The Police - Can't Stand Losing You 歌詞和訳
1970年代後期から1980年代にかけて活躍した、
イギリスのニューウェイブバンドであるThe Policeの
初期の名作”Can't Stand Losing You”の歌詞和訳(対訳)です!
さて、この歌詞和訳コーナーは今回新たにスタートする企画ですね!
ということで、カテゴリも新たにこの企画向けに作りました!
ただこれまでも何度か洋楽ロック関係の企画を始めたのはいいものの、
頓挫した経緯があるので、そうならないようにしないといけないですが;
ウェブサイトのほうでは音楽系ページも主要コンテンツの1つですし、
本来ならブログでもいくつか扱っていくのが自然ではあったのですが、
なかなかそれを実現するのが難しいところがあったのですよね;
グルメ系と音楽の紹介を両立させるという時点で難しさがありますし、
自分はどうしても音に焦点を置いて、どういった音楽の融合なのかとか、
どういったバンドからの影響が交わってその音楽が作られているのかとか、
そうした面から語りたがるという傾向がもともと強くあるのですよね!
ただそれはそのバンドをあらかじめ知っていて、そのルーツにも興味がある、
そういう人でもない限りはなかなか入口に立ちにくい面があるわけですよね!
グルメ系を中心に立ち寄ってくれている人がメインのブログの中で
それを実行するというのはどうしても躊躇する面もありますしね;
そういうことを気にしすぎないのも大事なことではあるのですけども!
ある程度深く立ち入りつつ、知らない人にもとっつきやすさがあって、
そこに触れるための入口になりうる、そうしたものを考えてみると、
歌詞に着目してみる、というのは1つの方法かなと思ったのですよね!
そのバンドを知らなくても、とりあえず歌詞を読むことはできますし、
「へぇ、この歌詞は面白いな」というところから入ることもありうる、
こういうアプローチのあり方もあっていいように思えましたしね!
もう1つの理由は、このブログの記事の中に自分の内面的な要素を
これまでよりももう少し表現したいという思いからなのですよね!
自分が好きな歌詞は内省的だったり、危うさを含むものが多く、
それを紹介することで、自分の持っている一面を出していきたい、
そうした思いもあって、この企画をスタートすることにしました!
もっとも月に1回紹介できるかどうかぐらいのペースだとは思いますし、
この企画の記事だけだと、どうしても普段の記事と路線が違い過ぎるので、
できるだけカップ麺の記事とセットにするようにしたいと思ってますが!
ちなみに最も扱いたいと思っているのはNirvanaの歌詞の和訳なのですよね!
Nirvanaの歌詞って、日本人からすると意図が見えにくい書き方のものが多く、
国内盤の和訳も表面的なので、ただ単に危なっかしい雰囲気だけしか見えず、
何を言おうとしてるのか、何を意図しているのかが伝わりにくいのですよね;
ただその意図を知りたいと思っている人はけっこういるはずなので、
そこを伝わるようにしたいというのもこの企画の目標の1つです!
じゃあなんで第1弾の記事がNirvanaじゃないんだと思われるかもですが、
そこから始めると本編に入るまでの前振りが長くなりすぎる気がしたので
今回は別のバンドで、なおかつ知名度の高いThe Policeをチョイスしました!
・・・まぁ、この時点ですでに前振りがひどく長くなってしまってますが(;゚ω゚)
さて、本題のThe Policeの”Can't Stand Losing You”に移りましょう!
この曲はThe Policeの1978年発売の1stアルバムである
”Outlandos d'Amour”の収録曲でシングルにもなりました!
The Policeのアルバムはどれもけっこうな枚数売れてますし、
この曲はベストアルバムの多くにも収録されているので、
40代後半~50代前半ぐらいの人だと聴いた人も多いかもです!
自分は完全に後追いなので、リアルタイムでは聴いてないですが;
The Policeについては解散後に、ヴォーカルのスティングが
ソロ活動で有名になったので、そちらで知ってる人も多いでしょう!
この曲は当時のThe Policeらしいレゲエとパンクロックのミックスで、
その中から陰りの強い雰囲気が感じられるのも大きな特徴となってます!
歌詞のテーマは「10代の青年の自殺」となっています!
スティングも”why does the teenager take his own life?
Simply because he can't stand losing his girlfriend.”
(なぜその10代の青年が命を絶ったかってことかい?
単純に彼が恋人を失うのを耐えられなかったからだよ。)
というふうに言及しています!
第1弾に自殺がテーマの曲を選んでいるというあたりに、
この企画の持っているもう1つの色を見ることができますね;

この曲のシングル盤の画像ですが、かなりインパクトがありますね;
縄を首にかけた人が大きな氷の塊に乗っているという写真です!
要するに時間が過ぎてその氷が溶けると・・・というわけですね;
ちなみにこの男性はThe Policeのドラマーの方だそうです!
このジャケットのせいで、BBCからは放送から外されましたが、
結果的にThe Policeにとって最初の大きなヒット曲になりました!
ということで、ここからは歌詞と和訳を見ていきましょう!
和訳については「意図」が伝わることを最重要視しています!
そのため、あえて直訳にはせず意味がより伝わりやすいように、
日本語として自然な表現になるように工夫していきます!
The Police - Can't Stand Losing You (1978) [New Wave]
I've called you so many times today
今日だけで何度も君に電話をかけ続けた
And I guess it's all true what your girlfriends say
君の女友達が言っていたことはみんな本当だったんだろうな
That you don't ever want to see me again
君がもう僕に二度と会いたくないと思っていること
And your brother's gonna kill me, and he's six feet ten
2mを超える君のお兄さんが、僕のことを殺してやると息巻いてるってことも
(注:6フィート10インチ=約2.08m)
I guess you'd call it cowardice
そんな僕の態度を臆病だって言うんだろう
But I'm not prepared to go on like this
だけどこれまでみたいに過ごし続けるだけなんてもう無理だよ
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't
耐えられない、耐えられない、耐えられない
I can't stand losing you
君を失うことが耐えられない
I can't stand losing you
君を失うことが耐えられない
I can't stand losing you
君を失うことが耐えられない
I can't stand losing you
君を失うことが耐えられない
I see you sent my letters back
And my LP records and they're all scratched
僕が今まであげた手紙やレコードが送り返されてきたよ
そしてレコードにはみんなひどく傷がつけられてた
I can't see the point in another day
When nobody listens to a word I say
誰も僕の言うことに耳を貸してくれなくなってしまった今、
これからの日々に何か意味のあることがあるなんて思えない
You can call it lack of confidence
君はそんなのただの自信喪失よって言うかもしれない
But to carry on living doesn't make no sense
だけど生き続けることにもう何の意味も見出せない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I guess this is our last goodbye
これが僕たちの最後の別れの言葉になるんだろう
And you don't care, so I won't cry
だけど君は何とも思ってないから、僕は泣いて悲しむことすらできない
But you'll be sorry when I'm dead
だけど僕が死んだら、君だって申し訳なかったと思うだろう
And all this guilt will be on your head
そしてその罪悪感は君の頭に残り続けるんだ
I guess you'd call it suicide
君は僕が勝手に命を絶っただけって言おうとするだろう
But I'm too full to swallow my pride
だけど僕はもう限界を超えていて、これ以上プライドを飲み込むことなんてできない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand
耐えられない、耐えられない、耐えられない
I can't stand losing you
君に捨てられることに耐えられない
この曲は先にも触れたようにある青年が恋人に捨てられたことで、
命を絶つという話ではあるのですが、歌詞をきちんと読んでみると、
別れそのもの以上に、そこに至る過程で自己の尊厳が否定される感覚や、
自己肯定感を失っていくことが最大の理由になってることが見えてきます!
そして後半になってくると、そうした自己の存在意義の否定だけでなく、
相手に対する復讐としての死という意味合いが加わってくるのですよね!
1番では単に失うことを、2番では自己の尊厳が否定されていると感じていることを、
そして3番ではそれがさらにねじれて復讐の意図を持つようになっていくことと、
場面が進むにつれてより負の感情が高まっていくように書かれているのですよね!
最後の部分で元の歌詞が同じなのに、訳を「失うのを耐えられない」から、
「君に捨てられることに耐えられない」というふうに変えているのは、
単に別れること以上に、自分の価値が否定され続けることに耐えられない、
そうしたニュアンスを訳の中に浮かび上がらせるという狙いがあります!
こうした工夫は今後の記事の中でも生かしていきたいと思いますね!
ここからは英語の学習に役立つよう、少し文法的な内容に触れていきます!(●・ω・)
it's all true what your girlfriends say
itはあくまで形式主語で、what your girlfriends sayは
関係代名詞whatに導かれる名詞節と見ることができますね!
なので、what節がこの文の真主語というふうに読めます!
形式主語itはto不定詞句(名詞的用法)を受ける印象ばかりが強いですが、
実際には動名詞句やthat節、what節などの名詞節も受けることがあります!
to carry on living doesn't make no sense
不定詞句(名詞的用法)のto carry on livingが主語の文で、
前置詞(今回はon)の後ろに動詞的なものを持ってきたいときは、
動名詞(今回はliving)にする、というポイントが見て取れますね!
And you don't care, so I won't cry
But you'll be sorry when I'm dead
And all this guilt will be on your head
この曲の歌詞の文法的に印象的な部分の1つは、
この3番の箇所にだけwillが登場している点なのですよね!
過去形のwouldはyou'dという形で何度か登場していますが!
willって学校英語では「未来」だと教えられることが多いですが、
実際には「強い意志」を表明する意味合いが強い言葉なのですよね!
これが過去形のwouldになると時間がずれることで遠回しになるので、
「たぶん~だろう」ぐらいにもうちょっとやわらかい感じになります!
ここで急にwillが多用されているのは、
「僕が死んだら絶対にそうなるさ」という強烈な意思表明なのですよね!
そうすることでこの部分で主人公が強い狂気を帯びている、
そういう雰囲気を表現することに役立っているのですよね!
こんなふうに少し文法的な部分に目を向けてみるのも面白いですね!
かなり暗い歌詞ではあるのですが、ドロドロしているわけでもなく、
あえてサラッと書きながら、その中から絶望や狂気を描き出していく、
そうしたスティングの描写の巧みさなども感じられる1曲でしたね!
スティングはもともとは教師だったという経歴も持ってますしね!
歌詞の和訳を読んで、もともとの曲がどんな雰囲気のものなのか、
気になった場合は上に動画も貼っているのでぜひ観てくださいませ!
まだ始まったばかりの企画ですが、何とか上手く育てていきたいと思います!(゚x/)モギュン
イギリスのニューウェイブバンドであるThe Policeの
初期の名作”Can't Stand Losing You”の歌詞和訳(対訳)です!
◎歌詞和訳コーナーについて
さて、この歌詞和訳コーナーは今回新たにスタートする企画ですね!
ということで、カテゴリも新たにこの企画向けに作りました!
ただこれまでも何度か洋楽ロック関係の企画を始めたのはいいものの、
頓挫した経緯があるので、そうならないようにしないといけないですが;
ウェブサイトのほうでは音楽系ページも主要コンテンツの1つですし、
本来ならブログでもいくつか扱っていくのが自然ではあったのですが、
なかなかそれを実現するのが難しいところがあったのですよね;
グルメ系と音楽の紹介を両立させるという時点で難しさがありますし、
自分はどうしても音に焦点を置いて、どういった音楽の融合なのかとか、
どういったバンドからの影響が交わってその音楽が作られているのかとか、
そうした面から語りたがるという傾向がもともと強くあるのですよね!
ただそれはそのバンドをあらかじめ知っていて、そのルーツにも興味がある、
そういう人でもない限りはなかなか入口に立ちにくい面があるわけですよね!
グルメ系を中心に立ち寄ってくれている人がメインのブログの中で
それを実行するというのはどうしても躊躇する面もありますしね;
そういうことを気にしすぎないのも大事なことではあるのですけども!
ある程度深く立ち入りつつ、知らない人にもとっつきやすさがあって、
そこに触れるための入口になりうる、そうしたものを考えてみると、
歌詞に着目してみる、というのは1つの方法かなと思ったのですよね!
そのバンドを知らなくても、とりあえず歌詞を読むことはできますし、
「へぇ、この歌詞は面白いな」というところから入ることもありうる、
こういうアプローチのあり方もあっていいように思えましたしね!
もう1つの理由は、このブログの記事の中に自分の内面的な要素を
これまでよりももう少し表現したいという思いからなのですよね!
自分が好きな歌詞は内省的だったり、危うさを含むものが多く、
それを紹介することで、自分の持っている一面を出していきたい、
そうした思いもあって、この企画をスタートすることにしました!
もっとも月に1回紹介できるかどうかぐらいのペースだとは思いますし、
この企画の記事だけだと、どうしても普段の記事と路線が違い過ぎるので、
できるだけカップ麺の記事とセットにするようにしたいと思ってますが!
ちなみに最も扱いたいと思っているのはNirvanaの歌詞の和訳なのですよね!
Nirvanaの歌詞って、日本人からすると意図が見えにくい書き方のものが多く、
国内盤の和訳も表面的なので、ただ単に危なっかしい雰囲気だけしか見えず、
何を言おうとしてるのか、何を意図しているのかが伝わりにくいのですよね;
ただその意図を知りたいと思っている人はけっこういるはずなので、
そこを伝わるようにしたいというのもこの企画の目標の1つです!
じゃあなんで第1弾の記事がNirvanaじゃないんだと思われるかもですが、
そこから始めると本編に入るまでの前振りが長くなりすぎる気がしたので
今回は別のバンドで、なおかつ知名度の高いThe Policeをチョイスしました!
・・・まぁ、この時点ですでに前振りがひどく長くなってしまってますが(;゚ω゚)
◎The Police ”Can't Stand Losing You”の紹介
さて、本題のThe Policeの”Can't Stand Losing You”に移りましょう!
この曲はThe Policeの1978年発売の1stアルバムである
”Outlandos d'Amour”の収録曲でシングルにもなりました!
The Policeのアルバムはどれもけっこうな枚数売れてますし、
この曲はベストアルバムの多くにも収録されているので、
40代後半~50代前半ぐらいの人だと聴いた人も多いかもです!
自分は完全に後追いなので、リアルタイムでは聴いてないですが;
The Policeについては解散後に、ヴォーカルのスティングが
ソロ活動で有名になったので、そちらで知ってる人も多いでしょう!
この曲は当時のThe Policeらしいレゲエとパンクロックのミックスで、
その中から陰りの強い雰囲気が感じられるのも大きな特徴となってます!
歌詞のテーマは「10代の青年の自殺」となっています!
スティングも”why does the teenager take his own life?
Simply because he can't stand losing his girlfriend.”
(なぜその10代の青年が命を絶ったかってことかい?
単純に彼が恋人を失うのを耐えられなかったからだよ。)
というふうに言及しています!
第1弾に自殺がテーマの曲を選んでいるというあたりに、
この企画の持っているもう1つの色を見ることができますね;

この曲のシングル盤の画像ですが、かなりインパクトがありますね;
縄を首にかけた人が大きな氷の塊に乗っているという写真です!
要するに時間が過ぎてその氷が溶けると・・・というわけですね;
ちなみにこの男性はThe Policeのドラマーの方だそうです!
このジャケットのせいで、BBCからは放送から外されましたが、
結果的にThe Policeにとって最初の大きなヒット曲になりました!
ということで、ここからは歌詞と和訳を見ていきましょう!
和訳については「意図」が伝わることを最重要視しています!
そのため、あえて直訳にはせず意味がより伝わりやすいように、
日本語として自然な表現になるように工夫していきます!
The Police - Can't Stand Losing You (1978) [New Wave]
The Police - Can't Stand Losing You lyrics 歌詞和訳
I've called you so many times today
今日だけで何度も君に電話をかけ続けた
And I guess it's all true what your girlfriends say
君の女友達が言っていたことはみんな本当だったんだろうな
That you don't ever want to see me again
君がもう僕に二度と会いたくないと思っていること
And your brother's gonna kill me, and he's six feet ten
2mを超える君のお兄さんが、僕のことを殺してやると息巻いてるってことも
(注:6フィート10インチ=約2.08m)
I guess you'd call it cowardice
そんな僕の態度を臆病だって言うんだろう
But I'm not prepared to go on like this
だけどこれまでみたいに過ごし続けるだけなんてもう無理だよ
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't
耐えられない、耐えられない、耐えられない
I can't stand losing you
君を失うことが耐えられない
I can't stand losing you
君を失うことが耐えられない
I can't stand losing you
君を失うことが耐えられない
I can't stand losing you
君を失うことが耐えられない
I see you sent my letters back
And my LP records and they're all scratched
僕が今まであげた手紙やレコードが送り返されてきたよ
そしてレコードにはみんなひどく傷がつけられてた
I can't see the point in another day
When nobody listens to a word I say
誰も僕の言うことに耳を貸してくれなくなってしまった今、
これからの日々に何か意味のあることがあるなんて思えない
You can call it lack of confidence
君はそんなのただの自信喪失よって言うかもしれない
But to carry on living doesn't make no sense
だけど生き続けることにもう何の意味も見出せない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I guess this is our last goodbye
これが僕たちの最後の別れの言葉になるんだろう
And you don't care, so I won't cry
だけど君は何とも思ってないから、僕は泣いて悲しむことすらできない
But you'll be sorry when I'm dead
だけど僕が死んだら、君だって申し訳なかったと思うだろう
And all this guilt will be on your head
そしてその罪悪感は君の頭に残り続けるんだ
I guess you'd call it suicide
君は僕が勝手に命を絶っただけって言おうとするだろう
But I'm too full to swallow my pride
だけど僕はもう限界を超えていて、これ以上プライドを飲み込むことなんてできない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、失うのを耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand losing
耐えられない、耐えられない、君に捨てられることに耐えられない
I can't, I can't, I can't stand
耐えられない、耐えられない、耐えられない
I can't stand losing you
君に捨てられることに耐えられない
◎歌詞和訳の解説
この曲は先にも触れたようにある青年が恋人に捨てられたことで、
命を絶つという話ではあるのですが、歌詞をきちんと読んでみると、
別れそのもの以上に、そこに至る過程で自己の尊厳が否定される感覚や、
自己肯定感を失っていくことが最大の理由になってることが見えてきます!
そして後半になってくると、そうした自己の存在意義の否定だけでなく、
相手に対する復讐としての死という意味合いが加わってくるのですよね!
1番では単に失うことを、2番では自己の尊厳が否定されていると感じていることを、
そして3番ではそれがさらにねじれて復讐の意図を持つようになっていくことと、
場面が進むにつれてより負の感情が高まっていくように書かれているのですよね!
最後の部分で元の歌詞が同じなのに、訳を「失うのを耐えられない」から、
「君に捨てられることに耐えられない」というふうに変えているのは、
単に別れること以上に、自分の価値が否定され続けることに耐えられない、
そうしたニュアンスを訳の中に浮かび上がらせるという狙いがあります!
こうした工夫は今後の記事の中でも生かしていきたいと思いますね!
◎文法事項の解説
ここからは英語の学習に役立つよう、少し文法的な内容に触れていきます!(●・ω・)
it's all true what your girlfriends say
itはあくまで形式主語で、what your girlfriends sayは
関係代名詞whatに導かれる名詞節と見ることができますね!
なので、what節がこの文の真主語というふうに読めます!
形式主語itはto不定詞句(名詞的用法)を受ける印象ばかりが強いですが、
実際には動名詞句やthat節、what節などの名詞節も受けることがあります!
to carry on living doesn't make no sense
不定詞句(名詞的用法)のto carry on livingが主語の文で、
前置詞(今回はon)の後ろに動詞的なものを持ってきたいときは、
動名詞(今回はliving)にする、というポイントが見て取れますね!
And you don't care, so I won't cry
But you'll be sorry when I'm dead
And all this guilt will be on your head
この曲の歌詞の文法的に印象的な部分の1つは、
この3番の箇所にだけwillが登場している点なのですよね!
過去形のwouldはyou'dという形で何度か登場していますが!
willって学校英語では「未来」だと教えられることが多いですが、
実際には「強い意志」を表明する意味合いが強い言葉なのですよね!
これが過去形のwouldになると時間がずれることで遠回しになるので、
「たぶん~だろう」ぐらいにもうちょっとやわらかい感じになります!
ここで急にwillが多用されているのは、
「僕が死んだら絶対にそうなるさ」という強烈な意思表明なのですよね!
そうすることでこの部分で主人公が強い狂気を帯びている、
そういう雰囲気を表現することに役立っているのですよね!
こんなふうに少し文法的な部分に目を向けてみるのも面白いですね!
◎まとめ
かなり暗い歌詞ではあるのですが、ドロドロしているわけでもなく、
あえてサラッと書きながら、その中から絶望や狂気を描き出していく、
そうしたスティングの描写の巧みさなども感じられる1曲でしたね!
スティングはもともとは教師だったという経歴も持ってますしね!
歌詞の和訳を読んで、もともとの曲がどんな雰囲気のものなのか、
気になった場合は上に動画も貼っているのでぜひ観てくださいませ!
まだ始まったばかりの企画ですが、何とか上手く育てていきたいと思います!(゚x/)モギュン
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