2017年を振り返って
2017年もついに終わりが近づいてまいりました!
ということで、今年も1年を振り返っていきたいと思います!
今年は例年に比べてものすごく印象に残る1年だったというか、
一ヶ月ごとのイメージがかなり鮮明に残っているのですよね!
例年は年の前半になると意外と記憶が薄れてしまっていて、
当時の月末記事を読むことで思い出すことも多いのですが、
今年は読み返さなくてもほぼ全て記憶に残っていますからね!
今年は一言で言うなら「立て直しの1年」という感じでしたね!
詳しいことは月ごとに振り返っていくところに書きますが、
とにかく出だしが最悪で、何もかもがボロボロでしたからね;
そこから脱出というか逃げ出したもののすぐには回復できず、
もうダメかもしれないと思ったところを時間をかけて立ち上がり、
そこから少しずついろんなものを構築しなおしていったのですよね!
その結果として、形としては昨年までよりもいろんなことができたり、
ただ一方でそこに安住しているだけでいいのかと思うところもあったり、
どん底から這い上がり、そこから一つずついろんなものを作りつつも、
その先も考えて思案しながら過ごしているといった感じですかね!
それでは、月ごとにこの1年を振り返っていきたいと思います!(`・ω・´)
1月(ラーメン屋:5軒)
昨年9月から難しい問題に関わり始め、当初は母の入院も重なり、
極度の緊張と肉体的な疲労が重なる時期が続いていたのですが、
昨年の12月ぐらいからそれが限界を超え始めていたのですよね;
母は昨年11月末に退院して、その後はおおむね元気にしていますが!
過度の緊張状態から慢性的な疲労、微熱、息苦しさなどの症状が
昨年の12月から出始め、それとともに風邪をひく頻度が高まり、
いくら横になっても疲労が取れない状態が続いていたのですよね;
昨年から今年にかけての年末年始でその話にさらなる難題が重なり、
限界スレスレの自分に鞭を打ちながら過ごしていたのがこの時期でした;
自分の役割だったとはいえ、それほどペイがあるわけでもなし、
今となればこの段階からどこかで手を引くことを考えたうえで
動いていくべきだったのだろうなぁ、とも思ったりしますが;
当時は場合によっては自分の命も危険にさらされる可能性もあり、
かといって自分がその問題から離れられるタイミングでもない、
そうした切迫した状況にずっと追われている感じだったのですよね;
この頃は自分の体調不良の原因が精神性のものだとわかっておらず、
「単に冬に弱いせい」ぐらいにしか理解できてなかったのですよね;
そしてそれが2月のさらなる転落へと原因の一つにもなりました;
2月(ラーメン屋:5軒)
年末年始に生じた問題は自分のアイデアもあってある程度改善し、
その安心感もあってか一時的に体調が回復傾向になったのですよね!
ただ、その問題の原因となっていた存在はあの手この手を使い、
自分の過度の緊張状態もそこまで緩み切らなかった2月中旬頃に、
再び発熱や喉の痛みなどが出て、これで一気に転落しました;
もとはといえば、関わっている問題が緊張や不安を生んでましたが、
11月末ぐらいからほんの3ヶ月で4・5回ぐらい大きめの発熱をして、
さらに微熱や慢性疲労が起きるといった状態が続いていたことで、
「いつ体調を崩すかわからない」という恐怖感が出てたのですよね;
しかも厄介な問題に追われていたから、熱が出ても無理をしないといけない、
さらに「今は体調を崩してはいけないとき」という考えも強く生まれてくる、
自分の慢性的な体調不良や大きめの発熱が頻発しているその原因こそが
過度の緊張感や不安感だったのに、体調に対する恐怖感がそこに重なって、
精神面と体調面の負のスパイラルがここで一気に爆発したのですよね;
12月や1月の時点でも十分に限界と言えるぐらいの状態でしたが、
2月中旬以降は微熱もより悪化し、慢性疲労などもさらに酷くなり、
「もうこれ以上は無理だ」と判断するしかなくなったのですよね;
この問題に関わる前日は睡眠薬がないと眠れなくなってたことも、
一歩引いて考えてみれば、やはり普通とは言えないことでしたしね;
当時はまだ精神的な問題が原因だとは自覚しきれてなかったですが、
体力的にもその問題が負担になっているという感覚はあったので、
その問題から一旦は離れるという判断を月末に下したのですよね;
そしてそのあたりからいろいろと原因が見え始めたのですよね!
その問題に関わる日やその問題に関して動く必要があるときに、
他の日よりも体調が明らかに悪化することに気付き始めたのです!
「あぁ、全てはこの問題に端を発していたのだ」と気付いたとき、
「一旦離れる」から「完全に離れる」へと気持ちも傾いていきました。
ただこの月にも一つだけ大きないいことがあったのですよね!(=゚ω゚)
自分の小中時代の友人と兄が偶然職場が一緒になったことで、
再び当時の友人と会う機会が2月の上旬にあったのですよね!
それが3月以降の回復期にも繋がっていくことになりました!
3月(ラーメン屋:5軒)
そしてこの月から例の問題から離れてリハビリ期が始まりました!
リハビリ期といっても、別に入院したりするということではなく、
するべき用事をこなしつつ心身を休ませる時期という意味ですが;
ただ、3月は自分の中では暗黒期とリハビリ期の中間的な印象が強いですね;
2月までに肥大化した体調不良や自律神経の乱れがかなり尾を引きましたからね;
3月はとにかく休むことと、それと並行して生活を正常化させていく、
この2つを進めていきたいという思いがものすごく強かったですね!
ただ風邪とかそういう背景から来る体調不良ではなかったので、
普通に睡眠を多くとったりしても効果があまりないのですよね;
要するに過度の緊張状態などによって生じた自律神経の乱れと、
慢性的な体調不良も重なることで起きた異常な不安感の両者を
時間をかけて治していく以外に手はなかったわけですよね。
でも骨折とかと違って、自分の精神面に関する問題なだけに、
治っていってるのかどうかの自覚が持ちにくいのですよね;
なので、日常を取り戻そうとちょっと頑張ったらまた体調を崩し、
睡眠薬をやめようとしてみたら睡眠時間はそれなりにとれてるのに、
自律神経の乱れも重なって異常な睡魔に襲われてしまうようになったり、
前に進もうとしては跳ね返されるようなことも何度かありましたね;
月末近くには2月の頃の体調不良が一時ぶり返したりもしましたし;
唯一良かったのは大阪城の梅林に行くことができたことでしたね!
電車の中で息苦しくなるなどの症状はおもいっきり残ってましたが、
梅林に着くと体がふっと軽くなっていつもどおりに動くことができて、
「自分が楽しいと思えることが自分を動かす力になる」ということが、
この梅林への訪問を通じて実感することができたりしましたからね!
同時に「まだ自分は決して終わっていない」とも思えましたからね!
ただ行ったのは月の初めの頃で、その後苦しい思いもしたことから、
思い通りにならないことに泣いたりしたこともありましたけどね;
4月(ラーメン屋:6軒)
自分が復調を本当に実感できるようになってきたのはこの月からでしたね!
3月は回復しつつも、思い通りにできない辛さもまた強かったですからね!
無理はしないようにしながら、自分が楽しい、うれしいと思えることは進める、
慎重さを持ちながら少しずつ前に進めるようになったのがこの4月でしたね!
まず月の初めにかつてうちのサイトにもよく顔を出してくれていた、
その子がちょうど2月に薬剤師の試験を受けたタイミングだったので、
合格したかどうかを尋ねて、お祝いを送ったりなんかもしましたね!
親しかった人のうれしい出来事なども気持ちを助けてくれますしね!(●・ω・)
また、自分の考えだけで動いて3月下旬のように失敗してもいけないので、
ちゃんと専門家の人の判断を仰ごうと考えたのも大きなプラスでしたね!
それによって「この進み方でいいんだ」と思えるようになりましたし!
そしてもう一つ大きかったのが、4月中旬に訪問した造幣局でしたね!
3月の大阪城梅林と4月の造幣局は毎年の春の楽しみなので、
この2つだけはどうしても外したくなかったのですよね!
そして行ってみたところ、3月の梅林のときに比べれば遥かに楽で、
行きの電車の中では「大丈夫だろうか」という不安に駆られましたが、
結果的にはそれを吹き飛ばす大きなきっかけにもなったのですよね!
自分の中ではこれが最大のターニングポイントだったようにも思いますね!
身体的な症状が消えていく中で、異常な不安感だけがしぶとく残りましたが、
造幣局に行ったことで「これぐらいの負担をかけても何も起きないのなら、
普段の日常なんてもうどうってことない」と思えるようになったのですよね!
ちょうど当時の自分にとっての絶妙のラインの負荷になったのでしょうね!
そして4月下旬には小中時代の友人と2人で会う機会をまた作れたりと、
生活の再構築のための好循環がだんだんと始まってきたのですよね!
5月(ラーメン屋:9軒)
この月は「とにかくいろんなところに行こう」がテーマだったのですよね!
長居公園の植物園にひさしぶりに行ってきたのもそうでしたし、
スパワールドに関しても行ったのはずいぶんひさしぶりでしたね!
体調が悪かった頃はとにかく入浴後の体調悪化や疲労感がすごくて、
入浴に対する不安感もずいぶんと大きくなってしまってたのですよね;
そうした問題は4月頃にはおおむね改善はしてきていたのですが、
スーパー銭湯で一気に7時間ぐらいゆったり過ごすことができれば、
少し残っていた不安の種も一気に消し去ることができますからね!
とにかく動くことで「これだけ動いても大丈夫じゃないか」と自覚させ、
それによって不安感をさらに減らす、というのが狙いだったのですよね!
また、5月には一気に池田の「麺野郎」まで足を伸ばすことができたりと、
ラーメン関係でも一つの壁を超える大きなきっかけを作れましたね!
あとは「食べログ」への投稿を始めたのもなかなか大きかったですね!
ずいぶん前からやろうと思っていながら始められなかったですからね;
そうした「元気だった頃にもできていなかったことを動かせた」というのは
意義が大きく、回復のための活動が以前の生活の先を行くようになって、
新しい生活やウェブ活動のあり方が作られるようになってきたのですよね!(`・ω・´)
6月(ラーメン屋:12軒)
6月のテーマは「会いたかった人に会おう」ということでしたね!
まずはたういさんと数ヶ月ぶりに会い、その次の週ぐらいには
2月に会った小中時代の友人のうちのもう一人と一緒に出かけ、
さらに次の週にはまうさんと初めて会うという予定を組みました!
2月に得た小中時代の友人との交流を再び活発化させていったり、
会ったことがまだなかったブロ友さんと会う機会を作ったりと、
もうすでに単なる回復期としての枠を超えて動いてるのですよね!
もともとは「いろいろ動くことで不安の種を完全に消そう」という
そうした狙いもありましたが、すでに種なんてほぼ消えてましたし、
むしろ体調悪化以前よりも活動的になってきているほどでしたからね!
そしてこうした流れはこれ以降もきちっと継続されることになりましたね!(*・ω・)
7月(ラーメン屋:9軒)
この月はなんともアンバランスだった印象があるのですよね!
3月から不調からの回復を目指していろいろ動いてきたわけですが、
6月までにそうした目標がおおむね達成されてしまったことで、
ポッカリと穴が開いたような感じになってしまったのですよね;
ただ活動性は高く、宿題になってきたことをいろいろこなしたり、
客観的に見れば十分に動けていた1ヶ月ではあったのですが、
気持ちの面で5・6月の充実の反動が出たところはありましたね!
まぁ、どんなものでもどこかの段階で一定の到達点に着くので、
そこで短いながらも停滞期に入ってしまうのは仕方ないのですが!
また、体調不良期に行きたくても行けなくなってしまっていた
CD100枚レンタルに行くことができたのは大きな収穫でしたね!
3月以降の目標のうち、唯一残ってしまってたものでもありましたし!
CD100枚レンタルってけっこう大変で、選ぶのに時間がかかりますし、
数時間も延々と棚を上から下まで眺めるみたいな作業をしていると、
頭がボーッとするうえに、CD100枚ってかなり重かったりしますからね;
8月(ラーメン屋:9軒)
8月に関しては中旬までと下旬で印象がはっきり分かれてますね;
7月で3月からの流れにいったんの区切りをつけることができて、
「今度は回復したからこそできることを進めていこう」と切り替え、
それに向かって動けるようになったのが8月の前半だったのですよね!
PL花火や四天王寺の盂蘭盆会万灯供養法要などの定番行事に行きつつ、
いろんな作業を新たに進める感じで勢いも取り戻せたのですよね!
特にPL花火は途中で自転車のチェーンが外れる不具合に見舞われましたが、
自転車屋さんで修理してもらってから、急いで打ち上げ場所近くまで行き、
体力を気にせずに勢いで動ける段階まで来たことを確信させてくれましたし!
このPL花火の日をもって、体調不良期が完全に終わった印象でしたね!
ただ、8月下旬から新たな難題が降りかかって一気にブレーキがかかります;
13年間飼っているにゃんこさんが異常のくしゃみを始めたことですね;
自分がこの子を好きすぎるからこそ心配しすぎるわけでもありますが、
今振り返るともう異常なくらいに心配して不安になりまくってましたね;
くしゃみが出てからいったんは自分だけで動物病院に行って軽く話を聞き、
数日ほど様子見したけど治らないから改めて連れて行ったのですよね!
すると歯が酷い状態で、歯周病が原因のくしゃみだったのですよね;
下の歯は歯石のつきすぎでつねに口内炎になってしまっていて、
もう一つの下の歯は出血、上の歯の同様の症状になっていて、
少なくとも3本は抜いてあげる必要がある状態だったのですよね;
上の歯の歯周病でそこに細菌が大量発生し、そのすぐ上にある
鼻のところまで細菌が増殖してしまって鼻炎になったのですね;
そして病院に行った当日にまずは抗生物質を注射してもらい、
その翌日に手術前血液検査、その数日後に手術となりました。
9月(ラーメン屋:11軒)
そのにゃんこの手術の日がちょうど9月1日だったのですよね!
たかが抜歯手術とはいえ、全身麻酔をかけることなどもあり、
安心すればいいのにもう何も手がつかなくなっていましたね;
でもって、手術が終わっても細菌が即座に全滅するわけではないので、
そこから1週間ぐらいの期間は鼻炎はどうしても多少は残るのですよね;
そのくしゃみを見るたびに「本当に歯周病だけが原因だったのかな」、
「いや、頻度は下がってるからちゃんと安心していいはずだ」みたいな
いろんな気持ちが交錯してはにゃんこのことで頭が一杯になってましたね;
「抗生物質の効果が切れた後にぶり返してきたらどうしょう」とか
もうとにかく余計な不安になることばかりを考えてしまってました;
今振り返ってみるとちゃんと手術後に症状は回復してきてましたし、
「何をそんなに不安になってたんだ」と思ったりもしますけどね!(*゚◇゚)
ただ、今年の前半に過剰な不安が原因で体調不良になった経緯があるので、
「不安感が強まることに対する不安」みたいな心配はかなりありましたね;
「不安を強めちゃいけないんだけどやっぱり不安だ」という感じでした;
9月も下旬ぐらいになると、くしゃみもかなり治まってきていて、
自分の不安感もかなりマシにはなってきてはいたのですが、
それでも9月いっぱいぐらいはこの問題が尾を引いてましたね;
10月(ラーメン屋:8軒)
10月は7月に近い印象の残る微妙に停滞した感のある一ヶ月でしたね;
10月も新しい作業などに着手することができたりしたのですが、
5月や6月ほど充実感を感じながら過ごせているわけでもない、
雨の多さもあってなかなか難しいなぁと思う一ヶ月でしたね;
5月や6月のように友人と会ったりいろいろとはしてるのですが、
それは5・6月のときのように新しく開拓していくというよりは、
すでに生活の一部として定着しつつあるものの継続になりますし、
全く同じような充実感があるかというと多少は違いますしね;
それでもそうしたイベントは気持ちの面でもプラスになりますし、
今後も定期的に進めていきたいとはちゃんと思っているのですが!
5・6月のようなどん底から回復しようとする時期とは違って、
ある程度安定した日々の中から新しいものを作っていくのは
贅沢な話ではありながらも、意外と難しさもあるのですよね;
完全な停滞はせずにいろいろと動いたりはしてるのですが、
なかなかすっきりとはいかないところがありますからね(;゚ω゚)
11月(ラーメン屋:12軒)
基本的には10月の延長線上にあったと言える1ヶ月なのですが、
10月に比べると少しすっきりと前に進めた感のある月でしたね!
感覚的な充実度で言うなら5・6月にはまだ及ばないのですが、
安定感という点で言うなら今年の中では一番に近かったです!
「安定だけでは不満が出る」のは人間の難しいところですが、
それは前に進みたいという意識の表れでもあるわけですし、
11月はそのバランスがある程度上手く取れた気がしますね!
友人との関係などもより前に進めることができたりしましたし!
継続しながら少しずつ変えるということも大事ではありますしね!
12月(ラーメン屋:10軒)
昨年の冬に体調不良が始まったことや、もともと普段から
冬に弱い傾向があるので心配しながら始まった12月でしたが、
振り返ってみると今年の中で一番上手く進んだ感じがします!
特に問題らしい問題やモヤモヤ感を強く感じることもなくて、
「どん底からの回復期としての1年」を象徴する感じでありつつ、
「次の1年を構築するための土台となる1ヶ月」にもなった感じです!
この月はこれまでネット上で交流しつつも会ったことのなかった
カップ麺ブロガーさんと会うことからスタートしたのですよね!

これはその集まりに使った串かつバイキングのお店の写真ですね!
なぜか最初ではなく最後に写真を撮ったので見映えが悪いですが;
今年はこれまで会ったことのなかったブログ友達と会う機会を
作ってきましたがそれがより進んだのが今回の集まりでしたね!
そうした流れは来年の1月にもすでに一つ予定していますが!(`・ω・´)
1年の流れをトータルで見るなら、当時は出られないかと思った
どん底からはしっかり脱出できて、そこからの活動性も上がり、
昨年までと比べてもいろんなことがより活性化してるのですよね!
12月になってからは体感的な充実度も徐々に上がっていますし、
それに伴って少しずつでも物事をきちんと前へと進めていって、
後で振り返ったときに意義があったと思えるようにしたいですね!
11月からはサイトの更新作業のための準備などもかなり進めましたが、
まずはこれをしっかりと数ヶ月の間で完成させたいところですね!
一つの作業を終わらせることで見えてくるものもあるでしょうし!
ほんと辛いところからスタートしたこの1年ではありましたが、
何とか地上に這い上がってくることができたのは間違いないですし、
11月や12月の勢いを来年にもしっかりとつなげていきたいですね!(゚x/)モッキュー
The Beach Boys - Do It Again (1968) [Rock]
ということで、今年も1年を振り返っていきたいと思います!
今年は例年に比べてものすごく印象に残る1年だったというか、
一ヶ月ごとのイメージがかなり鮮明に残っているのですよね!
例年は年の前半になると意外と記憶が薄れてしまっていて、
当時の月末記事を読むことで思い出すことも多いのですが、
今年は読み返さなくてもほぼ全て記憶に残っていますからね!
今年は一言で言うなら「立て直しの1年」という感じでしたね!
詳しいことは月ごとに振り返っていくところに書きますが、
とにかく出だしが最悪で、何もかもがボロボロでしたからね;
そこから脱出というか逃げ出したもののすぐには回復できず、
もうダメかもしれないと思ったところを時間をかけて立ち上がり、
そこから少しずついろんなものを構築しなおしていったのですよね!
その結果として、形としては昨年までよりもいろんなことができたり、
ただ一方でそこに安住しているだけでいいのかと思うところもあったり、
どん底から這い上がり、そこから一つずついろんなものを作りつつも、
その先も考えて思案しながら過ごしているといった感じですかね!
それでは、月ごとにこの1年を振り返っていきたいと思います!(`・ω・´)
1月(ラーメン屋:5軒)
昨年9月から難しい問題に関わり始め、当初は母の入院も重なり、
極度の緊張と肉体的な疲労が重なる時期が続いていたのですが、
昨年の12月ぐらいからそれが限界を超え始めていたのですよね;
母は昨年11月末に退院して、その後はおおむね元気にしていますが!
過度の緊張状態から慢性的な疲労、微熱、息苦しさなどの症状が
昨年の12月から出始め、それとともに風邪をひく頻度が高まり、
いくら横になっても疲労が取れない状態が続いていたのですよね;
昨年から今年にかけての年末年始でその話にさらなる難題が重なり、
限界スレスレの自分に鞭を打ちながら過ごしていたのがこの時期でした;
自分の役割だったとはいえ、それほどペイがあるわけでもなし、
今となればこの段階からどこかで手を引くことを考えたうえで
動いていくべきだったのだろうなぁ、とも思ったりしますが;
当時は場合によっては自分の命も危険にさらされる可能性もあり、
かといって自分がその問題から離れられるタイミングでもない、
そうした切迫した状況にずっと追われている感じだったのですよね;
この頃は自分の体調不良の原因が精神性のものだとわかっておらず、
「単に冬に弱いせい」ぐらいにしか理解できてなかったのですよね;
そしてそれが2月のさらなる転落へと原因の一つにもなりました;
2月(ラーメン屋:5軒)
年末年始に生じた問題は自分のアイデアもあってある程度改善し、
その安心感もあってか一時的に体調が回復傾向になったのですよね!
ただ、その問題の原因となっていた存在はあの手この手を使い、
自分の過度の緊張状態もそこまで緩み切らなかった2月中旬頃に、
再び発熱や喉の痛みなどが出て、これで一気に転落しました;
もとはといえば、関わっている問題が緊張や不安を生んでましたが、
11月末ぐらいからほんの3ヶ月で4・5回ぐらい大きめの発熱をして、
さらに微熱や慢性疲労が起きるといった状態が続いていたことで、
「いつ体調を崩すかわからない」という恐怖感が出てたのですよね;
しかも厄介な問題に追われていたから、熱が出ても無理をしないといけない、
さらに「今は体調を崩してはいけないとき」という考えも強く生まれてくる、
自分の慢性的な体調不良や大きめの発熱が頻発しているその原因こそが
過度の緊張感や不安感だったのに、体調に対する恐怖感がそこに重なって、
精神面と体調面の負のスパイラルがここで一気に爆発したのですよね;
12月や1月の時点でも十分に限界と言えるぐらいの状態でしたが、
2月中旬以降は微熱もより悪化し、慢性疲労などもさらに酷くなり、
「もうこれ以上は無理だ」と判断するしかなくなったのですよね;
この問題に関わる前日は睡眠薬がないと眠れなくなってたことも、
一歩引いて考えてみれば、やはり普通とは言えないことでしたしね;
当時はまだ精神的な問題が原因だとは自覚しきれてなかったですが、
体力的にもその問題が負担になっているという感覚はあったので、
その問題から一旦は離れるという判断を月末に下したのですよね;
そしてそのあたりからいろいろと原因が見え始めたのですよね!
その問題に関わる日やその問題に関して動く必要があるときに、
他の日よりも体調が明らかに悪化することに気付き始めたのです!
「あぁ、全てはこの問題に端を発していたのだ」と気付いたとき、
「一旦離れる」から「完全に離れる」へと気持ちも傾いていきました。
ただこの月にも一つだけ大きないいことがあったのですよね!(=゚ω゚)
自分の小中時代の友人と兄が偶然職場が一緒になったことで、
再び当時の友人と会う機会が2月の上旬にあったのですよね!
それが3月以降の回復期にも繋がっていくことになりました!
3月(ラーメン屋:5軒)
そしてこの月から例の問題から離れてリハビリ期が始まりました!
リハビリ期といっても、別に入院したりするということではなく、
するべき用事をこなしつつ心身を休ませる時期という意味ですが;
ただ、3月は自分の中では暗黒期とリハビリ期の中間的な印象が強いですね;
2月までに肥大化した体調不良や自律神経の乱れがかなり尾を引きましたからね;
3月はとにかく休むことと、それと並行して生活を正常化させていく、
この2つを進めていきたいという思いがものすごく強かったですね!
ただ風邪とかそういう背景から来る体調不良ではなかったので、
普通に睡眠を多くとったりしても効果があまりないのですよね;
要するに過度の緊張状態などによって生じた自律神経の乱れと、
慢性的な体調不良も重なることで起きた異常な不安感の両者を
時間をかけて治していく以外に手はなかったわけですよね。
でも骨折とかと違って、自分の精神面に関する問題なだけに、
治っていってるのかどうかの自覚が持ちにくいのですよね;
なので、日常を取り戻そうとちょっと頑張ったらまた体調を崩し、
睡眠薬をやめようとしてみたら睡眠時間はそれなりにとれてるのに、
自律神経の乱れも重なって異常な睡魔に襲われてしまうようになったり、
前に進もうとしては跳ね返されるようなことも何度かありましたね;
月末近くには2月の頃の体調不良が一時ぶり返したりもしましたし;
唯一良かったのは大阪城の梅林に行くことができたことでしたね!
電車の中で息苦しくなるなどの症状はおもいっきり残ってましたが、
梅林に着くと体がふっと軽くなっていつもどおりに動くことができて、
「自分が楽しいと思えることが自分を動かす力になる」ということが、
この梅林への訪問を通じて実感することができたりしましたからね!
同時に「まだ自分は決して終わっていない」とも思えましたからね!
ただ行ったのは月の初めの頃で、その後苦しい思いもしたことから、
思い通りにならないことに泣いたりしたこともありましたけどね;
4月(ラーメン屋:6軒)
自分が復調を本当に実感できるようになってきたのはこの月からでしたね!
3月は回復しつつも、思い通りにできない辛さもまた強かったですからね!
無理はしないようにしながら、自分が楽しい、うれしいと思えることは進める、
慎重さを持ちながら少しずつ前に進めるようになったのがこの4月でしたね!
まず月の初めにかつてうちのサイトにもよく顔を出してくれていた、
その子がちょうど2月に薬剤師の試験を受けたタイミングだったので、
合格したかどうかを尋ねて、お祝いを送ったりなんかもしましたね!
親しかった人のうれしい出来事なども気持ちを助けてくれますしね!(●・ω・)
また、自分の考えだけで動いて3月下旬のように失敗してもいけないので、
ちゃんと専門家の人の判断を仰ごうと考えたのも大きなプラスでしたね!
それによって「この進み方でいいんだ」と思えるようになりましたし!
そしてもう一つ大きかったのが、4月中旬に訪問した造幣局でしたね!
3月の大阪城梅林と4月の造幣局は毎年の春の楽しみなので、
この2つだけはどうしても外したくなかったのですよね!
そして行ってみたところ、3月の梅林のときに比べれば遥かに楽で、
行きの電車の中では「大丈夫だろうか」という不安に駆られましたが、
結果的にはそれを吹き飛ばす大きなきっかけにもなったのですよね!
自分の中ではこれが最大のターニングポイントだったようにも思いますね!
身体的な症状が消えていく中で、異常な不安感だけがしぶとく残りましたが、
造幣局に行ったことで「これぐらいの負担をかけても何も起きないのなら、
普段の日常なんてもうどうってことない」と思えるようになったのですよね!
ちょうど当時の自分にとっての絶妙のラインの負荷になったのでしょうね!
そして4月下旬には小中時代の友人と2人で会う機会をまた作れたりと、
生活の再構築のための好循環がだんだんと始まってきたのですよね!
5月(ラーメン屋:9軒)
この月は「とにかくいろんなところに行こう」がテーマだったのですよね!
長居公園の植物園にひさしぶりに行ってきたのもそうでしたし、
スパワールドに関しても行ったのはずいぶんひさしぶりでしたね!
体調が悪かった頃はとにかく入浴後の体調悪化や疲労感がすごくて、
入浴に対する不安感もずいぶんと大きくなってしまってたのですよね;
そうした問題は4月頃にはおおむね改善はしてきていたのですが、
スーパー銭湯で一気に7時間ぐらいゆったり過ごすことができれば、
少し残っていた不安の種も一気に消し去ることができますからね!
とにかく動くことで「これだけ動いても大丈夫じゃないか」と自覚させ、
それによって不安感をさらに減らす、というのが狙いだったのですよね!
また、5月には一気に池田の「麺野郎」まで足を伸ばすことができたりと、
ラーメン関係でも一つの壁を超える大きなきっかけを作れましたね!
あとは「食べログ」への投稿を始めたのもなかなか大きかったですね!
ずいぶん前からやろうと思っていながら始められなかったですからね;
そうした「元気だった頃にもできていなかったことを動かせた」というのは
意義が大きく、回復のための活動が以前の生活の先を行くようになって、
新しい生活やウェブ活動のあり方が作られるようになってきたのですよね!(`・ω・´)
6月(ラーメン屋:12軒)
6月のテーマは「会いたかった人に会おう」ということでしたね!
まずはたういさんと数ヶ月ぶりに会い、その次の週ぐらいには
2月に会った小中時代の友人のうちのもう一人と一緒に出かけ、
さらに次の週にはまうさんと初めて会うという予定を組みました!
2月に得た小中時代の友人との交流を再び活発化させていったり、
会ったことがまだなかったブロ友さんと会う機会を作ったりと、
もうすでに単なる回復期としての枠を超えて動いてるのですよね!
もともとは「いろいろ動くことで不安の種を完全に消そう」という
そうした狙いもありましたが、すでに種なんてほぼ消えてましたし、
むしろ体調悪化以前よりも活動的になってきているほどでしたからね!
そしてこうした流れはこれ以降もきちっと継続されることになりましたね!(*・ω・)
7月(ラーメン屋:9軒)
この月はなんともアンバランスだった印象があるのですよね!
3月から不調からの回復を目指していろいろ動いてきたわけですが、
6月までにそうした目標がおおむね達成されてしまったことで、
ポッカリと穴が開いたような感じになってしまったのですよね;
ただ活動性は高く、宿題になってきたことをいろいろこなしたり、
客観的に見れば十分に動けていた1ヶ月ではあったのですが、
気持ちの面で5・6月の充実の反動が出たところはありましたね!
まぁ、どんなものでもどこかの段階で一定の到達点に着くので、
そこで短いながらも停滞期に入ってしまうのは仕方ないのですが!
また、体調不良期に行きたくても行けなくなってしまっていた
CD100枚レンタルに行くことができたのは大きな収穫でしたね!
3月以降の目標のうち、唯一残ってしまってたものでもありましたし!
CD100枚レンタルってけっこう大変で、選ぶのに時間がかかりますし、
数時間も延々と棚を上から下まで眺めるみたいな作業をしていると、
頭がボーッとするうえに、CD100枚ってかなり重かったりしますからね;
8月(ラーメン屋:9軒)
8月に関しては中旬までと下旬で印象がはっきり分かれてますね;
7月で3月からの流れにいったんの区切りをつけることができて、
「今度は回復したからこそできることを進めていこう」と切り替え、
それに向かって動けるようになったのが8月の前半だったのですよね!
PL花火や四天王寺の盂蘭盆会万灯供養法要などの定番行事に行きつつ、
いろんな作業を新たに進める感じで勢いも取り戻せたのですよね!
特にPL花火は途中で自転車のチェーンが外れる不具合に見舞われましたが、
自転車屋さんで修理してもらってから、急いで打ち上げ場所近くまで行き、
体力を気にせずに勢いで動ける段階まで来たことを確信させてくれましたし!
このPL花火の日をもって、体調不良期が完全に終わった印象でしたね!
ただ、8月下旬から新たな難題が降りかかって一気にブレーキがかかります;
13年間飼っているにゃんこさんが異常のくしゃみを始めたことですね;
自分がこの子を好きすぎるからこそ心配しすぎるわけでもありますが、
今振り返るともう異常なくらいに心配して不安になりまくってましたね;
くしゃみが出てからいったんは自分だけで動物病院に行って軽く話を聞き、
数日ほど様子見したけど治らないから改めて連れて行ったのですよね!
すると歯が酷い状態で、歯周病が原因のくしゃみだったのですよね;
下の歯は歯石のつきすぎでつねに口内炎になってしまっていて、
もう一つの下の歯は出血、上の歯の同様の症状になっていて、
少なくとも3本は抜いてあげる必要がある状態だったのですよね;
上の歯の歯周病でそこに細菌が大量発生し、そのすぐ上にある
鼻のところまで細菌が増殖してしまって鼻炎になったのですね;
そして病院に行った当日にまずは抗生物質を注射してもらい、
その翌日に手術前血液検査、その数日後に手術となりました。
9月(ラーメン屋:11軒)
そのにゃんこの手術の日がちょうど9月1日だったのですよね!
たかが抜歯手術とはいえ、全身麻酔をかけることなどもあり、
安心すればいいのにもう何も手がつかなくなっていましたね;
でもって、手術が終わっても細菌が即座に全滅するわけではないので、
そこから1週間ぐらいの期間は鼻炎はどうしても多少は残るのですよね;
そのくしゃみを見るたびに「本当に歯周病だけが原因だったのかな」、
「いや、頻度は下がってるからちゃんと安心していいはずだ」みたいな
いろんな気持ちが交錯してはにゃんこのことで頭が一杯になってましたね;
「抗生物質の効果が切れた後にぶり返してきたらどうしょう」とか
もうとにかく余計な不安になることばかりを考えてしまってました;
今振り返ってみるとちゃんと手術後に症状は回復してきてましたし、
「何をそんなに不安になってたんだ」と思ったりもしますけどね!(*゚◇゚)
ただ、今年の前半に過剰な不安が原因で体調不良になった経緯があるので、
「不安感が強まることに対する不安」みたいな心配はかなりありましたね;
「不安を強めちゃいけないんだけどやっぱり不安だ」という感じでした;
9月も下旬ぐらいになると、くしゃみもかなり治まってきていて、
自分の不安感もかなりマシにはなってきてはいたのですが、
それでも9月いっぱいぐらいはこの問題が尾を引いてましたね;
10月(ラーメン屋:8軒)
10月は7月に近い印象の残る微妙に停滞した感のある一ヶ月でしたね;
10月も新しい作業などに着手することができたりしたのですが、
5月や6月ほど充実感を感じながら過ごせているわけでもない、
雨の多さもあってなかなか難しいなぁと思う一ヶ月でしたね;
5月や6月のように友人と会ったりいろいろとはしてるのですが、
それは5・6月のときのように新しく開拓していくというよりは、
すでに生活の一部として定着しつつあるものの継続になりますし、
全く同じような充実感があるかというと多少は違いますしね;
それでもそうしたイベントは気持ちの面でもプラスになりますし、
今後も定期的に進めていきたいとはちゃんと思っているのですが!
5・6月のようなどん底から回復しようとする時期とは違って、
ある程度安定した日々の中から新しいものを作っていくのは
贅沢な話ではありながらも、意外と難しさもあるのですよね;
完全な停滞はせずにいろいろと動いたりはしてるのですが、
なかなかすっきりとはいかないところがありますからね(;゚ω゚)
11月(ラーメン屋:12軒)
基本的には10月の延長線上にあったと言える1ヶ月なのですが、
10月に比べると少しすっきりと前に進めた感のある月でしたね!
感覚的な充実度で言うなら5・6月にはまだ及ばないのですが、
安定感という点で言うなら今年の中では一番に近かったです!
「安定だけでは不満が出る」のは人間の難しいところですが、
それは前に進みたいという意識の表れでもあるわけですし、
11月はそのバランスがある程度上手く取れた気がしますね!
友人との関係などもより前に進めることができたりしましたし!
継続しながら少しずつ変えるということも大事ではありますしね!
12月(ラーメン屋:10軒)
昨年の冬に体調不良が始まったことや、もともと普段から
冬に弱い傾向があるので心配しながら始まった12月でしたが、
振り返ってみると今年の中で一番上手く進んだ感じがします!
特に問題らしい問題やモヤモヤ感を強く感じることもなくて、
「どん底からの回復期としての1年」を象徴する感じでありつつ、
「次の1年を構築するための土台となる1ヶ月」にもなった感じです!
この月はこれまでネット上で交流しつつも会ったことのなかった
カップ麺ブロガーさんと会うことからスタートしたのですよね!

これはその集まりに使った串かつバイキングのお店の写真ですね!
なぜか最初ではなく最後に写真を撮ったので見映えが悪いですが;
今年はこれまで会ったことのなかったブログ友達と会う機会を
作ってきましたがそれがより進んだのが今回の集まりでしたね!
そうした流れは来年の1月にもすでに一つ予定していますが!(`・ω・´)
1年の流れをトータルで見るなら、当時は出られないかと思った
どん底からはしっかり脱出できて、そこからの活動性も上がり、
昨年までと比べてもいろんなことがより活性化してるのですよね!
12月になってからは体感的な充実度も徐々に上がっていますし、
それに伴って少しずつでも物事をきちんと前へと進めていって、
後で振り返ったときに意義があったと思えるようにしたいですね!
11月からはサイトの更新作業のための準備などもかなり進めましたが、
まずはこれをしっかりと数ヶ月の間で完成させたいところですね!
一つの作業を終わらせることで見えてくるものもあるでしょうし!
ほんと辛いところからスタートしたこの1年ではありましたが、
何とか地上に這い上がってくることができたのは間違いないですし、
11月や12月の勢いを来年にもしっかりとつなげていきたいですね!(゚x/)モッキュー
The Beach Boys - Do It Again (1968) [Rock]
(クリックしてくださる際にはCtrlキーを押しながらすると非常に楽です。)
テーマ : ひとりごとのようなもの | ジャンル : 日記
9/11発売 凄麺 かき揚げ天ぷらそば
9/11発売のヤマダイ「凄麺 かき揚げ天ぷらそば」を食べました!
今年このブログで紹介する最後のカップ麺ということになりますね!(=゚ω゚)
このブログとしてはもう昨日で「カップ麺Award」も紹介しましたし、
今日の商品紹介は年越し向けのおまけ的な意味合いもありますね!
これまでは12/31だからと言ってそばの紹介はしてませんでしたが、
やっぱり大みそかは年越しそばのほうが締まりがいいですからね!

ということで、今年の秋に発売された「凄麺」からの和そば商品です!
この商品は一応は今年の秋の新商品という位置付けではありますが、
実際には「手緒里庵」というブランドからの鞍替えとなっています!
ヤマダイは以前からノンフライのそばをずっと手がけていたのですが、
昨年まではずっと「手緒里庵」の名前でそれを出していたのですよね!
ただどうしても「手緒里庵」の知名度が上がりにくかったのか、
今年からそばは「凄麺」ブランドへ移行することになりました!
なので「手緒里庵」時代を知る人としてはなじみの商品でもあります!
ただ、扱っているお店があまり多くないという弱点はありましたが!
ちなみに「手緒里庵」ブランドは完全になくなったわけではなく、
最も人気の高いそうめんなどは今でも「手緒里庵」となっています!

内容物はかき揚げ天ぷら、粉末スープ、液体スープとなっています!
先入れは粉末スープのみで、残りの2つはどちらも後入れとなっています!
この組み合わせは「手緒里庵」時代から特に変わっていないですね!

ほぼかき揚げ天ぷら以外の具材が入らないのが潔いですね!
一応粉末スープの袋の中にねぎも入ってはいるのですが!
まずはスープですが・・・昨年よりもやや関東寄りになりましたね!(●・ω・)
ヤマダイはもともと関東のメーカーということもあって、
作るつゆもやや関東寄りという傾向は持っていたのですが、
今回は非常にわかりやすい関東風のつゆとなっています!
ベースにしっかりとしたかつおの旨味を立たせたうえで、
あえて昆布は使わず、醤油の色もやや濃いめとなっていて、
かつおと醤油ですっきりと食べさせる関東風のつゆです!
昨年は昆布も加えることで、やや中庸的な風味になってましたが、
昆布を外したことによって、関東風らしい色合いがより強まりました!
自分は関西人ということもあって、もう少し醤油の色合いが薄く、
また昆布の旨味なども加わっているほうが好みではありますが、
このつゆは関東風ながらもよくできているなぁと思わされます!
というのも、かつおのだしの深みが非常にしっかりしてるのですよね!(*゚◇゚)
かつおのエキスだけに頼らず、粉末のかつおぶしで味に深みを出し、
醤油よりもちゃんとだしが主役になっているのが良かったですね!
なので、たしかに醤油を一定程度立たせてはいるのですが、
醤油のキレを主役にしたタイプのつゆとは少し違いますね!
つゆの原材料はしょうゆ、糖類、食塩、鰹節粉末、鰹エキス、
醸造酢、香辛料、鰹節エキス、たん白加水分解物、植物油脂です!
昨年の「手緒里庵」のつゆの原材料とも比較してみましょう!
[2016年の「手緒里庵 かき揚げ天ぷらそば」のつゆ]
しょうゆ、糖類、食塩、鰹節エキス、植物油脂、鰹節粉末、
酵母エキス、でん粉、香辛料、鰹節、昆布エキス、ごま
昆布エキスが外されたかわりに、鰹節粉末の割合が高まり、
また植物油脂が減り、醸造酢が新たに加えられていますね!
ごまは七味由来のものでしたが、これも外されていますね!
今回も粉末スープには七味を思わせるものが入ってましたが、
その中から一部の原材料は外したということなのでしょう!
植物油脂が減ったのは写真を見比べるとけっこうわかりますね!
昨年のバージョンはほんのりと表面に油脂が浮いてましたからね!
油脂が減って酢が加わったのを見るに、どうも今年のつゆは
すっきりとした後口を目指したものであることがわかりますね!
そして麺ですが・・・やはり今年もクオリティは非常に高いです!(`・ω・´)
ノンフライ麺の和そば商品って他にはあまり発売されてないので、
体感したことがないという人が多いのではないかと思われますが、
間違いなくこれは一度は試してみるだけの価値があるものですね!
「どん兵衛」のそばなどもたしかにクオリティは高いのですが、
やはり油揚げ麺であるがゆえの限界というのはあるのですよね!
それに対して、こちらはノンフライ麺なのでそうした弱みはなく、
そばとしての風味がリアルに感じられ、食感も実にそばらしく、
スーパーの茹で麺などよりは遥かに上の完成度を見せています!
そのおいしさはビジュアルからも感じ取ることができますよね!
もう見た目が完全に本物のそばに近いものになっていますからね!
また、このそばに関してはフライングしないことも重要です!
しっかりと規定の5分まで待ってから食べ始めましょう!
そうすることでポテンシャルを最大限に引き出すことができます!
麺の量は60gで、カロリーは424kcalとなっています!
脂質は15.1gで、昨年とそれほどの違いはないですね!
具材は主役のかき揚げと粉末スープに入ってるねぎのみです!
具材のコストをほぼ全てかき揚げに費やしていることもあり、
かき揚げのサイズはかなりのものを誇っていると言えます!
この商品は「どん兵衛」などよりもカップの口が大きいので、
もし「どん兵衛」なら完全に表面を覆うぐらいの大きさです!
でもって、衣の部分の味わいが非常にいいのですよね!
たしかに衣の部分がメインのかき揚げではあるのですが、
「単なる天かすを固めた感じ」という感触がほとんどなく、
サクサク感といい風味といい、どちらもよくできてます!
そして何と言っても、大きめの海老がいくつか入ってる点ですね!(*゚ー゚)
ビジュアル的には昨年のほうが海老は目立っていたのですが、
今年もちゃんとよく見ると大きめの海老がけっこう入ってます!
これによって天ぷらから海老の香ばしさがしっかり感じられ、
一つのかき揚げとしても十分楽しむことができるのですよね!
「凄麺」になったことで、多少は見かけやすくなったかもですが、
そのクオリティの高さに比べると、知名度はまだまだという感じで、
ぜひとももっと広く知られる存在になっていってほしいですね!
この商品だったら年越しそばにも十分オススメできると言えるでしょう!(゚x/)モキュッ
【関連記事】(凄麺シリーズ)
・凄麺 かき揚げ天ぷらそば
・凄麺 ねぎ醤油の逸品
・凄麺 麻辣ねぎラーメン
・凄麺 名古屋台湾ラーメン 激辛醤油味
・凄麺 夏の激辛味噌ラーメン
・凄麺 青森煮干中華そば
・凄麺 高井田系中華そば
・凄麺 川式担担麺 汁なし担担麺
・凄麺 什錦炒麺 五目塩焼そば
・凄麺 横浜とんこつ家 豚骨醤油ラーメン
・凄麺 かけらーめん あごだし醤油味
・凄麺 熟炊き鶏そば
・凄麺 メガカップ きゃべ辛味噌
・凄麺 PREMIUM ねぎみその逸品
・凄麺 NEO焼そば
【関連記事】(ヤマダイの和風麺シリーズ)
・凄麺 かき揚げ天ぷらそば
・手緒里庵 かき揚げ天ぷらそば(2016年)
・手緒里庵 鴨汁そば(2016年)
・手緒里庵 鴨汁そば(2015年)
・手緒里庵 かき揚げ天ぷらそば(2015年)
・手緒里庵 かき揚げ天ぷらそば(2014年)
・手緒里庵 鶏南ばんそば
・手緒里庵 かき揚げ天ぷらそば(2013年)
・手緒里庵 ねばり食材のおそうめん
・手緒里庵 江戸のきつねそば
・手緒里庵 かき揚げ天ぷらそば
・手緒里庵 手延そうめん 煮麺
・手緒里庵 山菜きのこそば
今年このブログで紹介する最後のカップ麺ということになりますね!(=゚ω゚)
このブログとしてはもう昨日で「カップ麺Award」も紹介しましたし、
今日の商品紹介は年越し向けのおまけ的な意味合いもありますね!
これまでは12/31だからと言ってそばの紹介はしてませんでしたが、
やっぱり大みそかは年越しそばのほうが締まりがいいですからね!

ということで、今年の秋に発売された「凄麺」からの和そば商品です!
この商品は一応は今年の秋の新商品という位置付けではありますが、
実際には「手緒里庵」というブランドからの鞍替えとなっています!
ヤマダイは以前からノンフライのそばをずっと手がけていたのですが、
昨年まではずっと「手緒里庵」の名前でそれを出していたのですよね!
ただどうしても「手緒里庵」の知名度が上がりにくかったのか、
今年からそばは「凄麺」ブランドへ移行することになりました!
なので「手緒里庵」時代を知る人としてはなじみの商品でもあります!
ただ、扱っているお店があまり多くないという弱点はありましたが!
ちなみに「手緒里庵」ブランドは完全になくなったわけではなく、
最も人気の高いそうめんなどは今でも「手緒里庵」となっています!

内容物はかき揚げ天ぷら、粉末スープ、液体スープとなっています!
先入れは粉末スープのみで、残りの2つはどちらも後入れとなっています!
この組み合わせは「手緒里庵」時代から特に変わっていないですね!

ほぼかき揚げ天ぷら以外の具材が入らないのが潔いですね!
一応粉末スープの袋の中にねぎも入ってはいるのですが!
まずはスープですが・・・昨年よりもやや関東寄りになりましたね!(●・ω・)
ヤマダイはもともと関東のメーカーということもあって、
作るつゆもやや関東寄りという傾向は持っていたのですが、
今回は非常にわかりやすい関東風のつゆとなっています!
ベースにしっかりとしたかつおの旨味を立たせたうえで、
あえて昆布は使わず、醤油の色もやや濃いめとなっていて、
かつおと醤油ですっきりと食べさせる関東風のつゆです!
昨年は昆布も加えることで、やや中庸的な風味になってましたが、
昆布を外したことによって、関東風らしい色合いがより強まりました!
自分は関西人ということもあって、もう少し醤油の色合いが薄く、
また昆布の旨味なども加わっているほうが好みではありますが、
このつゆは関東風ながらもよくできているなぁと思わされます!
というのも、かつおのだしの深みが非常にしっかりしてるのですよね!(*゚◇゚)
かつおのエキスだけに頼らず、粉末のかつおぶしで味に深みを出し、
醤油よりもちゃんとだしが主役になっているのが良かったですね!
なので、たしかに醤油を一定程度立たせてはいるのですが、
醤油のキレを主役にしたタイプのつゆとは少し違いますね!
つゆの原材料はしょうゆ、糖類、食塩、鰹節粉末、鰹エキス、
醸造酢、香辛料、鰹節エキス、たん白加水分解物、植物油脂です!
昨年の「手緒里庵」のつゆの原材料とも比較してみましょう!
[2016年の「手緒里庵 かき揚げ天ぷらそば」のつゆ]
しょうゆ、糖類、食塩、鰹節エキス、植物油脂、鰹節粉末、
酵母エキス、でん粉、香辛料、鰹節、昆布エキス、ごま
昆布エキスが外されたかわりに、鰹節粉末の割合が高まり、
また植物油脂が減り、醸造酢が新たに加えられていますね!
ごまは七味由来のものでしたが、これも外されていますね!
今回も粉末スープには七味を思わせるものが入ってましたが、
その中から一部の原材料は外したということなのでしょう!
植物油脂が減ったのは写真を見比べるとけっこうわかりますね!
昨年のバージョンはほんのりと表面に油脂が浮いてましたからね!
油脂が減って酢が加わったのを見るに、どうも今年のつゆは
すっきりとした後口を目指したものであることがわかりますね!
そして麺ですが・・・やはり今年もクオリティは非常に高いです!(`・ω・´)
ノンフライ麺の和そば商品って他にはあまり発売されてないので、
体感したことがないという人が多いのではないかと思われますが、
間違いなくこれは一度は試してみるだけの価値があるものですね!
「どん兵衛」のそばなどもたしかにクオリティは高いのですが、
やはり油揚げ麺であるがゆえの限界というのはあるのですよね!
それに対して、こちらはノンフライ麺なのでそうした弱みはなく、
そばとしての風味がリアルに感じられ、食感も実にそばらしく、
スーパーの茹で麺などよりは遥かに上の完成度を見せています!
そのおいしさはビジュアルからも感じ取ることができますよね!
もう見た目が完全に本物のそばに近いものになっていますからね!
また、このそばに関してはフライングしないことも重要です!
しっかりと規定の5分まで待ってから食べ始めましょう!
そうすることでポテンシャルを最大限に引き出すことができます!
麺の量は60gで、カロリーは424kcalとなっています!
脂質は15.1gで、昨年とそれほどの違いはないですね!
具材は主役のかき揚げと粉末スープに入ってるねぎのみです!
具材のコストをほぼ全てかき揚げに費やしていることもあり、
かき揚げのサイズはかなりのものを誇っていると言えます!
この商品は「どん兵衛」などよりもカップの口が大きいので、
もし「どん兵衛」なら完全に表面を覆うぐらいの大きさです!
でもって、衣の部分の味わいが非常にいいのですよね!
たしかに衣の部分がメインのかき揚げではあるのですが、
「単なる天かすを固めた感じ」という感触がほとんどなく、
サクサク感といい風味といい、どちらもよくできてます!
そして何と言っても、大きめの海老がいくつか入ってる点ですね!(*゚ー゚)
ビジュアル的には昨年のほうが海老は目立っていたのですが、
今年もちゃんとよく見ると大きめの海老がけっこう入ってます!
これによって天ぷらから海老の香ばしさがしっかり感じられ、
一つのかき揚げとしても十分楽しむことができるのですよね!
「凄麺」になったことで、多少は見かけやすくなったかもですが、
そのクオリティの高さに比べると、知名度はまだまだという感じで、
ぜひとももっと広く知られる存在になっていってほしいですね!
この商品だったら年越しそばにも十分オススメできると言えるでしょう!(゚x/)モキュッ
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・手緒里庵 ねばり食材のおそうめん
・手緒里庵 江戸のきつねそば
・手緒里庵 かき揚げ天ぷらそば
・手緒里庵 手延そうめん 煮麺
・手緒里庵 山菜きのこそば
カップ麺Award 2017 Part2
ということで、今年の「カップ麺Award」の後編がやってまいりました!(`・ω・´)
前回のPart1の記事で、すでに20~11位について発表しております!
そして今回は後編ということで、10~1位の商品を発表します!
この記事を書く際はいつも今年書いた全ての記事を軽く見返し、
その中から強く記憶に残っているものを50商品ほど選んだうえで、
そこからさらに絞り込んでいくという形を採っているので、
記事を書くのはかなり大変な作業だったりするのですよね!
ですが、それを選んでいる作業は同時に楽しくもあるのですよね!
「あぁ、これおいしかったなぁ」みたいに味が思い出されたり、
「これは良かったけどベスト20にまではいかないか」と思ったり、
キワモノ系の商品などは読み返して笑ってしまうこともあったりと、
自分自身が1年のカップ麺を振り返る楽しさもあるのですよね!
ある意味ではその楽しさを共有するための記事と言えるかもしれません!
さて、前振りはここまでにして10位の商品の発表からまいりましょう!(*゚◇゚)
10位 5/15発売 ご当地マシマシ タレ濃いめ&麺大盛 東京油そば(サンヨー食品)

こちらの商品も「ペヤング 背脂MAX」に近いものがあるというか、
思い切りの良さによって成功した汁なし系商品と言えるでしょうね!
メンマの風味なども加えた素朴な中華そばにも通じる旨さを出しつつ、
「ペヤング 背脂MAX」と同様に大量の油脂を叩き込んだのですよね!
これらの商品を見ると、いかに油そばには油脂の旨さが重要なのか、
それがはっきりと伝わってくると言っていいような感じがしますね!
でもって、こちらの商品はノンフライ麺だったのが大きかったのですよね!(=゚ω゚)
ノンフライ麺を使うことで、麺そのものの食感が素晴らしかったですし、
多めの油脂を合わせてもそこまで重い風味にならなくて済みますし、
なおかつカロリーも一定程度抑えられるという効果も生み出すなど、
これまでの「カップ油そば=油揚げ麺」という固定観念を上手く崩して、
カップ油そばの持つ幅を広げてくれたという点も大きかったですね!
9位 10/16発売 みかさ監修 ソース焼そば(明星)

ソース焼そばは単純にソース焼そばとしてどこまでおいしくなれるのか、
ソース焼そばって、どうしてもソースだけで勝負するような形になるので、
そこまで味の幅を広げることができないというふうに思っていましたが、
そうした先入観を叩き壊してくれたのがこの商品だったと言えますね!
なんと液体ソースを2袋構造にするという新しい形を提示したうえで、
2袋目の液体ソースに炒め野菜の香ばしさと甘さをギュッと閉じ込める、
そしてそれをかけることによって1つのソースでは出せない味の幅や
野菜や肉の旨味を広げる、この手法は素晴らしいと言えるものでした!
さすがは焼そばの専門店が監修しただけのことはあると言える内容で、
カップ麺メーカーだけでは発想しえなかった、焼そばの持つ可能性の広さ、
そうしたものを伝えてくれる見事なソース焼そばの新しい形でしたね!(`・ω・´)
単においしいだけでなく、こうした新しい視点を提供してくれる商品、
そうしたものにはどうしても他の商品以上に高い評価をしたくなりますね!
8位 6/13発売 東京タンメン トナリ監修 辛激タンメン(明星/ローソン限定)

辛口系カップタンメンというと、セブン&アイで限定販売されている
「蒙古タンメン中本」のカップ麺が最もよく知られている存在ですが、
まるでそれに対抗するかのように登場したのがこの商品だったのですよね!
ただこの商品、発売された当初はローソンで見かけるのが困難だったのですが、
なぜか発売1ヶ月後あたりから異様に頻繁に見かけるようになったのですよね!
思った以上に商品の評価が高く、そのままレギュラー化するのも視野に入れつつ、
多くのお店が後になって入荷するようになったということだったのかもですが!
そうした経緯もわかるというか、このタンメンの仕上がりは非常に素晴らしく、
自分としては「蒙古タンメン中本」よりも完成度は上だと感じたのですよね!(`・ω・´)
辛さの中に生きる甘さ、そしてその中に忍ばされたXO醤の海鮮の旨み、
これらが混然一体となることで非常に深い旨味を実現できていて、
カップ麺における辛口ラーメンに間違いなく新風を吹かせてくれました!
辛口ラーメン好きなら買いだめ推奨と言えるぐらいの内容でしたからね!
7位 12/4発売 IPPUDO from 香港 スパイシー海老豚骨(日清/セブン&アイ限定)

昨年登場した「IPPUDO New York」の商品もなかなか素晴らしかったのですが、
今回の「IPPUDO 香港」はそれをさらに上回ってくるだけのものがありましたね!
とにかくどこを切り取っても海老、海老、海老という海老の主張に、
その下支えをする豚骨とのバランスの良さなど、まとまりがいいうえに、
海老好きだったら確実に気に入るだけの海老の攻撃性が実に見事でした!
自分はどうも海老系のカップ麺に評価が甘くなる傾向があるかもですが!(*゚◇゚)
日清の作る海老系カップ麺というとローソン限定の「一幻」もありますし、
少し前までは行列シリーズでも海老系のカップ麺が定期的に出てましたが、
海老の強さという点ではそれらの商品すら超える内容だったのですよね!
「一幻」の縦型ですら素晴らしかったのに、それを超えるのですから、
これはもう高評価をする以外にはないと自分には思えましたね!(*゚ー゚)
6位 5/8発売 マルちゃん 正麺 カップ こく野菜タンメン(東洋水産)

今年の「正麺カップ」の中でも特に素晴らしかったのがこれでしたね!
タンメンでありながら白湯系の白濁したスープになっていましたが、
そこに広がる野菜の旨味が素晴らしく、調味油の炒め野菜の風味も深く、
タンメンらしい野菜が主役のスープになっていたのが特に見事でした!
またそれを支える白濁した豚骨スープもベースとしてちょうどよく、
「こうしたタンメンもあるのか」と思わせる一杯になってましたね!
そしてタンメンと言えば具材の野菜ですが、これも実に内容が良く、
フリーズドライ系の野菜のシャキシャキとした食感が特に秀逸で、
さらにそこに加わる豚肉もリアル感があるなど具材に不足もなく、
もともとクオリティが非常に高い「正麺カップ」の麺も加わることで、
スープ、麺、具材のどこにもスキのないタンメンになっていましたね!(*・ω・)
ものすごく新しさのある商品というわけではなかったと思いますが、
とにかくタンメンとしての総合力にかけてはずば抜けたものがあって、
これは上位に入れる以外にないなと思わせれる仕上がりでしたね!
5位 4/17発売 一度は食べたい名店の味 伊吹監修の一杯 行列必至の中華ソバ(エースコック)

今年のカップ麺を振り返ったときに欠かすことのできないブランドが
このエースコックの「一度は食べたい名店の味」だったと思うのですが、
その中で一つを選ぶなら自分はこの「伊吹監修の一杯」に尽きますね!
実はこの一つ前に出た「つじ田 奥の院」も強烈な煮干系の一杯で、
むしろ煮干の強さで言うならそちらのほうが上回っていたのですが、
強さだけでなく煮干の旨さ、広がり、ふくよかさという点まで含めると、
総合的な完成度ではこちらの「伊吹監修の一杯」だったと思うのですよね!
カップ麺における煮干系ラーメンは食べやすいバランス型か
煮干の強さを重視した攻撃型の2種類に分かれやすいのですが、
こちらは店主さんから煮干の種類などについてアドバイスを受け、
その枠を超えたカップ麺における新しい煮干ラーメンのあり方を
提示することに成功したというのが自分の印象だったのですよね!(●・ω・)
煮干もその種類や味の重ね方によってその旨さにさらに幅が出せる、
そうしたことを伝えてくれるカップ麺としても稀有な存在でしたね!
4位 6/5発売 うどんが主食 讃岐風うどん(東洋水産)

食べログのレビュアーである「うどんが主食」氏が監修した商品で、
この商品の発売直後に自身のスキャンダルが週刊誌に掲載されるなど、
商品と関係ないところで話題が沸騰してしまった感がありましたが、
これは間違いなく一つのカップうどんとしての金字塔だったと思います!(=゚ω゚)
正統派のうどんだしって、基本的には昆布、かつおなどの節系、
煮干などの魚介の3つの素材でおおむね味が作られるわけですが、
どのメーカーもそのバランスはかなり気を使っているはずで、
その構成を少し変えたからといってそこまで味が急に良くなる、
というようなことは普通はないのではないかと思われるのですよね!
ただこの商品のすごいのは、その3つの素材をベースにしながら、
明らかにこれまでとは水準の違うつゆを作り上げた点にあります!
昆布がベースを作り、強い旨味を持つ煮干が前面に立ちながら、
その数歩後ろで節系がふくよかな旨味を与えて広がりを持たせる、
使っている素材はおおよそ基本のカップうどんと同じはずなのに、
旨味の重層感やバランスの取り方が数段上になったのですよね!
この素材の組み合わせで、ここまでカップうどんのつゆが旨くなるのかと、
ちょっとこれは自分の中ではカップうどんの革命的な商品でしたね!
まだまだカップうどんには可能性があることを確信させてくれた一杯でした!
さて、残るはベスト3だけというところでいったん特別賞枠に行きましょう!
今年は例年と比べても怪しさあふれるキワモノ系商品が多かったですね!
以前はキワモノ系というとペヤングやエースコックという感じでしたが、
今年は日清がそこに大幅に参入してきたのが特に印象深かったですね!
ということで、残り2つの怪しくもおいしかった商品を見ていきましょう!(*゚◇゚)
特別賞4 5/29発売 日清焼そば U.F.O. BIG わさマヨ地獄(日清)

今年多くの人に最も強烈なインパクトを与えた商品はどれか、
ということを問うならおそらくこれが一番ではないですかね!(*・ω・)
辛さをアピールする商品というと、唐辛子系のものが多いですが、
唐辛子の辛さについては耐性が強い人もけっこういることもあり、
強烈に辛くてもそこまでインパクトは強くならないのですよね!
それに対してわさびに対して強い人というのはそこまで多くないので、
この商品を食べた大半の人が「ごふっ!」となってしまうこととなり、
しかもわさびの辛さは揮発性なのでゆっくり食べ進めていかないと、
むせてしまうという問題までこの商品は持っていましたからね!
それにしても25.9gのわさびマヨネーズは本当に強烈でしたね!
どれだけわさびマヨをかけてもまだ残るという感じでしたから!
今後も年に一度はこの手の商品をどこかのメーカーに出してほしいですね!
特別賞5 6/5発売 スーパーカップ1.5倍 いか焼そば味ラーメン(エースコック)

今年食べたカップ麺の中で、最もいい意味で面白かったのは
この商品だったと言ってしまってもいいかもしれませんね!
エースコックの「いか焼そば」をラーメン化した商品なのですが、
これがびっくりするぐらいにおいしく仕上がってたのですよね!(`・ω・´)
間違いなくキワモノなはずなのに、本当に普通においしいのです!
食べているとキワモノと思えないぐらいにちゃんとした味なのです!
さらに驚いたのがこちらの商品のスープの原材料が「いか焼そば」の
ソース+ふりかけの原材料とほぼ全く同じだったという点ですね!
要するにラーメン向けに大きくアレンジしてきたわけではなく、
「いか焼そば」のソース+ふりかけをそのままラーメンに適用したら、
なぜかびっくりするぐらいにおいしいスープになったわけですね!
「そんなことがあるのか」と思ってしまうようなことでしたが、
いやはやこれはほんと面白い発見をさせてくれた一杯でした!
さぁ、これで残るはベスト3の商品のみというところまでやってきました!
カップ麺マニアの人だったらベスト3を予想してみるのもいいでしょうね!
「そういえばまだあの商品が出ていない」と思うものがあったなら、
その商品がベスト3の中に入っているかもしれないですからね!
ただ、今年のベスト3は例年に比べるとやや予想しにくいかもですが!
それでは、今年のカップ麺業界を彩ったベスト3の紹介へとまいりましょう!(`・ω・´)ゝ
3位 9/4発売 行列のできる店のラーメン 特濃系 麻辣担々麺(日清)

3位には行列シリーズの担々麺の新作「麻辣担々麺」を選びました!
行列シリーズからはこれまでも何度も担々麺が発売されていて、
それも非常にレベルの高い仕上がりのものではあったのですが、
この「麻辣担々麺」はそれを超える素晴らしいものがありましたね!
ここ2年ぐらいで花椒を効かせたタイプのカップ麺が増えてきましたが、
この「麻辣担々麺」はその流れに沿った商品と言っていいでしょう!
食べる前は刺激の要素だけに偏るのではという不安もありましたが、
これまでの行列シリーズの強烈な練りごまの濃度は一切揺るがせずに
花椒の痺れる刺激を加え、さらに唐辛子の辛味も高めることによって、
ごま・唐辛子・花椒の3つの要素を見事にまとめてあげてきたのですよね!(=゚ω゚)
300円に近い価格ですが、それを高いとは全く思わせない力のある
むしろ「300円でここまで本格的」と言わしめる見事な一杯でした!
カップ麺における担々麺の完成形と言ってもいい仕上がりでしたね!
2位 6/19発売 焼そばモッチッチ(エースコック)

2位にはエースコックのカップ焼そばの新ブランド「モッチッチ」を選びました!
この商品の主役は「真空仕立て麺」と名付けられた麺なのですが、
これは最近ラーメン屋や製麺会社で多く使われるようになってきた
「真空ミキサー」の技術をカップ麺に取り入れたものなのですよね!
この「真空ミキサー」は小麦粉や水やかんすいをまぜ合わせる際に
極限まで空気を抜くことで麺の生地に空気を含まないようにさせ、
ギュッと詰まったようなきめの細かい麺を作り上げることができます!
そうすると麺が気泡を含まなくなるので、麺を乾燥させたときに
麺の湯戻りがしにくくなるという弱点もあったりはするのですが、
それを克服して商品化にこぎつけたのが「モッチッチ」なのですね!
そうした技術を取り入れただけあって、麺のモチモチ感は素晴らしく、
間違いなくこれまでにないリアルな食感の油揚げ麺だったのですよね!
今年発売された商品の中で、技術的な革新性という視点で見るなら、
間違いなくこの商品がトップだったのではないかなと思います!(●・ω・)
さて、これで残るは1位の商品の紹介のみということになりました!
技術的な視点から見れば今年の1位だった「モッチッチ」を押しのけ、
今年の総合ランキングの王者に輝いたのはこちらの商品でございます!(`・ω・)+
1位 9/11発売 Japanese Soba Noodles 蔦 醤油Soba(東洋水産/セブン&アイ限定)

1位にはセブン&アイ限定「Japanese Soba Noodles 蔦 醤油Soba」を選びました!
正直なところ、2位と1位に関してはどちらを選ぶか迷ったのですよね!(*゚◇゚)
たしかに「モッチッチ」は技術的な点で一つの決め手を持っている、
だけど「とにかくものすごくおいしい」と思わせる力であったり、
全てを総合して見たときの完成度では迷うものがあったのですよね!
一方でこちらはスープ、麺、具材のどれを取っても抜かりがなく、
総合力という点では比類なきものを持っていたのですよね!
この商品は9月だけでなく今年の1月にも発売されているのですが、
実は一番の決め手になったのはこの2回食べたことだったのですよね!
ときどき気に入った商品をリピートして2回食べることはあるのですが、
2回目のほうがおいしく感じるというケースはあまりないのですよね!
1回目の感激でハードルが上がることもあり、2回目に食べたときは、
「あれ、こんなものだったっけ」と評価が少し下がることが多いのです!
ただこの商品は9月に食べたときのほうがよりおいしく感じたのですよね!(*・ω・)
1回目に食べたときも評価は高かったですし、期待もありましたが、
それを超えるだけの印象を2回目に食べたときにも与えてくれた、
それはもう本当においしいという証左になってくれますからね!
ベースの鶏のスープの深み、鶏油の効かせ方もさることながら、
トリュフというクセのある素材も見事に使いこなしていて、
トリュフを立てながらもネガティブな目立ち方はしておらず、
実にきれいにまとめあげられたた一杯という内容でしたね!
ただ、こうした2回発売された商品は2回目はスルーすることも多く、
今回は2回目も手に取ったことでこうした評価につながりましたが、
もしスルーしていたら全体の順位はきっと変わっていたでしょうね!
そういう点では、この商品は運にも恵まれていたかもしれません!
というわけで、今年も無事に1位の商品まで発表が終わりました!
今年は昨年に比べると1位が混戦になったのが印象的でしたね!
技術的な観点から見ればこの商品、味の総合力ならこの商品、
というふうに観点ごとに評価が大きく変わってくるのですよね!
自分の中で「有無を言わせない」と思わせる商品があれば、
迷うことなくその商品を1位に選ぶことができるのですが、
今年はそこまで断言させる商品はなかったのですよね!
それでも1位を争った商品はどれも優秀なものばかりでしたが!
今年はざっと見ると、エースコックの技術発達が特に著しく、
またサンヨー食品の汁なしノンフライの拡大も非常に面白く、
ペヤングは今年も様々な分野で思い切った商品を出したりと、
どのメーカーもいろいろ頑張ってることがうかがえましたね!
麺の開発に関しては「正麺カップ」などが定着したことで、
やや頭打ちになってきたかなという感もあったりしますが、
その技術をより広く生かす傾向なども出始めていたりと、
やはりどんなものも少しずつでも先に進んでいくものですね!
ぜひとも来年も楽しいカップ麺ライフを送りたいものですね!
長々とした総集編記事に最後までお付き合いいただきありがとうございました!(゚x/)モキルーン
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前回のPart1の記事で、すでに20~11位について発表しております!
そして今回は後編ということで、10~1位の商品を発表します!
この記事を書く際はいつも今年書いた全ての記事を軽く見返し、
その中から強く記憶に残っているものを50商品ほど選んだうえで、
そこからさらに絞り込んでいくという形を採っているので、
記事を書くのはかなり大変な作業だったりするのですよね!
ですが、それを選んでいる作業は同時に楽しくもあるのですよね!
「あぁ、これおいしかったなぁ」みたいに味が思い出されたり、
「これは良かったけどベスト20にまではいかないか」と思ったり、
キワモノ系の商品などは読み返して笑ってしまうこともあったりと、
自分自身が1年のカップ麺を振り返る楽しさもあるのですよね!
ある意味ではその楽しさを共有するための記事と言えるかもしれません!
さて、前振りはここまでにして10位の商品の発表からまいりましょう!(*゚◇゚)
10位 5/15発売 ご当地マシマシ タレ濃いめ&麺大盛 東京油そば(サンヨー食品)

こちらの商品も「ペヤング 背脂MAX」に近いものがあるというか、
思い切りの良さによって成功した汁なし系商品と言えるでしょうね!
メンマの風味なども加えた素朴な中華そばにも通じる旨さを出しつつ、
「ペヤング 背脂MAX」と同様に大量の油脂を叩き込んだのですよね!
これらの商品を見ると、いかに油そばには油脂の旨さが重要なのか、
それがはっきりと伝わってくると言っていいような感じがしますね!
でもって、こちらの商品はノンフライ麺だったのが大きかったのですよね!(=゚ω゚)
ノンフライ麺を使うことで、麺そのものの食感が素晴らしかったですし、
多めの油脂を合わせてもそこまで重い風味にならなくて済みますし、
なおかつカロリーも一定程度抑えられるという効果も生み出すなど、
これまでの「カップ油そば=油揚げ麺」という固定観念を上手く崩して、
カップ油そばの持つ幅を広げてくれたという点も大きかったですね!
9位 10/16発売 みかさ監修 ソース焼そば(明星)

ソース焼そばは単純にソース焼そばとしてどこまでおいしくなれるのか、
ソース焼そばって、どうしてもソースだけで勝負するような形になるので、
そこまで味の幅を広げることができないというふうに思っていましたが、
そうした先入観を叩き壊してくれたのがこの商品だったと言えますね!
なんと液体ソースを2袋構造にするという新しい形を提示したうえで、
2袋目の液体ソースに炒め野菜の香ばしさと甘さをギュッと閉じ込める、
そしてそれをかけることによって1つのソースでは出せない味の幅や
野菜や肉の旨味を広げる、この手法は素晴らしいと言えるものでした!
さすがは焼そばの専門店が監修しただけのことはあると言える内容で、
カップ麺メーカーだけでは発想しえなかった、焼そばの持つ可能性の広さ、
そうしたものを伝えてくれる見事なソース焼そばの新しい形でしたね!(`・ω・´)
単においしいだけでなく、こうした新しい視点を提供してくれる商品、
そうしたものにはどうしても他の商品以上に高い評価をしたくなりますね!
8位 6/13発売 東京タンメン トナリ監修 辛激タンメン(明星/ローソン限定)

辛口系カップタンメンというと、セブン&アイで限定販売されている
「蒙古タンメン中本」のカップ麺が最もよく知られている存在ですが、
まるでそれに対抗するかのように登場したのがこの商品だったのですよね!
ただこの商品、発売された当初はローソンで見かけるのが困難だったのですが、
なぜか発売1ヶ月後あたりから異様に頻繁に見かけるようになったのですよね!
思った以上に商品の評価が高く、そのままレギュラー化するのも視野に入れつつ、
多くのお店が後になって入荷するようになったということだったのかもですが!
そうした経緯もわかるというか、このタンメンの仕上がりは非常に素晴らしく、
自分としては「蒙古タンメン中本」よりも完成度は上だと感じたのですよね!(`・ω・´)
辛さの中に生きる甘さ、そしてその中に忍ばされたXO醤の海鮮の旨み、
これらが混然一体となることで非常に深い旨味を実現できていて、
カップ麺における辛口ラーメンに間違いなく新風を吹かせてくれました!
辛口ラーメン好きなら買いだめ推奨と言えるぐらいの内容でしたからね!
7位 12/4発売 IPPUDO from 香港 スパイシー海老豚骨(日清/セブン&アイ限定)

昨年登場した「IPPUDO New York」の商品もなかなか素晴らしかったのですが、
今回の「IPPUDO 香港」はそれをさらに上回ってくるだけのものがありましたね!
とにかくどこを切り取っても海老、海老、海老という海老の主張に、
その下支えをする豚骨とのバランスの良さなど、まとまりがいいうえに、
海老好きだったら確実に気に入るだけの海老の攻撃性が実に見事でした!
自分はどうも海老系のカップ麺に評価が甘くなる傾向があるかもですが!(*゚◇゚)
日清の作る海老系カップ麺というとローソン限定の「一幻」もありますし、
少し前までは行列シリーズでも海老系のカップ麺が定期的に出てましたが、
海老の強さという点ではそれらの商品すら超える内容だったのですよね!
「一幻」の縦型ですら素晴らしかったのに、それを超えるのですから、
これはもう高評価をする以外にはないと自分には思えましたね!(*゚ー゚)
6位 5/8発売 マルちゃん 正麺 カップ こく野菜タンメン(東洋水産)

今年の「正麺カップ」の中でも特に素晴らしかったのがこれでしたね!
タンメンでありながら白湯系の白濁したスープになっていましたが、
そこに広がる野菜の旨味が素晴らしく、調味油の炒め野菜の風味も深く、
タンメンらしい野菜が主役のスープになっていたのが特に見事でした!
またそれを支える白濁した豚骨スープもベースとしてちょうどよく、
「こうしたタンメンもあるのか」と思わせる一杯になってましたね!
そしてタンメンと言えば具材の野菜ですが、これも実に内容が良く、
フリーズドライ系の野菜のシャキシャキとした食感が特に秀逸で、
さらにそこに加わる豚肉もリアル感があるなど具材に不足もなく、
もともとクオリティが非常に高い「正麺カップ」の麺も加わることで、
スープ、麺、具材のどこにもスキのないタンメンになっていましたね!(*・ω・)
ものすごく新しさのある商品というわけではなかったと思いますが、
とにかくタンメンとしての総合力にかけてはずば抜けたものがあって、
これは上位に入れる以外にないなと思わせれる仕上がりでしたね!
5位 4/17発売 一度は食べたい名店の味 伊吹監修の一杯 行列必至の中華ソバ(エースコック)

今年のカップ麺を振り返ったときに欠かすことのできないブランドが
このエースコックの「一度は食べたい名店の味」だったと思うのですが、
その中で一つを選ぶなら自分はこの「伊吹監修の一杯」に尽きますね!
実はこの一つ前に出た「つじ田 奥の院」も強烈な煮干系の一杯で、
むしろ煮干の強さで言うならそちらのほうが上回っていたのですが、
強さだけでなく煮干の旨さ、広がり、ふくよかさという点まで含めると、
総合的な完成度ではこちらの「伊吹監修の一杯」だったと思うのですよね!
カップ麺における煮干系ラーメンは食べやすいバランス型か
煮干の強さを重視した攻撃型の2種類に分かれやすいのですが、
こちらは店主さんから煮干の種類などについてアドバイスを受け、
その枠を超えたカップ麺における新しい煮干ラーメンのあり方を
提示することに成功したというのが自分の印象だったのですよね!(●・ω・)
煮干もその種類や味の重ね方によってその旨さにさらに幅が出せる、
そうしたことを伝えてくれるカップ麺としても稀有な存在でしたね!
4位 6/5発売 うどんが主食 讃岐風うどん(東洋水産)

食べログのレビュアーである「うどんが主食」氏が監修した商品で、
この商品の発売直後に自身のスキャンダルが週刊誌に掲載されるなど、
商品と関係ないところで話題が沸騰してしまった感がありましたが、
これは間違いなく一つのカップうどんとしての金字塔だったと思います!(=゚ω゚)
正統派のうどんだしって、基本的には昆布、かつおなどの節系、
煮干などの魚介の3つの素材でおおむね味が作られるわけですが、
どのメーカーもそのバランスはかなり気を使っているはずで、
その構成を少し変えたからといってそこまで味が急に良くなる、
というようなことは普通はないのではないかと思われるのですよね!
ただこの商品のすごいのは、その3つの素材をベースにしながら、
明らかにこれまでとは水準の違うつゆを作り上げた点にあります!
昆布がベースを作り、強い旨味を持つ煮干が前面に立ちながら、
その数歩後ろで節系がふくよかな旨味を与えて広がりを持たせる、
使っている素材はおおよそ基本のカップうどんと同じはずなのに、
旨味の重層感やバランスの取り方が数段上になったのですよね!
この素材の組み合わせで、ここまでカップうどんのつゆが旨くなるのかと、
ちょっとこれは自分の中ではカップうどんの革命的な商品でしたね!
まだまだカップうどんには可能性があることを確信させてくれた一杯でした!
さて、残るはベスト3だけというところでいったん特別賞枠に行きましょう!
今年は例年と比べても怪しさあふれるキワモノ系商品が多かったですね!
以前はキワモノ系というとペヤングやエースコックという感じでしたが、
今年は日清がそこに大幅に参入してきたのが特に印象深かったですね!
ということで、残り2つの怪しくもおいしかった商品を見ていきましょう!(*゚◇゚)
特別賞4 5/29発売 日清焼そば U.F.O. BIG わさマヨ地獄(日清)

今年多くの人に最も強烈なインパクトを与えた商品はどれか、
ということを問うならおそらくこれが一番ではないですかね!(*・ω・)
辛さをアピールする商品というと、唐辛子系のものが多いですが、
唐辛子の辛さについては耐性が強い人もけっこういることもあり、
強烈に辛くてもそこまでインパクトは強くならないのですよね!
それに対してわさびに対して強い人というのはそこまで多くないので、
この商品を食べた大半の人が「ごふっ!」となってしまうこととなり、
しかもわさびの辛さは揮発性なのでゆっくり食べ進めていかないと、
むせてしまうという問題までこの商品は持っていましたからね!
それにしても25.9gのわさびマヨネーズは本当に強烈でしたね!
どれだけわさびマヨをかけてもまだ残るという感じでしたから!
今後も年に一度はこの手の商品をどこかのメーカーに出してほしいですね!
特別賞5 6/5発売 スーパーカップ1.5倍 いか焼そば味ラーメン(エースコック)

今年食べたカップ麺の中で、最もいい意味で面白かったのは
この商品だったと言ってしまってもいいかもしれませんね!
エースコックの「いか焼そば」をラーメン化した商品なのですが、
これがびっくりするぐらいにおいしく仕上がってたのですよね!(`・ω・´)
間違いなくキワモノなはずなのに、本当に普通においしいのです!
食べているとキワモノと思えないぐらいにちゃんとした味なのです!
さらに驚いたのがこちらの商品のスープの原材料が「いか焼そば」の
ソース+ふりかけの原材料とほぼ全く同じだったという点ですね!
要するにラーメン向けに大きくアレンジしてきたわけではなく、
「いか焼そば」のソース+ふりかけをそのままラーメンに適用したら、
なぜかびっくりするぐらいにおいしいスープになったわけですね!
「そんなことがあるのか」と思ってしまうようなことでしたが、
いやはやこれはほんと面白い発見をさせてくれた一杯でした!
さぁ、これで残るはベスト3の商品のみというところまでやってきました!
カップ麺マニアの人だったらベスト3を予想してみるのもいいでしょうね!
「そういえばまだあの商品が出ていない」と思うものがあったなら、
その商品がベスト3の中に入っているかもしれないですからね!
ただ、今年のベスト3は例年に比べるとやや予想しにくいかもですが!
それでは、今年のカップ麺業界を彩ったベスト3の紹介へとまいりましょう!(`・ω・´)ゝ
3位 9/4発売 行列のできる店のラーメン 特濃系 麻辣担々麺(日清)

3位には行列シリーズの担々麺の新作「麻辣担々麺」を選びました!
行列シリーズからはこれまでも何度も担々麺が発売されていて、
それも非常にレベルの高い仕上がりのものではあったのですが、
この「麻辣担々麺」はそれを超える素晴らしいものがありましたね!
ここ2年ぐらいで花椒を効かせたタイプのカップ麺が増えてきましたが、
この「麻辣担々麺」はその流れに沿った商品と言っていいでしょう!
食べる前は刺激の要素だけに偏るのではという不安もありましたが、
これまでの行列シリーズの強烈な練りごまの濃度は一切揺るがせずに
花椒の痺れる刺激を加え、さらに唐辛子の辛味も高めることによって、
ごま・唐辛子・花椒の3つの要素を見事にまとめてあげてきたのですよね!(=゚ω゚)
300円に近い価格ですが、それを高いとは全く思わせない力のある
むしろ「300円でここまで本格的」と言わしめる見事な一杯でした!
カップ麺における担々麺の完成形と言ってもいい仕上がりでしたね!
2位 6/19発売 焼そばモッチッチ(エースコック)

2位にはエースコックのカップ焼そばの新ブランド「モッチッチ」を選びました!
この商品の主役は「真空仕立て麺」と名付けられた麺なのですが、
これは最近ラーメン屋や製麺会社で多く使われるようになってきた
「真空ミキサー」の技術をカップ麺に取り入れたものなのですよね!
この「真空ミキサー」は小麦粉や水やかんすいをまぜ合わせる際に
極限まで空気を抜くことで麺の生地に空気を含まないようにさせ、
ギュッと詰まったようなきめの細かい麺を作り上げることができます!
そうすると麺が気泡を含まなくなるので、麺を乾燥させたときに
麺の湯戻りがしにくくなるという弱点もあったりはするのですが、
それを克服して商品化にこぎつけたのが「モッチッチ」なのですね!
そうした技術を取り入れただけあって、麺のモチモチ感は素晴らしく、
間違いなくこれまでにないリアルな食感の油揚げ麺だったのですよね!
今年発売された商品の中で、技術的な革新性という視点で見るなら、
間違いなくこの商品がトップだったのではないかなと思います!(●・ω・)
さて、これで残るは1位の商品の紹介のみということになりました!
技術的な視点から見れば今年の1位だった「モッチッチ」を押しのけ、
今年の総合ランキングの王者に輝いたのはこちらの商品でございます!(`・ω・)+
1位 9/11発売 Japanese Soba Noodles 蔦 醤油Soba(東洋水産/セブン&アイ限定)

1位にはセブン&アイ限定「Japanese Soba Noodles 蔦 醤油Soba」を選びました!
正直なところ、2位と1位に関してはどちらを選ぶか迷ったのですよね!(*゚◇゚)
たしかに「モッチッチ」は技術的な点で一つの決め手を持っている、
だけど「とにかくものすごくおいしい」と思わせる力であったり、
全てを総合して見たときの完成度では迷うものがあったのですよね!
一方でこちらはスープ、麺、具材のどれを取っても抜かりがなく、
総合力という点では比類なきものを持っていたのですよね!
この商品は9月だけでなく今年の1月にも発売されているのですが、
実は一番の決め手になったのはこの2回食べたことだったのですよね!
ときどき気に入った商品をリピートして2回食べることはあるのですが、
2回目のほうがおいしく感じるというケースはあまりないのですよね!
1回目の感激でハードルが上がることもあり、2回目に食べたときは、
「あれ、こんなものだったっけ」と評価が少し下がることが多いのです!
ただこの商品は9月に食べたときのほうがよりおいしく感じたのですよね!(*・ω・)
1回目に食べたときも評価は高かったですし、期待もありましたが、
それを超えるだけの印象を2回目に食べたときにも与えてくれた、
それはもう本当においしいという証左になってくれますからね!
ベースの鶏のスープの深み、鶏油の効かせ方もさることながら、
トリュフというクセのある素材も見事に使いこなしていて、
トリュフを立てながらもネガティブな目立ち方はしておらず、
実にきれいにまとめあげられたた一杯という内容でしたね!
ただ、こうした2回発売された商品は2回目はスルーすることも多く、
今回は2回目も手に取ったことでこうした評価につながりましたが、
もしスルーしていたら全体の順位はきっと変わっていたでしょうね!
そういう点では、この商品は運にも恵まれていたかもしれません!
というわけで、今年も無事に1位の商品まで発表が終わりました!
今年は昨年に比べると1位が混戦になったのが印象的でしたね!
技術的な観点から見ればこの商品、味の総合力ならこの商品、
というふうに観点ごとに評価が大きく変わってくるのですよね!
自分の中で「有無を言わせない」と思わせる商品があれば、
迷うことなくその商品を1位に選ぶことができるのですが、
今年はそこまで断言させる商品はなかったのですよね!
それでも1位を争った商品はどれも優秀なものばかりでしたが!
今年はざっと見ると、エースコックの技術発達が特に著しく、
またサンヨー食品の汁なしノンフライの拡大も非常に面白く、
ペヤングは今年も様々な分野で思い切った商品を出したりと、
どのメーカーもいろいろ頑張ってることがうかがえましたね!
麺の開発に関しては「正麺カップ」などが定着したことで、
やや頭打ちになってきたかなという感もあったりしますが、
その技術をより広く生かす傾向なども出始めていたりと、
やはりどんなものも少しずつでも先に進んでいくものですね!
ぜひとも来年も楽しいカップ麺ライフを送りたいものですね!
長々とした総集編記事に最後までお付き合いいただきありがとうございました!(゚x/)モキルーン
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今年も「カップ麺Award」の季節がやってまいりました!(`・ω・´)
今年こちらのブログで紹介した全てのカップ麺の中から、
特に優秀と判断した20商品+αをランキング付で発表します!
普段は商品ごとに評価の星などはつけないこのブログですが、
この企画ではなぜか順位付けまでして発表するのですよね!
そんないつもとは違う雰囲気も一つのお祭りと思ってお楽しみください!
今年こちらのブログで紹介したカップ麺は全部で360商品でした!
あくまでこの日までの合計なのであと1つは増えそうですが!
昨年までは1日に2商品以上を紹介するということもありましたが、
ブログ更新の負担も考慮しつつ1日1商品までに抑える形にしたので、
昨年の394個というとんでもない数字に比べればさすがに減りましたね!
それでもおおよそ普通とは言い難いレベルの数字ではありますが!
ちなみに新商品以外の定番商品を食べていることもありますし、
新商品でも記事にせずに食べているケースがいくつかあるので、
実際に食べたカップラーメンの個数はこれより遥かに多いです!
さて、これから紹介するベスト20の商品の評価についてですが、
単純に自分がそれをおいしいと思ったかどうかだけにとどまらず、
カップ麺の発展においていかに重要な役割を果たしているか、
というような技術的な観点なども大きな指標の一つとしています!
というわけで、早速20位の商品から紹介してまいりましょう!(=゚ω゚)
21位 2/6発売 明星 バリカタ 長浜風とんこつ(明星)

・・・と言いながら、今年も21位から始まってしまいました;
「残り2枠で候補が3つ」みたいになるとどうしても迷うので、
そうなったら両方とも入れてしまえといった形になります!
でもって、この商品は他にも入れたい理由がありましたからね!
「バリカタ」シリーズというと、麺のクオリティに定評がありますが、
スープについては豚骨に弱みを感じることもけっこうあるのですよね;
そんな中、こちらの「長浜風とんこつ」は濃厚系とは違うものの、
豚骨の香り、個性をひさしぶりに打ち出してくれたのですよね!
それゆえに総合力の高さでは他の「バリカタ」以上のものがありました!
できれば今後もこうした豚骨臭を生かした商品を出してほしい、
そうした思いを込めてのベスト21(?)枠の選出となりました!(`・ω・´)
20位 3/13発売 NEW UDON STYLE ごま香る担担うどん(エースコック)

この商品は革新性という観点からすると素晴らしかったのですよね!
これまでもノンフライ麺のうどん商品は少しはあったのですが、
有名メーカーは発売するのを不思議と避けていたのですよね!
というのも、ノンフライ麺のうどんはそれはそれで特有の香りがあり、
油揚げ麺のうどんのほうが風味がいいなんてことがありましたからね!
そうした壁を壊すべく、多加水麺に関して高い技術を持ったエースコックが
満を持して発売したのがこのノンフライ麺のうどんシリーズだったのです!(*゚ー゚)
ただ、それならもっと高い順位でもいいのではと思われるかもですが、
スープの完成度がもう一息欲しいなぁというところだったのですよね!
それゆえに麺だけで見るならもっと順位が上でも良かったのですが、
総合力で見るとどうしてもちょっと下の順位にせざるをえなかった、
来年はそのあたりの問題をぜひとも克服してほしく思いますね!
19位 8/7発売 ラ王 焼そば(日清)

こちらの商品は順位をどのあたりにするかを少し迷いましたね!
というのも、味だけで言えばかなり上位に入ってくるんですけど、
あくまで昔の商品をノンフライ麺で復刻したという形になるので、
何か新しいものをこの商品を通じて提示しているわけではなく、
それゆえに順位についてはあえて低めのあたりにしたのですよね!(=゚ω゚)
ただ、この商品が見せるノンフライ麺の焼そばの持つおいしさ、
そのポテンシャルの高さは間違いなく特筆できるものだったので、
今後もこうした商品がときどき出てほしいとは強く思いましたね!
18位 5/9発売 えびそば一幻 えびみそ(縦型カップ版)(日清/ローソン限定)

こちらの商品は自分としては「意外なおいしさ」に驚いたのですよね!
というのも、「一幻」というとどんぶり型ノンフライで出ることが多く、
縦型で発売されるということ自体がこれまでにはなかったですからね!
縦型になると麺は油揚げ麺になりますし、このシリーズの看板である
海老揚げ玉も先入れになってしまってお湯で溶けてしまうのですが、
それが逆に功を奏していたというのが非常に面白かったのですよね!
海老揚げ玉が溶けることでスープ全体の海老の風味により厚みが出て、
さらに縦型にすることでスープがより凝縮した旨さを持っていて、
むしろどんぶり型よりもいいのではなんて思わされたりしましたね!(`・ω・´)
17位 3/6発売 マルちゃん 正麺 カップ 旨こく豚骨醤油(東洋水産)

「正麺カップ」は基本的においしいけど豚骨系のラーメンには弱い、
これまではそういった印象をけっこう強く持っていたのですよね!
実際に濃厚であることはあまりなく、豚骨臭も控えめだったりと、
また麺が多加水麺というのも豚骨向けではなかったですからね!
そうしたイメージを吹き飛ばしてくれたのがこの商品でしたね!(*゚◇゚)
豚骨の香りや個性をしっかりと打ち出した太い豚骨スープに、
そこまで目立たずに豚骨と上手く交わる醤油ダレのバランス、
「これぞ豚骨醤油」とうならせる旨さのある一杯でしたね!
昨年後半は「スープの極み」という高級版を新たに出したものの、
逆に標準の「正麺カップ」よりもバランスの悪いことが多くあるなど、
「正麺カップ」ブランド全体としては迷走気味の感がありましたが、
今年はノーマル版に再び回帰していい商品を多く出してくれましたね!
16位 4/17発売 三河屋製菓監修 えび満月味 焼うどん(エースコック/セブン&アイ限定)

エースコックとセブン&アイによるスナック菓子などの
変わり種のカップ麺も今ではずいぶん定番化してきましたが、
その中でこれというものを選ぶなら間違いなくこの商品ですね!
エースコックってもともと海老油の扱いには非常に強みがあって、
それを余すとこなく生かしたのがこの商品だったのですよね!(*゚◇゚)
一言で言ってしまうなら、海老油メインの塩味系焼うどんで、
海老油以外を最小限に抑えた味わいが非常に良かったですね!
ラーメン屋などで海老系の汁なし系が出ると、海老油を中心に据えつつも、
もっといろんな要素を加えてしまうことでどうしても焦点がぼやけますが、
この商品はあえて海老油に絞り込んだことが個性を明確にしていましたね!
さて、ここでいわゆるキワモノ系を紹介する「特別賞」枠にまいります!
とにかく怪しげな路線で強いインパクトを与えてくれたものから、
キワモノではありながらも味のほうでもうならせてくれたものまで、
今年とりわけ印象に残った変わり種の商品を紹介していきます!(`・ω・´)
特別賞1 1/16発売 ペヤング チョコレートやきそば ギリ(まるか食品)

今年の前半を飾った怪しい商品と言えば、もうこれしかないでしょう!笑
チョコ系の焼そばを出したのは明星の「一平ちゃん」が最初でしたが、
「一平ちゃん」はあくまで焼そばらしさも一定程度残したうえで、
そこにチョコを絡めるというスタイルを取っていたのですよね!
昨年のバージョンはそれで思いっきり滑ってくれたわけですが、
逆に今年はなかなか面白いバランスに仕上げていたのですよね!
それに比べてこちらのペヤングは焼そばらしさなど完全に捨て、
焼そばの麺にパンなどに塗るようなチョコソースをそのまま入れる、
これでもかというぐらいに安直な路線の商品を出してくれました!(゚◇゚)
自分としては予想通りで、完全にお菓子と割り切ったので案外平気でしたが、
このあまりに安直なやり方には厳しい声を多く上がっていたのを思い出します!
実際に総合力としては今年の一平ちゃんのチョコのほうが圧倒的に上でしたし!
それでもたまにはこうした怪しい路線の商品もいいのではないですかね!笑
特別賞2 9/25発売 どん兵衛 辛旨そば にんにくラー油仕立て(日清)

日清がハロウィン向けににんにくを前面に出して作ったものですが、
「なんだ今年はうどんにそばとあまりハロウィンらしくないな」と
食べる前はそれほど期待をしていなかった商品だったのですよね!
それが後入れ調味油を入れた瞬間にとんでもない香りが充満し、
和そばとは思えない強烈なにんにく攻めにやられたのですよね!(*゚◇゚)
ただ、この商品が良かったのはそのインパクトだけに終わらず、
そのにんにく風味が思っていた以上に和そばと合っていた点です!
明らかに普通の和そば系商品とは一線を画していましたが、
「和そばに対するこんなアプローチもありえるのか」と
その味とにんにくの強さにいたく感心させられましたね!
間違いなくキワモノの一つと言っていい商品でありながら、
味もおいしい、これぞキワモノの理想と言える一杯でした!
特別賞3 6/19発売 Due Italian監修 レモンらぁ麺(寿がきや)

これは・・・今年食べた商品の中でも最大のトラウマになりましたね(;゚ω゚)
他の特別賞は「キワモノだけどおいしい」ものが多かったですが、
これに関しては自分は明らかにお手上げになってしまいました;
それも「ペヤング チョコレートやきそば」のようなお遊びでなく、
けっこう本気で作ってきているだけに困ってしまったのですよね:
もはや液体スープがほとんどレモン果汁なのではないかと思えるほどで、
今でもこのラーメンを思い出すだけで口の中に唾液が多く出てきます;
間違いなく今年の中でも「やり切った」商品なのは間違いなく、
相当の酸味好きでない限りは度肝を抜かれることになるでしょう!
自分にとってはキワモノ以外の何物でもない一杯になりましたが!
さて、今年の特別賞枠は全部で5つの商品を選んでいるのですが、
残りは明日公開する「Part2」のほうで紹介することといたします!
ということで、再びランキングに戻って15位から元気に紹介していきます!(`・ω・´)ゝ
15位 2/13発売 らぁ麺やまぐち監修 辣式まぜそば(明星)

昨年あたりから花椒の強い汁なしカップ麺がポピュラーになりましたが、
どうしても汁なし担担麺的な方向に寄ってしまうことが多いのですよね!
そんな中でこちらの商品は汁なし担担麺とは明らかに違った方向で、
四川系の刺激を非常に上手くまとめた仕上がりになっていましたね!
最近の流れでもある強い花椒に唐辛子の辛味もしっかりと効かせて、
なおかつごまなどは使わずに全体をシャープな方向にまとめていく、
それでいて油脂はそこそこ強いので全体の味わいには厚みがある、
このあたりのバランスの取り方は名店監修ならではだと感じましたね!
今年の花椒系汁なし商品の中では突出していた存在だったと思います!(*゚ー゚)
14位 3/27発売 ペヤング 背脂MAXやきそば(まるか食品)

ペヤングのMAXシリーズというと、キワモノという印象が強いのですが、
これはほんと味の面でも強くうならせてくれる仕上がりになってましたね!
油そばに背脂の風味が合うのは多くの人が感じていることではありますし、
それを大量に叩き込んだらどうなるのだろうというのがこの商品でしたが、
びっくりするぐらいに油そばとしておいしく仕上がっていたのですよね!(●・ω・)
背脂って濃厚でありながら意外ときつくならない良さがありますし、
入れれば入れるほどおいしくさせてしまう力を持ってるのですよね!
とにかくその思い切りのいい発想でおいしさを作り出したというか、
ときに突き抜けることの大切さを見せてくれる一杯になりましたね!
ただ、カロリーがあまりにえげつない数字になっていたことから、
リピートするのは躊躇してしまうところはあったりしましたが!
13位 3/20発売 行列のできる店のラーメン 煮干しそば(日清)

ここ数年ほど実店舗のラーメンでも煮干系が隆盛を極めてますが、
そうした波は確実にカップ麺にも影響を及ぼしているのですよね!
その中でも総合力という点ではこちらのラーメンは実に見事でした!
価格も300円に近いのですが、それでも十分に満足できましたからね!
こちらの商品は煮干の個性やクセをガツンと打ち出すというよりは、
煮干らしさを出しつつも動物系のコクとの調和は特に光りました!
なので、煮干の強さだけを求めるともう一息求めたくなるかもですが、
動物系白湯+煮干という点では一つの完成形と呼べるほどでしたね!
煮干系ラーメンの入門としても十分にオススメできる一杯でした!(*゚◇゚)
12位 1/2発売 ラ王PREMIUM フカヒレスープ味(日清)

フカヒレスープ味は同じく日清の「カップヌードル リッチ」でも出ていて、
この商品はある意味ではその二番煎じ的な立ち位置ではあったのですよね!
それゆえに多少順位が落ちてしまったという側面もありはしましたが、
ただ決して単なる二番煎じなどではない強烈な完成度だったのですよね!
スープの高級感という点では「カップヌードルリッチ」を遥かに凌ぎ、
むしろ限られた枠の中で完成度を高めた「カップヌードルリッチ」と、
麺も含めてとことんまで高級感を追求したこちらの「ラ王」とで、
対になってると言いますか、両方の商品を食べることによって
日清がフカヒレスープ味をどう研究したのかが見えてくるという、
それぐらい一つのスープとして完成度の高い一杯になってましたね!(=゚ω゚)
だからこそテーマこそ「カップヌードルリッチ」と同じではありながらも、
こちらの一杯もまた唯一無二とも言える輝きを感じることができたのですよね!
高級感という視点で見るなら、今年のカップ麺の中でもトップだったかもです!
11位 10/2発売 カップヌードル リッチ 松茸薫る濃厚きのこクリーム(日清)

今年の「カップヌードル リッチ」はこの「松茸きのこクリーム」と、
「あわびオイスター煮込み」の2種類が新作として登場しましたが、
自分としてはこの「松茸きのこクリーム」に軍配を上げたいですね!
クリーム系カップヌードルはこれまでにも何種類も出てはいますが、
間違いなくその中でも最高峰と言っていいレベルの内容となっていて、
とにかくクリームのコク、厚みが全く違う水準にあったのですよね!
そしてそこに松茸の香りが加わることでさらに高級感が加わり、
さらに驚くほどに洋風系スープと松茸がよく合うのですよね!(*・ω・)
洋風クリーム系スープの新しい形を提示してくれたと言えますし、
一つのスープとしてもおいしい、非常に見事な商品だったと思います!
最初は「松茸+クリーム」という組み合わせに不安をおぼえたのですが、
食べてみたらさすがはこのシリーズと逆にうならされてしまいましたね!
というわけで、これでちょうど半分の11位までの紹介が終わりました!
例年は「カップ麺Award」は1日で2記事とも更新してしまってましたが、
1回の記事が長く、2記事も1日で読むのは疲れてしまうということで、
ベスト10を紹介するPart2に関しては明日に回すこととしております!
それでは、明日公開するPart2の記事にてまたお会いしましょう!(゚x/)モッキルルルル
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・カップ麺Award 2017 Part1
・カップ麺Award 2016 Part2
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・カップ麺Award 2013
・カップ麺Award 2012
今年こちらのブログで紹介した全てのカップ麺の中から、
特に優秀と判断した20商品+αをランキング付で発表します!
普段は商品ごとに評価の星などはつけないこのブログですが、
この企画ではなぜか順位付けまでして発表するのですよね!
そんないつもとは違う雰囲気も一つのお祭りと思ってお楽しみください!
今年こちらのブログで紹介したカップ麺は全部で360商品でした!
あくまでこの日までの合計なのであと1つは増えそうですが!
昨年までは1日に2商品以上を紹介するということもありましたが、
ブログ更新の負担も考慮しつつ1日1商品までに抑える形にしたので、
昨年の394個というとんでもない数字に比べればさすがに減りましたね!
それでもおおよそ普通とは言い難いレベルの数字ではありますが!
ちなみに新商品以外の定番商品を食べていることもありますし、
新商品でも記事にせずに食べているケースがいくつかあるので、
実際に食べたカップラーメンの個数はこれより遥かに多いです!
さて、これから紹介するベスト20の商品の評価についてですが、
単純に自分がそれをおいしいと思ったかどうかだけにとどまらず、
カップ麺の発展においていかに重要な役割を果たしているか、
というような技術的な観点なども大きな指標の一つとしています!
というわけで、早速20位の商品から紹介してまいりましょう!(=゚ω゚)
21位 2/6発売 明星 バリカタ 長浜風とんこつ(明星)

・・・と言いながら、今年も21位から始まってしまいました;
「残り2枠で候補が3つ」みたいになるとどうしても迷うので、
そうなったら両方とも入れてしまえといった形になります!
でもって、この商品は他にも入れたい理由がありましたからね!
「バリカタ」シリーズというと、麺のクオリティに定評がありますが、
スープについては豚骨に弱みを感じることもけっこうあるのですよね;
そんな中、こちらの「長浜風とんこつ」は濃厚系とは違うものの、
豚骨の香り、個性をひさしぶりに打ち出してくれたのですよね!
それゆえに総合力の高さでは他の「バリカタ」以上のものがありました!
できれば今後もこうした豚骨臭を生かした商品を出してほしい、
そうした思いを込めてのベスト21(?)枠の選出となりました!(`・ω・´)
20位 3/13発売 NEW UDON STYLE ごま香る担担うどん(エースコック)

この商品は革新性という観点からすると素晴らしかったのですよね!
これまでもノンフライ麺のうどん商品は少しはあったのですが、
有名メーカーは発売するのを不思議と避けていたのですよね!
というのも、ノンフライ麺のうどんはそれはそれで特有の香りがあり、
油揚げ麺のうどんのほうが風味がいいなんてことがありましたからね!
そうした壁を壊すべく、多加水麺に関して高い技術を持ったエースコックが
満を持して発売したのがこのノンフライ麺のうどんシリーズだったのです!(*゚ー゚)
ただ、それならもっと高い順位でもいいのではと思われるかもですが、
スープの完成度がもう一息欲しいなぁというところだったのですよね!
それゆえに麺だけで見るならもっと順位が上でも良かったのですが、
総合力で見るとどうしてもちょっと下の順位にせざるをえなかった、
来年はそのあたりの問題をぜひとも克服してほしく思いますね!
19位 8/7発売 ラ王 焼そば(日清)

こちらの商品は順位をどのあたりにするかを少し迷いましたね!
というのも、味だけで言えばかなり上位に入ってくるんですけど、
あくまで昔の商品をノンフライ麺で復刻したという形になるので、
何か新しいものをこの商品を通じて提示しているわけではなく、
それゆえに順位についてはあえて低めのあたりにしたのですよね!(=゚ω゚)
ただ、この商品が見せるノンフライ麺の焼そばの持つおいしさ、
そのポテンシャルの高さは間違いなく特筆できるものだったので、
今後もこうした商品がときどき出てほしいとは強く思いましたね!
18位 5/9発売 えびそば一幻 えびみそ(縦型カップ版)(日清/ローソン限定)

こちらの商品は自分としては「意外なおいしさ」に驚いたのですよね!
というのも、「一幻」というとどんぶり型ノンフライで出ることが多く、
縦型で発売されるということ自体がこれまでにはなかったですからね!
縦型になると麺は油揚げ麺になりますし、このシリーズの看板である
海老揚げ玉も先入れになってしまってお湯で溶けてしまうのですが、
それが逆に功を奏していたというのが非常に面白かったのですよね!
海老揚げ玉が溶けることでスープ全体の海老の風味により厚みが出て、
さらに縦型にすることでスープがより凝縮した旨さを持っていて、
むしろどんぶり型よりもいいのではなんて思わされたりしましたね!(`・ω・´)
17位 3/6発売 マルちゃん 正麺 カップ 旨こく豚骨醤油(東洋水産)

「正麺カップ」は基本的においしいけど豚骨系のラーメンには弱い、
これまではそういった印象をけっこう強く持っていたのですよね!
実際に濃厚であることはあまりなく、豚骨臭も控えめだったりと、
また麺が多加水麺というのも豚骨向けではなかったですからね!
そうしたイメージを吹き飛ばしてくれたのがこの商品でしたね!(*゚◇゚)
豚骨の香りや個性をしっかりと打ち出した太い豚骨スープに、
そこまで目立たずに豚骨と上手く交わる醤油ダレのバランス、
「これぞ豚骨醤油」とうならせる旨さのある一杯でしたね!
昨年後半は「スープの極み」という高級版を新たに出したものの、
逆に標準の「正麺カップ」よりもバランスの悪いことが多くあるなど、
「正麺カップ」ブランド全体としては迷走気味の感がありましたが、
今年はノーマル版に再び回帰していい商品を多く出してくれましたね!
16位 4/17発売 三河屋製菓監修 えび満月味 焼うどん(エースコック/セブン&アイ限定)

エースコックとセブン&アイによるスナック菓子などの
変わり種のカップ麺も今ではずいぶん定番化してきましたが、
その中でこれというものを選ぶなら間違いなくこの商品ですね!
エースコックってもともと海老油の扱いには非常に強みがあって、
それを余すとこなく生かしたのがこの商品だったのですよね!(*゚◇゚)
一言で言ってしまうなら、海老油メインの塩味系焼うどんで、
海老油以外を最小限に抑えた味わいが非常に良かったですね!
ラーメン屋などで海老系の汁なし系が出ると、海老油を中心に据えつつも、
もっといろんな要素を加えてしまうことでどうしても焦点がぼやけますが、
この商品はあえて海老油に絞り込んだことが個性を明確にしていましたね!
さて、ここでいわゆるキワモノ系を紹介する「特別賞」枠にまいります!
とにかく怪しげな路線で強いインパクトを与えてくれたものから、
キワモノではありながらも味のほうでもうならせてくれたものまで、
今年とりわけ印象に残った変わり種の商品を紹介していきます!(`・ω・´)
特別賞1 1/16発売 ペヤング チョコレートやきそば ギリ(まるか食品)

今年の前半を飾った怪しい商品と言えば、もうこれしかないでしょう!笑
チョコ系の焼そばを出したのは明星の「一平ちゃん」が最初でしたが、
「一平ちゃん」はあくまで焼そばらしさも一定程度残したうえで、
そこにチョコを絡めるというスタイルを取っていたのですよね!
昨年のバージョンはそれで思いっきり滑ってくれたわけですが、
逆に今年はなかなか面白いバランスに仕上げていたのですよね!
それに比べてこちらのペヤングは焼そばらしさなど完全に捨て、
焼そばの麺にパンなどに塗るようなチョコソースをそのまま入れる、
これでもかというぐらいに安直な路線の商品を出してくれました!(゚◇゚)
自分としては予想通りで、完全にお菓子と割り切ったので案外平気でしたが、
このあまりに安直なやり方には厳しい声を多く上がっていたのを思い出します!
実際に総合力としては今年の一平ちゃんのチョコのほうが圧倒的に上でしたし!
それでもたまにはこうした怪しい路線の商品もいいのではないですかね!笑
特別賞2 9/25発売 どん兵衛 辛旨そば にんにくラー油仕立て(日清)

日清がハロウィン向けににんにくを前面に出して作ったものですが、
「なんだ今年はうどんにそばとあまりハロウィンらしくないな」と
食べる前はそれほど期待をしていなかった商品だったのですよね!
それが後入れ調味油を入れた瞬間にとんでもない香りが充満し、
和そばとは思えない強烈なにんにく攻めにやられたのですよね!(*゚◇゚)
ただ、この商品が良かったのはそのインパクトだけに終わらず、
そのにんにく風味が思っていた以上に和そばと合っていた点です!
明らかに普通の和そば系商品とは一線を画していましたが、
「和そばに対するこんなアプローチもありえるのか」と
その味とにんにくの強さにいたく感心させられましたね!
間違いなくキワモノの一つと言っていい商品でありながら、
味もおいしい、これぞキワモノの理想と言える一杯でした!
特別賞3 6/19発売 Due Italian監修 レモンらぁ麺(寿がきや)

これは・・・今年食べた商品の中でも最大のトラウマになりましたね(;゚ω゚)
他の特別賞は「キワモノだけどおいしい」ものが多かったですが、
これに関しては自分は明らかにお手上げになってしまいました;
それも「ペヤング チョコレートやきそば」のようなお遊びでなく、
けっこう本気で作ってきているだけに困ってしまったのですよね:
もはや液体スープがほとんどレモン果汁なのではないかと思えるほどで、
今でもこのラーメンを思い出すだけで口の中に唾液が多く出てきます;
間違いなく今年の中でも「やり切った」商品なのは間違いなく、
相当の酸味好きでない限りは度肝を抜かれることになるでしょう!
自分にとってはキワモノ以外の何物でもない一杯になりましたが!
さて、今年の特別賞枠は全部で5つの商品を選んでいるのですが、
残りは明日公開する「Part2」のほうで紹介することといたします!
ということで、再びランキングに戻って15位から元気に紹介していきます!(`・ω・´)ゝ
15位 2/13発売 らぁ麺やまぐち監修 辣式まぜそば(明星)

昨年あたりから花椒の強い汁なしカップ麺がポピュラーになりましたが、
どうしても汁なし担担麺的な方向に寄ってしまうことが多いのですよね!
そんな中でこちらの商品は汁なし担担麺とは明らかに違った方向で、
四川系の刺激を非常に上手くまとめた仕上がりになっていましたね!
最近の流れでもある強い花椒に唐辛子の辛味もしっかりと効かせて、
なおかつごまなどは使わずに全体をシャープな方向にまとめていく、
それでいて油脂はそこそこ強いので全体の味わいには厚みがある、
このあたりのバランスの取り方は名店監修ならではだと感じましたね!
今年の花椒系汁なし商品の中では突出していた存在だったと思います!(*゚ー゚)
14位 3/27発売 ペヤング 背脂MAXやきそば(まるか食品)

ペヤングのMAXシリーズというと、キワモノという印象が強いのですが、
これはほんと味の面でも強くうならせてくれる仕上がりになってましたね!
油そばに背脂の風味が合うのは多くの人が感じていることではありますし、
それを大量に叩き込んだらどうなるのだろうというのがこの商品でしたが、
びっくりするぐらいに油そばとしておいしく仕上がっていたのですよね!(●・ω・)
背脂って濃厚でありながら意外ときつくならない良さがありますし、
入れれば入れるほどおいしくさせてしまう力を持ってるのですよね!
とにかくその思い切りのいい発想でおいしさを作り出したというか、
ときに突き抜けることの大切さを見せてくれる一杯になりましたね!
ただ、カロリーがあまりにえげつない数字になっていたことから、
リピートするのは躊躇してしまうところはあったりしましたが!
13位 3/20発売 行列のできる店のラーメン 煮干しそば(日清)

ここ数年ほど実店舗のラーメンでも煮干系が隆盛を極めてますが、
そうした波は確実にカップ麺にも影響を及ぼしているのですよね!
その中でも総合力という点ではこちらのラーメンは実に見事でした!
価格も300円に近いのですが、それでも十分に満足できましたからね!
こちらの商品は煮干の個性やクセをガツンと打ち出すというよりは、
煮干らしさを出しつつも動物系のコクとの調和は特に光りました!
なので、煮干の強さだけを求めるともう一息求めたくなるかもですが、
動物系白湯+煮干という点では一つの完成形と呼べるほどでしたね!
煮干系ラーメンの入門としても十分にオススメできる一杯でした!(*゚◇゚)
12位 1/2発売 ラ王PREMIUM フカヒレスープ味(日清)

フカヒレスープ味は同じく日清の「カップヌードル リッチ」でも出ていて、
この商品はある意味ではその二番煎じ的な立ち位置ではあったのですよね!
それゆえに多少順位が落ちてしまったという側面もありはしましたが、
ただ決して単なる二番煎じなどではない強烈な完成度だったのですよね!
スープの高級感という点では「カップヌードルリッチ」を遥かに凌ぎ、
むしろ限られた枠の中で完成度を高めた「カップヌードルリッチ」と、
麺も含めてとことんまで高級感を追求したこちらの「ラ王」とで、
対になってると言いますか、両方の商品を食べることによって
日清がフカヒレスープ味をどう研究したのかが見えてくるという、
それぐらい一つのスープとして完成度の高い一杯になってましたね!(=゚ω゚)
だからこそテーマこそ「カップヌードルリッチ」と同じではありながらも、
こちらの一杯もまた唯一無二とも言える輝きを感じることができたのですよね!
高級感という視点で見るなら、今年のカップ麺の中でもトップだったかもです!
11位 10/2発売 カップヌードル リッチ 松茸薫る濃厚きのこクリーム(日清)

今年の「カップヌードル リッチ」はこの「松茸きのこクリーム」と、
「あわびオイスター煮込み」の2種類が新作として登場しましたが、
自分としてはこの「松茸きのこクリーム」に軍配を上げたいですね!
クリーム系カップヌードルはこれまでにも何種類も出てはいますが、
間違いなくその中でも最高峰と言っていいレベルの内容となっていて、
とにかくクリームのコク、厚みが全く違う水準にあったのですよね!
そしてそこに松茸の香りが加わることでさらに高級感が加わり、
さらに驚くほどに洋風系スープと松茸がよく合うのですよね!(*・ω・)
洋風クリーム系スープの新しい形を提示してくれたと言えますし、
一つのスープとしてもおいしい、非常に見事な商品だったと思います!
最初は「松茸+クリーム」という組み合わせに不安をおぼえたのですが、
食べてみたらさすがはこのシリーズと逆にうならされてしまいましたね!
というわけで、これでちょうど半分の11位までの紹介が終わりました!
例年は「カップ麺Award」は1日で2記事とも更新してしまってましたが、
1回の記事が長く、2記事も1日で読むのは疲れてしまうということで、
ベスト10を紹介するPart2に関しては明日に回すこととしております!
それでは、明日公開するPart2の記事にてまたお会いしましょう!(゚x/)モッキルルルル
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・カップ麺Award 2013
・カップ麺Award 2012
2017年版 ラーメン総集編
今年も「ラーメン総集編」を紹介する時期がやってきました!
今年食べ歩いたラーメンの中から特に印象に残ったものを
食べた時期の順に紹介していくのがこちらの記事となります!
「カップ麺Award」のほうとは違って順位付けなどはいたしません!
さて、今年食べてきたラーメンの杯数ですが全部で101杯と、
なんとかギリギリ100杯に乗せることができたという感じですね;
昨年の106杯も少なかったですが、これとあまり変わらないですしね;
ただ、これはどうしても仕方なかった面があるのですよね!
昨年の9月後半から難しい問題に関わるにつれて体調が悪化し、
それにともなって昨年10月~今年4月までは月5~6杯が限界で、
とても活動的に食べ歩けるような状態じゃなかったですからね;
今年も5月以降だけで見ればそれなりに好調な数字になってますし!
さて、それはともかく特に気に入ったラーメンを紹介していきましょう!
今年は念願だったいくつかのお店への訪問も果たせましたからね!
それだけに訪問数以上に価値のある活動ができた1年でもありましたし!(`・ω・´)
・ひのき屋 丸鶏塩中華そば(2月訪問)

こちらのラーメンはいろんな意味で記憶に残ってると言いますか、
2月の上旬に一時的に体調が回復してた時期に行ったのですよね!
そうした不調期の中で一瞬だけ射した光といった印象があって、
ものすごくアツアツのスープでお店を出たら汗だくになっていて、
そしてスープは鶏をベースにそこに重なる海鮮が実に深みがあって、
そうした複合的な旨味が層をなすタイプのスープということでは、
自分が食べた多くのラーメンの中でも最上位クラスに位置しますね!
こちらのお店は他にもいろんな種類のラーメンが提供されてますが、
初訪問時はぜひともまずこのラーメンを食べてほしいと思いますね!(=゚ω゚)
・ムタヒロ 堺東店 ガハハ鶏そば(4月訪問)

こちらは体調不良からの回復期に食べた印象が非常に強いですね!
体調不良の原因になった水曜日と土曜日の問題から解放されたものの、
もともと自分はその用事の流れでラーメン屋に行くことが多かったので、
ラーメン屋に行くきっかけを改めて構築する必要があったのですよね!
そんな中で堺東に足を伸ばしたときに出会ったのがこの一杯でした!
「ムタヒロ」は以前に福島店で「煮干そば」のほうを食べてましたが、
こちらはの「鶏そば」はそれを遥かに凌ぐ感激を与えてくれましたね!
とにかくガツンとパンチを叩き込んでくるような鶏の旨味の主張の強さ、
これだけ真っすぐかつ強烈に鶏の主張が攻めてくる鶏清湯があるのかと、
これを食べたときにはそのスープのストレートな旨さに驚いたものです!
どちらかというと煮干スープの印象が強くなりがちなこちらのお店ですが、
鶏スープに関してもあなどってはならないものがあると思わされましたね!(*゚◇゚)
・麺哲支店 麺野郎 徳島椿泊産鱧と煮若布の塩つけ麺(5月訪問)

これは今年食べた中でも特に忘れられないつけ麺の一つですね!
とにかくこちらは何が何でも行ってみたかったお店の一つで、
麺哲系列のトップである庄司さんが直接その厨房に立つという、
そして旨い麺を出すことを何よりも大事にしている麺哲系列で、
麺の旨さがダイレクトに味わえるつけ麺がメインにされてるという、
これはどうしても味わっておきたいと思うお店だったのですよね!
その初訪問でいきなりメインとは違うつけ麺を注文したのですが、
麺の旨さといい、鱧の処理といい、若布が醸し出す磯の風味といい、
麺と魚にこだわるお店としての良さがこれでもかと味わえましたね!
特につけ麺の麺としては間違いなく最高峰と言っていいでしょう!
麺の艶、つるみ、喉越し、コシ、そのどれもが恐ろしく高水準です!
麺でこれだけの満足度を与えてくれるお店はそうそうないですね!(`・ω・´)
・綿麺 塩つけ麺(6月訪問)

いつも通っている綿麺ですが、今年はこの6月の「塩つけ麺」が絶品でした!
記事でも大絶賛をしたので、これになるだろうと気付いた人はいたかもですね!
綿麺は昨年の10月から自家製ベーコンをメニューに取り入れるようになり、
ベーコンが生きる麺メニューをいろいろと試みてきていたのですよね!
その最終到達点とも言えるのが、この6月の「つけ麺」だったのです!
昨年10月のペペロンチーノ風の「塩つけ麺」を土台にしながら、
いかにもペペロンチーノ的な要素は少し抑えつつ洋風感は残し、
そこに節系をバチッと重ねたところ、ベーコンの燻製の風味と
節系の香ばしさとが見事なまでの相乗効果を生んだのですよね!
自家製ベーコンも昨年10月からどんどん進化してきてましたし、
ここでそこからの流れが一つの完成を見た気分になりましたね!
今年の綿麺の限定の中でも創作性や実験性という観点から見れば、
この時期が一つのピークであったことは間違いなかったですね!
果たして来年はどんな挑戦が見られるのか、それもまた楽しみですね!(*・ω・)
・彩色ラーメン きんせい総本家夢風 燻製鶏塩ラーメン(6月訪問)

こちらも池田の「麺野郎」と並んで何が何でも行きたかったお店でした!
自分はどうしても豊中や高槻などの大阪北部に行く機会が少ないだけに、
「麺野郎」やこちらのお店は訪問のハードルが高くなってしまうのですよね!
こちらは大阪で力を持っている「きんせい系列」のトップに当たるお店で、
店主である中村さん自身が厨房に立つお店ということでも知られています!
こちらのお店が何より凄かったのは、ラーメンの方向性だけで見れば、
他のきんせいの店舗で提供されている塩ラーメンと同じ方向性ながら、
一つ一つのパーツの完成度、スープの細かい部分のバランスや深み、
そうしたところに圧倒的な差を感じることができたという点ですね!
やはり同じ素材で同じスタイルのスープを作るのだとしても、
その作る過程で明確な差が出るものだと大きく感心しましたね!
そして燻製鶏と味玉、この2つの完成度も素晴らしかったですね!
こうしたところに職人としての力が出るのだなとうならされました!(●・ω・)
・This is 中川 クリアー中川(7月訪問)

こちらのお店も一度は足を運んでおきたいと思っていたのですよね!
必ずしも期待度がものすごく高かったわけではないのですが、
食べてみたらその完成度の高さに一発で圧倒されましたね!
面白いのは食べた瞬間にその味の複合的な旨さに感激したのですが、
むしろこちらのラーメンは原材料の種類をあえて抑えてるのですよね!
鶏をどっしり中心に据え、魚介や豚に関しては一切使わずに、
そのかわり牛や香味油で旨味を重ねる形を取っているそうです!
そうでありながらその旨味が広がりがあって実にふくよかで、
それでいて他のお店にはない塩ラーメンとして成立している、
ビジュアルも個性的ですが、それ以上に味の個性が明確で、
「これが中川の味だ」という主張がビシビシ伝わってきました!
大阪で塩ラーメンを食べるなら、ぜひ押さえてほしい一杯ですね!(=゚ω゚)
・中華蕎麦 葛 出し蕎麦(8月訪問)

昼営業のみということで訪問のハードルが高かったのですが、
ちょうど昼に動くことができる機会が作れたということで、
こちらのお店に初訪問してみることにしたのですよね!
そしたらもう・・・自分が食べた鶏白湯として間違いなく最高峰でした!(●・ω・)
なんでしょうこのまろやかな鶏の旨味はと思えるほどで、
鶏白湯特有のお腹にどっしりと来るような感じはなく、
口当たりはまろやかでそれでいて鶏の旨味があふれ出し、
ただただ鶏のコクとまろやかさに包み込まれるようでした!
数あるラーメンの中で、自分は鶏白湯はそこまで好みではないですが、
このラーメンでそうした価値観に関しては完全に覆されましたね!
鶏白湯にもまだまだとてつもなく旨いものはあるし、
もっと掘り下げていかないといけないなとも思いましたね!
価格も激安ですし、鶏白湯好きならマストと言えるお店ですね!
・ロックンビリーS1 尼ロック(10月訪問)

今年はトータルのラーメン屋訪問数で見ると少ないのですが、
キーとなるお店にけっこう足を運ぶことができてるのですよね!
この日は運悪く限定提供日だったので大行列に巻き込まれましたが、
こちらの鶏+水のみ系の鶏清湯のルーツとも言えるお店において、
実際にラーメンが食べられたということだけでも価値がありました!
そしてそのスープはほんと恐ろしいほどに鶏一色でしたね!
特に凄いのはサイドメニューのご飯をちょっと食べてから、
再びスープを飲んだときに広がる鶏の強烈な風味でしたね!
ずっと飲み続けているとその鶏の風味に慣れも来ますが、
ほんの少し時間を置いて飲むと、いかにこのスープが
鶏の旨さに満ち溢れているかが再確認できるのですよね!
こうした旨味はまさに鶏一色のスープだからこそでしょうし、
ミニマリズムの意義も伝えてくれる見事なスープでしたね!(*゚◇゚)
・別邸三く 鶏出汁中華 しお(11月訪問)

こちらも鶏+水系のラーメンを出すお店ということで、
完全に「ロックンビリー」の流れを汲んでるのですよね!
そこであえて「しお」を注文して「ロックンビリー」のときと
感じ方がどう変わるのかを試してみたいと思ったのですが、
いやはやこの鶏の洪水には全くもって抗えなかったですね!
やはり醤油がない分だけ鶏がよりダイレクトに伝わるのですが、
もうそれだけで十分すぎるほど十分な旨さと言ってよく、
ベースの鶏スープとフレッシュな鶏油が重なることによって、
食べ進めるほどに下からどんどん鶏の旨味があふれ出てくる、
それこそ水の湧く泉をも連想するほどの旨味の上がり方で、
鶏清湯の一つの究極系を突きつけられた思いがしましたね!
今年最も感激したと言っても過言ではないかもしれません!(*・ω・)
麺は賛否両論あるようですが、表面にやわらかさを見せつつも、
中心の押し返しによって見事な食感のコントラストを描くこの麺は
中華麺としてのあるべきコシをちゃんと持ってると感じましたね!
今年は前半が絶不調だったこともあり、全体の数は伸びませんでしたが、
同時に「何が何でも行っておきたかったお店」にたくさん行けた年でもあり、
行った軒数の割にその収穫については大きかったという印象がありますね!
特に「麺野郎」、「きんせい夢風」、「ロックンビリーS1」の3つは念願で、
しかもどれもさすがは名店とうならせてくれるお店ばかりでしたからね!
もちろん大阪近辺だけでも行きたいお店はまだまだたくさんありますし、
来年はさらにそういったところも開拓していきたい思いがありますね!(●・ω・)
それと同時にすごく好きなお店なのにここ数年ほど行ってないお店もあり、
こうしたお店への再訪問も来年の一つの目標になってくるかもですね!
ではでは、来年もしっかりとラーメンを楽しんでいきたいと思います!(゚x/)モキュキュッ
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・2013年版 ラーメン総集編
・2012年版 ラーメン総集編
今年食べ歩いたラーメンの中から特に印象に残ったものを
食べた時期の順に紹介していくのがこちらの記事となります!
「カップ麺Award」のほうとは違って順位付けなどはいたしません!
さて、今年食べてきたラーメンの杯数ですが全部で101杯と、
なんとかギリギリ100杯に乗せることができたという感じですね;
昨年の106杯も少なかったですが、これとあまり変わらないですしね;
ただ、これはどうしても仕方なかった面があるのですよね!
昨年の9月後半から難しい問題に関わるにつれて体調が悪化し、
それにともなって昨年10月~今年4月までは月5~6杯が限界で、
とても活動的に食べ歩けるような状態じゃなかったですからね;
今年も5月以降だけで見ればそれなりに好調な数字になってますし!
さて、それはともかく特に気に入ったラーメンを紹介していきましょう!
今年は念願だったいくつかのお店への訪問も果たせましたからね!
それだけに訪問数以上に価値のある活動ができた1年でもありましたし!(`・ω・´)
・ひのき屋 丸鶏塩中華そば(2月訪問)

こちらのラーメンはいろんな意味で記憶に残ってると言いますか、
2月の上旬に一時的に体調が回復してた時期に行ったのですよね!
そうした不調期の中で一瞬だけ射した光といった印象があって、
ものすごくアツアツのスープでお店を出たら汗だくになっていて、
そしてスープは鶏をベースにそこに重なる海鮮が実に深みがあって、
そうした複合的な旨味が層をなすタイプのスープということでは、
自分が食べた多くのラーメンの中でも最上位クラスに位置しますね!
こちらのお店は他にもいろんな種類のラーメンが提供されてますが、
初訪問時はぜひともまずこのラーメンを食べてほしいと思いますね!(=゚ω゚)
・ムタヒロ 堺東店 ガハハ鶏そば(4月訪問)

こちらは体調不良からの回復期に食べた印象が非常に強いですね!
体調不良の原因になった水曜日と土曜日の問題から解放されたものの、
もともと自分はその用事の流れでラーメン屋に行くことが多かったので、
ラーメン屋に行くきっかけを改めて構築する必要があったのですよね!
そんな中で堺東に足を伸ばしたときに出会ったのがこの一杯でした!
「ムタヒロ」は以前に福島店で「煮干そば」のほうを食べてましたが、
こちらはの「鶏そば」はそれを遥かに凌ぐ感激を与えてくれましたね!
とにかくガツンとパンチを叩き込んでくるような鶏の旨味の主張の強さ、
これだけ真っすぐかつ強烈に鶏の主張が攻めてくる鶏清湯があるのかと、
これを食べたときにはそのスープのストレートな旨さに驚いたものです!
どちらかというと煮干スープの印象が強くなりがちなこちらのお店ですが、
鶏スープに関してもあなどってはならないものがあると思わされましたね!(*゚◇゚)
・麺哲支店 麺野郎 徳島椿泊産鱧と煮若布の塩つけ麺(5月訪問)

これは今年食べた中でも特に忘れられないつけ麺の一つですね!
とにかくこちらは何が何でも行ってみたかったお店の一つで、
麺哲系列のトップである庄司さんが直接その厨房に立つという、
そして旨い麺を出すことを何よりも大事にしている麺哲系列で、
麺の旨さがダイレクトに味わえるつけ麺がメインにされてるという、
これはどうしても味わっておきたいと思うお店だったのですよね!
その初訪問でいきなりメインとは違うつけ麺を注文したのですが、
麺の旨さといい、鱧の処理といい、若布が醸し出す磯の風味といい、
麺と魚にこだわるお店としての良さがこれでもかと味わえましたね!
特につけ麺の麺としては間違いなく最高峰と言っていいでしょう!
麺の艶、つるみ、喉越し、コシ、そのどれもが恐ろしく高水準です!
麺でこれだけの満足度を与えてくれるお店はそうそうないですね!(`・ω・´)
・綿麺 塩つけ麺(6月訪問)

いつも通っている綿麺ですが、今年はこの6月の「塩つけ麺」が絶品でした!
記事でも大絶賛をしたので、これになるだろうと気付いた人はいたかもですね!
綿麺は昨年の10月から自家製ベーコンをメニューに取り入れるようになり、
ベーコンが生きる麺メニューをいろいろと試みてきていたのですよね!
その最終到達点とも言えるのが、この6月の「つけ麺」だったのです!
昨年10月のペペロンチーノ風の「塩つけ麺」を土台にしながら、
いかにもペペロンチーノ的な要素は少し抑えつつ洋風感は残し、
そこに節系をバチッと重ねたところ、ベーコンの燻製の風味と
節系の香ばしさとが見事なまでの相乗効果を生んだのですよね!
自家製ベーコンも昨年10月からどんどん進化してきてましたし、
ここでそこからの流れが一つの完成を見た気分になりましたね!
今年の綿麺の限定の中でも創作性や実験性という観点から見れば、
この時期が一つのピークであったことは間違いなかったですね!
果たして来年はどんな挑戦が見られるのか、それもまた楽しみですね!(*・ω・)
・彩色ラーメン きんせい総本家夢風 燻製鶏塩ラーメン(6月訪問)

こちらも池田の「麺野郎」と並んで何が何でも行きたかったお店でした!
自分はどうしても豊中や高槻などの大阪北部に行く機会が少ないだけに、
「麺野郎」やこちらのお店は訪問のハードルが高くなってしまうのですよね!
こちらは大阪で力を持っている「きんせい系列」のトップに当たるお店で、
店主である中村さん自身が厨房に立つお店ということでも知られています!
こちらのお店が何より凄かったのは、ラーメンの方向性だけで見れば、
他のきんせいの店舗で提供されている塩ラーメンと同じ方向性ながら、
一つ一つのパーツの完成度、スープの細かい部分のバランスや深み、
そうしたところに圧倒的な差を感じることができたという点ですね!
やはり同じ素材で同じスタイルのスープを作るのだとしても、
その作る過程で明確な差が出るものだと大きく感心しましたね!
そして燻製鶏と味玉、この2つの完成度も素晴らしかったですね!
こうしたところに職人としての力が出るのだなとうならされました!(●・ω・)
・This is 中川 クリアー中川(7月訪問)

こちらのお店も一度は足を運んでおきたいと思っていたのですよね!
必ずしも期待度がものすごく高かったわけではないのですが、
食べてみたらその完成度の高さに一発で圧倒されましたね!
面白いのは食べた瞬間にその味の複合的な旨さに感激したのですが、
むしろこちらのラーメンは原材料の種類をあえて抑えてるのですよね!
鶏をどっしり中心に据え、魚介や豚に関しては一切使わずに、
そのかわり牛や香味油で旨味を重ねる形を取っているそうです!
そうでありながらその旨味が広がりがあって実にふくよかで、
それでいて他のお店にはない塩ラーメンとして成立している、
ビジュアルも個性的ですが、それ以上に味の個性が明確で、
「これが中川の味だ」という主張がビシビシ伝わってきました!
大阪で塩ラーメンを食べるなら、ぜひ押さえてほしい一杯ですね!(=゚ω゚)
・中華蕎麦 葛 出し蕎麦(8月訪問)

昼営業のみということで訪問のハードルが高かったのですが、
ちょうど昼に動くことができる機会が作れたということで、
こちらのお店に初訪問してみることにしたのですよね!
そしたらもう・・・自分が食べた鶏白湯として間違いなく最高峰でした!(●・ω・)
なんでしょうこのまろやかな鶏の旨味はと思えるほどで、
鶏白湯特有のお腹にどっしりと来るような感じはなく、
口当たりはまろやかでそれでいて鶏の旨味があふれ出し、
ただただ鶏のコクとまろやかさに包み込まれるようでした!
数あるラーメンの中で、自分は鶏白湯はそこまで好みではないですが、
このラーメンでそうした価値観に関しては完全に覆されましたね!
鶏白湯にもまだまだとてつもなく旨いものはあるし、
もっと掘り下げていかないといけないなとも思いましたね!
価格も激安ですし、鶏白湯好きならマストと言えるお店ですね!
・ロックンビリーS1 尼ロック(10月訪問)

今年はトータルのラーメン屋訪問数で見ると少ないのですが、
キーとなるお店にけっこう足を運ぶことができてるのですよね!
この日は運悪く限定提供日だったので大行列に巻き込まれましたが、
こちらの鶏+水のみ系の鶏清湯のルーツとも言えるお店において、
実際にラーメンが食べられたということだけでも価値がありました!
そしてそのスープはほんと恐ろしいほどに鶏一色でしたね!
特に凄いのはサイドメニューのご飯をちょっと食べてから、
再びスープを飲んだときに広がる鶏の強烈な風味でしたね!
ずっと飲み続けているとその鶏の風味に慣れも来ますが、
ほんの少し時間を置いて飲むと、いかにこのスープが
鶏の旨さに満ち溢れているかが再確認できるのですよね!
こうした旨味はまさに鶏一色のスープだからこそでしょうし、
ミニマリズムの意義も伝えてくれる見事なスープでしたね!(*゚◇゚)
・別邸三く 鶏出汁中華 しお(11月訪問)

こちらも鶏+水系のラーメンを出すお店ということで、
完全に「ロックンビリー」の流れを汲んでるのですよね!
そこであえて「しお」を注文して「ロックンビリー」のときと
感じ方がどう変わるのかを試してみたいと思ったのですが、
いやはやこの鶏の洪水には全くもって抗えなかったですね!
やはり醤油がない分だけ鶏がよりダイレクトに伝わるのですが、
もうそれだけで十分すぎるほど十分な旨さと言ってよく、
ベースの鶏スープとフレッシュな鶏油が重なることによって、
食べ進めるほどに下からどんどん鶏の旨味があふれ出てくる、
それこそ水の湧く泉をも連想するほどの旨味の上がり方で、
鶏清湯の一つの究極系を突きつけられた思いがしましたね!
今年最も感激したと言っても過言ではないかもしれません!(*・ω・)
麺は賛否両論あるようですが、表面にやわらかさを見せつつも、
中心の押し返しによって見事な食感のコントラストを描くこの麺は
中華麺としてのあるべきコシをちゃんと持ってると感じましたね!
今年は前半が絶不調だったこともあり、全体の数は伸びませんでしたが、
同時に「何が何でも行っておきたかったお店」にたくさん行けた年でもあり、
行った軒数の割にその収穫については大きかったという印象がありますね!
特に「麺野郎」、「きんせい夢風」、「ロックンビリーS1」の3つは念願で、
しかもどれもさすがは名店とうならせてくれるお店ばかりでしたからね!
もちろん大阪近辺だけでも行きたいお店はまだまだたくさんありますし、
来年はさらにそういったところも開拓していきたい思いがありますね!(●・ω・)
それと同時にすごく好きなお店なのにここ数年ほど行ってないお店もあり、
こうしたお店への再訪問も来年の一つの目標になってくるかもですね!
ではでは、来年もしっかりとラーメンを楽しんでいきたいと思います!(゚x/)モキュキュッ
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12/4発売 贅の逸品 濃厚豚味噌ラーメン
12/4発売(?)の日清「贅の逸品 濃厚豚味噌ラーメン」を食べました!
「贅の逸品」というと、イオン系列のみで販売されている
300円を超える価格帯の高級なカップ麺ブランドですね!
もともとはイオンの上場40周年を記念した商品でしたが、
人気が高かったためかその後もときどき新作が登場してます!

今回は濃厚さを打ち出した味噌ラーメンとなっています!
味噌ラーメンは初期の頃にも発売されたことがあるのですが、
そのときとはどのように方向性が違うのかも気になりますね!(*゚ー゚)
最初の頃に出たバージョンにはコーンなども入っていたので、
具材の構成についてはけっこう大幅に変わっているようですが!
もちろん特徴である2枚の厚切りチャーシューは今回も健在です!

内容物は焼豚、かやく、粉末スープ、液体スープとなっています!
液体スープ以外の3つはどれも先入れ仕様となっております!

うん、「贅の逸品」らしい豪勢なビジュアルとなってますね!
まずはスープですが・・・おっ、前回のものとは全く違ってますね!(●・ω・)
以前に出たものはもっとオーソドックスな味噌ラーメンでしたが、
今回は完全に札幌系の味噌ラーメンを指向したものとなっています!
けっこう分厚い豚骨スープをベースにかなり多めのラードを浮かべ、
ガーリックや生姜などの香味野菜でバチッとパンチを効かせながら、
そこにやや甘みのある味噌ダレを重ねるという構成になっています!
ベースとなっている豚骨のまろやかさもしっかり出ていますし、
何よりラードがたっぷり入っているのが札幌系らしいですね!
大量にラードを入れることによってスープの温度が下がるのを防ぐ、
これが寒い地域である札幌ならではの大きな特徴の一つですからね!
ただ、この商品の場合は液体スープの量がかなり多くなってるので、
液体スープを事前に湯煎して温めておくなどの処置をとっていても、
液体スープを入れた瞬間にけっこう温度が下がってはしまいますが;
日清の札幌系味噌というと「麺ニッポン」が過去に出ていますが、
大きな方向性は近いながらもこちらのほうがやや分厚いですね!
実際に脂質の量を見ても、こちらのほうがより多くなってますし、
さらにこちらはガーリックがけっこう強めに効いてるのですよね!
パッケージには「生姜が香る」というふうに書かれていますが、
生姜よりもむしろガーリックのほうが前面に出ていますからね!(=゚ω゚)
なので、タイプ的には「白樺山荘」のほうがやや近いとも言えます!
ただ、「白樺山荘」はこれよりももう一枚ジャンクではありますが!
そういえば「白樺山荘」もイオン系列限定のラーメンなのですよね!
「白樺山荘」は11月か12月になるとほぼ毎年出ているのですが、
そういえば今回イオンに行った際には見かけなかったのですよね!
もしかすると「白樺山荘」のかわりにこちらを出したのですかね!
これだけ方向性が近いことを考えるとそれもありえる気がします!
スープの原材料はみそ、ポークエキス、豚脂、香辛料、ごま、糖類、
粉末みそ、香味油、しょうゆ、野菜調味油、オニオンパウダー、
発酵調味料、植物油脂、酵母エキス、食塩となっています!
「白樺山荘」では原材料の最初に豚脂が来ていたのを考えると、
こちらのほうがまだマイルドな路線になっているのがわかりますね!
こちらは豚脂は3番目で、最初に来ているのはあくまで味噌ですし!
ただ、油脂の含有量だけで言うと実はほぼ一緒だったりしますが!
とはいえ、こちらの場合はチャーシューの油脂も入りますからね!
麺はかなり色が黄色いノンフライの縮れた太麺となっています!
味噌ラーメンの麺というと、もちプリ感を強く打ち出した、
太めで加水の高めの麺が使われることが多いのですが、
どうもこの麺はあまり多加水ぽい食感ではないのですよね!(*゚◇゚)
仲のいい2人のカップ麺ブロガーさんも見解が一致していたので、
これはたまたまそう感じたのではなく、そういう麺なのでしょう!
「麺ニッポン」では、もちプリ感がはっきりと出ていた良質な内容で、
まさに札幌系味噌ラーメンに打ってつけの麺だったことを考えると、
プリ感が弱く、ややもそっとしていたのはもったいなかったですね!
間違いなく日清はもっと札幌味噌向けの麺を持ってるわけですし、
この価格帯でなぜその麺を起用しなかったのかは少し謎ではあります!
太さと縮れた感じはいかにも味噌ラーメン向きだったのですけどもね!
麺の量は70gで、カロリーは555kcalとかなり高くなっています!
脂質は25.5gで、やはりラードが多く入ってるだけはありますね!
具材は2枚の厚切りチャーシュー、キャベツ、ねぎ、粗びき唐辛子です!
粗びき唐辛子については具というよりはあくまで薬味の一つですね!
主役のチャーシューですが、これはやはり申し分がないですね!(`・ω・´)
カップ麺におけるチャーシューでトップを走っていると言えるのは、
「ラ王」やこの商品に使われているこの厚切りチャーシューでしょうし、
それが2枚入っているという豪華さはやはり大きな武器となっていますね!
その厚みと肉感、肉らしい風味、ジューシーさなどどれを取っても、
まだまだ他のチャーシューには圧倒的な差をつけた存在ですね!
キャベツはごく普通で、麺と一緒に食べるとけっこういけます!
ねぎもリアル系のもので、クオリティはこちらも高いですね!
スープは札幌系味噌ラーメンとしてはなかなかの質の高さで、
2枚の厚切りチャーシューが加わるという強みもありますが、
麺だけはどうしてこうなったのだろうという思いが残りますね!
おそらく加水が低めの麺のほうがコストは下がるはずなので、
そういう理由でこうした麺がチョイスされたのかもですが、
それはちょっと判断ミスだったのではないかと思いましたね!
麺の食感以外は、上手く整えられた札幌系味噌ラーメンでした!(゚x/)モギンッ
【関連記事】
・贅の逸品 濃厚豚味噌ラーメン
・贅の逸品 芳醇鶏醤油
・厚切焼豚二枚入り 贅の逸品 博多とんこつ
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・たっぷりねぎと厚切焼豚入り 贅の逸品 黒マー油豚骨
・たっぷりコーンと厚切焼豚入り 贅の逸品 濃厚味噌
・厚切焼豚三枚入り 贅の逸品 旨み醤油
「贅の逸品」というと、イオン系列のみで販売されている
300円を超える価格帯の高級なカップ麺ブランドですね!
もともとはイオンの上場40周年を記念した商品でしたが、
人気が高かったためかその後もときどき新作が登場してます!

今回は濃厚さを打ち出した味噌ラーメンとなっています!
味噌ラーメンは初期の頃にも発売されたことがあるのですが、
そのときとはどのように方向性が違うのかも気になりますね!(*゚ー゚)
最初の頃に出たバージョンにはコーンなども入っていたので、
具材の構成についてはけっこう大幅に変わっているようですが!
もちろん特徴である2枚の厚切りチャーシューは今回も健在です!

内容物は焼豚、かやく、粉末スープ、液体スープとなっています!
液体スープ以外の3つはどれも先入れ仕様となっております!

うん、「贅の逸品」らしい豪勢なビジュアルとなってますね!
まずはスープですが・・・おっ、前回のものとは全く違ってますね!(●・ω・)
以前に出たものはもっとオーソドックスな味噌ラーメンでしたが、
今回は完全に札幌系の味噌ラーメンを指向したものとなっています!
けっこう分厚い豚骨スープをベースにかなり多めのラードを浮かべ、
ガーリックや生姜などの香味野菜でバチッとパンチを効かせながら、
そこにやや甘みのある味噌ダレを重ねるという構成になっています!
ベースとなっている豚骨のまろやかさもしっかり出ていますし、
何よりラードがたっぷり入っているのが札幌系らしいですね!
大量にラードを入れることによってスープの温度が下がるのを防ぐ、
これが寒い地域である札幌ならではの大きな特徴の一つですからね!
ただ、この商品の場合は液体スープの量がかなり多くなってるので、
液体スープを事前に湯煎して温めておくなどの処置をとっていても、
液体スープを入れた瞬間にけっこう温度が下がってはしまいますが;
日清の札幌系味噌というと「麺ニッポン」が過去に出ていますが、
大きな方向性は近いながらもこちらのほうがやや分厚いですね!
実際に脂質の量を見ても、こちらのほうがより多くなってますし、
さらにこちらはガーリックがけっこう強めに効いてるのですよね!
パッケージには「生姜が香る」というふうに書かれていますが、
生姜よりもむしろガーリックのほうが前面に出ていますからね!(=゚ω゚)
なので、タイプ的には「白樺山荘」のほうがやや近いとも言えます!
ただ、「白樺山荘」はこれよりももう一枚ジャンクではありますが!
そういえば「白樺山荘」もイオン系列限定のラーメンなのですよね!
「白樺山荘」は11月か12月になるとほぼ毎年出ているのですが、
そういえば今回イオンに行った際には見かけなかったのですよね!
もしかすると「白樺山荘」のかわりにこちらを出したのですかね!
これだけ方向性が近いことを考えるとそれもありえる気がします!
スープの原材料はみそ、ポークエキス、豚脂、香辛料、ごま、糖類、
粉末みそ、香味油、しょうゆ、野菜調味油、オニオンパウダー、
発酵調味料、植物油脂、酵母エキス、食塩となっています!
「白樺山荘」では原材料の最初に豚脂が来ていたのを考えると、
こちらのほうがまだマイルドな路線になっているのがわかりますね!
こちらは豚脂は3番目で、最初に来ているのはあくまで味噌ですし!
ただ、油脂の含有量だけで言うと実はほぼ一緒だったりしますが!
とはいえ、こちらの場合はチャーシューの油脂も入りますからね!
麺はかなり色が黄色いノンフライの縮れた太麺となっています!
味噌ラーメンの麺というと、もちプリ感を強く打ち出した、
太めで加水の高めの麺が使われることが多いのですが、
どうもこの麺はあまり多加水ぽい食感ではないのですよね!(*゚◇゚)
仲のいい2人のカップ麺ブロガーさんも見解が一致していたので、
これはたまたまそう感じたのではなく、そういう麺なのでしょう!
「麺ニッポン」では、もちプリ感がはっきりと出ていた良質な内容で、
まさに札幌系味噌ラーメンに打ってつけの麺だったことを考えると、
プリ感が弱く、ややもそっとしていたのはもったいなかったですね!
間違いなく日清はもっと札幌味噌向けの麺を持ってるわけですし、
この価格帯でなぜその麺を起用しなかったのかは少し謎ではあります!
太さと縮れた感じはいかにも味噌ラーメン向きだったのですけどもね!
麺の量は70gで、カロリーは555kcalとかなり高くなっています!
脂質は25.5gで、やはりラードが多く入ってるだけはありますね!
具材は2枚の厚切りチャーシュー、キャベツ、ねぎ、粗びき唐辛子です!
粗びき唐辛子については具というよりはあくまで薬味の一つですね!
主役のチャーシューですが、これはやはり申し分がないですね!(`・ω・´)
カップ麺におけるチャーシューでトップを走っていると言えるのは、
「ラ王」やこの商品に使われているこの厚切りチャーシューでしょうし、
それが2枚入っているという豪華さはやはり大きな武器となっていますね!
その厚みと肉感、肉らしい風味、ジューシーさなどどれを取っても、
まだまだ他のチャーシューには圧倒的な差をつけた存在ですね!
キャベツはごく普通で、麺と一緒に食べるとけっこういけます!
ねぎもリアル系のもので、クオリティはこちらも高いですね!
スープは札幌系味噌ラーメンとしてはなかなかの質の高さで、
2枚の厚切りチャーシューが加わるという強みもありますが、
麺だけはどうしてこうなったのだろうという思いが残りますね!
おそらく加水が低めの麺のほうがコストは下がるはずなので、
そういう理由でこうした麺がチョイスされたのかもですが、
それはちょっと判断ミスだったのではないかと思いましたね!
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12/25発売 でかまる スタミナ旨辛醤油
12/25発売の東洋水産「でかまる スタミナ旨辛醤油」を食べました!
年末ということで、各メーカーの新作もずいぶん少なくなってます!
年始の新作も毎年の定番になっている東洋水産の受験系のものと、
エースコックの「トリカライヌードル」ぐらいしかなさそうですし!
なので、この時期は在庫をあえて作る必要があるのですよね!(*゚◇゚)

年末に「でかまる」が登場するのは不思議と定番になってるのですよね!
昨年もこの時期に「でかまる 辛肉担担麺」が出ていますからね!
改めて見ると、昨年に続けてピリ辛系の商品ではあるのですよね!
冬向けに温まる商品を投入しているということなのですかね!

内容物はかやく、粉末スープ、液体スープとなっています!
具材のうち、肉具材に関してはあらかじめカップに入ってます!
なので、かやくの袋に入っているのは野菜系の具材ばかりですね!

大量に入ったラー油がなかなかインパクトを残すビジュアルですね!
まずはスープの風味ですが・・・ラー油の風味がガツンと来ますね!(●・ω・)
ラー油の風味と言っても、ピリピリとした辛さが来ると言うより、
ごまラー油の持つごまの風味がガツンと来るというほうが近いです!
ごまラー油の風味を味わうと反射的に「出前一丁」を思い出しますが、
「出前一丁」に比べるとスープのベースが明らかにワイルド路線なので、
ラー油の量も明らかに多いので、全体としては全くの別物になってます!
動物系によって一定のベースを構築しつつ、にんにくを強烈に効かせ、
そこに具材であるニラなどの香味も合わさることで野性味が増して、
さらに大量のごまラー油で風味と香りに厚みを加えた感じですね!
こうした路線はギョーザの風味を模したラーメンに近くもありますが、
その手のラーメンが持っているような強い酸味はこのラーメンにはなく、
また醤油ダレについてもそこまでガンガン前面に出る感じではないです!
なので、ギョーザ系ラーメンから醤油の鋭さと酸味を割り引いたような、
そうしたスープをイメージするとけっこう近いと言えるかもですが!
一応は香味野菜に由来する一定の酸味ぽい感触も感じられるのですが!(=゚ω゚)
醤油系のスープでにんにくの効いたスタミナ系のラーメンというと、
天理ラーメンも同時に思い浮かびますが、それともちょっと違います!
天理ラーメンはにんにくとともに豆板醤の風味が大きなポイントですが、
こちらは豆板醤が持っているような鋭さはそれほど感じることができず、
ラー油のごま風味がメインになっているというところに違いがありますね!
最も近いスタミナ系を考えるなら、台湾ラーメンになるでしょうね!
ごまの風味は強めながらもラー油重視という点では重なりますし、
醤油ベースでスープが組み立てられている点も共通しますからね!
スープの原材料は醤油、チキンエキス、香辛料、植物油、食塩、
香味油脂、砂糖、ポークエキス、野菜エキス、ねぎとなっています!
ねぎは具材ですが、粉末スープの中に一緒に入ってるのですよね!
麺は「でかまる」にしては珍しい中細の麺が使われています!
もちもち感が特に強いわけでもなく、ごく普通の中細麺ですね!
この味だったら別にいつもの太麺でも合ったように思いますが、
天理ラーメンにしても台湾ラーメンにしても麺は細めなので、
そうした他のスタミナ系に合わせて麺をチョイスしたのですかね!
とはいえ、別に天理や台湾をうたったラーメンというわけではないので、
ここは独自性のある麺を採用して勝負をかけても良かった気がしますが!(*゚ー゚)
ただ今回の中細麺だからと言って合ってなかったわけではなく、
もともとスタミナ系のラーメンには細麺のほうが合いやすいので、
その点では無難なチョイスという印象のほうが強かったですね!
麺の量は大盛の90gで、カロリーは594kcalとなっています
脂質は31.4gで、ラー油の多さもあってかなり量が多いですね!
ただ植物系の油脂なので、そこまで体感的な油脂は強くないですが!
具材は豚肉、ひき肉、キャベツ、にら、フライドガーリックです!
具材の主役はやはり豚肉とひき肉の2つの肉具材でしょうね!
豚肉は例によってリアル系で肉らしい歯ごたえと風味が楽しめ、
一方のひき肉はふわっとした食感と肉の風味を楽しめます!
量も十分多いですし、肉を楽しむカップ麺としても優秀ですね!(`・ω・´)
キャベツはごく普通ですが、ニラは少ないながらも活躍してますね!
やはりニラが入るとスープにアクセントが加わってくれるので、
そうした薬味としての活躍が大きかったと言えるでしょうね!
そしてフライドガーリックですが、これはパンチが効いてますね!
量も多く、スープそのものにもにんにく風味があるのですが、
そこにワイルドな香ばしさをにんにく感を大きくプラスしていて、
麺と絡むことによってさらににんにくらしさを前面に立ててきます!
スープとともににんにくを大きく強調してくれていますね!
スープはごま油が強めでやや台湾ラーメン風のスタミナ系、
それでいて具材は肉具材を中心に非常に充実した仕上がりと、
安心できるスタミナ系の一杯と呼んでいいのではないですかね!
この寒い季節に冷えた体を温めてくれる一杯でございました!(゚x/)モキギュッ
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・でかまる 濃厚豚しおワンタン麺
年末ということで、各メーカーの新作もずいぶん少なくなってます!
年始の新作も毎年の定番になっている東洋水産の受験系のものと、
エースコックの「トリカライヌードル」ぐらいしかなさそうですし!
なので、この時期は在庫をあえて作る必要があるのですよね!(*゚◇゚)

年末に「でかまる」が登場するのは不思議と定番になってるのですよね!
昨年もこの時期に「でかまる 辛肉担担麺」が出ていますからね!
改めて見ると、昨年に続けてピリ辛系の商品ではあるのですよね!
冬向けに温まる商品を投入しているということなのですかね!

内容物はかやく、粉末スープ、液体スープとなっています!
具材のうち、肉具材に関してはあらかじめカップに入ってます!
なので、かやくの袋に入っているのは野菜系の具材ばかりですね!

大量に入ったラー油がなかなかインパクトを残すビジュアルですね!
まずはスープの風味ですが・・・ラー油の風味がガツンと来ますね!(●・ω・)
ラー油の風味と言っても、ピリピリとした辛さが来ると言うより、
ごまラー油の持つごまの風味がガツンと来るというほうが近いです!
ごまラー油の風味を味わうと反射的に「出前一丁」を思い出しますが、
「出前一丁」に比べるとスープのベースが明らかにワイルド路線なので、
ラー油の量も明らかに多いので、全体としては全くの別物になってます!
動物系によって一定のベースを構築しつつ、にんにくを強烈に効かせ、
そこに具材であるニラなどの香味も合わさることで野性味が増して、
さらに大量のごまラー油で風味と香りに厚みを加えた感じですね!
こうした路線はギョーザの風味を模したラーメンに近くもありますが、
その手のラーメンが持っているような強い酸味はこのラーメンにはなく、
また醤油ダレについてもそこまでガンガン前面に出る感じではないです!
なので、ギョーザ系ラーメンから醤油の鋭さと酸味を割り引いたような、
そうしたスープをイメージするとけっこう近いと言えるかもですが!
一応は香味野菜に由来する一定の酸味ぽい感触も感じられるのですが!(=゚ω゚)
醤油系のスープでにんにくの効いたスタミナ系のラーメンというと、
天理ラーメンも同時に思い浮かびますが、それともちょっと違います!
天理ラーメンはにんにくとともに豆板醤の風味が大きなポイントですが、
こちらは豆板醤が持っているような鋭さはそれほど感じることができず、
ラー油のごま風味がメインになっているというところに違いがありますね!
最も近いスタミナ系を考えるなら、台湾ラーメンになるでしょうね!
ごまの風味は強めながらもラー油重視という点では重なりますし、
醤油ベースでスープが組み立てられている点も共通しますからね!
スープの原材料は醤油、チキンエキス、香辛料、植物油、食塩、
香味油脂、砂糖、ポークエキス、野菜エキス、ねぎとなっています!
ねぎは具材ですが、粉末スープの中に一緒に入ってるのですよね!
麺は「でかまる」にしては珍しい中細の麺が使われています!
もちもち感が特に強いわけでもなく、ごく普通の中細麺ですね!
この味だったら別にいつもの太麺でも合ったように思いますが、
天理ラーメンにしても台湾ラーメンにしても麺は細めなので、
そうした他のスタミナ系に合わせて麺をチョイスしたのですかね!
とはいえ、別に天理や台湾をうたったラーメンというわけではないので、
ここは独自性のある麺を採用して勝負をかけても良かった気がしますが!(*゚ー゚)
ただ今回の中細麺だからと言って合ってなかったわけではなく、
もともとスタミナ系のラーメンには細麺のほうが合いやすいので、
その点では無難なチョイスという印象のほうが強かったですね!
麺の量は大盛の90gで、カロリーは594kcalとなっています
脂質は31.4gで、ラー油の多さもあってかなり量が多いですね!
ただ植物系の油脂なので、そこまで体感的な油脂は強くないですが!
具材は豚肉、ひき肉、キャベツ、にら、フライドガーリックです!
具材の主役はやはり豚肉とひき肉の2つの肉具材でしょうね!
豚肉は例によってリアル系で肉らしい歯ごたえと風味が楽しめ、
一方のひき肉はふわっとした食感と肉の風味を楽しめます!
量も十分多いですし、肉を楽しむカップ麺としても優秀ですね!(`・ω・´)
キャベツはごく普通ですが、ニラは少ないながらも活躍してますね!
やはりニラが入るとスープにアクセントが加わってくれるので、
そうした薬味としての活躍が大きかったと言えるでしょうね!
そしてフライドガーリックですが、これはパンチが効いてますね!
量も多く、スープそのものにもにんにく風味があるのですが、
そこにワイルドな香ばしさをにんにく感を大きくプラスしていて、
麺と絡むことによってさらににんにくらしさを前面に立ててきます!
スープとともににんにくを大きく強調してくれていますね!
スープはごま油が強めでやや台湾ラーメン風のスタミナ系、
それでいて具材は肉具材を中心に非常に充実した仕上がりと、
安心できるスタミナ系の一杯と呼んでいいのではないですかね!
この寒い季節に冷えた体を温めてくれる一杯でございました!(゚x/)モキギュッ
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彩色ラーメン 天六きんせい 特製貝塩ラーメン
10月20日に新しく開店した「天六きんせい」へと行ってきました!
今年は中村店主が直接厨房に立つ「きんせい夢風」に訪問しましたが、
それ以外の「きんせい」に行くのは2年前の高槻駅前店以来ですね!
それにしても今年は「きんせい」の南への進出が目立ちましたね!
南とは言ってもあくまで大阪市の北部ではあるのですが、
これまでは高槻など大阪市よりも北が大半でしたからね!
この天六店以外にそのけっこう近くの南森町にもお店ができましたし、
それぞれのお店のみのメニューもあるので両方行く価値がありますね!
ちなみに南森町店が開店したのは10月12日ということで、
こちらの天六店とほんの8日しか違っていないのですよね!
天六店には貝、南森町店には海老の限定ラーメンがありますが、
今回は貝のほうにより惹かれたので天六店のほうに行きました!

ということで、天六店限定の「特製貝塩ラーメン」がやってきました!
2つ乗せられたハマグリが貝塩らしい雰囲気を演出していますね!
まずはスープですが・・・おっ、貝がスッとやってきますね!(●・ω・)
ということで、その「特製貝塩ラーメン」がやってきました!
2つ乗せられたハマグリが貝塩らしさを演出していますね!
「貝塩ラーメン」という名前の通り、前面に出てくるのは貝で、
その風味はクリアでありながら力強く、それでいてキツくはない、
明確に主役としての役割を見せながらバランスの良さも光ります!
また、その貝の風味も具材と同じくハマグリが中心となっています!
というか、実際に貝の風味はハマグリのみという可能性も高いですが、
あえて素材を絞り込むことでその風味をよりダイレクトに舌に伝える、
そうしたスタンスを感じ取ることができるスープとも言えますね!
そして貝だけでは出し切れないコクを鶏がしっかりと担っています!
この鶏のスープもなかなか見事で、すっきりしつつも深みがあって、
鶏の旨味やコクを十分なまでに感じることができるものとなっていて、
前面は貝に譲りながらも全体の味の土台をがっちりと支えていますね!
この明確な支えがあるからこそ貝の風味が生きているとも言えます!
貝の旨味だけが浮いてしまってるような感じが全くないですからね!
ガッチリと鶏と貝が結びついている、そうした旨さを感じさせます!
スープはおおむね鶏と貝の2種類でほとんど完成されていて、
構成としてはけっこうシンプルなスープではありながらも、
その風味や深みに一切のスキがないのが素晴らしいですね!
このあたりはさすがは「きんせい」だなとうならされました!(*゚ー゚)
トッピングはハマグリ、チャーシュー、味玉、メンマ、かいわれ、ねぎです!
まずは主役のハマグリですが、縮んだりすることは全くなく、
一つ一つが大ぶりで、熱の入り具合などもちょうど良く、
噛み締めるたびにその旨味がじわっと広がってきます!
この貝の身を麺と絡めつつ一緒に食べるとさらに格別ですね!
スープの持つ貝の旨味をさらに引き立てるように楽しめます!
まさに「貝塩ラーメン」にふさわしい具材と言えるでしょう!(=゚ω゚)
チャーシューは巻いたタイプのもので厚みもそこそこあり、
なおかつけっこうしっかりとした食感のものとなってます!
最近は軽くほどけるタイプの巻きチャーシューも多いですが、
こちらはある程度噛んで楽しむようなタイプとなっています!
サイズもそこそこあるので、豚の旨味も十分に楽しめますね!
そして味玉ですが「きんせい」の味玉はほんと好みに合いますね!
「きんせい夢風」の味玉を食べたときにかなり感激したのですが、
こちらの天六店も味の方向性などは素晴らしいものがありますね!(*゚◇゚)
卵黄の熱の入り具合も絶妙で、味付けもとがったりすることなく、
そこにほんのりとした甘みが感じられるのがいいのですよね!
メンマはやわらかめで、歯ごたえを強調するタイプではなく、
味付けについては非常にベーシックなものとなっています!
優しいスープに合うように調整されたメンマと言えますね!
かいわれは辛味がほどよく、ねぎよりも風味に鋭さがないので、
すっきりとしたスープに合わせる薬味として上手くハマってます!

麺はやや透明感のある平打ちのストレート麺となっています!
平打ち麺らしいすすったときの心地良い質感を打ち出しつつ、
多加水麺らしいプリッと弾けるような食感が特に印象的です!
この麺のクオリティもなかなかうならされるものがありますね!(`・ω・´)
加水の高い麺らしいつるりとした質感にしっかりした弾力、
そうした明確な個性を発揮するタイプの麺でありながら、
スープに勝ったりするような感じが全くないのですよね!
麺としても主張しながら、すっきりしたスープも引き立てる、
ここにもまた「きんせい」らしい組み立ての妙が見えますね!
主役のハマグリの風味も力強く、それでいてベースの鶏も深く、
貝を立てたラーメンとしても、質の高い清湯塩ラーメンとしても、
そのどちらとしてもしっかりと楽しめる仕上がりは見事でしたね!
さらにしなやかさとプリ感を両立させた麺も完成度が高く、
しっかり個性とまとまりの良さの両方が光ってましたね!
実に「きんせい」らしい仕上がりの貝塩ラーメンでございました!(゚x/)モキキュッ
[メニュー]

お店の住所と地図 大阪府大阪市北区本庄東2-1-23
今年は中村店主が直接厨房に立つ「きんせい夢風」に訪問しましたが、
それ以外の「きんせい」に行くのは2年前の高槻駅前店以来ですね!
それにしても今年は「きんせい」の南への進出が目立ちましたね!
南とは言ってもあくまで大阪市の北部ではあるのですが、
これまでは高槻など大阪市よりも北が大半でしたからね!
この天六店以外にそのけっこう近くの南森町にもお店ができましたし、
それぞれのお店のみのメニューもあるので両方行く価値がありますね!
ちなみに南森町店が開店したのは10月12日ということで、
こちらの天六店とほんの8日しか違っていないのですよね!
天六店には貝、南森町店には海老の限定ラーメンがありますが、
今回は貝のほうにより惹かれたので天六店のほうに行きました!

ということで、天六店限定の「特製貝塩ラーメン」がやってきました!
2つ乗せられたハマグリが貝塩らしい雰囲気を演出していますね!
まずはスープですが・・・おっ、貝がスッとやってきますね!(●・ω・)
ということで、その「特製貝塩ラーメン」がやってきました!
2つ乗せられたハマグリが貝塩らしさを演出していますね!
「貝塩ラーメン」という名前の通り、前面に出てくるのは貝で、
その風味はクリアでありながら力強く、それでいてキツくはない、
明確に主役としての役割を見せながらバランスの良さも光ります!
また、その貝の風味も具材と同じくハマグリが中心となっています!
というか、実際に貝の風味はハマグリのみという可能性も高いですが、
あえて素材を絞り込むことでその風味をよりダイレクトに舌に伝える、
そうしたスタンスを感じ取ることができるスープとも言えますね!
そして貝だけでは出し切れないコクを鶏がしっかりと担っています!
この鶏のスープもなかなか見事で、すっきりしつつも深みがあって、
鶏の旨味やコクを十分なまでに感じることができるものとなっていて、
前面は貝に譲りながらも全体の味の土台をがっちりと支えていますね!
この明確な支えがあるからこそ貝の風味が生きているとも言えます!
貝の旨味だけが浮いてしまってるような感じが全くないですからね!
ガッチリと鶏と貝が結びついている、そうした旨さを感じさせます!
スープはおおむね鶏と貝の2種類でほとんど完成されていて、
構成としてはけっこうシンプルなスープではありながらも、
その風味や深みに一切のスキがないのが素晴らしいですね!
このあたりはさすがは「きんせい」だなとうならされました!(*゚ー゚)
トッピングはハマグリ、チャーシュー、味玉、メンマ、かいわれ、ねぎです!
まずは主役のハマグリですが、縮んだりすることは全くなく、
一つ一つが大ぶりで、熱の入り具合などもちょうど良く、
噛み締めるたびにその旨味がじわっと広がってきます!
この貝の身を麺と絡めつつ一緒に食べるとさらに格別ですね!
スープの持つ貝の旨味をさらに引き立てるように楽しめます!
まさに「貝塩ラーメン」にふさわしい具材と言えるでしょう!(=゚ω゚)
チャーシューは巻いたタイプのもので厚みもそこそこあり、
なおかつけっこうしっかりとした食感のものとなってます!
最近は軽くほどけるタイプの巻きチャーシューも多いですが、
こちらはある程度噛んで楽しむようなタイプとなっています!
サイズもそこそこあるので、豚の旨味も十分に楽しめますね!
そして味玉ですが「きんせい」の味玉はほんと好みに合いますね!
「きんせい夢風」の味玉を食べたときにかなり感激したのですが、
こちらの天六店も味の方向性などは素晴らしいものがありますね!(*゚◇゚)
卵黄の熱の入り具合も絶妙で、味付けもとがったりすることなく、
そこにほんのりとした甘みが感じられるのがいいのですよね!
メンマはやわらかめで、歯ごたえを強調するタイプではなく、
味付けについては非常にベーシックなものとなっています!
優しいスープに合うように調整されたメンマと言えますね!
かいわれは辛味がほどよく、ねぎよりも風味に鋭さがないので、
すっきりとしたスープに合わせる薬味として上手くハマってます!

麺はやや透明感のある平打ちのストレート麺となっています!
平打ち麺らしいすすったときの心地良い質感を打ち出しつつ、
多加水麺らしいプリッと弾けるような食感が特に印象的です!
この麺のクオリティもなかなかうならされるものがありますね!(`・ω・´)
加水の高い麺らしいつるりとした質感にしっかりした弾力、
そうした明確な個性を発揮するタイプの麺でありながら、
スープに勝ったりするような感じが全くないのですよね!
麺としても主張しながら、すっきりしたスープも引き立てる、
ここにもまた「きんせい」らしい組み立ての妙が見えますね!
主役のハマグリの風味も力強く、それでいてベースの鶏も深く、
貝を立てたラーメンとしても、質の高い清湯塩ラーメンとしても、
そのどちらとしてもしっかりと楽しめる仕上がりは見事でしたね!
さらにしなやかさとプリ感を両立させた麺も完成度が高く、
しっかり個性とまとまりの良さの両方が光ってましたね!
実に「きんせい」らしい仕上がりの貝塩ラーメンでございました!(゚x/)モキキュッ
[メニュー]

お店の住所と地図 大阪府大阪市北区本庄東2-1-23
12/18発売 EDGE 辛節かけすぎカレーうどん
12/18発売のエースコック「EDGE 辛節かけすぎカレーうどん」を食べました!
先に紹介した「EDGE チーズかけすぎチリトマト味ラーメン」との同時発売です!

唐辛子と魚粉を合わせた辛節を大量にかけるという手法は
この「EDGE」シリーズではもはや定番の一つになってますね!
唐辛子を大量にかけるのはやりすぎ感の演出としてわかりやすいですし、
なおかつ魚粉を加えることで量の多さを強調しやすくなりますからね!
ただちょっとマンネリ化してしまっているところもありますが!(=゚ω゚)
今回のポイントは合わせているのが「カレーうどん」という点ですね!
これまでは豚骨ラーメンか汁なし系のどちらかでしたからね!

例によってカップの中で粉末スープをまとった小袋が入っています!
他の具材についてはいかにも少なそうな雰囲気が漂っていますね!

この魚粉がどさっと乗るスタイルはあの「辛辛魚」と同じですね!
まずは基本のスープですが・・・ベーシックなカレーうどんですね!(*゚ー゚)
いかにもエースコックらしいというか、玉ねぎの風味が効いた
ほどほどにスパイシーなタイプのカレーうどんとなっています!
そして魚粉のない状態でもちょっと魚介の風味が入ってますね!
それも和風だしを合わせたような感覚とはちょっと違っていて、
少量の魚粉を入れたようなややワイルドさのある魚介感です!
後入れの辛節で軽くかき消されてしまうような魚介風味ですが、
辛節とのまとまりをよくするためにつけられてるのでしょうね!
そして辛節をまぜると・・・一気に辛味と魚介感が増しますね!(●・ω・)
この辛節をまぜるという方法はもはや定番の一つになってますが、
今回はカレーうどんと合わせたというのがやはり効いてますね!
豚骨と合わせることで、前面に辛味と魚介の風味を立てながら、
ベースを豚骨のコクで固めるスタイルはもう普通になってますが、
これだけ辛節を入れるとなると、他の軽いスープを合わせると、
単に辛節が一方的に立っている味になりがちなのですよね!
ですが、ここがカレーだと辛節が強くても一辺倒にまではならず、
辛節が強く出ながらも、ベースをしっかりとカレーが固めている、
そうすることできちっと全体の調和が取られているのですよね!
辛さも辛節によるものだけでなく、カレースパイスも入るので、
そこも全体の相乗効果を生むうえで大きなプラスになってますね!
とはいえ、この「EDGE」はやりすぎをテーマにした商品なので、
調和が取れていることを評価すべきなのかは問題もあるのですが!
スープと辛節の原材料は魚介パウダー、食塩、糖類、カレー粉、
唐辛子、小麦粉、大豆たん白、鶏・豚エキス、ソース、魚介エキス、
ガーリックパウダー、胡椒、酵母エキス、オニオンパウダー、
香味調味料、ジンジャーパウダー、全卵粉となっています!
魚介パウダーと唐辛子の2つを前面に立ててはいながらも、
ちゃんとベースのスープにこだわっていることが見えますね!
麺は幅がせまめで厚みのある油揚げ麺のうどんとなってます!(*゚◇゚)
縦型カップのうどんって、ペラペラの麺のことも多いのですが、
これは写真からもわかるようにしっかりと厚みがあるのですよね!
エースコックは最近こうしたタイプのうどんに力を入れていて、
それがこの商品にも生かされているといった形になってます!
厚みがあることでややがっしりとした食感になっていますが、
時間が経つにつれて徐々にもちもち感も強まってくるなど、
縦型カップのうどんとしてはかなり仕上がりがいいですね!
このところのエースコックのうどんの麺にはハズレがないですね!
麺の量は少なめの50gで、カロリーも267kcalとかなり低いです!
脂質も8.1gと油揚げ麺の商品にしてはずいぶんと低いですね!
「チーズかけすぎチリトマト味ラーメン」は麺60gだったので、
こちらのほうが麺の量が10gも少なくなっているのですよね!
これはうどんのほうが製造コストが高いということなのですかね!
具材は鶏・豚そぼろ、人参、ねぎという組み合わせになってます!
しかも鶏・豚そぼろは例によって味のないスカスカのそぼろです;
エースコックが得意(?)とする、コスト低減目的のそぼろで、
その味のなさと食感からスポンジそぼろなどとも呼ばれています;
まぁ、この商品は具材にコストがかけられないのはわかってましたが、
これを入れるくらいだったらキャベツでも入れていてほしかったですね!(`・ω・´)
ねぎは普通の薬味なので、一番目立っていたのは人参ですかね!
とはいえ、人参も別に何か特別な要素は持ってなかったですが!
それでもカレーらしい具材が入っているのは悪くなかったですね!
「EDGE」のテーマである「驚き&やりすぎ」はなかったものの、
見た目でやりすぎ感を出しながらも実は調和が取れている、
という視点から見るとよくできていたと言っていいでしょう!
でもって、麺についてもクオリティが高かったですからね!
普通に楽しむことができる辛くて魚介の効いたカレーうどんでした!(゚x/)モキュン
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・EDGE 辛節かけすぎカレーうどん
・EDGE チーズかけすぎチリトマト味ラーメン
・EDGE 鬼シビ 辛みそラーメン
・EDGE 鬼背脂とんこつ醤油ラーメン(2015年)
・EDGE 鬼辛アブラそば
・EDGE 鬼辛とんこつラーメン
・EDGE 鬼背脂とんこつ醤油ラーメン(2014年)
・EDGE 鬼辛とんこつ醤油ラーメン
・EDGE 鬼辛焼そば
・EDGE 鬼マヨ焼そば
先に紹介した「EDGE チーズかけすぎチリトマト味ラーメン」との同時発売です!

唐辛子と魚粉を合わせた辛節を大量にかけるという手法は
この「EDGE」シリーズではもはや定番の一つになってますね!
唐辛子を大量にかけるのはやりすぎ感の演出としてわかりやすいですし、
なおかつ魚粉を加えることで量の多さを強調しやすくなりますからね!
ただちょっとマンネリ化してしまっているところもありますが!(=゚ω゚)
今回のポイントは合わせているのが「カレーうどん」という点ですね!
これまでは豚骨ラーメンか汁なし系のどちらかでしたからね!

例によってカップの中で粉末スープをまとった小袋が入っています!
他の具材についてはいかにも少なそうな雰囲気が漂っていますね!

この魚粉がどさっと乗るスタイルはあの「辛辛魚」と同じですね!
まずは基本のスープですが・・・ベーシックなカレーうどんですね!(*゚ー゚)
いかにもエースコックらしいというか、玉ねぎの風味が効いた
ほどほどにスパイシーなタイプのカレーうどんとなっています!
そして魚粉のない状態でもちょっと魚介の風味が入ってますね!
それも和風だしを合わせたような感覚とはちょっと違っていて、
少量の魚粉を入れたようなややワイルドさのある魚介感です!
後入れの辛節で軽くかき消されてしまうような魚介風味ですが、
辛節とのまとまりをよくするためにつけられてるのでしょうね!
そして辛節をまぜると・・・一気に辛味と魚介感が増しますね!(●・ω・)
この辛節をまぜるという方法はもはや定番の一つになってますが、
今回はカレーうどんと合わせたというのがやはり効いてますね!
豚骨と合わせることで、前面に辛味と魚介の風味を立てながら、
ベースを豚骨のコクで固めるスタイルはもう普通になってますが、
これだけ辛節を入れるとなると、他の軽いスープを合わせると、
単に辛節が一方的に立っている味になりがちなのですよね!
ですが、ここがカレーだと辛節が強くても一辺倒にまではならず、
辛節が強く出ながらも、ベースをしっかりとカレーが固めている、
そうすることできちっと全体の調和が取られているのですよね!
辛さも辛節によるものだけでなく、カレースパイスも入るので、
そこも全体の相乗効果を生むうえで大きなプラスになってますね!
とはいえ、この「EDGE」はやりすぎをテーマにした商品なので、
調和が取れていることを評価すべきなのかは問題もあるのですが!
スープと辛節の原材料は魚介パウダー、食塩、糖類、カレー粉、
唐辛子、小麦粉、大豆たん白、鶏・豚エキス、ソース、魚介エキス、
ガーリックパウダー、胡椒、酵母エキス、オニオンパウダー、
香味調味料、ジンジャーパウダー、全卵粉となっています!
魚介パウダーと唐辛子の2つを前面に立ててはいながらも、
ちゃんとベースのスープにこだわっていることが見えますね!
麺は幅がせまめで厚みのある油揚げ麺のうどんとなってます!(*゚◇゚)
縦型カップのうどんって、ペラペラの麺のことも多いのですが、
これは写真からもわかるようにしっかりと厚みがあるのですよね!
エースコックは最近こうしたタイプのうどんに力を入れていて、
それがこの商品にも生かされているといった形になってます!
厚みがあることでややがっしりとした食感になっていますが、
時間が経つにつれて徐々にもちもち感も強まってくるなど、
縦型カップのうどんとしてはかなり仕上がりがいいですね!
このところのエースコックのうどんの麺にはハズレがないですね!
麺の量は少なめの50gで、カロリーも267kcalとかなり低いです!
脂質も8.1gと油揚げ麺の商品にしてはずいぶんと低いですね!
「チーズかけすぎチリトマト味ラーメン」は麺60gだったので、
こちらのほうが麺の量が10gも少なくなっているのですよね!
これはうどんのほうが製造コストが高いということなのですかね!
具材は鶏・豚そぼろ、人参、ねぎという組み合わせになってます!
しかも鶏・豚そぼろは例によって味のないスカスカのそぼろです;
エースコックが得意(?)とする、コスト低減目的のそぼろで、
その味のなさと食感からスポンジそぼろなどとも呼ばれています;
まぁ、この商品は具材にコストがかけられないのはわかってましたが、
これを入れるくらいだったらキャベツでも入れていてほしかったですね!(`・ω・´)
ねぎは普通の薬味なので、一番目立っていたのは人参ですかね!
とはいえ、人参も別に何か特別な要素は持ってなかったですが!
それでもカレーらしい具材が入っているのは悪くなかったですね!
「EDGE」のテーマである「驚き&やりすぎ」はなかったものの、
見た目でやりすぎ感を出しながらも実は調和が取れている、
という視点から見るとよくできていたと言っていいでしょう!
でもって、麺についてもクオリティが高かったですからね!
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12/18発売 (コンビニ限定)スーパーカップ1.5倍 ブタキムうどん
12/18発売のエースコックからの新作
「(コンビニ限定)スーパーカップ1.5倍 ブタキムうどん」
を食べました!
「ブタキムうどん」については昨年もこの時期に出てましたね!
人気があったのか、昨年に続いての発売ということになりました!
というか、自分もこの「ブタキムうどん」はかなり気に入りましたしね!
ちなみに昨年は商品名に「ピリ辛」の言葉が入ってましたが、
今回はカットされたので微妙に商品名が変わっています!(*゚◇゚)
別に辛さそのものを変えたわけではないと思われますが!

今年は麺が「カドメン」になったことがアピールされてますね!
「カドメン」はスーパーカップを象徴するがっしりとした麺ですが、
以前はあくまでラーメンのみでうどんやそばは違ってたのですよね!
ただ、最近うどんについても「カドメン」にリニューアルされ、
それを前面に打ち出したデザインとなっているわけですね!
とはいえ、昨年の段階から幅がせまめで厚みがあるという、
カドメンの特徴を持った麺が使われてはいたのですけどもね!
その個性をより前面に出した麺になっているのでしょうね!(*゚ー゚)

内容物はかやく、粉末スープ、調味油となっています!
この構成は特に昨年と変わったところはないですね!
ということで、お湯を入れて5分待って作ってみましょう!

(*・ω・)なんと! これは驚きの大幅リニューアルですね!
んなわけあるかー!!(・ω・*)
(*・ω・)何を言う! まさしくうどんの白さやないか!
真面目にやらんかい!(・ω・*)
(*・ω・)真面目にやればええんやな?
そうや、わかればよろしい(・ω・*)
(*・ω・)まずはクリームの味ですが・・・
そうやない! そうやない!(・ω・*)
(*・ω・)うん、豚キムチ風味のクリームですね!
気持ち悪いわ! 想像してもうたやろ!!(・ω・*)
えー、それではおふざけはここまでということにして、
ちゃんとしたできあがりを見てもらうことにしましょう!

やっぱりふざけとるやないか!(・ω・*)
(*・ω・)メリークリスマス!
100円ショップで買ってきたリースとサイズがピッタリだったので、
この日はこのスーパーカップを紹介することにしたのですよね!
さすがにリースが沈むようなカップの商品だとえらいことになりますし!
まずはスープですが・・・うん、今年も非常にバランスがいいですね!(●・ω・)
昨年もブタキムシリーズらしい豚骨醤油スープをベースにしつつ、
調味油でパンチを効かせ、魚介で丸みを帯びさせたスープでしたが、
今年もそうした大きな方向性については特に変わってないですね!
むしろ昨年と比べてもうどんらしいスープの雰囲気が強まってます!
昨年のスープはどちらかというと、基本となっている「ブタキム」の
ワイルドな部分を弱めることでバランスを取ったスープでしたが、
今回はそこからさらに一歩進めて和風感を強めた感じがあります!
とはいえ、あくまでベースとなっているのは豚骨醤油ではありますが、
そこに重なる和風だしの風味がいくぶん強められているのですよね!
なので、「ブタキム」の延長線上にあるのは間違いないながらも、
うどんとして食べやすいソフトさは強まっていると言えますね!
基本の「ブタキム」はもっと調味油がゴリゴリ押してくる感じですが、
こちらは調味油が入りながらもそこまで攻撃的ではないですしね!
ガーリックについてもキムチと合わせても違和感が出ない程度に
軽めに効かされているという範囲にとどめられていますしね!
スープの原材料は食塩、動物油脂、豚エキス、植物油脂、砂糖、
しょうゆ、魚介エキス、香味油、香辛料、クリーミングパウダー、
ポークコラーゲン、酵母エキス、キムチパウダーとなっています!
昨年と比べて原材料がどのように変わったかも見てみましょう!(=゚ω゚)
[昨年の原材料]
食塩、動物油脂、豚エキス、植物油脂、砂糖、香辛料、しょうゆ、
魚介エキス、香味油、でん粉、ポークコラーゲン、クリーミングパウダー、
酵母エキス、キムチパウダー
香辛料とポークコラーゲンがやや後ろに下がっていますね!
全体の構成はほぼ同じですが、微調整が加えられたようです!
麺は幅がせまめで、厚みのある油揚げ麺のうどんとなっています!
基本的に昨年の麺の延長線上にある食感ではあるのですが、
よりがっしり感と力強さが強まった麺となっていますね!
「カドメン」になったことで、そこがより強調されたのでしょう!
今日は麺はのびんかったんか?(・ω・*)
(*・ω・)今日はリース乗せてヒイラギさしただけやからな
もともとパワフルながっしり感を持った麺であることから、
1・2分程度では食感がゆるまないというのもあるでしょうけど!
ほんと最近のエースコックのうどんの麺は質が高いですね!
もはや日清に次ぐ実力と言ってもいいぐらいかもです!(*゚◇゚)
麺の量は大盛の90gで、カロリーは472kcalとなっています!
脂質は17.1gで、昨年と比べるとほんのちょっと増えてますね!
(*・ω・)そらあれだけクリームついてたらカロリーも上がるわ
ケーキのときの話と混同しとるで!(・ω・*)
(*・ω・)むしろ脂質が17.1gで済んどることが驚きや
だーかーらー!(・ω・*)
具材は豚肉、白菜キムチ、かまぼこ、ねぎ、ヒイラギです!
ヒイラギは具材やないやろ!(・ω・*)
(*・ω・)うそやん! このカップ麺に最初からついとったで!
彡 ピコンッ
☆ ロ─c(・ω・*)だからついてたのはケーキのほうだろ!
(*・ω・)ごふっ!
(*・ω・)すまんかった ヒイラギがついてたのはケーキやった
わかってくれればええんや(・ω・*)
(*・ω・)白菜キムチと豚肉がついてたのもケーキやった
違う! 違う!(・ω・*)
(*・ω・)だってドン・キ(自主規制)テのケーキやで
失礼すぎるやろ!!(・ω・#)
ちゃんと具材をきれいに整えてからリースを乗せたのですが、
おもいっきりリースに隠れて具材が見えなくなりましたね;
これでもリースのすきまから見えやすいように配置はしたのですが!
ヒイラギの奥に見えるのがかまぼこで4枚ほど入っています!
普通のカップうどんに入ってるのと同じタイプのものですね!
ヒイラギの手前が左から白菜キムチ、豚肉、ねぎとなってます!
意識して見てみれば何となくわかるぐらいには見えますね!(`・ω・´)ゝ
どれもいつもの「ブタキム」や「豚キムチ」のものと同じですね!
どれもそこそこ入っていて、白菜キムチはキムチらしさが十分あり、
豚肉についてもリアル系ということで満足度の高いものとなってます!
昨年との違いは味のない油揚げがカットされたという点ですね!
もともと入っている量も少なくあまり存在感もなかったので、
なくなってもこれと言って変わったような感じはなかったですが!
相変わらずクリスマスらしいカオスな雰囲気の内容になりましたが、
昨年の「ブタキムうどん」が好きだった人なら確実にいけるでしょうね!
(*・ω・)「ブタキム」の風味に上手くクリームを合わせた一杯でした!
しつこい!(・ω・*)
(*・ω・)そらそうや、生クリームというのは少々しつこいもんや
・・・・・;(・ω・;)
「ブタキム」の風味に上手く和風要素を合わせた一杯でした!(゚x/)モキキュンッ
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(てんしばにて 2017年12月撮影)
「(コンビニ限定)スーパーカップ1.5倍 ブタキムうどん」
を食べました!
「ブタキムうどん」については昨年もこの時期に出てましたね!
人気があったのか、昨年に続いての発売ということになりました!
というか、自分もこの「ブタキムうどん」はかなり気に入りましたしね!
ちなみに昨年は商品名に「ピリ辛」の言葉が入ってましたが、
今回はカットされたので微妙に商品名が変わっています!(*゚◇゚)
別に辛さそのものを変えたわけではないと思われますが!

今年は麺が「カドメン」になったことがアピールされてますね!
「カドメン」はスーパーカップを象徴するがっしりとした麺ですが、
以前はあくまでラーメンのみでうどんやそばは違ってたのですよね!
ただ、最近うどんについても「カドメン」にリニューアルされ、
それを前面に打ち出したデザインとなっているわけですね!
とはいえ、昨年の段階から幅がせまめで厚みがあるという、
カドメンの特徴を持った麺が使われてはいたのですけどもね!
その個性をより前面に出した麺になっているのでしょうね!(*゚ー゚)

内容物はかやく、粉末スープ、調味油となっています!
この構成は特に昨年と変わったところはないですね!
ということで、お湯を入れて5分待って作ってみましょう!

(*・ω・)なんと! これは驚きの大幅リニューアルですね!
んなわけあるかー!!(・ω・*)
(*・ω・)何を言う! まさしくうどんの白さやないか!
真面目にやらんかい!(・ω・*)
(*・ω・)真面目にやればええんやな?
そうや、わかればよろしい(・ω・*)
(*・ω・)まずはクリームの味ですが・・・
そうやない! そうやない!(・ω・*)
(*・ω・)うん、豚キムチ風味のクリームですね!
気持ち悪いわ! 想像してもうたやろ!!(・ω・*)
えー、それではおふざけはここまでということにして、
ちゃんとしたできあがりを見てもらうことにしましょう!

やっぱりふざけとるやないか!(・ω・*)
(*・ω・)メリークリスマス!
100円ショップで買ってきたリースとサイズがピッタリだったので、
この日はこのスーパーカップを紹介することにしたのですよね!
さすがにリースが沈むようなカップの商品だとえらいことになりますし!
まずはスープですが・・・うん、今年も非常にバランスがいいですね!(●・ω・)
昨年もブタキムシリーズらしい豚骨醤油スープをベースにしつつ、
調味油でパンチを効かせ、魚介で丸みを帯びさせたスープでしたが、
今年もそうした大きな方向性については特に変わってないですね!
むしろ昨年と比べてもうどんらしいスープの雰囲気が強まってます!
昨年のスープはどちらかというと、基本となっている「ブタキム」の
ワイルドな部分を弱めることでバランスを取ったスープでしたが、
今回はそこからさらに一歩進めて和風感を強めた感じがあります!
とはいえ、あくまでベースとなっているのは豚骨醤油ではありますが、
そこに重なる和風だしの風味がいくぶん強められているのですよね!
なので、「ブタキム」の延長線上にあるのは間違いないながらも、
うどんとして食べやすいソフトさは強まっていると言えますね!
基本の「ブタキム」はもっと調味油がゴリゴリ押してくる感じですが、
こちらは調味油が入りながらもそこまで攻撃的ではないですしね!
ガーリックについてもキムチと合わせても違和感が出ない程度に
軽めに効かされているという範囲にとどめられていますしね!
スープの原材料は食塩、動物油脂、豚エキス、植物油脂、砂糖、
しょうゆ、魚介エキス、香味油、香辛料、クリーミングパウダー、
ポークコラーゲン、酵母エキス、キムチパウダーとなっています!
昨年と比べて原材料がどのように変わったかも見てみましょう!(=゚ω゚)
[昨年の原材料]
食塩、動物油脂、豚エキス、植物油脂、砂糖、香辛料、しょうゆ、
魚介エキス、香味油、でん粉、ポークコラーゲン、クリーミングパウダー、
酵母エキス、キムチパウダー
香辛料とポークコラーゲンがやや後ろに下がっていますね!
全体の構成はほぼ同じですが、微調整が加えられたようです!
麺は幅がせまめで、厚みのある油揚げ麺のうどんとなっています!
基本的に昨年の麺の延長線上にある食感ではあるのですが、
よりがっしり感と力強さが強まった麺となっていますね!
「カドメン」になったことで、そこがより強調されたのでしょう!
今日は麺はのびんかったんか?(・ω・*)
(*・ω・)今日はリース乗せてヒイラギさしただけやからな
もともとパワフルながっしり感を持った麺であることから、
1・2分程度では食感がゆるまないというのもあるでしょうけど!
ほんと最近のエースコックのうどんの麺は質が高いですね!
もはや日清に次ぐ実力と言ってもいいぐらいかもです!(*゚◇゚)
麺の量は大盛の90gで、カロリーは472kcalとなっています!
脂質は17.1gで、昨年と比べるとほんのちょっと増えてますね!
(*・ω・)そらあれだけクリームついてたらカロリーも上がるわ
ケーキのときの話と混同しとるで!(・ω・*)
(*・ω・)むしろ脂質が17.1gで済んどることが驚きや
だーかーらー!(・ω・*)
具材は豚肉、白菜キムチ、かまぼこ、ねぎ、ヒイラギです!
ヒイラギは具材やないやろ!(・ω・*)
(*・ω・)うそやん! このカップ麺に最初からついとったで!
彡 ピコンッ
☆ ロ─c(・ω・*)だからついてたのはケーキのほうだろ!
(*・ω・)ごふっ!
(*・ω・)すまんかった ヒイラギがついてたのはケーキやった
わかってくれればええんや(・ω・*)
(*・ω・)白菜キムチと豚肉がついてたのもケーキやった
違う! 違う!(・ω・*)
(*・ω・)だってドン・キ(自主規制)テのケーキやで
失礼すぎるやろ!!(・ω・#)
ちゃんと具材をきれいに整えてからリースを乗せたのですが、
おもいっきりリースに隠れて具材が見えなくなりましたね;
これでもリースのすきまから見えやすいように配置はしたのですが!
ヒイラギの奥に見えるのがかまぼこで4枚ほど入っています!
普通のカップうどんに入ってるのと同じタイプのものですね!
ヒイラギの手前が左から白菜キムチ、豚肉、ねぎとなってます!
意識して見てみれば何となくわかるぐらいには見えますね!(`・ω・´)ゝ
どれもいつもの「ブタキム」や「豚キムチ」のものと同じですね!
どれもそこそこ入っていて、白菜キムチはキムチらしさが十分あり、
豚肉についてもリアル系ということで満足度の高いものとなってます!
昨年との違いは味のない油揚げがカットされたという点ですね!
もともと入っている量も少なくあまり存在感もなかったので、
なくなってもこれと言って変わったような感じはなかったですが!
相変わらずクリスマスらしいカオスな雰囲気の内容になりましたが、
昨年の「ブタキムうどん」が好きだった人なら確実にいけるでしょうね!
(*・ω・)「ブタキム」の風味に上手くクリームを合わせた一杯でした!
しつこい!(・ω・*)
(*・ω・)そらそうや、生クリームというのは少々しつこいもんや
・・・・・;(・ω・;)
「ブタキム」の風味に上手く和風要素を合わせた一杯でした!(゚x/)モキキュンッ
【関連記事】
・スーパーカップ1.5倍 総合メニュー

(てんしばにて 2017年12月撮影)