今日の一枚 (6/16~9/15 [その1])
6/16~9/15 (その1)
ちょっといくらなんでも時期がズレすぎているので、
できるだけ早く追いつくようにまとめていきます。
コメントも今回と次回は短くまとめます。
Creed "My Own Prison" (1997-1st)
[Post Grunge]
3 Doors Down "The Better Life" (2000-1st)
3 Doors Down "Away From The Sun" (2002-2nd)
3 Doors Down "Seventeen Days" (2005-3rd)
[Post Grunge]
いずれも90年代後期以降のポストグランジの代表格バンドです。
Collective Soul S/T (1995-2nd)
[1st wave of Post Grunge]
90年代初期のポストグランジの代表格バンドです。
Creed以降のいかにも「グランジ後」のサウンドに対して、
この時期のポスグラと「グランジとの共通性を感じさせる
オルタナっぽさを持ったアメリカンロックバンド」という感じですね。
Silverchair "Frogstomp" (1995-1st)
Silverchair "Freak Show" (1997-2nd)
Silverchair "Neon Ball Room" (1999-3rd)
Silverchair "Diorama" (2002-4th)
Silverchair "Young Modern" (2007-5th)
Silverchair "Rarities 1994-1999" (2000-Rarities)
[Grunge / Post Grunge / Alternative Metal]
オーストラリアのグランジ後続バンドです。
Creed以降のバンドよりももっとグランジ直系という感じが強いです。
くわしくはYoutubeの紹介のところで書いています。
Lynyrd Skynyrd "Second Helping" (1974-2nd)
[Southern Rock]
サザンロックの代表的なバンドです。
"Sweet Home Alabama"が入ったアルバムですね。
Spin Doctors "Pocket Full of Kryptonite" (1991-1st)
[Funk Metal / Jam]
軽快でファンキーなジャムサウンドを聞かせたバンドです。
レッチリあたりと共通するところもありますが、
Grateful Deadやサザンロックの影響を感じさせるのが特徴です。
この1stはアメリカだけで500万枚以上のセールスを記録し、
「何でもあり」なロックの台頭を印象付けました。
The Afghan Whigs "Up In It" (1990-2nd)
The Afghan Whigs "Congregation" (1992-3rd)
The Afghan Whigs "Gentleman" (1993-4th)
The Afghan Whigs "Black Love" (1996-5th)
The Afghan Whigs "1965" (1998-6th)
[Grunge / Alternative Rock / Soul Influenced Rock]
ソウルとパンクを融合させた個性的なロックバンドです。
Sub Pop出身のためグランジに分類されることも多いです。
初期ほどオルタナティブ感やパンク色が強く、
作品を重ねるごとにソウル色が強くなっています。
1枚ごとによい成長が見られ、どのアルバムも聴き応えがあります。
自分としては5thの"Black Love"がいちばん好きかもです。
Failure "Comfort" (1992-1st)
Failure "Magnified" (1994-2nd)
Failure "Fantastic Planet" (1996-3rd)
Failure "Demos and Rare" (199?)
[Space Rock / Grunge / Post Hardcore / Alternative Rock]
どことなくスペーシーで諦念感の強いギターロックを鳴らすバンドです。
Nirvanaなどとも近いのですが、ギターのオーバーダブを多用して
宇宙的なサウンドを作り出すあたりはやや違いがあります。
かといって、スペースロックと呼ぶにはグランジに近すぎる感じもあります。
ポスト・ハードコアとも言えなくはないのですが、
チリチリとした感触やパンクっぽさは弱いのですよね。
1stはアルビニが関わったこともあってゴリゴリしたサウンドで、
Failureらしい厚みのあるサウンドはあまり聞かれません。
本人達も言っていましたが、どうもアルビニとの相性は悪いようです。
2ndではセルフプロデュースに切り替えて急成長しました。
アルバム全体を貫く諦念感と練りこまれたメロディが秀逸です。
3rdでは楽曲単位での成長が著しく、より凝った曲作りがなされています。
これまで以上に宇宙的なサウンドで、スペースロックと呼べるものになっています。
Chronic Future "4 Elements" (2000-2nd)
[Funk Metal]
グランジやオルタナメタルとヒップホップが融合したようなサウンドです。
なかなか面白いサウンドと言えそうです。
Rein Sanction "Broc's Cabin" (1991-1st)
Rein Sanction "Mariposa" (1992-2nd)
[Grunge / Alternative Rock]
何やらひどく寂しげな音を鳴らすインディーロックバンドです。
Afghan Whigsと共通するものも感じますね。
1stはけっこう気に入ってます。
Alice In Chains "Dirt" (1992-2nd)
Alice In Chains "Jar of Flies" (1994-2ndEP)
[Grunge / Alternative Metal / Heavy Metal]
グランジ4大バンドの1つで、Black Sabbathのドロドロ感と
妖しげな美しさをたたえたメロディーが絡み合うバンドです。
Soundgarden "Screaming Life / Fopp" (1990-1987EP + 1988EP)
Soundgarden "Ultramega OK" (1988-1st)
Soundgarden "Louder Than Love" (1989-2nd)
Soundgarden "Badmotorfinger" (1991-3rd)
[Grunge / Alternative Metal]
グランジ4大バンドの1つで、3rd以降は王道ハードロックを
90年代流の解釈で作り直したようなサウンドが聴けます。
初期はBlack FlagやMelvinsとLed Zeppelinが混ざったようなサウンドですね。
今日のYoutubeはオーストラリアのロックバンド
Silverchairの4thアルバムから"The Greatest View"です。
デビューしたときはアメリカ発のグランジブームに真っただ中で、
いかにもその後追いをする中学生(!)バンドという感じでした。
それもオーストラリアの番組のオーディションで受かったのを
きっかけにしてデビューするという形でした。
しかし、それがブームにも乗ってオーストラリアをはじめ、
アメリカなどでもヒットし、1stアルバムが全世界で700万枚以上売れます。
ただ、同時の音楽性はいかにも後追い色の強いものでした。
2ndではより純度を高めたヘヴィロックを、
3rdではヘヴィさを基本にしつつも著名なピアニストの起用など、
その音楽性をより広げていく試みを進めていきます。
そして4thではオーケストラの導入やヘヴィさをある程度維持しつつも
ポップながらも芸術性あふれるメロディを取り込み、さらに進化します。
この"The Greatest View"は、かのU2のボノをして、
「ブラックサバスとビーチボーイズの完璧な融合、
こいつらのライブが見たければ海を泳いででも見に行け」
と言わしめた曲です。
グランジの後追いから始まったバンドではあるものの、
作品ごとに著しい成長を見せ、オーストラリアでは
最も人気のあるバンドとして15年近く君臨しています。
オーストラリアで得た賞やノミネート数ももちろん1位です。
Silverchair "The Greatest View" (2002) [Alternative Rock]
ちょっといくらなんでも時期がズレすぎているので、
できるだけ早く追いつくようにまとめていきます。
コメントも今回と次回は短くまとめます。
Creed "My Own Prison" (1997-1st)
[Post Grunge]
3 Doors Down "The Better Life" (2000-1st)
3 Doors Down "Away From The Sun" (2002-2nd)
3 Doors Down "Seventeen Days" (2005-3rd)
[Post Grunge]
いずれも90年代後期以降のポストグランジの代表格バンドです。
Collective Soul S/T (1995-2nd)
[1st wave of Post Grunge]
90年代初期のポストグランジの代表格バンドです。
Creed以降のいかにも「グランジ後」のサウンドに対して、
この時期のポスグラと「グランジとの共通性を感じさせる
オルタナっぽさを持ったアメリカンロックバンド」という感じですね。
Silverchair "Frogstomp" (1995-1st)
Silverchair "Freak Show" (1997-2nd)
Silverchair "Neon Ball Room" (1999-3rd)
Silverchair "Diorama" (2002-4th)
Silverchair "Young Modern" (2007-5th)
Silverchair "Rarities 1994-1999" (2000-Rarities)
[Grunge / Post Grunge / Alternative Metal]
オーストラリアのグランジ後続バンドです。
Creed以降のバンドよりももっとグランジ直系という感じが強いです。
くわしくはYoutubeの紹介のところで書いています。
Lynyrd Skynyrd "Second Helping" (1974-2nd)
[Southern Rock]
サザンロックの代表的なバンドです。
"Sweet Home Alabama"が入ったアルバムですね。
Spin Doctors "Pocket Full of Kryptonite" (1991-1st)
[Funk Metal / Jam]
軽快でファンキーなジャムサウンドを聞かせたバンドです。
レッチリあたりと共通するところもありますが、
Grateful Deadやサザンロックの影響を感じさせるのが特徴です。
この1stはアメリカだけで500万枚以上のセールスを記録し、
「何でもあり」なロックの台頭を印象付けました。
The Afghan Whigs "Up In It" (1990-2nd)
The Afghan Whigs "Congregation" (1992-3rd)
The Afghan Whigs "Gentleman" (1993-4th)
The Afghan Whigs "Black Love" (1996-5th)
The Afghan Whigs "1965" (1998-6th)
[Grunge / Alternative Rock / Soul Influenced Rock]
ソウルとパンクを融合させた個性的なロックバンドです。
Sub Pop出身のためグランジに分類されることも多いです。
初期ほどオルタナティブ感やパンク色が強く、
作品を重ねるごとにソウル色が強くなっています。
1枚ごとによい成長が見られ、どのアルバムも聴き応えがあります。
自分としては5thの"Black Love"がいちばん好きかもです。
Failure "Comfort" (1992-1st)
Failure "Magnified" (1994-2nd)
Failure "Fantastic Planet" (1996-3rd)
Failure "Demos and Rare" (199?)
[Space Rock / Grunge / Post Hardcore / Alternative Rock]
どことなくスペーシーで諦念感の強いギターロックを鳴らすバンドです。
Nirvanaなどとも近いのですが、ギターのオーバーダブを多用して
宇宙的なサウンドを作り出すあたりはやや違いがあります。
かといって、スペースロックと呼ぶにはグランジに近すぎる感じもあります。
ポスト・ハードコアとも言えなくはないのですが、
チリチリとした感触やパンクっぽさは弱いのですよね。
1stはアルビニが関わったこともあってゴリゴリしたサウンドで、
Failureらしい厚みのあるサウンドはあまり聞かれません。
本人達も言っていましたが、どうもアルビニとの相性は悪いようです。
2ndではセルフプロデュースに切り替えて急成長しました。
アルバム全体を貫く諦念感と練りこまれたメロディが秀逸です。
3rdでは楽曲単位での成長が著しく、より凝った曲作りがなされています。
これまで以上に宇宙的なサウンドで、スペースロックと呼べるものになっています。
Chronic Future "4 Elements" (2000-2nd)
[Funk Metal]
グランジやオルタナメタルとヒップホップが融合したようなサウンドです。
なかなか面白いサウンドと言えそうです。
Rein Sanction "Broc's Cabin" (1991-1st)
Rein Sanction "Mariposa" (1992-2nd)
[Grunge / Alternative Rock]
何やらひどく寂しげな音を鳴らすインディーロックバンドです。
Afghan Whigsと共通するものも感じますね。
1stはけっこう気に入ってます。
Alice In Chains "Dirt" (1992-2nd)
Alice In Chains "Jar of Flies" (1994-2ndEP)
[Grunge / Alternative Metal / Heavy Metal]
グランジ4大バンドの1つで、Black Sabbathのドロドロ感と
妖しげな美しさをたたえたメロディーが絡み合うバンドです。
Soundgarden "Screaming Life / Fopp" (1990-1987EP + 1988EP)
Soundgarden "Ultramega OK" (1988-1st)
Soundgarden "Louder Than Love" (1989-2nd)
Soundgarden "Badmotorfinger" (1991-3rd)
[Grunge / Alternative Metal]
グランジ4大バンドの1つで、3rd以降は王道ハードロックを
90年代流の解釈で作り直したようなサウンドが聴けます。
初期はBlack FlagやMelvinsとLed Zeppelinが混ざったようなサウンドですね。
今日のYoutubeはオーストラリアのロックバンド
Silverchairの4thアルバムから"The Greatest View"です。
デビューしたときはアメリカ発のグランジブームに真っただ中で、
いかにもその後追いをする中学生(!)バンドという感じでした。
それもオーストラリアの番組のオーディションで受かったのを
きっかけにしてデビューするという形でした。
しかし、それがブームにも乗ってオーストラリアをはじめ、
アメリカなどでもヒットし、1stアルバムが全世界で700万枚以上売れます。
ただ、同時の音楽性はいかにも後追い色の強いものでした。
2ndではより純度を高めたヘヴィロックを、
3rdではヘヴィさを基本にしつつも著名なピアニストの起用など、
その音楽性をより広げていく試みを進めていきます。
そして4thではオーケストラの導入やヘヴィさをある程度維持しつつも
ポップながらも芸術性あふれるメロディを取り込み、さらに進化します。
この"The Greatest View"は、かのU2のボノをして、
「ブラックサバスとビーチボーイズの完璧な融合、
こいつらのライブが見たければ海を泳いででも見に行け」
と言わしめた曲です。
グランジの後追いから始まったバンドではあるものの、
作品ごとに著しい成長を見せ、オーストラリアでは
最も人気のあるバンドとして15年近く君臨しています。
オーストラリアで得た賞やノミネート数ももちろん1位です。
Silverchair "The Greatest View" (2002) [Alternative Rock]
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