にゃんこ17周年!

にゃんこがうちの家に来てからついに17年となりました!

この1年はほんとにほんとに大きな1年となりましたね!(*・ω・)

ここ数年は毎年のようにこの記念日をお祝いしていますが、
今年の記念日の大きさはここ数年とは比較にならないです!

ドブに落ちて迷い込んでいた生後1ヶ月の仔猫を保護してから、
すっかり我が家に慣れ、自分に甘え倒しながら17年が経ちました!

今年の1月頃は、今年の記念日を迎えるのは無理だろうと思ってましたからね。

食欲が落ちるという傾向は一昨年の夏ぐらいに始まったのですかね。

ただ昨年の春までは体重の減少にはほとんど気付いていなくて、
ワクチン接種の少し前に「あれ、体重が減ってる」と知ったのですね。

それで食欲が落ちてることに気付いて、体重を綿密な管理を始めました。
それがちょうど昨年4月ぐらいからということになるのですよね。

その後はいったん食欲が回復し、7月ぐらいまでは体重も回復傾向、
3.8kgまで下がっていたのが、4.2kgぐらいまで戻ったのですかね!

うちの子はもともと体重は比較的軽いタイプではあるので、
4.0kg前後であればおおむね標準体重ではあるのですよね!

ただ夏の終わり頃からまた徐々に食べる量が減ってきて、
カリカリを食べる減少量をウェットフードで補ったり、
いろんな手を尽くしていましたがやはり徐々に痩せてました。

そして危機が来たのが、昨年の12月の末だったのですよね。

カリカリもほぼ食べなくなり、ウェットを食べる量も大幅に減少、
1日の摂取カロリー量が標準量の4分の1ぐらいにまで下がってきて、
「このままでは危ない」と判断して正月明けに病院に連れていきました。

この時点で体重は大人になって以降、最も軽い3.5kgになっていました。

血液検査の数字は非常に悪く、軽い黄疸も出ているという状態で、
「ちょっと連れてくるのが遅かった」と先生にも告げられました。

このときは自分は食欲増進剤に頼って乗り切ろうと考えていたのですね。

それでまずは食欲増進剤を出してもらい、それで少し食事量が増えて、
標準量には満たないものの、最悪の状態は一応は脱しはしたのでした。

ただ食欲増進剤の効果も徐々に落ちてきているのは目に見えていて、
ここを脱するには自分が強制給餌を習得して踏み切るしかありませんでした。

そこで1月中旬ぐらいに強制給餌を試すと、いい感触がつかめたのですよね。

そのときはまだサブ的に強制給餌を始めたぐらいで、基本は食欲増進剤の効果、
そしておやつにあえてかにかまぼこをあげることで凌いでいる状態でした。

そして2月の最初に血液検査を受けると、やはり数字は非常に悪いものでした。
これはおやつに採用していたかにかまぼこの悪影響もおそらくあったでしょう。

この数字を受けて、先生からは「腫瘍の可能性がある」というふうに告げられ、
2月中旬に超音波検査を受けて、実際に肝臓の腫瘍が見つかりました。

余命は告げられませんでしたが、「半年、1年と延ばすのはおそらく難しい」と言われました。

このときからとにかくベストを尽くそうと、かにかまぼこをあげるのはやめ、
食欲増進剤もストップし、強制給餌だけで標準量を完全にまかなってあげる、
という方針に切り替えて、薬の種類もベストのものに増やしてもらいました。

ただ2月の段階では、まだ定期的に嘔吐があり、安定しているとは言えず、
毎日不安になりながら強制給餌をさせて過ごしているという感じでした。


ここに光明が差してきたのが3月に入ってからぐらいになります。

コツコツと強制給餌を続け、栄養状態が安定してきたことによって、
にゃんこの普段の活動性なども全体的に向上してきたのですよね!

それは診察の際にもわかるようで、元気になっていることが先生にも伝わり、
病院に行く頻度を徐々に減らしていけるというふうに先生から提案され、
夏頃には「もっと長寿を目指しましょう」と提案されるようにもなりました!

要するに「余命数ヶ月」という状態からは脱することができたのですよね!(●・ω・)

家の中での活動性も高くなり、さすがに若い頃のように
家の中をドタドタと走るようなことはもうないのですが、
ちょっとやんちゃなしぐさをしたり、鳴き方も元気になったり、
「あぁ、だいぶ状態が回復してるな」と実感できるようになりました!

それで5月か6月には、2月上旬時点では半ば諦めていた
この9月の記念日は十分に迎えられるという自信が出てきました!

2月頃は「もう先は短いから、せめてそれまでは全力で」という思いでしたが、
夏が近づく頃には「まだまだ長生きさせる!」と前向き度が高まりましたね!

思えば昨年12月末から2月ぐらいまではだんだん毛がボサボサになり、
栄養が少なくて、毛のツヤがなくなってきていたのですよね;

それも4月ぐらいには回復し、だんだんと毛がしっとりしてきて、
見た目もずいぶん若くなり、体重も4.1~4.2kgで安定しています!

もう3.5kgまで落ちていた頃とは全く違い、むしろ増えすぎないように、
ほどよい食事量を意識しながら体重を安定させる状態になっています!

持ったときに「あぁ、ふっくらしてきてる」とわかりますからね!(=゚ω゚)

育てるうえでの不安感もずいぶんと安定してきた感がありますね!

昨年は「どれだけ食べてくれるか」を毎日不安に思っていましたが、
今はもう自分がきちんと強制給餌であげればいいだけなので、
食事量に対する不安を持つ必要は全くなくなったのですよね!

これが嘔吐が増えてくるようになるとまた不安も出てきますが、
今は特殊なとき以外は嘔吐もないので、そうした不安はないですね!

「自分が頑張れば食事量は確保できる」という状態ですからね!

にゃんこ17周年!(美猫さん)
(2021年2月7日に撮影)

これはまだ状態が良くない、痩せていた頃に撮った写真ですね。

この頃は「せめて記念写真を撮っておきたい」という思いがあって、
それでいくつか写真を撮って、その中でもっときれいに撮れたものですね。

きれいに撮れていることもあって、体調が悪そうには見えないですね。

でも実際にはこちらの気持ちもにゃんこの体調もどん底のときでしたね。

にゃんこ17周年!(お休み中)
(2021年2月19日に撮影)

こちらも先の写真とほぼ同時期に撮影したものですね。
2月19日ということは、腫瘍の診断をされて数日後ぐらいですね。

今年の1月はじめぐらいから、にゃんこは自分へのべったり度が高まり、
寝るときも含めてずっと自分の近くにいるということが増えています!

ただその後に体調が良くなるにつれてやや移動も増えましたが、
それでもやっぱり自分の近くにいるのが最も落ち着くようですね!

こうやってひっついてくれる機会も大事にしないといけませんね!(*゚ー゚)

こうした時間はもう決して何十年も続くわけではないのですから。

にゃんこ17周年!(タオルの上で)
(2021年9月4日撮影)

これはごく最近、この記事向けに撮影したものですね!

この写真は今のこの子の元気さが伝わるように思います!
目の輝きが一時期に比べるとずいぶんと改善していますね!

体もふかふかして表情もいい、なかなかいい写真だと思います!(`・ω・´)

この表情を見ると、「まだまだ頑張れるな」と思いますね!

にゃんこ17周年!(ご飯中)
(2021年9月4日撮影)

これは強制給餌をする際に撮った写真ですね!

砕いたカリカリを流動食でふやかして作った強制給餌用のご飯を
シリンジに入れてあげるのですが、普通にあげようとすると当然動くので、
強制給餌の際にはネットに入れて、顔だけを外に出してあげています!

あとは左手で後ろから頭をつかみ、右手でシリンジでご飯をあげます!(*゚◇゚)

「強制給餌」という文字を見ると、なんだかかわいそうに見えますが、
別にそんなに嫌がるわけでもなく、人間で言うなら赤ちゃんやお年寄りに
スプーンでご飯を食べさせるような、そういう感覚に近いと言えますね!

ただちょっと表情にしょんぼりとした感じが出てはいますが!

でもこのご飯によって、こうして今も元気でいるわけですからね!


こうして強制給餌で過ごすのは、これからずっと続くでしょうし、
肝臓の急激な悪化や、嘔吐でご飯を受け付けなくなったりしなければ、
まだまだ頑張れるんじゃないか、そういう思いで今は過ごしています!

こうやってなんとか来年の18周年の記念日も迎えたいですね!(゚x/)モキュニャニャニャ

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テーマ : | ジャンル : ペット

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