、そこまで沈み込む感じはないですね。
シンプルにPixiesをもう少し攻撃的にした感じです。
"Mister Love"などの激しい曲や、一見ポップなのに
よくよく見ると不気味な"Possum Kingdom"などがヒットし、
プラチナム(100万枚)を獲得するに至っています。
その割に日本での知名度はいやに低いのですけども。
11/2
April's Motel Room "Black 14" (1994-1st)
[Grunge / Alternative Rock]
94年にリリースされたグランジ系バンドの1stです。
残念ながらこの1枚しか出さずに解散したようですが。
マイナーなので、知ってる人はほぼいないでしょうね。
オルタナやサイケからの流れを汲むグランジバンドですが、
パーカッションの使い方が非常に特徴的なのが目立ちます。
でもって、それがちょっとサイケがかった
このバンドのサウンドと上手く合ってますね。
グランジらしい"California"から、しっとりとした
"Get Down Jerry"などなかなか幅広さもあります。
マイナーですが自分としてはかなり好きな作品で、
最近だけでもけっこうリピートしています。
11/3
Drain STH "Freaks of Nature" (1999-2nd)
[Alternative Metal / Grunge / Post Grunge]
いかにもAlice in Chains的な音を鳴らす
スウェーデンのグランジ系バンドの2ndです。
1stはいかにもAICらしいドロドロしたサウンドに
女性ヴォーカルが乗るという素直なものでしたが、
2ndではKorn以降のヘヴィロックへの接近が目立ちます。
3曲目なんてちょっとニューメタル化してますし。
全体的には基本となるAIC的なスタイルを軸に
Korn的なヘヴィネスとDeftonesなどに見られるような
ポストパンクからの影響が覗くヘヴィロックになっています。
グランジという観点から言えば1stのほうがいいですね。
11/21
Bivouac "Derby and Joan" (1993-1st)
Bivouac "Tuber" (1994-2nd)
Bivouac "Marked and Tagged" (1994-EP)
Bivouac "Full Size Boy" (1995-3rd)
[Grunge]
イギリスのグランジバンドです。
2ndの"Tuber"だけはかなり前から持ってましたが、
どこか突き抜けきらない印象だったこともあり、
他の作品にはなかなか手を出していませんでした。
ところが1st(初期のEPを合わせた作品)を聴くと、
ノイジーな荒々しさと、哀感のあるメロディが良く、
以前とはずいぶんと違った印象を受けました。
今でもアルバム3枚の中では1stが最も好きですね。
どのバンドに近いかというとけっこう悩みますね。
ポストハードコアに近い哀感を持ってはいますが、
その手のバンドほどチリチリとしてはないですし。
2ndではその哀感を維持しつつ落ち着きを見せますが、
過渡期的な感じであまり上手くハマってないですね。
いかにも物足りなさを感じさせる仕上がりになっています。
3rdは2ndの路線をベースにしつつも上手く発展していて、
少しポップになりながら、サウンド面でもやや厚みが出て、
1stとはまた違った側面を見せる作品に仕上がっています。
とりわけ1曲目の"Not Going~"は強く耳に残りますね。
それまでの作品になかったポップ性も感じられます。
EPは2ndと3rdの中間的な位置付けの作品ですね。
最初に聴くなら1stか3rdがオススメと言えますね。
どれもamazonで安く売られているので入手は容易です。
[今回のYoutube]
今回はApril's Motel Roomの曲を選びました。
マイナーなのでYoutubeにあるかどうか心配でしたが、
普通に何曲かYoutubeのほうにも上がってましたね。
"God"と"California"のどちらを選ぶか迷いましたが、
今回はよりグランジらしい"California"にしました。
他の曲に比べると素直なグランジに近いですが、
この曲でもパーカッションの特徴はよく出ていますね。
April's Motel Room "California" (1994) [Grunge]
ちょっとマイナー系グランジを聴きたい感じでしたので。
11/1
Toadies "Rubberneck" (1994-1st)
[Grunge / Alternative Rock / Post Grunge (1st wave)]
テキサス出身のグランジ/オルタナバンドです。
1stを出したのが94年ということもあって
ポストグランジとして扱われることもありますが、
89年から活動していて活動歴はけっこう長いです。
でもって、音楽的にもPixiesの継承者的な感じで
他のポストグランジバンドとはけっこう違います。
Pixiesの影響を受けたバンドというとNirvanaがいますが、
似てる面もありますが、そこまで沈み込む感じはないですね。
シンプルにPixiesをもう少し攻撃的にした感じです。
"Mister Love"などの激しい曲や、一見ポップなのに
よくよく見ると不気味な"Possum Kingdom"などがヒットし、
プラチナム(100万枚)を獲得するに至っています。
その割に日本での知名度はいやに低いのですけども。
11/2
April's Motel Room "Black 14" (1994-1st)
[Grunge / Alternative Rock]
94年にリリースされたグランジ系バンドの1stです。
残念ながらこの1枚しか出さずに解散したようですが。
マイナーなので、知ってる人はほぼいないでしょうね。
オルタナやサイケからの流れを汲むグランジバンドですが、
パーカッションの使い方が非常に特徴的なのが目立ちます。
でもって、それがちょっとサイケがかった
このバンドのサウンドと上手く合ってますね。
グランジらしい"California"から、しっとりとした
"Get Down Jerry"などなかなか幅広さもあります。
マイナーですが自分としてはかなり好きな作品で、
最近だけでもけっこうリピートしています。
11/3
Drain STH "Freaks of Nature" (1999-2nd)
[Alternative Metal / Grunge / Post Grunge]
いかにもAlice in Chains的な音を鳴らす
スウェーデンのグランジ系バンドの2ndです。
1stはいかにもAICらしいドロドロしたサウンドに
女性ヴォーカルが乗るという素直なものでしたが、
2ndではKorn以降のヘヴィロックへの接近が目立ちます。
3曲目なんてちょっとニューメタル化してますし。
全体的には基本となるAIC的なスタイルを軸に
Korn的なヘヴィネスとDeftonesなどに見られるような
ポストパンクからの影響が覗くヘヴィロックになっています。
グランジという観点から言えば1stのほうがいいですね。
11/21
Bivouac "Derby and Joan" (1993-1st)
Bivouac "Tuber" (1994-2nd)
Bivouac "Marked and Tagged" (1994-EP)
Bivouac "Full Size Boy" (1995-3rd)
[Grunge]
イギリスのグランジバンドです。
2ndの"Tuber"だけはかなり前から持ってましたが、
どこか突き抜けきらない印象だったこともあり、
他の作品にはなかなか手を出していませんでした。
ところが1st(初期のEPを合わせた作品)を聴くと、
ノイジーな荒々しさと、哀感のあるメロディが良く、
以前とはずいぶんと違った印象を受けました。
今でもアルバム3枚の中では1stが最も好きですね。
どのバンドに近いかというとけっこう悩みますね。
ポストハードコアに近い哀感を持ってはいますが、
その手のバンドほどチリチリとしてはないですし。
2ndではその哀感を維持しつつ落ち着きを見せますが、
過渡期的な感じであまり上手くハマってないですね。
いかにも物足りなさを感じさせる仕上がりになっています。
3rdは2ndの路線をベースにしつつも上手く発展していて、
少しポップになりながら、サウンド面でもやや厚みが出て、
1stとはまた違った側面を見せる作品に仕上がっています。
とりわけ1曲目の"Not Going~"は強く耳に残りますね。
それまでの作品になかったポップ性も感じられます。
EPは2ndと3rdの中間的な位置付けの作品ですね。
最初に聴くなら1stか3rdがオススメと言えますね。
どれもamazonで安く売られているので入手は容易です。
[今回のYoutube]
今回はApril's Motel Roomの曲を選びました。
マイナーなのでYoutubeにあるかどうか心配でしたが、
普通に何曲かYoutubeのほうにも上がってましたね。
"God"と"California"のどちらを選ぶか迷いましたが、
今回はよりグランジらしい"California"にしました。
他の曲に比べると素直なグランジに近いですが、
この曲でもパーカッションの特徴はよく出ていますね。
April's Motel Room "California" (1994) [Grunge]
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