1月が終わりました!

新しい一年の最初の1ヶ月が終わりました!

なんだかもう2024年が1ヶ月過ぎたなんて実感がないですね;

というか、自分の場合は新年を迎えたこともイマイチ実感がないですが;
まぁ、これについては喪中だったからというのが最も大きいですが!

昨年と比べると、今年の1月は落ち着いたという印象が強いですね!

昨年はどうしても母の介護や亡くなったことに追われてましたが、
それも完全に一段落ついて新しい生活になったという感があります!

精神的にも母のことに関しては落ち着いてきた感じはありますね!

というか、そこまで母が亡くなったことで塞ぎ込んだりはしてないですが、
なんかこうバタバタして落ち着かない感じはなくなったと言えそうです!

ただときどきふと寂しさがよぎることはあるのですけどもね。

とはいえ、介護してた時期を懐かしむという感じではなくて、
介護する以前、一昨年の夏頃を懐かしむという感じですかね。

やっぱり要介護5になってからの生活はイレギュラーで大変でしたし、
そうなる前の生活が良かったなと思うところは今でもありますね。

もっともそんなことを望んでも今更どうにもしようにないですが。

ただちょっと自分の睡眠が安定しないのが問題化していますね;

自分の生活リズムに合わせて睡眠薬を飲めば以前は眠れましたが、
最近はときどき眠るのに失敗する日が出てきてしまうのですよね;

もう体が睡眠薬に慣れて、睡眠薬なしで眠るのがかなり厳しいので、
眠るのに失敗するとその1日はほぼ徹夜が確定してしまうのですよね;

ちょっとこれは何とかして脱却しないといけないところですね(;・ω・)

睡眠以外の生活に関してはむしろ以前よりは改善しつつありますね!

特に母が要介護5になって以降は自分の食生活がムチャクチャでしたが、
最近は自分で食事を作る機会を増やして、料理を楽しんでいます!

もともと料理好きなので、そこに戻ったとも言えるのですが!

やはり母の介護をしていた時期はそこに意識がいきすぎて、
それ以外の生活にまで気が向かないところがありましたね。

またどうしても料理をするにも母でも食べられるものに限定されるがゆえに、
料理を作るに作れないという問題もけっこうありましたからね。

でもって、一方で父は母の介護がなくなったことで生活の起伏が減ってるので、
料理をする機会を増やすことでメリハリをつけることも意識しています。

そうしないと父が精神面でしぼんでいってしまっても良くないですしね;

また進めるべき物事も1月になってからゆっくりだけど進んではいます!

このあたりをできれば2月か3月にはきちんと形にしたうえで、
安定的な軌道に乗せたいとは思ってはいるのですが!

そこが上手く行けば生活の不完全燃焼感も解消できそうなのですが!(●・ω・)

そして以前から自分に「にぃに」と懐いている
小学生姉妹は相変わらず自分に懐いてきていますね!

ブログに関しては「自分の人生観と哲学」シリーズを始めたのが、
今月としては大きかったとは言えるような気がしますね。

まぁいかにもコメントをしにくそうな内容ではあるのですが、
こういうのを吐き出すのが自分自身としても一つの自己救済にはなりますし、
以前なら「読者の人に見せるものではない」と思って書かなかったでしょうが、
今はもうそういうことを気にするようなこともなくなりましたからね!

[今月の1曲]
今月の1曲はどの曲にするかなかなか思いつかなかったのですが、
そこまで後ろ向きでもなく、前向きでもないと言えるところで、
The Smashing Pumpkinsの"Tonight, Tonight"を選びました!

音楽的には90年代のオルタナ/グランジにくくられることが多く、
Nirvanaあたりともかなりファン層がかぶるバンドでもあるのですが、
それらのグランジ系に比べると美しい曲を書くことが多いなど、
一口にグランジと呼びにくいところがあるバンドでもありますね!

音楽的には「80年代シンセポップの90年代的解釈」と呼べるところもあり、
この"Tonight, Tonight"などはそうしたところがよく出ていますね。

歌詞や音楽性は一見するとすごく希望に満ちているのですよね。
「今夜こそ、不可能が可能になるんだ」みたいな歌詞は象徴的ですし。

ただ実はこの曲が収録されたアルバムの流れを見ていくと、
この希望は結局は叶うことがないものとして描かれているのですね。

要するに「希望のように見えながらも、叶うことのない夢を描いた曲」だったりします。

そういうところも踏まえたうえで、今回はこの曲を選んでみたわけですね。

ということで、どうぞ2月もよろしくお願いいたします!(゚x/)モリュー

The Smashing Pumpkins - Tonight, Tonight (1995) [Alternative Rock / Grunge]

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天下一品 松原三宅店 こってり(2024年)

「天下一品 松原三宅店」に「こってり」を求めて行ってきました!

なんと、このブログでの天下一品の記事は7年ぶりとなります!
そして7年前と比べて「こってり」が200円も上がっています;

原材料高騰の影響とはいえ、なかなかの上がり幅ですね;

実は2ヶ月ほど前にも「天下一品」に訪問してるのですが、
そのときは写真は撮らなかったので記事にはしてないのですね!

さて、天下一品と言えばやはり何と言っても「こってり」でしょう!

今は「こってりMAX」も登場してるのでそちらも気になりますが、
ひさびさの記事化なら、基本の「こってり」を攻めるべきと思いました!

数ヶ月前に訪問したときも「こってり」を食べてはいるのですが!

天下一品 松原三宅店 こってり(2024年)

うん、天下一品の「こってり」らしさあふれるビジュアルですね!
こちらのお店の仕様ということで「からしにんにく」が乗っています!

スープの粘度は高く、こってり感はかなり満足できそうですね!

◎スープ - 独自のこってりスープはさすがの個性


まずはスープですが・・・やっぱり天下一品は強いですね!(●・ω・)

様々なラーメンチェーンの中でも味・個性ともに頭三つか四つは抜けてますね!

スープの構成は今ではよく知られているように、
鶏をとことんまで炊きだした鶏白湯スープと
野菜をたっぷりと炊いたベジポタスープの2つの要素を持ってますが、
この発想は生まれた時期を考えると間違いなく先進的でしたよね!

今では全国的にこってりした鶏白湯ラーメンが人気ですが、
鶏を中心にここまでこってりしたスープを志向したラーメンは
やはり天下一品がその先駆けであっただろうとは思いますしね!

そして明確な個性があるとともに、やっぱり味もいいですね!

鶏白湯要素によってどしっとしたパワーを前面に打ち立てつつ、
鶏の旨味を出すのだけど、野菜もこってり感を担っているので、
その見た目の濃度ほどに腹にもたれたり重くはならないのですよね!

このあたりのバランス感覚はやはりさすがだなとうならされますね!

そしてこのスープはにんにくとの相性も非常に良いのですよね!(=゚ω゚)

鶏のコク、どっしり感、にんにくの刺激、その一体感がいいですね!

◎トッピング - ペラいチャーシューが意外と重要


トッピングはチャーシュー、メンマ、青ねぎとなっています!(*゚◇゚)

チャーシューは赤身がメインで正直言って薄いものなのですが、
自分はこのチャーシューこそが天下一品にピッタリだと思います!

これもしバラチャーシューとかだと絶対に脂の重さが出ますし、
赤身メインのチャーシューでももっと厚いと硬さが出てしまう、
そうするとこの薄めの赤身チャーシューが合うのですよね!

そういう点もなんだかんだで練られてるように思いますね!

メンマはノーマルなもので、青ねぎはけっこう多くなっています!
そのためねぎの主張は全体の中でけっこう強めなのですよね!

天下一品 松原三宅店 こってり(2024年)(麺)

◎麺 - しっかりとしたプリ感のある中細角麺


麺は断面の四角い中細ストレート麺となっています!

この麺の形状も天下一品らしいなぁと思わせてくれますね!

加水は中ぐらいだけど、プリ感はけっこう強めなのですよね!
なので、弾けるような弾力は案外しっかりと感じられます!

こってりスープとこのプリ麺の組み合わせも安定感がありますね!(*゚ー゚)

あまりやわらかい麺だと確実にスープが勝ってしまいますので、
これでちょうどバランスが取れているというふうに思いますね!

最近「この麺とあっさりの相性はどうなのか」が気になるので、
今度訪問するときはあえて「あっさり」を狙うかもしれません!

◎まとめ - 唯一無二の個性が光る


ラーメンチェーンは一般的にわかりやすい味を目指しがちですが、
ここまで唯一無二の個性を立てているのは珍しいですし、
それで全国的な知名度を確保したのはやはりすごいことですね!

ときどき無性に行きたくなるラーメンチェーンNo.1ですね!(゚x/)モシュール

お店の住所と地図 大阪府松原市三宅中1-12-11

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サイケデリックロックができるまで 第7回

これまで様々なスタイルのサイケデリックロックを紹介し、
そのピークが1967年にかけて訪れたことを紹介しましたが、
まだ触れていないスタイルのサイケデリックロックがあります。

それが後のハードロックやヘヴィメタルの基盤ともなり、
同時に煙(=ドラッグ)の匂いがプンプンとするような
そうしたタイプのブルージーなヘヴィサイケです。

ブルーズロックを単体として見るとこの記事だけでは収まらない
非常に幅広い歴史がありますが、ブルーズの持つこってりとした感覚を
ドラッグを連想させる煙臭さに重ねることでサイケデリアを表現した
そうしたスタイルの一番手と言えるのはおそらくはCreamでしょう。

Creamはあのエリック・クラプトンを中心としたグループですね。

まずは彼らの最初期のシングル"I Feel Free"を紹介しましょう。
1966年の12月にリリースされ、アメリカ版アルバムにも収録されました。

Cream - I Feel Free (1966) [Blues Rock / Psychedelic Rock]


この曲がどれぐらいサイケデリックを意識して作られたのかは
実のところよくわからないところがあるのですよね。

"I Feel Free"というタイトルもLSDによる解放感とも解釈できますし、
別にそうしたことは意図せずにつけたというふうにも読めますからね。

ただこの時点で「ブルーズロック的ヘヴィサイケ」の形はかなり確立されています。

このもやもやとした煙でもやがかかったようなサウンド、
これがブルーズロック系のサイケデリックの特徴なのですね。

これまで紹介したタイプのサイケデリックとはかなり異なりますが、
これもまたLSDやマリファナの効果の表現の一つではあったわけです。

このシングルが発売されたのが1966年の12月であったことを考えると、
この系統のサイケは確立されるのが比較的遅かったとも言えるでしょう。

そしてこうしたスタイルを完成させたのがあのJimi Hendrixです。

1967年3月17日にあの"Purple Haze"のシングルがリリースされます。

The Jimi Hendrix Experience - Purple Haze (1967) [Psychedelic Rock]


この曲はタイトルの「紫のもや」からして実にドラッグ的ですが、
公式としてはこの時点ではLSDはまだやってなかったらしいですが、
ただそれがこの時期によくある「知らんぷり」なのかは謎です。

とはいえ、あまりにもあからさまなこのタイトルですから、
LSDによる幻覚表現と解釈して聴いた人が大半ではあったでしょう。

このあたりのサウンドはハードロックと解釈する人も多いですが、
ロックの歴史としては「ハードロックの源流となるヘヴィサイケ」
として位置付けられることが一般的となっています。

そしてThe Jimi Hendrix Experienceの1stアルバムとなる
"Are You Experienced"はアメリカで500万枚以上を売り上げ、
サイケデリックロックを代表するアルバムの一つとなりました。

そして先に紹介したCreamに明確にサイケデリックを志向していきます。

1967年11月にリリースした"Disraeli Gears"では、
いかにもサイケデリックアート的なジャケットデザインを施します。

そこからの代表曲である"Sunshine of Your Love"です。

Cream - Sunshine of Your Love (1967) [Psychedelic Rock]


"Sunshine"や"Love"という言葉のチョイスもいかにもサイケです。
完全に「ヘヴィサイケ」であることを意識して作られた曲ですね。

「以前に紹介されたサイケとはあまりに違っていて、
ハードロックに近すぎて戸惑う」と感じる人も多いと思いますが、
これもまたLSDの表現の一形態であったととらえてみてください。

そしてヘヴィサイケを語るうえで外せないのがBlue Cheerです。

彼らはハードロックやヘヴィメタルの源流となっただけでなく、
90年代のドラッグロックであるストーナーの源流にもなりました。

彼らは1968年1月16日に1stアルバム"Vincebus Eruptum"をリリースします。

Blue Cheer - Summertime Blues (1968) (Eddie Cochran cover) [Psychedelic Rock]


この"Summertime Blues"はもともとエディ・コクランの曲ですが、
彼らはそれをファズをブリブリにかけたギターでメタメタにしてしまいます。

あまりに曲のスタイルが変わり果てていて驚愕してしまうほどですし、
ここから漂う強烈なドラッグ臭は嫌でも感じてしまうほどですね。

ということで、ブルーズロック系ヘヴィサイケの代表格を紹介しました。

これまで紹介したサイケデリックとはスタイルがあまりに違うので、
「これもサイケと考えていいのか?」と思われるかもしれませんが、
良くも悪くもLSDを志向したロックはどれもサイケとして扱われるので、
「これもひっくるめてサイケ」ととらえてもらえるといいですね。

さて、これでサイケデリックロック形成の歴史はほぼ全部紹介しましたが、
最後に「紹介するか迷ったけどボツにした曲をまとめた番外編」を記事化します。

ということで、ラストの番外編は軽い気持ちで楽しんでみてくださいませ。

◎ここまでのサイケデリックロック形成の年表


1965.6.4 The Yardbirds - Heart Full of Soul (Single)
1965.7.30 The Kinks - See My Friends (Single)
1965.11 The Seeds - Pushin' Too Hard (Single) (Album 1966.4, Re-release 1966.7)
1965.12.3 The Beatles - Norwegian Wood (This Bird Has Flown) (Album "Rubber Soul")
1966.2.25 The Yardbirds - Shape of Things (Single)
1966.3.14 The Byrds - Eight Miles High (Single)
1966.4.15 The Rolling Stones - Lady Jane (Album "Aftermath UK")
1966.5.16 The Beach Boys - Album "Pet Sounds"
1966.5.30 The Beatles - Rain (Single "Paperback Writer")
1966.7.1 Donovan - Sunshine Superman (Single)
1966.8.5 The Beatles - Love You To, Tomorrow Never Knows (Album "Revolver")
1966.8.26 Donovan - Album "Sunshine Superman"
1966.10.10 The Beach Boys - Good Vibrations (Single)
1966.10.17 The 13th Floor Elevators - Album "The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators"
1966.10 The Deep - Album "Psychedelic Moods"
1966.11 Blues Magoos - Album "Psychedelic Lollipop"
1966.11 The Electric Prunes - I Had Too Much to Dream (Last Night) (Single)
1966.12 Cream - I Feel Free (Single)
1967.1.4 The Doors - Album "The Doors"
1967.1.13 The Rolling Stones - Ruby Tuesday (Single)
1967.2.1 Jefferson Airplane - Album "Surrealistic Pillow"
1967.2.13 The Beatles - Strawberry Fields Forever / Penny Lane (Single)
1967.3.17 The Jimi Hendrix Experience - Purple Haze (Single)
1967.5.26 The Beatles - Album "Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"
1967.11.2 Cream - Album "Disraeli Gears"
1968.1.16 Blue Cheer - Album "Vincebus Eruptum"


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サイケデリックロックができるまで 番外編
サイケデリックロックができるまで 第7回
サイケデリックロックができるまで 第6回
サイケデリックロックができるまで 第5回
サイケデリックロックができるまで 第4回
サイケデリックロックができるまで 第3回
サイケデリックロックができるまで 第2回
サイケデリックロックができるまで 第1回

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テーマ : 洋楽ロック | ジャンル : 音楽

自分の人生観と哲学 その3

自分の人生観に最も強烈なインパクトを与えた出来事は1997年にありました。

とはいえ、1997年に先に述べたような価値観が完成したわけではなくて、
そこから2、3年ほど思考する時間を要したうえでのことでしたが。

自分の価値観を強烈に揺るがしたのは実はMr.Childrenでした。

でもそれはMr.Childrenの歌全般でもなく、ファンだったからでもないです。

ここでもしかしたら気付いた人もいるかもしれませんが、
ブログ休止の直前頃に「Mr.Children 深海・BOLERO考察」シリーズを始めたのは、
自分の人生観、というか死生観に強烈な爪痕を残した存在だったからなのですね。

だからブログの休止直前期、「死とは何か」を考えていた自分にとって、
『深海』『BOLERO』の2枚のアルバムの考察記事を書くことを通じて、
自分の死生観を間接的に表現しようと思ってあのシリーズを始めたのですね。

Mr.Childrenというと、ポップなイメージを持っている人が大半でしょうが、
1996年から1998年にかけてひどく暗くなっていった時期があったのですね。
(厳密には1995年からですが)

最初に「あれ、Mr.Childrenに何かあったのかな」と思ったのは、
問題作とされるアルバム『深海』がリリースされたときでした。

ただこのときは「何か暗いアルバムを作ってみたくなったのかな」
ぐらいにしかとらえず、アルバムも買わずそこまで関心は持たなかったのですね。

この『深海』には以前に出していたシングル曲があまり入っておらず、
そこに収録しなかった曲を含めてシングル曲を5曲含んだ
『BOLERO』というアルバムが出たのが1997年でした。

自分は別にその時点では「暗いMr.Children」に興味を持っていたわけでもなく、
「シングルも大量に入ってるし、ジャケットも明るい感じだしお得そうだから買うか」
と思って、その『BOLERO』を買いました。

これがある意味では自分の人生にとって、最大の「罠」だったのです。

シングル曲以外の収録曲はあまりにギスギスしていて絶望に満ちているわ、
アルバムと一緒に渡されたインタビュー記事は恐ろしく暗いわでひどく困惑しました。

その中でも封入されていたインタビュー記事の内容には価値観を大きく揺さぶられました。

「僕は音楽で成功するっていう夢に向けて、10代の頃からずーっとそれだけを
目がけてやってきたところがあって、じゃあそこに行き着いた時に何があったかといえば、
そこにはやっぱり描いていたような夢があったわけでもなく。そこで一度絶望している」
「もう死のうと思うこともある」
といったことが語られており、目にも明らかに生気がないのです。

人間って普通は何かしらの成功を手にしたいと思うものですし、
夢を描いてそれを叶えれば幸せになれると思うものです。

でもそこには日本で最大とも言えるほど成功した人物が
「夢を叶えた先には何もなかった」と絶望して、
人生や人間のあり方への絶望ばかりを歌っているのですね。

これには今まで自分が大切と思っていたものに本当に価値はあるのか、
人間が本当に大切にすべきものは何なのかを強烈に突き付けられた思いになりました。

『深海』だけなら「一時の気の迷いだったのかな」とも思えたでしょう。

でも続くアルバムでもあれだけ強烈な絶望を見せつけられると、
「これは本当に絶望の淵に落ちて死にたいと思っている人が絞り出している言葉だ」
と正面から受け止めるほかなく、それが多大に自分を揺さぶったのですよね。

もちろん人によっては、「シングル曲は好きだけど、アルバム曲はなんか暗くて嫌だ」
と思う人も多かったでしょうが、自分はそのアルバム曲に込められたものに引き込まれ、
単に好きかどうかを超えて、自分はこれを受け止めて人生や人間というものを
もっと真面目に考えなければいけないとそういう思いに駆られたのですね。

当然ながらそのために『深海』も当時のB面曲なども全て集めました。

今でも印象に残っている歌詞を少しだけピックアップしてみます。

「やがて来る“死の存在”に目を背け過ごすけど
残念ですが僕が生きている事に意味はない」
(「マシンガンをぶっ放せ」より)

「安定した暮らしに 老いてくだけの自分ならいらんのだ」
(「タイムマシーンに乗って」より)

「生きる意味」って、結局誰もが目を背けて考えないフリをするけど、
本当はそんなものなんてないということを突き付けてくる言葉ですね。

とりわけ“ただ生きるだけ”のことに意味なんてあるのか考えさせられました。

「安直だけど純粋さが胸を打つのです 分かってながら僕らは猥褻」
(「旅人」より)

「愛さえも手に入る自動販売機さ 屈折した欲望が溢れる街
とことんやってくれ 僕を飲み込んでくれ
でないとこんな歌 明日も作んだろう 夢も希望もありゃしないさ」
(「傘の下の君に告ぐ」より)

愛という美辞麗句を語りながら、実際にしているのは単なる欲望の撒き散らしでしかない、
そういう人間の愚かさを正面から突き付けるものでした。

「人生はアドベンチャー たとえ踏み外しても 結局楽しんだ人が笑者です」
(「タイムマシーンに乗って」より)

人生にあるべき生き方を見出しても、
何も考えずに楽しんだほうが幸せになれてしまう矛盾がここにはあります。

かといって、今更もう「じゃあ何も考えずに楽しもうぜ」とは思えないのです。
この矛盾の中でただもう苦しむ以外に道はないのです。

『深海』や『BOLERO』の巨大なテーマは
「自分達人間は愛という理想にたどり着ける存在なのか」
ということでしたが、とりわけ印象に残ったのは次の言葉でした。

「大人を気取れど 自我を捨てれない」
(「ありふれたLove Story」より)

注:ここでの「自我」は「エゴ」の意味

愛というものを目指すとき、それはどうあるべきかを考えると、
ほぼ必然的に「無私の愛」「無償の愛」というところにたどり着くと思います。

しかし実際に人間が行うものは、そこからは程遠く
エゴと密接に結びついてしまう、そうした愛を取り巻く人間の現実、
そうしたものを端的に突き付ける言葉です。

ここからもわかるように、この当時のMr.Children(というか桜井和寿氏)の苦悩の源泉は
「どんな理想を掲げようが、それとは程遠いことしかできない人間と自分の愚かさ」
に起因してるわけです。

そこから導き出そうとしてる結論は複数あったのでここでは横に置きますが、
この苦悩は私の中に当時うっすらとできあがっていた
「人間は欲望やエゴから解放されて理性的な存在になろうとすべきである」
という価値観と強く共鳴することになったのですね。

ただ当然ながらそこには強烈な副作用もありました。

こうした人間の醜さ、愚かさという現実を突き付けられることによって、
「自分は何とかして理性を突き詰めた人間を目指すんだ」
という前向きな気持ちではなく、
「人間というのは理性的な存在なんてものからはあまりにも遠く愚かで、
そんなものは目指すだけ無駄だし、そう願うだけ苦痛にもがくだけなのだ」
という葛藤にさいなまれるようになってしまったのです。

もっともこれは『深海』や『BOLERO』と出会わなくても、
いずれどこかでその壁にぶつかった可能性はあります。

なんせ「理性的な人間でありたい」「人間は理性的な存在を目指すべきだ」
という思いを強く持てば持つほど、他人の見え方が必然的に変わってくるからです。

「人間なんてどうだっていいじゃん」と思いながら暮らしているときと、
「人間はどうあるべきか」が確立した後では他人の生き方や価値観の見え方が変わる、
そうなるとどこかで人間というものに絶望するのは避けられないのですよね。

そしてもちろん同じく人間でしかない自分への絶望も避けられないわけです。

次回の記事ではその絶望の淵に最も深く落ちていた時期について書いていきます。

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サイケデリックロックができるまで 第6回

1967年に入るまでにファンタジー系サイケ、ガレージ系サイケなど、
様々なサイケデリックロックが多くのバンドによって確立されてきました。

それが1967年に入ると、それぞれのサイケデリックロックにおいて、
巨大なムーブメントが起き、全体が一気にピークへと向かっていきます。

まずは1967年1月4日、新進気鋭のサイケデリックロックバンドである
The Doorsが1stアルバムとなる"The Doors"をリリースします。

これが巨大なセールスを記録し、アメリカだけで400万枚以上ヒットします。

そしてこのアルバムからシングルカットされた"Light My Fire"もまた
全米で1位を記録するなど、サイケデリックムーブメントを盛り立てます。

The Doors - Light My Fire (1967) [Psychedelic Rock]


音楽的にはThe Electric Prunesなどが作り上げてきた
「ガレージ系サイケの薄暗いダークネスを帯びたサウンドから
ガレージロック的なラフさを取り除いたもの」の延長線上にあります。

それがこのThe Doorsの登場によって完成させられたと言ってもいいでしょう。

この曲のオルガンのイントロはけっこう多くの人が聴いたことがあると思います。
世界的に見てもこのイントロはかなり有名な部類に入るでしょう。

この曲はしばしば「間奏が異様に長い」と思われてしまいますが、
実際にはこの間奏こそがこの曲のサイケデリアを最も表しています。

このオルガンソロをそのまま脳に流し込むような感覚で聴いてみると、
いかにLSDによるトリップ感を音で表現しているか伝わるかと思います。

ここを楽しめるようになると、サイケの世界にドップリとハマっていきます。

そしてこうしたThe Doorsのサウンドは多くのフォロワーを生み出します。

どの代表格とも言えるのがJefferson Airplaneでしょう。

彼らもThe Doorsに続いて1967年2月1日に
アルバム"Surrealistic Pillow"をリリースします。

アルバムタイトルからしてサイケデリックな香りが漂っていますね。

ここでは、その代表曲である"Somebody to Love"を紹介しましょう。

Jefferson Airplane - Somebody to Love (1967) [Psychedelic Rock]


"Don't you want somebody to love"といった歌詞は
まさにこの時代の"Love & Peace"を象徴しているとも言えますね。

The Doors的なスタイルのサイケデリックロックはこの後も多く登場します。

ここではその代表的なバンドとアルバムを紹介しておきましょう。

[The Doorsに近いタイプのサイケデリックロックの代表的作品]
Pink Floyd - The Piper at the Gates of Dawn (1967.8.4)
Vanilla Fudge - Vanilla Fudge (1967.8)
Procol Harum - Procol Harum (1967.9)
Traffic - Mr. Fantasy (1967.12.8)
Quicksilver Messenger Service - Quicksilver Messenger Service (1968.5)

そして今度はファンタジー系サイケでも大きな変化が起きます。

The Beatlesが従来のインド音楽寄りのサイケデリックから方向転換し、
ファンタジー系サイケを強く志向したシングルである
"Strawberry Fields Forever / Penny Lane"を1967年2月13日にリリースします。

このシングルがファンタジー系サイケに与えた影響は極めて多大でした。
これによってファンタジー系はサイケの最も重要なスタイルとして確立されます。

The Beatles - Strawberry Fields Forever (1967) [Psychedelic Rock]


そしてThe Beatlesはこの"Strawberry Fields Forever / Penny Lane"の
流れを汲んだアルバム"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"を
1967年5月26日にリリースします。

このアルバムの名前は洋楽ロックに詳しくない人でも聞いたことがあるでしょう。
それだけ世界的に強烈な影響を与えたアルバムです。

これによってサイケデリックロックムーブメントは揺るぎないものになりました。

このアルバムは大ヒットし、アメリカだけで1100万枚ものセールスを記録します。
ここから最もファンタジーサイケな"Lucy in the Sky with Diamonds"を紹介しましょう。

The Beatles - Lucy in the Sky with Diamonds (1967) [Psychedelic Rock]


この曲はファンタジー系サイケの見本と言っていいような作風です。

それはもうよく語られるこの曲のタイトルが物語っています。

タイトルから前置詞と冠詞を外して名詞だけをピックアップすると、
Lucy, Sky, Diamonds、頭文字がLSDになっているのですよね。

もちろん公式には「LSDを意図したわけではない」ことになっていますが、
それは例によってこの時代にありがちな「知らんぷり」と見ていいでしょう。

音楽的には先行したThe Rolling Stonesの"Ruby Tuesday"などの流れにありますが、
LSD的な酩酊感を極限にまで高めているところがこの曲の強烈な個性となっています。

そしてこのアルバムも極めて数多くのフォロワーを生み出しました。
ここでそうしたファンタジー系サイケの代表的アルバムを紹介しましょう。

[サージェントペパーズ的なファンタジーサイケの代表的作品]
Bee Gees - Bee Gees' 1st (1967,8.9)
The Hollies - Butterfly (1967.11)
The Lovin' Spoonful - Everything Playing (1967.12.6)
The Rolling Stones - Their Satanic Majesties Request (1967.12.8)
The Who - The Who Sell Out (1967.12.15)
The Zombies - Odessey and Oracle (1968.4.19)
Manfred Mann - Mighty Garvey! (1968.6.28)
Status Quo - Picturesque Matchstickable Messages (1968.9.27)

さて、こうして様々なサイケデリックロックがピークを迎えたことによって、
サイケデリックロックが形成されるまでの歴史は終わり・・・となるはずですが、
実はまだこの6記事の中で全く取り上げていないサイケのスタイルがあるのです。

次回はその残されたサイケデリックロックのスタイルを見ていきましょう。

◎ここまでのサイケデリックロック形成の年表


1965.6.4 The Yardbirds - Heart Full of Soul (Single)
1965.7.30 The Kinks - See My Friends (Single)
1965.11 The Seeds - Pushin' Too Hard (Single) (Album 1966.4, Re-release 1966.7)
1965.12.3 The Beatles - Norwegian Wood (This Bird Has Flown) (Album "Rubber Soul")
1966.2.25 The Yardbirds - Shape of Things (Single)
1966.3.14 The Byrds - Eight Miles High (Single)
1966.4.15 The Rolling Stones - Lady Jane (Album "Aftermath UK")
1966.5.16 The Beach Boys - Album "Pet Sounds"
1966.5.30 The Beatles - Rain (Single "Paperback Writer")
1966.7.1 Donovan - Sunshine Superman (Single)
1966.8.5 The Beatles - Love You To, Tomorrow Never Knows (Album "Revolver")
1966.8.26 Donovan - Album "Sunshine Superman"
1966.10.10 The Beach Boys - Good Vibrations (Single)
1966.10.17 The 13th Floor Elevators - Album "The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators"
1966.10 The Deep - Album "Psychedelic Moods"
1966.11 Blues Magoos - Album "Psychedelic Lollipop"
1966.11 The Electric Prunes - I Had Too Much to Dream (Last Night) (Single)
1967.1.4 The Doors - Album "The Doors"
1967.1.13 The Rolling Stones - Ruby Tuesday (Single)
1967.2.1 Jefferson Airplane - Album "Surrealistic Pillow"
1967.2.13 The Beatles - Strawberry Fields Forever / Penny Lane (Single)
1967.5.26 The Beatles - Album "Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"


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バーガーキング ザ・ワンパウンダー 23/24

年末年始の期間限定バーガーを求めてバーガーキングに行ってきました!

というか、バーガーキングに行くのはおそらく今回が初ですね!(=゚ω゚)

近所に新しくできたイオンタウン内にバーガーキングが入っていて、
そのおかげでバーガーキングに手軽に行けるようになったのですね!

で、その初訪問でとんでもない期間限定バーガーを狙ったわけですね!

「ワンパウンダー」という名前はもちろん「肉が1パウンド」の意味で、
1パウンド=約454gなので、おおよそ450gの肉が入ったバーガーです!

バーガーの場合は1つが1/4パウンドのビーフパティが存在するので、
それが4枚入ったバーガーというふうに説明してもいいでしょうね!

自分としてもこの肉量のハンバーガーを食べるのは初めてとなります!

さて、この「ザ・ワンパウンダー」、なんと1個2090円もします;

以前にマクドナルドで1000円バーガーが出たときに話題になりましたが、
その2倍を超える2090円の商品がナチュラルに出てくるのはすごいですね!

バーガーキング ザ・ワンパウンダー 23/24

写真で見るとそれほど迫力が伝わってこないですね;
というか、もうちょっと横から撮れば良かったと思います;

実際のバーガーのインパクトはこの写真よりも遥かに強烈でした!

構造はシンプルで上と下がバンズ、上のバンズのすぐ下にトマト、
あとはビーフパティ4枚とゴーダチーズ4枚が入っています!

ソースは白いチーズソースと赤いケチャップとなっています!
これはどうも紅白をイメージしたカラーとなっているようですね!(*゚◇゚)

チーズはゴーダチーズなので、けっこうまろやかさが強めです!
でもマクドナルドのチーズと比べるとクセは抑えめですね!

なので、ビーフよりも無駄に前面に出てくる感じはなかったです!

パティはビーフ100%で、バーガーキングらしい炭火焼きのものです!
この炭火焼きの香ばしさについてはかなり明確に感じられますね!

これはバーガーキングの個性としてはっきりとわかるものですね!

ケチャップは普通ですが、チーズソースはけっこうクリーミーで、
5種のチーズを使っているそうですが、クリームチーズ感が強めです!

なので、味はシンプルに肉・チーズ・ケチャップという感じです!

こう見るとトマトは一見蛇足なように見えるかもしれませんが、
全体の味が重いのでトマトのフレッシュ感は意外と貢献しています!

結局これをハンバーガーとして総合的に見たときにどうなのかですが、
ここまで肉の量が多くなると食べていて一定の迷いは出てきますね!(●・ω・)

まず笑ったのが、肉が重すぎて最初から下のバンズがぺしゃんこでした!

そのせいで「あれ、下のバンズはどこだ?」と最初探しましたし、
「これどうやって持てばいいんだ?」と迷うことになりましたからね!

ただそれ以降は構造がシンプルであまり無駄なものははさんでないので、
巨大バーガーとしては比較的食べやすい仕上がりにはなっていましたね!

レタスとか中央のバンズみたいなものを入れてないのは正解でしょう!

結局問題はこのハンバーガーの根幹のところに関わってくるのですが、
バンズと肉の比重が圧倒的に肉>>>バンズになるところなのですよね!

なので、バンズの存在感が薄く、ただ肉を食べてるような感じになります!

そのため「このバランスはハンバーガーと言っていいのかな」という迷いが出て、
「これだけ肉を食べるなら、いっそ肉とご飯で食べたほうがいいような」という
ハンバーガーであることの意義に対して疑問が出てくるところはありますね!

正直なところ、この肉量ならハンバーガーとして食べるよりは、
何か別の方法で食べたほうがおいしいだろうとは感じました!

かといってバンズの量を増やすとさらに食べにくくなりますし、
バランスを考えると何事も限界はあるのだなと思いましたね!

自分としては「ひたすら肉の多いハンバーガーを食べたい」という気持ちがあったので、
それを達成させてくれたという点ではこのバーガーには大いに感謝していますし、
「それを実践するとどうなるか」を教えてくれた点でもありがたくはありましたね!

でもそれが自分が望んでるおいしさだったかと問われると、
「肉は1/2パウンドぐらいがベストなのかな」とは思いましたね!

まぁそういう商品もバーガーキングでは普段から販売されているので、
そのあたりを食べるほうが自分には向いているのかもですね!

ところで調べてみると、以前に「ワンパウンドビーフ」というバーガーが
単品1180円で出たことがあるそうですが、今回とずいぶん値段が違いますね;

今回の「ザ・ワンパウンダー」はチーズソースなども豪華な仕様なので、
そのあたりの違いもあるのでしょうけど、今回のはたしかに高いですね;

それにしてもバーガーキングのバーガーのメニューを眺めていると、
豪華なバーガーはけっこう普通に1000円を超えてきていますね!

自分なんかは「少々高くても食べごたえがあるほうがいい」タイプなので、
高価格帯の商品があることに関してはむしろ好印象を感じるほうですが!

とにかくひたすら肉・肉・肉という内容のバーガーでした!(゚x/)モシュール

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自分の人生観と哲学 その2

第1回記事では原始仏教の価値観が自分に与えた影響について見てきました。
その中でも「生老病死」が自分に与えた影響は極めて多大なものでした。

◎人間とは何か - ホモ・サピエンス


人間は他の動物とは何が違っていて、何が人間ならではの個性を作っているのか、
これは昔から多くの哲学者の人達が考えていたことです。

その中で有力な考えとされたのが、
人間を「ホモ・サピエンス」ととらえるというものです。

これは平たく言うと「理性を持った存在」という意味です。

私はこれを聞いたとき、目からうろこが落ちるような気持ちになったのですね。

「人間を人間たらしめているものは理性なのか」と。

◎人間の目指す道とは理性を高めることだ


この「人間だけが理性的な存在である」という考えと、
原始仏教の「煩悩からの解放を目指すべき」という考えが自分の中で結びついたのですね。

「煩悩からの解放」と「理性を高めること」はおおむね同一方向の考えですからね。

人間はたしかに理性を持っていますが、極めて不完全な存在です。

理性を持ってはいるものの、それを超えるほどの強い欲望も持っています。

ただ人間だけが理性的な存在であると考えるのであれば、
人間が生きるうえで本当の意味で目指すべきものは
「欲望を克服し、100%理性的な存在になること」なのではないかと。

こうした考えがだんだんと自分の中で完成していったのですね。

ただこれは倫理の授業でそれを学んですぐにそうなったわけではないです。

後の記事で紹介するよりインパクトのある出来事などもあって、
おおよそ18~19歳ぐらいでそのような考えが確立されていきました。

◎人間とは考える葦である


これは余談なのですが、他に自分に強い影響を与えた
哲学者の言葉としては「人間とは考える葦である」があります。

けっこう人間って、考えて考えて考え抜くことを軽視しがちなのですよね。
「考えるより行動しろ」みたいなことってよく言われますし。

この言葉から得たのは、結局人間は考えられることにこそ価値があって、
何かをひたすら突き詰めて考えることは決して無駄ではないということですね。

それゆえ普段から何かをひたすら思いつめるような人間になりましたが、
「人間とは考える存在である」を胸に留めて考えることを大事にしています。

◎なぜ自分はアルコールを飲まないのか


次の主要な話題に移るにはちょっと残りの行数が少なすぎるので、
余談にはなりますが今回の記事と関係する話を書くことにします。

私はしばしば「自分はアルコールは飲まない」と明言していて、
実際に誰かと出かけるときでもアルコールは全く飲みません。

ここまで記事を読んできた人なら想像がつく人ももう多いでしょうね。

自分がアルコールを飲まないのは決して飲めないからではないのです。

アルコールの効用は端的に言えば「理性を麻痺させる」ことです。

「理性を麻痺させてより本能をむき出しにして、本能的な存在になる」、
「人間の目標とは理性的な存在になることだ」と考えている
私がそれをするわけがないのですよね。

「なんで理性的な存在として生まれてきたのに、
その大事な理性をわざわざ自分から麻痺させないといけないのだ」
と思うから、自分はアルコールを飲まないのです。

だから当然のことですが、違法かどうかと関係なくドラッグにも全く興味はありません。
ドラッグをテーマにしたロックは好きですし、話題にもしますが、ドラッグへの関心はないです。

まぁしかしこんなことを書いたら、
「こいつは何とも気むずかしい奴だなぁ」とは思われるでしょうね。

でもそれが自分なのでどうしようもないのですよね。

このアルコールとの向き合い方はもともとはシンプルな信念でしたが、
あるときに30人ぐらいの飲み会に参加したときに痛烈に確信させられたのですよね。

自分はもちろんこうした信念を持っているのでアルコールは飲みませんでしたが、
周りの人達の理性が飛んでいる姿を見て強烈に絶望的な感情に襲われたのです。

もう言葉が出ないぐらいに気持ちが沈んでしまったのですね。

そのときに本気で確信したのですよね。

「今の自分はもう普通(の俗世間的な人間)とは全く違うものになってしまったんだ」と。

そういうこともあって、今でもそこそこ大人数の飲み会はひどく苦手ですね。

次回の第3回記事では、自分に強烈な影響を与えたある人物(?)について話していきます。

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サイケデリックロックができるまで 第5回

これまでインド音楽系、ファンタジー系、ガレージ系と
様々な方面からサイケデリックロックが生まれてきましたが、
今度はさらに新しい方向へとサイケの波が広がっていきます。

それがフォークとサイケとの出会い、サイケデリックフォークでした。

その先鞭をつけたのが、Donovanというフォークシンガーでした。

彼はもともとシンプルなフォークを演奏していたのですが、
1966年7月1日にリリースしたシングル"Sunshine Superman"において、
サイケデリックな要素を取り入れたフォークソングを発表します。

Donovan - Sunshine Superman (1966) [Psychedelic Folk]


決してゴリゴリのサイケデリックサウンドというわけではないですが、
インド音楽的な要素をフォークに取り入れたのは間違いなく革新的でした。

これは商業的にも大成功し、全米1位、全英2位という記録を打ち立てます。
これがさらにサイケデリックロックの勢いを高めたのは間違いないでしょう。

そして何とこの曲、サポートミュージシャンとして後にLed Zeppelinを結成する
ジミー・ペイジとジョン・ポール・ジョーンズが参加しているのですよね。

そう考えると非常に豪華なメンバーで演奏された曲だと言えます。

また、この曲はタイトルも非常にサイケデリックなのですよね。
というのも、"Sunshine"という単語はサイケ方面でよく使われていましたので。

この後もDonovanはサイケフォークの第一人者として長く活躍しますが、
彼がサイケデリックロックに残した功績は決してこれだけではありません。

1966年8月26日にリリースしたアルバム"Sunshine Superman"において、
サイケデリックロックの形をさらに推し進める曲を作っているのです。

Donovan - Legend of a Girl Child Linda (1966) [Psychedelic Rock / Psychedelic Folk]


この曲を聴くと、自然と中世ヨーロッパを舞台にした
ファンタジー映画などの映像が浮かび上がってきます。

これはまさにファンタジー系サイケの新しい形でもありました。

これまでThe Rolling Stonesなどが作り上げてきた
ファンタジー系サイケはバロック音楽からの直接的な影響が濃かったですが、
ここではそうした路線は少し離れた形からファンタジー的サイケデリアを演出しています。

これによって、ファンタジー系サイケのあり方はさらに広がりを持ちました。

サイケフォーク、ファンタジー系サイケ、この2つの方面において、
Donovanは大きな仕事をしたというふうに言えるわけですね。

さて、ファンタジー系サイケの先鞭をつけたThe Rolling Stonesも負けていません。

1967年1月13日に"Ruby Tuesday"というシングルをリリースし、
これによってバロックポップ的なサウンドをさらに進化させ、
バロック風ファンタジー系サイケのスタイルを完成させます。

以前に紹介した"Lady Jane"よりもサイケポップ感が数段増しています。

The Rolling Stones - Ruby Tuesday (1967) [Psychedelic Rock]


こうしてサイケデリックロックの土台はほぼ完全に作り上げられました。
そして1967年に入ってから、サイケデリックロックは一気にピークを迎えます。

次回の記事ではそのサイケムーブメントがピークに達する場面を見ていきましょう。

◎ここまでのサイケデリックロック形成の年表


1965.6.4 The Yardbirds - Heart Full of Soul (Single)
1965.7.30 The Kinks - See My Friends (Single)
1965.11 The Seeds - Pushin' Too Hard (Single) (Album 1966.4, Re-release 1966.7)
1965.12.3 The Beatles - Norwegian Wood (This Bird Has Flown) (Album "Rubber Soul")
1966.2.25 The Yardbirds - Shape of Things (Single)
1966.3.14 The Byrds - Eight Miles High (Single)
1966.4.15 The Rolling Stones - Lady Jane (Album "Aftermath UK")
1966.5.16 The Beach Boys - Album "Pet Sounds"
1966.5.30 The Beatles - Rain (Single "Paperback Writer")
1966.7.1 Donovan - Sunshine Superman (Single)
1966.8.5 The Beatles - Love You To, Tomorrow Never Knows (Album "Revolver")
1966.8.26 Donovan - Album "Sunshine Superman"
1966.10.10 The Beach Boys - Good Vibrations (Single)
1966.10.17 The 13th Floor Elevators - Album "The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators"
1966.10 The Deep - Album "Psychedelic Moods"
1966.11 Blues Magoos - Album "Psychedelic Lollipop"
1966.11 The Electric Prunes - I Had Too Much to Dream (Last Night) (Single)
1967.1.13 The Rolling Stones - Ruby Tuesday (Single)

時系列を見ると、Donovanもまたサイケの先駆者であったことがよくわかりますね。

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麺屋 和人 天王寺北口本店 和人らーめん

けっこうひさしぶりに「麺屋和人 天王寺北口本店」に行ってきました!
前回訪問が2018年なので、5年ぶりの訪問となりますね!

まぁここに訪問するのは大抵天王寺駅周辺以外に行くことがなく、
消去法で行くというパターンが多かったりはするのですが;

通し営業なので行きやすくて助かるという利点もありますしね!

天王寺駅周辺はラーメン店は多いものの飛び抜けたお店が少なく、
そうするとこのお店が第一候補になってくるのですよね!

今回もそんなちょっと消去法込みでの訪問となりました!

訪問していないうちにいくつか新メニューもできていたのですが、
基本のラーメンの味の進化を知りたくて「和人らーめん」にしました!

ちなみに店名の「和人」は「わびと」と読みます!
変換するときはいつも「かずと」と打っていますが;(ぼそっ)

麺屋 和人 天王寺北口本店 和人らーめん

あぁ、この鶏節が乗っているビジュアル、懐かしいですね!

◎スープ - 魚介の厚み、スープのコクともに格段にアップ


まずはスープですが・・・うわっ、めっちゃレベルアップしてるじゃないですか!(●・ω・)

こちらのお店は基本的に魚介系ベースのスープなのですよね!
煮干を中心とした魚介系、そして昆布がスープの主役なのです!

要するに動物系を抑えたかなり優しいスープを目指しているのですが、
そうすると当然ながら一本筋の通った「強さ」が出にくくなるのですよね!

最初の訪問でこの「和人らーめん」を食べたときには、
「たしかに旨味がありつつも優しいな」と思いつつも、
「正直なところちょっと弱いかな」とも思ったのですよね!

でも今回は最初から最後まで一切そういう弱さは感じませんでした!(*゚ー゚)

まず魚介の厚みも増していて、旨さがグッと高まっていますね!

それでいて「いかにも魚介」という魚介臭い感じはなくて、
ナチュラルな魚介感を出しつつ、旨味を底上げしているのです!

なので、クセがなく、それでいてきちんと旨味が出ていましたね!

煮干ってかなり強いクセの出やすい素材でもあるのですが、
下処理をきちんとしているとそうしたクセが出なくなるので、
おそらくはそのあたりなどにかなり気を使っているのでしょう!

続けてスープ全体のコクが以前と比べてもグッと増していました!

こちらのラーメンはもともとスープベースは動物系はほぼ用いず、
鶏節と背脂由来の油脂を重ねることでコクを付加していましたが、
このあたりも数年前に比べるとかなり高まっている印象でした!

なので、動物系は最小限なのに、それ特有の弱さがなかったのですね!

そしてもう一つレベルアップしていたのがタレのバランス感です!(=゚ω゚)

タレの風味などが以前よりもやや強めに打ち出されていましたね!

ただタレを強くするということは、醤油のキレなども前面に出やすく、
「カドが立っている」と思わせかねない弱点もあるわけです!

しかしこちらはたしかにタレの濃度や塩分濃度は上がっていつつも、
塩カドは感じさせない、そういう絶妙のラインを突いてきていましたね!

意識するとたしかに塩分濃度はやや高めになっているのですが、
それをプラスに作用させる見事な配分をやってのけています!

いやはや、これはちょっと驚いてしまう仕上がりでしたね!

◎トッピング - しっとりした鶏チャーシューが魅力的


トッピングは鶏チャーシュー、メンマ、味玉、鶏節、海苔です!

鶏節についてはスープ要素に近いのでここでは説明は割愛します!
鶏節というのは鶏をかつお節などのように加工したもののことですね!

初訪問のときは鶏チャーシューがタレと塩の2種類あって、
塩のほうにはレモンの風味が加わるなど工夫されてましたが、
今回はあえてシンプルに鶏の旨味を打ち出すものになっていました!

自分としてはこの変更については大正解だと思いましたね!(`・ω・´)

「シンプルだけどしっかり旨い」、こういう具材がいいのですよ!
そして優しいスープには脂分の少ない鶏チャーシューがよく合いますね!

あえて豚のチャーシューを用いない采配も自分としては支持したいです!

メンマはやわらかく、味玉についてはオーソドックスなおいしさです!

麺屋 和人 天王寺北口本店 和人らーめん(麺のアップ)

◎麺 - クニッとしたコシが心地いい


麺はクニッとしたコシが印象的な中細麺となっています!

加水としてはやや低加水寄りの中加水と言ったところですが、
そうした加水の麺の一般的な食感とはやや異なっています!

そのあたりの加水の麺だと「パツプリ」みたいな感じの、
一定のプリ感を持ちつつ歯切れの重視した感じになるのですが、
そういうわかりやすい「低加水っぽさ」はあまりないのですよね!

そうした部分にクニッとした独特のコシが入ってくるのです!(*゚◇゚)

最近このタイプの麺を作るお店が少し出てきていますね!
「丸山製麺所」の麺もこうしたタイプに近いですからね!

何か独特の製法というのがあるのかもしれませんね!

非常にバランスが良く、スープとのなじみもいい万能麺ですね!

◎まとめ - 目を見張るレベルアップ


今回はあえて基本の「和人らーめん」を食べて大正解でしたね!
こんなにもスープがレベルアップしてるとは意外でした!

魚介系スープなので、飲み〆などには間違いなく適してますし、
それなのに弱さがなくなったというのは特筆すべき点ですね!

そしてこれは確実に女性層や熟年層からも支持が集まるでしょうね!

いつのまにやらさらにおいしくなっていた「麺屋 和人」でした!(゚x/)モシーヌ

お店の住所と地図 大阪府大阪市天王寺区悲田院町8-11

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自分の人生観と哲学 その1

自分が人生というものを、あるいは人間のあるべき姿というものを
どのように考えているのかについて記事にしていこうと思います。

言葉にすると非常に長いので1記事だけでは終わらせず、
一つのシリーズとして連載していこうと思います。

読者の方はうすうす感じられているところがあると思うのですが、
私の人生観はかなりねじれているというか、普通ではないようなのですよね。

それは自分でもそれなりに自覚しているのですが、
今はもうこのブログの話題から制限を取っ払ったので、
そうしたこともそのまま吐き出して行ってしまおうと思います。

◎原始仏教からの影響


私の人生観の少なくない部分は高校時代の倫理の授業で学んだ
様々な哲学者や宗教者からの影響というものがあります。

ただ倫理を学んですぐに人生観が変わったかというとそうでもなく、
最初はあくまで「なるほどなぁ」ぐらいに思っていたものが、
その後にさらに別のインパクトのある出来事などを通じて
過去に学んだ知識が身になっていったというところが大きいです。

またそうした過去の哲学を学ぶ中で、
自分がすでに漠然と考えていたこととの一致を見て、
「これだ!」というふうに確信を深めたことなどもあります。

その中で、私が最も強い影響を受けたものの一つが原始仏教の価値観です。

私は個人的には日本に伝わっている大乗仏教にはほぼ関心はないのですよね。

というのも、宗教というのは人に伝道していく中で
どうしても一般的な俗世間の人に合わせて変質していくので、
そうした「俗世間に合わせた宗教」にあまり意義を感じないのです。

また、私は宗教のいわゆる「宗教らしい部分」への関心も薄いです。

要は「神はいるのかどうか」「人は死んだら何になるのか」という類の話です。

私が本当に強い関心を抱いているのは「人はどう生きるべきか」という、
宗教における哲学的要素の部分なのですね。

◎人間の根源的な苦としての「生老病死」


原始仏教の哲学的要素の中で私に決定的な影響を与えたのが、
「人生の根源的な苦は『生老病死』である」という考えでした。

いや、これはもともと自分の中に漠然とあった考えが
この教えによって「これだ!」と思えたとも言えます。

「人間の苦とは生(生きる・生まれる)老(老いる)病(病気になる)死(死ぬ)」、
非常にシンプルな考えです。

これ、「生」以外はごくごく普通の話でしかないのですよね。

人間というもの、老いること、病気になること、死ぬことは辛いものです。
そんなのは誰かに言われなくても誰でもそう思っているでしょう。

問題はこの4つの苦の最初に「生」が位置付けられていることです。

これは「生きること自体が苦である」と考えてもいいですが、
「全ての苦の源泉は『生』である」と言ったほうがより適切でしょう。

これこそが自分の中に深く突き刺さり、自分の人生観の根幹となっています。

すなわち「人生とは苦」なのです。「苦痛を背負った旅」そのものなのです。
人間は生まれてきたがゆえに全ての苦を背負わねばならないのです。

「生が苦だと言うなら、じゃあ死ねば楽になれるじゃないか」と思うかもしれません。

しかしこの世に生まれ落ちてしまったら、
今度は生きる中での最大の苦は「死」になってしまうのです。

だから人間は死を避けて生に執着してしようとしまう。
生が全ての苦の根源であるにもかかわらずです。

この板挟みの中で苦しむことことが人生なのだと、そう突き付けられたのですね。

余談になりますが、こうした人生観なので
私は個人としてはかなり強固な反出生主義です。

他の人に対して「そうあるべきだ」と言うつもりはないですが、
私自身はどうあっても「子どもを作る」という選択肢を取ることはないです。

生という苦を我が子に与えるだなんてことは私には絶対に出来ません。

◎煩悩と悟り


人間は何ゆえ苦しむのか、原始仏教においてはその答えを
「煩悩によって何かに執着するがゆえに苦しみが生じる。
その執着を自分から解き放てばいい」というふうに考えます。

煩悩というとわかりにくいので、欲望と言い換えればまぁいいでしょう。

何かを欲しい、何かを手放したくない、そういう意識があるから、
それが手に入らなかったときに、それを失ったときに苦しむのだと、
それならば何かに対する執着そのものを捨てればいいと考えるわけです。

さすがにこれをそのまま飲み込むことは自分にはできなかったですが、
「人間が目指すべき姿とは、欲望から解放された姿である」
という価値観を自分の中に生む大きなヒントにはなりました。

食欲と睡眠欲は満たさないと死んでしまうのでやむをえないとして、
それ以外の欲望は本来は捨て去る方向に向かうべきなのだと。

これを100%遂行して生きるというのはおそらく不可能でしょうが、
この価値観と他の哲学的な考えが融合することによって、
自分の人生観や哲学の根幹をなす部分が作られていると言っていいでしょう。

大げさに言えば、煩悩を解き放った境地、
すなわち悟りの境地のようなものを心のどこかで目指してはいるのですよね。

「ラーメン旨いとか言ってる俗物が何を言ってるんだ」と言われてしまうかもですが。

ちょっと長くなってきたので、続きは第2回の記事に委ねることにします。

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