醤油と貝と麺 そして人と夢 鳥と蛤の塩そば
塚本にある「醤油と貝と麺 そして人と夢」に行ってきました!
ここも以前から行きたいと思っていたお店なのですよね!
以前は弁天町で「西や」として運営されていたお店なのですよね!
もともとは居酒屋でありながらラーメンを提供するという形態で、
その頃はあの「麺哲」の麺を使っていることでも知られていました!
それがラーメン専門店になった後、2016年に塚本に移転したうえで、
このずいぶんと印象に残る名前へと切り替えたという経緯があります!
それにしても移転前のシンプルな名前とはほんと対照的ですよね!
さて、店名に「貝」とあることから貝系のラーメンが有名なはずで、
実際にハマグリを使った塩ラーメンと醤油ラーメンがありました!
ただメニュー表の一番右に書いてあるのは「中華そば」なのですよね!
おそらくこの中華そばは貝系のスープは入っていないもののはずで、
必ずしも貝を完全に前面へと押し出しているわけではなさそうです!
とはいえ、自分はこちらのお店に貝のイメージを持ってきたので、
貝系ラーメンのメインである「鳥と蛤の塩そば」を注文しました!

うん、いかにも貝系の澄んだ塩ラーメンといった見た目ですね!
ちなみに貝のガラ置きのための小皿も一緒に置いてくれます!
こうした細かなサービスがあったりするとうれしいですよね!
まずはスープですが・・・おっ、想像以上のしっとり系ですね!(●・ω・)
貝系のラーメンというと、貝の持つ特有の旨味をバチッと立て、
それに合わせて塩ダレも強めにしたシャープな印象がありますが、
どうもこのラーメンはそうした典型的な貝系とは違う路線ですね!
スープを飲むとじわっとした鶏の下支えがしっかり感じられ、
そこからハマグリを中心とした貝系の旨味が顔を出します!
とはいえ、ものすごく前面に出る形で貝が主張するのではなく、
鶏と同じぐらいの比重で、素直なだし素材として貝が出てきます!
塩ダレもきつさがなく、やわらかい塩ラーメンに仕上がってます!
それゆえに貝と塩ダレがバチッと効いたような貝ラーメンを
求めているとその優しさにちょっと驚くかもしれませんね!
どうもこのスープは丸鶏系の優しいスープをベースにしつつ、
ハマグリだけでは強く出すぎるので魚介のスープで割ることで、
とがりを抑えたハマグリ魚介スープにしているみたいですね!
そう考えると、このラーメンのコンセプトはただ貝を立てるのでなく、
貝を主役にしつつも貝を自然なだし素材として昇華していくこと、
そうした貝を使った普遍的なだしを追求した一杯とも言えそうです!(*゚ー゚)
自分は強烈な貝のインパクトを求めたくなってしまうほうですが、
貝だしに対してこうしたアプローチもあるのかと思わされましたね!
以前にこのラーメンを食べた方の感想などを眺めてみると、
「貝系ラーメンらしく鋭さが強い」などの感想もあるので、
優しい味わいになるように味の調整を進めたのかもですね!
トッピングはハマグリ、鶏胸チャーシュー、メンマ、
白髪ねぎ、そして少量のみつ葉となっています!
みつ葉はあまり香りは強くなく、飾りに近い感じでしたね!
なので、薬味のメインは白髪ねぎのほうと言っていいでしょう!
そしてメンマですが、形状はいわゆる材木系メンマですね!
一つは材木メンマらしいゴリゴリとした食感が楽しめるもので、
もう一つについては太いながらもしっとりやわらかなものでした!
材木系のメンマと言っても、その食感はいろいろありますね!(=゚ω゚)
鶏胸チャーシューは熱の通りが絶妙でしっとりとしていて、
なおかつ胡椒がピリリと刺激を添えてさっぱりいただけます!
あっさり系のラーメンなので鶏具材が合わさるのはいいですね!
ここが豚チャーシューだと、ちょっとアンバランスでしょうし!
そして主役の具材となるハマグリは全部で3つ入っています!(`・ω・´)
やっぱりハマグリ系のラーメンには具材のハマグリは欠かせませんよね!
スープはじんわり系のハマグリながら、ハマグリの身を食べると、
口の中が一気にハマグリ一色になるので、そこで麺をすすります!
そうするとしっとり系とはまた違ったバランスが楽しめるのですよね!
ベースのスープがあえてしっとり系なので、インパクトを求めるなら、
この具材であるハマグリを上手く生かすようにするといいでしょうね!
そうすることでこのラーメンの持つ2つの表情を楽しむことができますし!

麺は全粒粉が練り込まれたかなり細めのストレート麺となってます!
細麺ということで、今回のようなしっとり系スープと相性が良く、
なおかつ全粒粉入りなので、食べるとときどきプチプチ感があり、
そこから小麦の香りがふわっと上がってくる特徴もあります!
麺としての個性も持ちながら、細いのでスープとのなじみがいい、
そうした2つの特徴を上手く落とし込んだ麺と言える感じでしたね!(*゚◇゚)
優しいスープなので、もし麺が太いと麺勝ちしていたでしょうし、
麺とスープのバランスという点ではベストチョイスだったでしょう!
なおかつ麺単体だけで見てもほどよいもちプリ感がありましたしね!
貝系ラーメンでありながらあえて優しい仕上がりなのは斬新で、
これまで「貝系ラーメンは味が鋭い」という印象を持っていて、
それゆえに避けていた人にはオススメできる一杯でしょうね!
逆に貝系ラーメンはパンチがあってこそと思う向きからすると、
このしっとり系スープは多少肩透かしになることもありそうです!
貝系スープのしっとり系、そんな新境地を味わえる一杯でした!(゚x/)モキヨーン
[メニュー]


お店の住所と地図 大阪府大阪市西淀川区柏里3-12-22
ここも以前から行きたいと思っていたお店なのですよね!
以前は弁天町で「西や」として運営されていたお店なのですよね!
もともとは居酒屋でありながらラーメンを提供するという形態で、
その頃はあの「麺哲」の麺を使っていることでも知られていました!
それがラーメン専門店になった後、2016年に塚本に移転したうえで、
このずいぶんと印象に残る名前へと切り替えたという経緯があります!
それにしても移転前のシンプルな名前とはほんと対照的ですよね!
さて、店名に「貝」とあることから貝系のラーメンが有名なはずで、
実際にハマグリを使った塩ラーメンと醤油ラーメンがありました!
ただメニュー表の一番右に書いてあるのは「中華そば」なのですよね!
おそらくこの中華そばは貝系のスープは入っていないもののはずで、
必ずしも貝を完全に前面へと押し出しているわけではなさそうです!
とはいえ、自分はこちらのお店に貝のイメージを持ってきたので、
貝系ラーメンのメインである「鳥と蛤の塩そば」を注文しました!

うん、いかにも貝系の澄んだ塩ラーメンといった見た目ですね!
ちなみに貝のガラ置きのための小皿も一緒に置いてくれます!
こうした細かなサービスがあったりするとうれしいですよね!
まずはスープですが・・・おっ、想像以上のしっとり系ですね!(●・ω・)
貝系のラーメンというと、貝の持つ特有の旨味をバチッと立て、
それに合わせて塩ダレも強めにしたシャープな印象がありますが、
どうもこのラーメンはそうした典型的な貝系とは違う路線ですね!
スープを飲むとじわっとした鶏の下支えがしっかり感じられ、
そこからハマグリを中心とした貝系の旨味が顔を出します!
とはいえ、ものすごく前面に出る形で貝が主張するのではなく、
鶏と同じぐらいの比重で、素直なだし素材として貝が出てきます!
塩ダレもきつさがなく、やわらかい塩ラーメンに仕上がってます!
それゆえに貝と塩ダレがバチッと効いたような貝ラーメンを
求めているとその優しさにちょっと驚くかもしれませんね!
どうもこのスープは丸鶏系の優しいスープをベースにしつつ、
ハマグリだけでは強く出すぎるので魚介のスープで割ることで、
とがりを抑えたハマグリ魚介スープにしているみたいですね!
そう考えると、このラーメンのコンセプトはただ貝を立てるのでなく、
貝を主役にしつつも貝を自然なだし素材として昇華していくこと、
そうした貝を使った普遍的なだしを追求した一杯とも言えそうです!(*゚ー゚)
自分は強烈な貝のインパクトを求めたくなってしまうほうですが、
貝だしに対してこうしたアプローチもあるのかと思わされましたね!
以前にこのラーメンを食べた方の感想などを眺めてみると、
「貝系ラーメンらしく鋭さが強い」などの感想もあるので、
優しい味わいになるように味の調整を進めたのかもですね!
トッピングはハマグリ、鶏胸チャーシュー、メンマ、
白髪ねぎ、そして少量のみつ葉となっています!
みつ葉はあまり香りは強くなく、飾りに近い感じでしたね!
なので、薬味のメインは白髪ねぎのほうと言っていいでしょう!
そしてメンマですが、形状はいわゆる材木系メンマですね!
一つは材木メンマらしいゴリゴリとした食感が楽しめるもので、
もう一つについては太いながらもしっとりやわらかなものでした!
材木系のメンマと言っても、その食感はいろいろありますね!(=゚ω゚)
鶏胸チャーシューは熱の通りが絶妙でしっとりとしていて、
なおかつ胡椒がピリリと刺激を添えてさっぱりいただけます!
あっさり系のラーメンなので鶏具材が合わさるのはいいですね!
ここが豚チャーシューだと、ちょっとアンバランスでしょうし!
そして主役の具材となるハマグリは全部で3つ入っています!(`・ω・´)
やっぱりハマグリ系のラーメンには具材のハマグリは欠かせませんよね!
スープはじんわり系のハマグリながら、ハマグリの身を食べると、
口の中が一気にハマグリ一色になるので、そこで麺をすすります!
そうするとしっとり系とはまた違ったバランスが楽しめるのですよね!
ベースのスープがあえてしっとり系なので、インパクトを求めるなら、
この具材であるハマグリを上手く生かすようにするといいでしょうね!
そうすることでこのラーメンの持つ2つの表情を楽しむことができますし!

麺は全粒粉が練り込まれたかなり細めのストレート麺となってます!
細麺ということで、今回のようなしっとり系スープと相性が良く、
なおかつ全粒粉入りなので、食べるとときどきプチプチ感があり、
そこから小麦の香りがふわっと上がってくる特徴もあります!
麺としての個性も持ちながら、細いのでスープとのなじみがいい、
そうした2つの特徴を上手く落とし込んだ麺と言える感じでしたね!(*゚◇゚)
優しいスープなので、もし麺が太いと麺勝ちしていたでしょうし、
麺とスープのバランスという点ではベストチョイスだったでしょう!
なおかつ麺単体だけで見てもほどよいもちプリ感がありましたしね!
貝系ラーメンでありながらあえて優しい仕上がりなのは斬新で、
これまで「貝系ラーメンは味が鋭い」という印象を持っていて、
それゆえに避けていた人にはオススメできる一杯でしょうね!
逆に貝系ラーメンはパンチがあってこそと思う向きからすると、
このしっとり系スープは多少肩透かしになることもありそうです!
貝系スープのしっとり系、そんな新境地を味わえる一杯でした!(゚x/)モキヨーン
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お店の住所と地図 大阪府大阪市西淀川区柏里3-12-22
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