まるとら 麺屋山本流 鯛潮汁

寺田町駅から出てすぐにある「まるとら」へと行ってまいりました!

「まるとら」というと、「まるとら本店」として営業されていましたが、
この「まるとら本店」は2月の初旬をもって既に閉店しております!

そして新たに昨年の夏まで金久右衛門四天王寺店で店長を務められていた
パーヤンさん(山本浩之さん)が店長となり生まれ変わっております!

さらに名前も「麺屋まるとら 山本流」となっています!(`・ω・´)

その山本店長が新たに「鯛潮汁(たいうしおじる)」という
ラーメンを始めたということで足を伸ばしてみました!

「鯛潮汁」・・・、この響きはどこかで聞いたことがあるような?(*゚◇゚)

そうです、昨年の1月に「ラーメン一期一会」さんに教えてもらったのが、
当時金久右衛門四天王寺店で限定提供されていたこの「鯛潮汁」でした!

そのときは提供期間内に行くことができず食べられませんでしたが、
それがこうやって新生まるとらでいただけるとはうれしいじゃないですか!

しかももともと金久右衛門四天王寺店で提供されていたものですし、
山本店長の個性が出ていることにも大いに期待したくなります!

さて、少し上で紹介した一期一会さんの以前を記事を見てみると、
この「鯛潮汁」はまず「鯛子ラーメン」という形でスタートして
それが昨年1月の「鯛潮汁そば」というふうに発展していったようです!

第1弾のときは動物系は使わず、鯛煮干しもかえしに忍ばせる形でしたが、
第2弾では鶏系のスープを使い、鯛煮干しがさらに強まっていました!

さて、ではこの新生まるとらで提供される第3弾はどのようになるのでしょうか!

まるとら山本流 鯛潮汁

具は以前に食べたまるとらのラーメンなどと基本的に近くなっていますね!
チャーシューはかつての金久右衛門四天王寺店との共通性を感じます!

このあたりは山本店長の経歴を考えると面白いものがありますね!(=゚ω゚)

さてこのラーメン、提供された時点でふわっと魚介の香りが上がってきます!
「これはかなり魚介系が強そうだな」と最初の香りの段階で感じられます!

そしてスープを口に運んでみると・・・、これはかなりの出来栄えですよ!(●・ω・)

ベースのスープは丸鶏・もみじ・香味野菜を使った鶏系ですが、
まずこれが魚介中心のこのラーメンにラーメンらしさを与えています!

でも決して前面に出すぎず、全体の下支えとして機能しているのが特徴です!

そして舌によりストレートに伝わってくる旨味は魚介由来のものです!
今回の主役である鯛煮干しの優して深いコク、そして海老の香ばしい旨味、
この2つの旨味がとりわけズバリと伝わってくるのが印象に残ります!

鯛煮干しの旨味もさることながら、海老の香ばしさがいいですね!
香味油に海老の旨味を溶け込ませたりしてるのですかね!(*゚ー゚)

またスープの中にも小海老がちらほらと入っておりました!

基本的にあっさり系ですが、物足りなさのようなものは一切ないです!
ベースを鶏系と鰹節や昆布の和風系の旨味をしっかり固めつつ、
鯛と海老の旨味がこれでもかとどんどん攻めてくる強さがあります!

そしてやっぱり特筆すべきは旨味の強さだけでなく、その「質」ですね!

鯛と海老・・・、この組み合わせというのはなかなか味わえないです!
それがこれだけ前面に出て楽しませてくれるのですから文句なしです!

油もけっこう浮かんでいますが、この油のコクもいい効果を出しています!

第1弾と第2弾は食べられなかったものの、今回食べたこの第3弾、
間違いなくかなりの高みにまで来ていることが伝わってきます!

ちなみに一見すると塩系のスープであるかに見えますが、
魚介各種の旨味を醤油に移して使っているということです!

また店長は第2弾(一期一会さんの記事参照)のときに
「細麺を使いたい」ということは言っていたようでしたが、
今回は特注の細麺ということでその念願もかなったようです!

そしてこの細麺、たしかにこのスープとの相性がいいですよ!

スープとの絡み、舌触り、喉ごしなど、どれをとっても、
今回の鯛煮干しの効いたスープを実に生かしてくれています!

新たに「まるとら山本流」の店長となられた山本さんですが、
自身の個性を出すための第1弾として繰り出された本作は
まさにその思いと経験がぎっしりと詰まった仕上がりになっています!

でも、このラーメンはこれだけで終わるわけではありません!

なんと、無料でお茶漬け風に食べられるご飯のサービスつきなのです!(=゚ω゚)

まるとら山本流 鯛潮汁(お茶漬け用のごはん)

このように残ったスープをご飯にかけていただきます!
また、ご飯だけでなくわさびとのりもついてきます!

そしてこれがまた・・・実に抜群なのですよ!(゚◇゚)

これまで食べたスープを使ったお茶漬けの中でもトップですね!
これやっぱり、鯛のスープだからこそすごく合うのでしょうね!

ほんとに麺と甲乙つけがたいというぐらいにぴったりでした!

しかもわさびとの相性も驚くぐらいに良かったですね!

前半はわさびを溶かさず、後半に溶かして食べるのがベストです!
そうすることで1杯のお茶漬けで2つの味を堪能できますからね!

いやぁ、それにしてもこれは足を運んだ甲斐がありました!

ところで山本店長は私の顔をおぼえてくれていたようで、
食べた後にいろいろとお話しをさせていただきました!

「まるとら山本流」を始めてからまだ日も浅いですが、
この「鯛潮汁」は自信を持って提供できる一杯だと確信してます!

さらに自分としてはこれからも山本店長の作る
オリジナルの新作にも期待が高まってきますね!

以前の「まるとら」が好きだった人も、金久右衛門四天王寺店時代の
山本店長が作る味が好きだった人も、訪れて損のないお店ですよ!(`・ω・´)

山本店長、これからの活躍にも期待しておりますよ!(゚x/)モキキッ

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