麺のスナオシ だしがきいてるうどんだっぺ

麺のスナオシ「だしがきいてるうどんだっぺ」を食べました!

麺のスナオシ だしがきいてるうどんだっぺ

自分としては「麺のスナオシ」のカップ麺を紹介するのは珍しいですね!
なんと2010年の「麺のスナオシ ソースやきそば」以来12年ぶり2回目です!

今回は別に自分がこれを紹介しようと思ったから買ったわけではなく、
たまたまもらったので、紹介枠が回ってきただけだったりしますが!

「麺のスナオシ」と言えば、とにかく安いことで有名ですね!

それゆえ激安系スーパーなどでは山積みで並べられることも多いです!
おそらくこの商品もおおむね58円ぐらいで売られているのではないですかね!

なので、「安さ」という点では他は太刀打ちできない商品ですが、
「安かろう悪かろう」ではダメなので、そこがどうかですよね!(*゚ー゚)

「58円でこれなら十分良くないか」と思わせてくれるかが大事です!

麺のスナオシ だしがきいてるうどんだっぺ(内容物)

◎内容物 - ごく普通の2袋構成


内容物はごく普通にかやくと粉末スープとなっています!
カップうどんとしては珍しく熱湯4分なのが特徴です!

麺のスナオシ だしがきいてるうどんだっぺ(できあがり)

うん、「水戸発」ということでビジュアルはやや関東風ですね!

◎スープ - 関東風をベースに全国でもいける味に調整


まずはスープですが・・・うん、やや関東寄りですが別に悪くないですよ!(●・ω・)

醤油の色の濃さはやはり西日本向けのカップうどんとは異なります!

とはいえ、そこまで醤油のキレを重視したタイプのスープでもなく、
やや醤油感は強めではありながらも塩カドが強くはありません!

むしろ特徴的なのは、関東風ベースながらも昆布が強い点です!(*゚◇゚)

「昆布がほんおり」というレベルを超えて、やや強く感じます!

西日本の人は昆布だしが入っているとなじみを感じやすくなるので、
ビジュアルこそ関東風でも昆布だしのおかげで食べやすさがあります!

このあたりが「関東の人が作る全国向けの味」という感じですかね!

そしてそのラインの調整に関してはおおむね成功と言えるでしょう!

具材に少しかつおぶしを入れることでだしにフレッシュ感を出したり、
コストが安い具材であるわかめでちょっと味にアクセントを出すなど、
「ローコストでいかに味を整えるか」はよく考えられていると言えます!

これだったらコストパフォーマンスの面では十分評価に値するでしょう!

◎スープの原材料


スープの原材料は食塩、砂糖、混合節、粉末しょうゆ、たん白加水分解物、
かつおエキス、ネギ、昆布エキス、植物油脂となっています!

◎麺 - 細くてやや厚みのあるしっかり麺


麺は一般的なカップうどんより細くて厚みのある油揚げ麺です!

でもって、この麺がどうしてなかなか悪くないのですよね!

もちろん本格感などで見れば「どん兵衛」とかには及びませんが、
細めのうどんが好きな人にはこうした商品は貴重さもありますし、
厚みがあってややしっかりした食感も好む人はいるでしょう!

「一時期エースコックが目指していたうどんに近い」とも思いましたね!

やや細めでがっしりしたうどんをエースコックが一時期作っていて、
それを少しライトに仕上げたのがこの麺と言えそうですね!(=゚ω゚)

◎麺量と栄養成分


麺の量は68gで、カロリーは358kcalとなっています!
脂質は14.5gで、全体的に標準的な数字ではあります!

大事なのは他社のカップうどんに比べて少なくないかですが、
全然そんなことはなく、麺量はきっちり標準的なものとなってます!

◎具材 - さみしげながらも工夫は見える


具材はきざみ揚げ、わかめ、削り節、ねぎとなっています!

まぁ廉価系の商品なので、大判きつね揚げなどは無理でしょうし、
でもコストを考えればちゃんと考えられた具材ではあるでしょう!

安く使えるわかめ、基本であるねぎはきちんと押さえたうえで、
きざみ揚げによってきつねうどんっぽさは少し出してますしね!(`・ω・´)

削り節は具材というよりはだし感をプラスする役目でしたが!

◎まとめ - 税抜58~78円なら文句なし


この商品は純粋にクオリティだけを見るというよりは、
価格と天秤にかけてどう評価するか考えるべきですね!

自分としては税込80円台までなら十分にOKだと思いますね!

それ以上になると日清などの廉価版商品と競合しますけども、
それより下であればあえて外すような必要性はありませんね!

「あぁ、廉価系メーカーも成長してるのだな」と思った一杯でした!(゚x/)モギューン

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カップ麺Award 2021 Part2

今年のカップ麺の20~11位を紹介した昨日の「カップ麺Award Part1」に続き、
今日は残りの10~1位を紹介する今年の「カップ麺Award」の最終章となります!

数ある今年のカップ麺の競争を勝ち抜いた10商品を見ていきましょう!

10位 10/4発売 ペヤング きのこMAXやきそば(まるか食品/セブン先行)
10/4発売 ペヤング きのこMAXやきそば

「えっ、10位にペヤングが入るの?」と驚く人も多そうですね!
「ペヤング」って、基本的に素朴で高級感とは無縁ですからね!

この商品に関しても別に高級路線というわけではなかったですし!

こちらはいい意味でのペヤングの良さが発揮された商品でしたね!

最近はペヤングの商品もずいぶんと傾向が変わってきましたが、
以前のペヤングの新作は「シンプルにそのままの味わい」を
一つのモットーにしていたようなところがあったのですよね!

「あまりひねらずにストレートに味を表現する」という感じですね!

それは上手くいけばその料理を高く再現する結果となりますし、
失敗すると「焼そばっぽくない」となってしまうのですが、
今回はこの「ストレートな表現」が大きく成功したのですよね!

今回の商品は「きのこご飯のつゆをそのままソースにした」感じでした!
そしてそこに松茸の香りを加えることで臨場感を出したものですね!(●・ω・)

そのためソースのほうには油脂が一切入ってなかったりしましたしね!

そんなあまりにもシンプル過ぎる商品であったにもかかわらず、
焼そばと抜群の相性を見せ、焼そばの新境地を見事に開きました!

そしてきのこ100%で染め上げた具材も非常に良かったのですよね!

「きのこご飯の焼そば化」、それに挑戦した姿勢は見事でしたね!

9位 3/29発売 麺とスープだけ 黄金鶏油中華そば(明星)
3/29発売 麺とスープだけ 黄金鶏油中華そば

今年の新作で最もインパクトがあったシリーズの一つがこの「麺とスープだけ」でした!
この商品は「麺とスープだけ」と言いながら少しねぎが入っていましたが!笑

カップ麺というのはある面においては、製造コストとの勝負なのですよね!
限られたコストの中でどこまでの物を作れるかという戦いでもあるわけです!

その中でこの商品は「じゃあ具材やスパイスのコストはカットしよう」と、
そうすることで麺とスープに全力を注ぐスタイルを狙ったのですよね!

ただそれだけではまだインパクトが足りないと考えたのでしょう、
だしの取り方においても新しいスタイルを模索したのですよね!

そこでこの商品ではカップ麺としては初の「だしパック」が採用されました!

これによって粉末スープでも魚粉でも出せないリアルなだし感が表現され、
これまでにない深みのあるスープを生み出すことに成功しました!(*゚◇゚)

このシリーズはすでに2作目が発売されるところまできていますし、
もしかすると今後の明星の主力ブランドの一つになってくるかもです!

8位 4/19発売 取材NGの行列店 博多ラーメンばりこて監修 濃香 純豚骨(明星)
4/19発売 取材NGの行列店 博多ラーメンばりこて監修 濃香 純豚骨

いやぁ、ひさびさに明星の本気の豚骨を見れたと思う商品でしたね!
「リアル感のあるガチの博多豚骨」と言えるスープの内容でした!

カップ麺の豚骨って難しくて、どうしても豚骨臭が強いのは好みが分かれるので、
どのメーカーも食べやすさを意識したようなまろやか系が多くなりがちなのですよね!

でも自分としては本気の豚骨臭ムンムンの豚骨を求めるのですが、
それをひさびさにがっつり再現してくれたのがこの商品でした!(`・ω・´)

「ここ数年の明星の豚骨スープの中でも断トツ1位」とまで評しましたからね!

明星はもともとこうした豚骨臭い豚骨ラーメンに強いのですよね!

しかしどうしても普段は優しいタイプの豚骨になってしまう中、
有名店とのコラボでひさしぶりに本気の本気を見せましたね!

そして麺はカップ麺No.1とも言えるあのバリカタ麺なので、
麺とスープの組み合わせという点では間違いがないですからね!

これぐらいのパンチの効いた豚骨をぜひ年に一度は出してほしいですね!

7位 9/13発売 凄麺 鴨だしそば(2021年)(ヤマダイ)
9/13発売 凄麺 鴨だしそば(2021年)

もうすでにそれなりの歴史のある商品がここで7位に食い込んできました!

中華麺のノンフライ麺はいろんな商品で見かけるにもかかわらず、
これが和そばとなると、ほとんど見かけなかったりするのですよね!

しかし高品質なノンフライ和そばはこの「凄麺」があるのです!
出回ってる数が少ないので、入手が少々難しいのですが!

この「凄麺」(旧:手緒里庵)のノンフライそばは以前から素晴らしく、
間違いなく日本を代表するカップ麺の一つだと思っているのですが、
今回評価したのはつゆのレベルが以前より大幅に上がった点です!

ヤマダイは関東のメーカーということもあり、つゆが関東寄りになりがちで、
麺を評価しつつも関西人としてはそこが微妙なネックだったりしましたが、
今のつゆは鴨も非常に深く、醤油もどの地域の人にも好まれるバランスで、
鴨以外のだし感についてもさらにまとまりが良くなっていたのですよね!(=゚ω゚)

ここまで来ると、右に出るカップそばはないと断言してもいいほどですね!

レギュラー商品ではありながらも見かけにくいカップ麺ではありますが、
もし見かけたら絶対に購入してほしいと思う商品の一つだと言えます!

「こんなおいしいカップそばがあるの?」とカップそばの概念が変わる、
この「凄麺」のノンフライそばはそういう存在のカップ麺ですからね!

6位 6/28発売 HYBRID X crab台風。蟹そば(明星)
6/28発売 HYBRID X crab台風。蟹そば

この商品、インパクトでは今年のベスト3ぐらいに入る強烈さでしたね!

動物系をベースに、ラーメンではあまり使われない素材をミックスする、
そしてそうした斬新なスープをラーメン店との監修によって再現する、
明星による非常に意欲的な新シリーズだったと言っていいでしょう!

すでに第2弾も出ているので、おそらくは来年も展開は続くでしょう!

カップ麺では様々なスープの素材が使われるようになっていますが、
その中でもまだあまり開拓されていないのがこの「蟹」なのですよね!(*・ω・)

この商品はそこに挑戦し、それを高い水準で動物系スープと合わせ、
斬新かつシンプルに一つのスープとしておいしいものに仕上げました!

今年のカップ麺を語るうえで外せないラーメンの一つだと言えますね!

来年以降もこのシリーズは間違いなく要注目だと言っていいでしょう!

5位 11/8発売 カップヌードル 魔法のレストランコラボ 関西風すき焼きヌードル(日清/近畿限定)
11/8発売 カップヌードル 魔法のレストランコラボ 関西風すき焼きヌードル(ボックス)

今年は「カップヌードルが攻めに攻めた年」でもあったのですよね!
「合体シリーズ」「ブタホタテドリなどの復刻」、そしてこのコラボです!

ただこの「魔法のレストラン」コラボは近畿限定というハードルの高さで、
ものすごく質が高かったのに他の地方の人は入手困難だったのですよね!(*゚ー゚)

そして価格も300円を超えるなど、間違いなくカップヌードルの本気でした!

この商品は前半は「関西風すき焼き」、後半は「麻辣すき焼き」として食べるもので、
まず前半の「関西風すき焼き」だけで驚かされる見事さだったのですよね!

これまでのすき焼き系カップ麺の中でも断トツと言っていい内容で、
そのリアル感には舌を巻くしかないという素晴らしさでしたね!

そして味変によって麻辣が加わることで、火鍋+すき焼き的な味になり、
これもまた非常にレベルが高く、弱点を感じさせない仕上がりでしたね!

しかも味変後にも唐辛子謎肉という具材がどっさり加わることで、
具材も申し分がないという、ものすごい豪華な仕様だったのですよね!

なんだか近畿以外の人達が気の毒になるぐらいすごいカップヌードルでしたね!

4位 3/15発売 銀座香味徳 牛骨担々麺(寿がきや)
3/15発売 銀座香味徳 牛骨担々麺

これはほんと自分としてはツボに入りまくった商品でしたね!
というか、自分は「牛骨担々麺」にものすごく弱いのでしょうね!

昨年の「カップ麺Award」の1位の商品も牛骨担々麺系でしたしね!(●・ω・)

「牛骨と担々麺? そんなの本当においしいの?」と思われるかもですが、
一般的な豚骨+担々麺だと豚骨が下支えとなって個性が隠れるのに対して、
牛骨だとコクを支えつつスープの個性も前に出てくれるのですよね!

それでいて担々麺と個性がぶつかったり喧嘩するようなことはなく、
「動物系の旨さも生きた担々麺」へと一歩前の旨さになるのですね!

「牛骨担々麺」という存在に出会ってから、担々麺のベストパートナーは
むしろ豚よりも牛なのではないかと思うようになりましたからね!

スープだけなら昨年1位の商品よりも上かと思ったぐらいでしたからね!

そしてこの「銀座香味徳」は牛骨ラーメンの名店でもあり、
寿がきやとのコラボカップ麺も何度も出しているということで、
カップ麺における牛骨の再現の技術は非常に高いのですよね!

そういう組み合わせだからこそ出せた傑作だったと思いますね!


さて、これで残るはもうベスト3の商品だけということになりました!

「あぁ、これでもうすぐ今年のカップ麺紹介も終わるんだな」という
ちょっとさみしさにも似た気持ちもここまでくると感じたりしますね!

だけどそれと同時に今年のカップ麺紹介のクライマックスでもあり、
紹介する自分としても気持ちが盛り上がってくる場面でもありますね!

「絶対に入ると思ってたあの商品がまだ紹介されてないぞ」
みたいに感じながら読んでいる方もいるかもしれないですし、
「まだ3つもすごい商品が残ってるか?」と思う人もいるでしょうし、
いろんなカップ麺を予想しながら残り3つを見るのもいいでしょう!

それでは、ついに今年のカップ麺のベスト3の紹介へと入ります!(`・ω・´)

3位 4/12発売 凄麺 名古屋THE・台湾まぜそば(ヤマダイ)
4/12発売 凄麺 名古屋THE・台湾まぜそば

3位に入ったのはヤマダイの「凄麺・THE」シリーズのリニューアル版です!

「凄麺・THE」は「凄麺」の汁なし商品ということで始まったもので、
もともとは「まぜそば」と「汁なし担担麺」の2つがありました!

それがリニューアルによって「凄麺・THE」もご当地系へと鞍替えして、
「まぜそば」は「台湾まぜそば」に、「汁なし担担麺」は「広島式」へと、
それぞれ商品の内容が大幅に変更されるということになりました!

これは決して商品の名前がご当地系になったというだけではなくて、
麺やタレの味わいなども大きく変化して完全に別商品になっています!

そしてこの「台湾まぜそば」は以前の「まぜそば」よりレベルが上がっています!

この商品の大きな強みは、期間限定商品ではなくレギュラー商品という点です!
というのも、ヤマダイはあまり期間限定商品は出さないですからね!

この商品は今発売されているあらゆる汁なしカップ麺で1位と言えますし、
これまで食べてきた全ての汁なしカップ麺の中でも最強と言えます!(*゚◇゚)

とにかくここまでの完成度を見せる汁なしカップ麺は他にないですね!

味わいとしても完璧に近く、麺のクオリティも著しく高いですからね!

おそらく固定ファンも多く、箱買いしている人もけっこういるでしょうね!

最強の汁なしカップ麺、これはもう堂々とオススメすることができますよ!

2位 2/15発売 一蘭 とんこつ(エースコック)
2/15発売 一蘭 とんこつ

2位に選んだのは、今年最も話題になったとも言える「一蘭」のカップ麺です!
いやぁ、これは・・・カップ麺の概念を覆すすごい商品だったと思います!

これはもうある意味ではちょっと「ずるい」商品ではあるのですよね!

具なしのうえに税込490円、かけている製造コストが普通と違いますから!

ただ、それでもなおいくら褒めても足りない凄味がこの商品にはありました!(=゚ω゚)

「いくらすごいと言っても、カップ麺にはそれなりの限界はあるよね」
というのは、カップ麺が好きな人の間でも共有されていたと思うのですよね!

でもこれは「これはもうカップ麺のスープや麺じゃないよね」という水準なのです!

コストをかければ、一般にイメージされるカップ麺の壁はちゃんと壊せる、
そのことを証明して見せたということが何よりもすごいことの一つです!

「ラーメン店が本当に自分の店のラーメンを再現しようと監修し、
メーカーも本気でそれに応えるとこれだけのものができる」、
これは「一蘭」も製造を担当したエースコックも素晴らしかったですね!

まず豚骨スープの臨場感が、明らかに従来のカップ麺とは違うのです!
「ここまで豚骨の臨場感が出せるのか」と、心底驚かされましたからね!

どうしても一般のカップ麺はどれだけおいしくても「カップ麺ぽさ」が出る、
それに対してこのスープはもう完全に「ラーメン屋のスープ」なのですよね!

そして麺も「カップ麺的なバリカタ」とはある程度一線を画していて、
それなりに中細なのに、従来のカップ麺の豚骨系の麺とは全く違う、
だけどそれが非常にリアルな「店の豚骨向けの麺」として成立している、
この麺を見事に作り上げてきたエースコックは頑張ったと思いますね!

こちらの商品もすでにレギュラーとして定着していますし、
価格は高いですが、一度ぜひ試してみてほしいと思いますね!

そして一般の豚骨のカップ麺とスープを飲み比べてみてほしいです!
迫ってくるリアル感と臨場感に明確なまでの違いがありますから!

さぁ、このまま一気に続けて1位の商品の紹介に行きましょう!(*゚ー゚)

1位 11/3発売 カップヌードル 魔法のレストランコラボ トマトスープ→担々麺(日清/近畿限定)
11/3発売 カップヌードル 魔法のレストランコラボ トマトスープ→担々麺(ボックス)

今年の栄冠を勝ち取ったのは、超レア商品の「魔法のレストラン」コラボカップヌードルです!

「えー、その商品を1位に選ぶのはずるいでしょ」という声が聞こえそうですね;
でもこれはもう食べた瞬間に「1位しかない」と自分の中で決まったのです!

普通に考えたらこの商品を1位に選ぶのは良くないのはわかるのですよ!

近畿限定で、阪急百貨店と公式通販サイトでの数量限定でしか発売されず、
入手できた人はごく少数で、税抜500円というとんでもない商品ですからね!

でも、このとんでもないおいしさは1位に選ぶ以外にありませんでした!(*・ω・)

「おいしい」を超えて、食べた瞬間に笑ってしまいましたからね!
「もうこんなのカップ麺と呼べる領域を超えちゃってるよ」という感じで!

実際にこれはもう新しい料理の提示という表現のほうが正しいと思います!

トマトスープをベースにした担々麺というのがここまでおいしいものなのか、
それもとんでもなくコストをかけているので味のリアル感や高級感が違います!

はっきり言って、スープは「普通のお店の担々麺」よりも遥かに上にあります!
このクオリティのスープを出せる担々麺のお店なら普通に大繁盛するでしょう!

それぐらいにこの「トマトスープ担々麺」はカップ麺というだけでなく、
一つの料理としての新境地を開くレベルに達していました!

それだけのものを見せつけられたら、それはもう1位に選ぶしかないです!

「ここまでやるか」というか「やりすぎ」というか、そういうレベルでしたね!

こうした商品を見ると、やっぱりプロの料理人ってすごいんだなと思いますね!

プロの料理人が本気で監修するとカップ麺もとんでもない料理になる、
もちろんそこにはコストを度外視した日清の本気度も大きく寄与していて、
その2つが組み合わさることでこのような奇跡的な商品ができたのでしょう!

惜しむらくはこの商品がほんの少数の人の手にしか渡らなかったことです!

あまりにもったいない、カップ麺の歴史にその名を刻むべき商品なのに、
高くてもいいので全国販売でもっと多くの人の手に渡らせてほしかったですね!


ということで、これにて今年の「カップ麺Award」の商品紹介は終了です!

そしてこれによって、日清が3年連続での1位獲得ということになりました!

それ以前は東洋水産が連覇を重ねて日清を圧倒していたのですが、
ここ3年で一気に逆転して日清が王者の風格を見せつけつつありますね!

日清は味のクオリティも高いですが、作ることのできる味が幅広いですね!

以前の日清は冒険的な味をそこまで作ってこない印象がありましたが、
最近は挑戦的な味にも強くなり、全体の水準が非常に上がっています!

一方で「カップ麺Award」で見ると、今年は多少議論がありそうですね!

というのも、2位と1位の商品がどちらも400円を超えているなど、
「コストをかけた商品がそのまま上位を独占した」結果なのですよね!

自分はどうしても「すごいと思ったものを上位にしたい」というタイプなので、
価格が少々高くても価値のあるものは迷わず上位に持っていきますからね!

でも今回の2位と1位はどちらもそれだけの価値があったと思います!
「価格相応」というよりは「価格以上」と言える凄味がありましたからね!

さて、それでは今年の「カップ麺Award」入賞をメーカー別でまとめてみましょう!

日清 5商品(特別賞 3)
東洋水産 4商品
サンヨー食品 1商品
明星 3商品
エースコック 2商品(特別賞 2)
まるか食品 1商品(特別賞 3)
ヤマダイ 2商品
寿がきや 2商品

こうして改めて見ると、今年は各メーカーがバランス良く入賞しましたね!

昨年は日清が10商品入賞ととんでもない独走態勢を築いたのですが、
今年はトータルで見ると特定のメーカーが独走した印象はないですね!

そして今年はヤマダイと寿がきやが頑張ったという印象もありますね!
5大メーカー以外が入賞するとなんだか少しうれしくもなるのですよね!

特別賞でまるか食品(ペヤング)とエースコックが強いのは相変わらずですね!
変わり種の商品を作りたがるのがこの2つのメーカーですからね!

「一平ちゃん」で実験的な商品が多かった頃は明星も強かったのですが、
最近は「一平ちゃん」が大人しくなったので特別賞も減りましたね!

一方で今年は日清が特別賞でも頑張ったという結果になりましたね!
やはり「合体シリーズ」での話題性がすごかったというのもありますしね!

今年のカップ麺全体で特に印象に残ったことをあげるなら、
・とにかくカップヌードルの活躍がすごかった
・コストを度外視した商品がこれまで以上に目立った
という2つになるでしょうね!

コストの度外視傾向に関しては実は数年前から見られてはいたのですよね!
「豚ラ王」などの300円を超えるような商品が徐々に見えていましたからね!

コストも含めて「カップ麺の従来の枠を壊そう」という動きが少しずつあって、
それが非常にわかりやすい形で出たのが今年だったと言えるかもしれません!

そしてカップヌードルの元気さについては今年は特別でしたね!
何と言っても今年はカップヌードルの50周年記念でしたからね!

それによって特別賞でもベスト20でも大活躍と、素晴らしい結果でした!

カップヌードルって決して何かすごい麺を持ってるわけでもないのに、
どんなスープを合わせてもきちんとまとまるのが見事なのですよね!

1位の「トマトスープ担々麺」もだからこそ作れた商品だと言えますしね!


さて、これによって今年の「カップ麺Award」も終わりとなりました!

何とか今年も無事にこの企画を終われてほっとしているところですね!
そしてそれとともに「あぁ、これで今年も終わりだな」としんみりしますね!

でも何だかんだでこうした年の瀬ならではの総まとめお祭りムードっていいですよね!

記事を作る立場としてはそれはなかなか大変でもあるのですが、
記事を作り終わった後の達成感もまた大きいものがありますからね!

それでは、今年の「カップ麺Award」を楽しんでくださりありがとうございました!

そして来年もまたいろんなカップ麺を一緒に楽しんでいきましょう!(゚x/)モキュッ

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カップ麺Award 2021 Part1

さぁ、今年も「カップ麺Award」のメイン記事がやってきました!

今年ブログで紹介した327個のカップ麺(カップご飯含む)の中から、
自分がベスト20にあたると考えた商品を紹介していく記事です!

これによって今年を代表する20個のカップ麺が決まるわけですね!

327個の中のベスト20ですから、ランクインするだけでもすごいことです!(*゚◇゚)

いつもこの時期が近づくと、1年の全記事を軽く見直していって、
その中から「カップ麺Award」に入れる商品の候補をあげていきますが、
「この商品でもベスト20から漏れるのか」というのが出ますからね!

毎年ランキングを作るときは「ベスト20にふさわしい商品は足りるかな」
と思ったりもしますが、チェックするとむしろ20には収まらないことが多く、
「今年もいいカップ麺が多かったんだな」と思わされたりするのですよね!

そうしたこともあって、この記事は作るのも非常に大変なのですが、
間違いなくこのブログを代表する記事シリーズでもありますし、
「カップ麺Award」なしに年は越せないという気持ちになってますね!

またこの「カップ麺Award」の本編は2記事に渡って紹介することになります!
今日のPart1で11位までの商品を紹介し、明日のPart2で1位までを紹介します!

さぁ、それでは今年を彩った素晴らしいカップ麺たちを見ていきましょう!

20位 2/9発売 中華蕎麦うゑず監修 濃厚豚骨魚介中華そば(2021年)(サンヨー食品/ファミマ限定)
2/9発売 中華蕎麦うゑず監修 濃厚豚骨魚介中華そば(2021年)

まず20位に入ったのは、サンヨー食品が本気を出したノンフライ麺商品です!(*゚ー゚)

この「中華蕎麦うゑず」のカップ麺は実は以前にも出てるのですよね!
ですが、そのときは縦型油揚げ麺で、はっきり言って出来が悪かったのです;

2~3年前ぐらいまでのサンヨー食品の縦型油揚げ麺はひどかったですからね;

そんなサンヨー食品と「中華蕎麦うゑず」が本気を出したのがこの商品でした!

醤油がやや強めながらも重心の低い魚介豚骨スープが優秀で、
そこに香る柚子が非常に全体を引き立てていたのですよね!

魚介豚骨スープはそこそこカップ麺で再現しやすいジャンルながら、
「粘度のある魚介豚骨」となると、どうしてもギミック的になりやすく、
そこを上手く克服しながらコクを出して再現するのは難しいのですよね!

この商品はそのあたりの組み立ても良く、麺もなかなか優秀でした!

今年の魚介豚骨系カップ麺を代表する一杯だったと言えるでしょう!

19位 2/15発売 日清×食べログ 百名店 櫻井中華そば店 淡麗醤油中華そば(日清)
2/15発売 日清×食べログ 百名店 櫻井中華そば店 淡麗醤油中華そば

今最もカップ麺で注目されているブランド「日清×食べログ 百名店」の商品です!

ちょっと12月末に縦型バージョンが出たことで先行きがやや不透明ですが、
「カップ麺において最も高級な形で有名店をカップ麺化する」
というコンセプトにおいてこのシリーズは非常に注目されていたのですよね!(●・ω・)

日清としてもかなり本気で取り組んでいることがわかるシリーズで、
それゆえにハズレが全くなく、どれも高水準の内容になっています!

昨年の「カップ麺Award」で1位を獲得したのもこのシリーズでしたからね!

ただこのシリーズはちょっと正統派系のラーメンに偏ることが多く、
ときどきは挑戦的な味わいの商品も取り上げてほしく思いますね!

そういったところで爆発的な味が誕生することもありますからね!

18位 11/29発売 飯田商店 秘密のまぜそば(東洋水産/セブン限定)
11/29発売 飯田商店 秘密のまぜそば

あの超有名店「飯田商店」のまかないを再現した商品が18位に入りました!

まぜそばというのは、簡単そうでなかなか難しいジャンルなのですよね!

とにかく豚脂とガーリックでインパクトをつける、それでも成立しますし、
そうした路線において素晴らしい味を作っている商品も多いのですが、
この商品はそれとは異なるアプローチを見せてきたのが面白かったです!(`・ω・´)

豚鶏白湯ということでまったり感と濃厚さはきちんと感じさせながら、
力でゴリゴリと押す感じはなく、むしろ上品さが宿っていたのですよね!

まぜそばとしての強さを見せつつ、同時に上品さをもってまとめあげる、
このあたりはさすが有名店の監修商品ならではだなと感じましたね!

こうしたアプローチのまぜそばももっと増えていいように思いますね!

17位 2/22発売 蒙古タンメン中本 蒙古トマタン(日清/セブン限定)
2/22発売 蒙古タンメン中本 蒙古トマタン

セブンプレミアムシリーズの看板商品「蒙古タンメン中本」からランクインです!

「蒙古タンメン中本」はもう店カップとしては不動の地位を築いてますよね!
新作が出れば大人気、ときにはあっという間に売り切れることも多いですからね!

レギュラー販売されている店カップとしては最も人気のある商品でしょう!

その限定新作として登場したのがトマトを導入したこの「蒙古トマタン」でした!(*・ω・)

明らかに普段と比べるとさっぱり路線であるがゆえに一定の賛否は出ましたが、
自分としては「蒙古タンメン中本」の新境地を開いた名作だと思いました!

自分は「蒙古タンメン中本」のカップ麺はちょっと重くも感じるのですが、
このヘヴィさとさわやかさの融合はベストバランスのように感じましたし、
何よりあの「蒙古タンメン中本」がトマトに合うという驚きが見事でした!

そうした攻めの姿勢まで含めて、この商品は素晴らしかったと思います!

16位 1/4発売 QTTA みそクリームオニオン味(東洋水産)
1/4発売 QTTA みそクリームオニオン味

この16位の「QTTA みそクリームオニオン味」は意外に感じる人が多いでしょう!
しかしながら、自分としてはこれはエポックメイキングにすら感じたのですね!

「みそラーメンはいかにして洋風になるのか」「洋風スープとは何なのか」、
そのあたりの問いに実に見事に応えてくれたのがこの商品だったのですね!(=゚ω゚)

その答えは「西洋だしの基本でもある玉ねぎの風味」だったのですよね!

玉ねぎを軸にしながらクリームを加えることでまとめて味噌を加えることで、
これまでの「洋風味噌ラーメン」の概念そのものを覆したのですよね!

従来の味噌ラーメンの枠を超えた、紛れもない洋風スープでありながら、
しっかりと味噌が生きている、その組み合わせは実に素晴らしかったです!

こうした新境地を切り開くカップ麺がときどき出るから面白いのですよね!

15位 6/14発売 マルちゃん 正麺 カップ 炎の汁なし担々麺(東洋水産)
6/14発売 マルちゃん 正麺 カップ 炎の汁なし担々麺

この商品は自分はちょっと順位に迷ったところがあるのですよね!

「今出ているカップ汁なし担々麺では1位」とまで断言したのですが、
もともとカップ汁なし担々麺は非常に素晴らしい商品が多いですし、
この商品自体が従来商品の辛口バージョンという位置づけですからね!(*゚◇゚)

カップ汁なし担々麺の歴史を見るとほんとにいい商品がたくさんあるので、
こちらもハードルが高くなって「おいしくて当たり前」的な感覚が生まれて、
素晴らしい商品だけどどの順位にしようという迷いも出てくるんですよね!

ただそれらは決してこの商品の価値を下げてしまうようなものではなく、
一つの汁なし商品として、汁なし担々麺として極めて優秀なのはたしかです!

基本的にノンフライ麺の汁なし担々麺ってどのメーカーもハズレはほぼなく、
安心してクオリティの高いものを食べられる良さがあるのですよね!

それが見事なバランスで結実したのがこの商品だったと言えるでしょう!

14位 6/7発売 マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば(東洋水産)
6/7発売 マルちゃん 冷しぶっかけ鴨だしそば

この商品の14位へのランクインも意外に感じる人が多そうですね!

自分はもともと「カップ麺Award」は高級系商品を選ぶ傾向があり、
全体的にノンフライ麺の商品が上位にくることが多いのですよね!

しかしこの商品は油揚げ麺で、しかも高級系ではないですからね!

でもこの商品は何と言っても、その鴨だしの質が素晴らしかったです!(●・ω・)

カップ麺における鴨だし商品は多めの鴨オイルに頼ることが多いですが、
この商品は冷やしなので、あまり大量の動物系油脂は使うことができない、
なので素直にだし勝負になりますが、その鴨風味が見事だったのですね!

「だし勝負でここまでの鴨の味を出せるのか」という驚きが大きく、
それが一気にこの商品をこの順位にまで押し上げてくれましたね!

東洋水産の鴨だしは思った以上にすごいことを知らしめてくれました!

13位 3/22発売 一度は食べたい名店の味PREMIUM 伊吹監修の一杯 芳醇煮干し中華ソバ(エースコック)
3/22発売 一度は食べたい名店の味PREMIUM 伊吹監修の一杯 芳醇煮干し中華ソバ

今カップ麺における煮干だし系の商品で最も優れているのは何か、
そう問われればこの「伊吹」の監修商品だと断言していいでしょう!

「伊吹」は煮干ラーメンとして日本を代表するお店ですよね!

この「伊吹」とエースコックのコラボは以前から続いていますが、
油揚げ麺商品の段階からそのクオリティは素晴らしかったのですよね!

油揚げ麺商品も「カップ麺Award」上位にランクインさせたことがありますし!

それが満を持してノンフライ麺商品で登場したのがこの商品なのですね!(`・ω・´)

ただでさえ質の高いシリーズがノンフライ麺なのですから間違いあるはずがないです!

ほんと「伊吹」が監修すると、煮干のリアル感が違うのですよね!
「伊吹」としてもかなり力を入れた監修なのがわかりますね!

そして麺も煮干ラーメンらしい歯切れ重視の麺となっていて、
スープもさることながら総合力も非常に高い仕上がりでした!

「煮干ラーメン好きなら伊吹監修商品」、これは押さえておくべきですね!

12位 9/20発売 吉祥寺武蔵家 家系MAX 豚骨醤油ラーメン(寿がきや/ファミマ先行)
9/20発売 吉祥寺武蔵家 家系MAX 豚骨醤油ラーメン

横浜家系をモチーフにしたカップ麺は数多く登場していますが、
その中で「これだ!」と最も思わせてくれたのがこの商品でした!

家系好きが家系ラーメンに求めているものが全て詰まっていましたね!(*・ω・)

どうしても家系のカップ麺って、万人受けしやすさを狙って、
どこかポイントを抑え気味にする傾向があるのですよね!

でもそれゆえに「厚みがもう少し欲しい」「鶏油が足りない」などの
何らかの不満が残ってしまうということがよくあったのですね!

しかしこの商品はパワフルな麺、これでもかと大量な鶏油の投入、
かなりパンチのある醤油ダレ、分厚さをしっかりと持った豚骨と、
カップ麺としてはやりすぎなぐらい本気で家系を再現してくれました!

それはもちろん一定程度の好き嫌いを分ける要素ではありますが、
自分としては「これでこそ家系でしょ」と言わせてくれるものでした!

そしてもちろん欠かすことのできない3枚の海苔も入っています!

「カップ麺の家系なんて食べやすく仕上げただけのものだろ」と
そう思ってしまう人にこそこの商品は食べてほしいものでしたね!

鶏油を中心に、本気でとことん満足いくまで攻めてくれてましたよ!

11位 8/23発売 汁なし豚ラ王(日清)
8/23発売 汁なし豚ラ王

「カップ麺における二郎系の最高峰」である「汁ラ王」の快進撃は今年も続いています!

基本のメニューであるラーメン版についても季節の定番になっていますが、
今回はそれを汁なしに落とし込んだ「汁なし豚ラ王」が登場したのですよね!(*゚ー゚)

基本的にはラーメン版の「豚ラ王」の個性を弱めてしまうことなく、
それをそのまま汁なしとして成立させたといった仕上がりでしたね!

なので、「豚ラ王」好きであれば確実に満足が行く内容ですし、
二郎系汁なしが好きな人なら間違いなくオススメできるものですね!

「汁なし二郎系カップ麺」の完成形と言っていいものですからね!
値段は張りますが、それだけの価値があると言える内容ですからね!

ブリブリの超極太麺、がっつりにんにく、シャープな醤油ダレ、
微乳化豚骨、そして大量の背脂、これらが全てそろっていますしね!

おそらくは来年以降も季節の定番の一つになりそうな気がしますね!


ということで、11位の商品までの紹介がこれで終わりました!(=゚ω゚)

これで残るは今年を代表する10のカップ麺の紹介のみとなります!
いったいどの商品が入るのか、ぜひともいろいろ想像してみてください!

「そういえばまだあの商品が出てないぞ」「あれも入るんじゃないか」、
そんなふうに予想しながら明日の記事を読むとより楽しいかもです!

それでは、明日の「カップ麺Award 2021 Part2」もぜひ期待してください!(゚x/)モキキュギュギュ

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カップ麺Award 2021 特別賞

このブログでの一年のカップ麺の総集編記事にあたる
「カップ麺Award」が今年もスタートいたしました!

今年もその前夜祭的な位置付けの「特別編」から始まります!

この「カップ麺Award 特別編」はその一年のカップにおける
「変わり種」「キワモノ」など話題性重視の商品を選んだものです!(*゚ー゚)

変な商品もあれば、しっかりした商品だけど非常に話題性があった、
そうした商品をいくつかピックアップして紹介していくことになります!

それでは、今年を代表する「変わり種」の商品を見ていきましょう!

特別賞1 9/13発売 カップヌードル スーパー合体シリーズ カップヌードル&しお
9/13発売 カップヌードル スーパー合体シリーズ カレー&シーフード
9/13発売 カップヌードル スーパー合体シリーズ 味噌&旨辛豚骨
9/13発売 カップヌードル スーパー合体シリーズ チリトマト&欧風チーズカレー(全て日清)
9/13発売 カップヌードル スーパー合体シリーズ カップヌードル&しお
9/13発売 カップヌードル スーパー合体シリーズ カレー&シーフード
9/13発売 カップヌードル スーパー合体シリーズ 味噌&旨辛豚骨
9/13発売 カップヌードル スーパー合体シリーズ チリトマト&欧風チーズカレー

「話題性」という項目では、今年これを凌ぐものはなかったでしょう!(`・ω・´)

決して「キワモノ」のような怪しいタイプの商品ではなくて、
味も非常にレベルが高く、味と話題性を両立した商品でしたが、
何よりインパクトという点でこれに勝る存在はなかったですね!

4商品どれも素晴らしかったので、今回は4商品同時選出です!

「キワモノ」っぽさでは「しょうゆ&しお」が最も強かったですね!
それに対して残りの3つはどれも2つの味の相性が見事でしたね!

「予想外のおいしさ」では「チリトマト&欧風チーズカレー」が見事でしたね!

カレーを題材に加えると、どうしてもカレーばかりが目立つものですが、
この商品はむしろ逆にカレーをサブに据えてきれいにまとめましたからね!

逆に「安心できるおいしさ」という点では「味噌&豚骨」が見事でしたね!
これはもうそのままレギュラー化させてもいいような内容でしたからね!

特別賞2 6/7発売 ペヤング 超超超超超超大盛 ペタマックス 醤油ラーメン(まるか食品)
6/7発売 ペヤング 超超超超超超大盛 ペタマックス 醤油ラーメン(箱)

「キワモノ」というか、「ひどさ」ではこれが群を抜いていましたね;

「ペタマックス」に関してはもともと昨年に焼そばが発売されましたが、
それでも焼そばは基本の味そのものはおいしくて量だけが多いだけなので、
「とんでもないけどまだ許せる」と言える範囲に収まっていたのですよね!(*゚◇゚)

それに対してこの「ラーメン版」は本当にトラウマレベルのひどさでした;

とにかくこの商品は「のびきった油揚げ麺のマズさ」に尽きますよね;

やきそばはいくら残ってもレンジでチンすればおいしく食べられますが、
スープに浸かってブヨブヨになって油臭を撒き散らす油揚げ麺は
もはやどうやってもおいしく食べられない化け物になってしまいます;

ペタマックスは本来「量」に焦点を当てた商品だったはずなのですが、
もはや「あえてマズく食べさせる」狙いで作っているのではないか、
そんなことまで思わせてしまうとんでもないシリーズになっています;

ただし大人数でパーティーアイテム的に食べるならオススメはできます!

特別賞3 4/26発売 わかめラー まさかの麺なし みそ味(エースコック)
4/26発売 わかめラー まさかの麺なし みそ味

今年の「特別賞」枠の中で最も「これぞ特別賞!」と言いたくなるのがこれですね!
「おバカ過ぎて笑ってしまう」、これが「特別賞」の醍醐味ですからね!

この「麺なし わかめラー」は昨年の醤油味からスタートしたのですが、
今年はそこに新たに「みそ味」が加わったという形になるのですよね!(●・ω・)

普通だったら「2年連続で同じネタか」と話題性は落ちてしまうのですが、
食べた瞬間に大いにツッコみたくなる内容は素晴らしいものがありました!

この商品を見てまず思うのは「それってもはやただの味噌汁では?」なのですが、
そこで「いやいや、そんなことはなくて味噌ラーメンのスープの麺なしだよ」と
そう返すような商品作りをしてくるのが普通のはずなのですよね!

しかし実際に食べてみたら味噌ラーメンぽさはどこからも感じられず、
本当に「これただの味噌汁じゃねーか!」とツッコませてくるのですよね!笑

「マルコメまで起用して本当にみそ汁を作ってどうするんだ」というネタっぷり、
これは絶対にそういうツッコみを誘いたくてわざとやってきたのでしょうね!

この商品には本当に昨年以上に大笑いさせてもらいましたね!

特別賞4 2/1発売 日清焼そば U.F.O. 白い濃い濃い濃厚ソース(日清)
2/1発売 日清焼そば U.F.O. 白い濃い濃い濃厚ソース

良くも悪くも「特別賞」らしい商品がUFOから登場しました!
こうしたタイプの商品は「特別賞」では定番ではありますよね!

「味は普通なんだけど見た目で驚かせる」、そうした商品でした!(=゚ω゚)

「ソースは真っ白なのに、UFOソースの味がする」というものですね!

ただこうしたタイプの商品ってどうしても大きな弱点があって、
「見た目は面白いけど、味だけ考えればレギュラー商品で良くないか?」
という疑問にどうしてもぶち当たってしまうところなのですよね!

でも自分としてはそういうツッコミを誘ってしまうところも含めて、
こうしたよくわからない商品を作るのも楽しくていいとは思いますね!

特別賞5 4/19発売 ペヤング 超大盛やきそば ハーフ&ハーフ W獄激辛(まるか食品)
4/19発売 ペヤング 超大盛やきそば ハーフ&ハーフ W獄激辛

今年も「ペヤング 獄激辛」シリーズは大いに暴れ回ってくれましたね!(*・ω・)

「ペヤング獄激辛」が最初に出たのは昨年でインパクトは当時が最大でしたが、
今年も新作がたくさん出て、話題性という点では十分ではあったのですよね!

ただ似たり寄ったりの商品もいくつかあったりはしたので、
そのあたりは商品開発の工夫の余地はあったとは思いますが!

というか、どうしても辛さがひたすら前面に出てしまうため、
他の部分で個性が出しにくいというところはありますからね!

そんな今年の「獄激辛」から特別賞に選んだのは「ハーフ&ハーフ」でした!

これは単純に「どの獄激辛が最も苦戦したか」という尺度で選びました!

もう「獄激辛」シリーズは8回ぐらいは食べていることになるので、
大変ではありながらもそれなりの慣れも出てきてはいるのですが、

2倍になると、単純にカプサイシンの量も2倍になってくるため、
完食するのも、完食した後のお腹なども大変ではありましたね!

ここで気になるのは来年以降のペヤングの激辛系の開発なのですよね!

今年は「獄激辛」シリーズのバリエーションを増やすという形でしたが、
そろそろ「獄激辛」の次の段階が登場しても不思議ではないですからね!

「ペヤングの激辛」がどのように進んでいくのかにも注目ですね!

特別賞6 3/8発売 チキンラーメンどんぶり わかめ(日清)
3/8発売 チキンラーメンどんぶり わかめ

この商品は自分としては「アイデア賞」という感じで選びました!

決して「キワモノ」ではないですし、どちらかと言えば「普通」ですが、
「チキンラーメンとわかめ」ってこれまで思い浮かばなかったのですよね!

どちらもラーメンという点から見ればごく普通の組み合わせであるのに、
この2つを合わせるという発想がなぜかこれまで全く見られなかった、
そして実際に合わせてみると意外と相性が良くおいしかったのですよね!(*゚◇゚)

「数十年目の新発見」と言ってもいいような商品だったと思います!
「あ、これってアリなんだ」と、そう思わせてくれたのですよね!

もちろん普段からチキンラーメンにわかめを入れてた人はいるでしょうし、
そうした人からすると「何をいまさら」という感じではあるのでしょうけども!

特別賞7 6/28発売 EDGE 鬼アブラ こってり肉だれ風油そば(エースコック)
6/28発売 EDGE 鬼アブラ こってり肉だれ風油そば

こうした意欲的な商品を取り上げるのも「特別賞」の醍醐味の一つですね!
これは「動物系素材を使わずに動物系油そばを再現した」商品ですね!

もちろん味だけで言えば「普通に動物系を使えばいいのでは」となるのですが、
「動物系レス」の商品へのニーズは今後もだんだん上がってくるでしょうし、
その中で動物系を使わずにいかに質の高い味を作り上げていくかというテーマは
今後も非常に大事なものになっていくことは間違いないところですからね!(*゚ー゚)

動物系の食品を食べない人にとっても価値のある内容なのはさることながら、
「動物系を使わずにどこまでおいしいものを作れるか」を味わうのも、
カップ麺好きとしての一つの楽しみというふうには言えますよね!

そして実際に十分に満足できるだけの味わいがここにはありましたからね!

エースコックは実はこうした商品開発をときどきするのですよね!
以前には「豚を使わない豚骨風味ラーメン」を作っていましたしね!

特別賞8 2/1発売 ペヨちゃんやきそば(まるか食品)
2/1発売 ペヨちゃんやきそば

今年の「よく考えると意味が分からない商品」だったのはこれですね!笑

発売されたときは「ペヨングのさらにミニ版的な位置付けかな」と思わせつつ、
気付いたらあっさりと発売終了していて、結局狙いがわかりませんでした!(*・ω・)

単なる「ちょっとだけミニバージョン」ととらえればいいのかもですが、
「ペヨング」との違いも小さく、あえて発売するだけの意義も見えず、
「結局あれってネタ商品だったの?」という解釈に落ち着きました!

真面目に作ったのかどうなのかよくわからない、ペヤングらしい商品です!

味はペヤングとほぼ同じなので、別にそこは変わり種ではないのですけども!


ということで、「変わり種」系を紹介する「特別編」はこの8商品で終わりです!

こうして見ると8つの商品それぞれに個性があると言えますね!

「話題性」「超大量」「ナンセンス」「見た目」「激辛」
「アイデア」「意欲的」「謎」とそれぞれ個性が違いますしね!

一方で今年残念だったのは、スイーツ系商品がなくなったことですね!

       だって売れ残って投げ売りされるし・・・(・ω・*)
(*・ω・)そういうことやろな

自分はスイーツ系カップ麺が出るたびに楽しんで食べるのですが、
大抵の人は嫌がるだけで、最後はドンキで50円で売られますからね;

さすがのペヤングや「一平ちゃん」も開発をやめるわけですよね;

でも自分としては来年はスイーツ系カップ麺の復活を大いに期待します!

ということで、明日からは「カップ麺Award」の本編が始まります!(゚x/)モキーシュル

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7/26発売 ブタメン まぜそばソース味

7/26発売のおやつカンパニー「ブタメン まぜそばソース味」を食べました!
全国のコンビニ限定で「ブタメン」のまぜそばが登場しました!

7/26発売 ブタメン まぜそばソース味

「これはカップ麺と言っていいのだろうか」と迷うものでしたが、
カップ麺売り場に普通に並んでいたので購入することにしました!

「まぜそば」でソース味というのがちょっと不思議ではありますが!
ソース味の汁なしだと、普通は「焼そば」になりそうですからね!(*゚ー゚)

でもって、カップのサイズはあまり大きいとは言えないですし、
一般的なカップ麺とはかなり違ったものだと言えそうですね!

また「ヘラ」で食べることが前提になっているのも不思議です!
普通はまぜそばをヘラで食べるなんてことはないですからね!

ちなみに実際には小さめのスプーンなどがあればいいですね!

7/26発売 ブタメン まぜそばソース味(内容物)

◎内容物 - 麺の袋も含む3袋構成


内容物は麺、粉末ソース、ふりかけとなっています!

まず麺と粉末ソースをカップに入れてからまぜ合わせて、
そのうえでお湯を入れて15秒以上まぜるという手順です!

ところで麺に「ベビースターラーメン」と書いてあるのですよね;
この時点で「あれ、ブタメンじゃないの?」という感じになります!

またお湯の線がカップの内側になく、外側に書かれているので、
外側の線を確認しながらお湯を注ぐという変な感じになります!

7/26発売 ブタメン まぜそばソース味(できあがり)

まぜそばというには汁気が多いですし、不思議な仕上がりですね!

◎ソース - ソース味のベビースターもんじゃという感じ


まずはその味ですが・・・ベビースター+ソース味になってますね!(●・ω・)

基本的には味付け麺から出る風味と粉末ソースの合わせ技で、
「チキンベースのソース味」といった感じの仕上がりですね!

ただソース味だからといって焼そばかというと違いますね!
焼そばと呼ぶには、あまりにも水分量が多いですからね!

そうした点から見るなら、まぜそばもちょっと違う感じですが!

最も近いのはもんじゃ焼きで、「麺が中心のもんじゃ焼き」ですかね!
また一般的なもんじゃ焼きに比べるとソース味が強めなのも特徴です!

だからヘラで食べることを推奨するようなことが書かれていたのですね!

またソースにとろみが強く、これももんじゃ焼きぽさを出しています!
小さいスプーンやヘラで食べるのにちょうどいい粘度なのですよね!

シンプルなソース味ながらも、味としてはなかなかよくできています!(*゚◇゚)

もちろんそのまま単体で食べてもけっこうおいしいのですが、
えびせんあたりに乗せて食べるというのもアリだと思いますね!

さらにえびせんに目玉焼きと一緒に乗せて食べてもいいでしょう!
そこまでいくと、ちょっと存在感が下がってしまうかもですが!

◎ソースの原材料


ソースの原材料は馬鈴薯でん粉、果糖、コーンスターチ、粉末ソース、
ポークエキスパウダー、砂糖、たんぱく加水分解物、粉末卵黄、
酵母エキスパウダー、粉末しょうゆ、かつお節エキスパウダーです!

こうして見ると、でん粉系がかなり多めなのがわかりますね!
豚系をベースにしたソース味といったところみたいですね!

◎麺 - 細めのチキン味ベビースター


麺は基本のチキン味のベビースターを細くしたものです!

麺は完全にベビースターなので、普通にそのまま食べられます!
味についてもいつものベビースターのチキン味そのものですね!

ここに粉末ソースをかけてお湯を入れて15秒ほどまぜるだけなので、
ある程度はポリポリとした硬めの食感が残る仕上がりになります!

15秒ですぐに食べ始めればより硬い食感ということになりますし、
もう少し時間をかければ仕上がりはもちろんやわらかくなります!

そのあたりは作る際に自分の好みに仕上げればいいでしょう!(=゚ω゚)

◎麺の原材料


麺の原材料は小麦粉(国内製造)、植物油脂、しょうゆ、砂糖、
食塩、チキンエキス、たんぱく加水分解物、ミート調味エキス、
ミート調味パウダー、酵母エキスパウダーとなっています!

ソースに対して、やはりこちらはチキンベースの風味ですね!

◎麺量と栄養成分


麺の量は28gで、カロリーは176kcalとなっています!
脂質は8.6gで、麺量を考えると意外と多いのかもですね!

ただこの麺量なので、一食として成立させるには厳しいです!
なので、おやつとして食べるか、何かと合わせるかでしょうね!

◎具材 - 一応は肉具材も入っている


具材は味付け挽き肉加工品、アオサ、紅生姜チップです!

アオサと紅生姜はいかにもカップ焼そばに入ってる感じのものです!
ただアオサの量がかなり多めになっているというのが特徴ですね!

この商品の粉ものっぽい雰囲気を高めているのはこのふりかけですね!
ソース味にアオサが入ると、一気に粉ものっぽい感じになりますからね!

そう考えると、お好みでマヨネーズあたりを加えても良さそうですね!

挽き肉加工品はサクサクとした食感のダイス状の肉具材です!(`・ω・´)

湯戻し時間が15秒でお湯の量も少ないのでやわらかくはならず、
お菓子のようにある程度はサクサクとした質感が残りますね!

でも肉の風味に関してはけっこうしっかりとしていますね!

◎まとめ - 価格が少しネックだが味はおいしい


コンビニ限定で価格が160円ぐらいなのでカップ麺としては高く、
でもお菓子だと割り切ってしまえばアリとは思えるのですよね!

とはいえ、やはり単独で食べると少し価格が高くは感じるので、
何かと合わせることで豪華さを増すのがいいようには思います!

でも味そのものはよくできていて、自分は面白かったですね!

ただどう考えても「ブタメン」ではなく「ベビースター」でしたが!

ベビースターをメインにしたもんじゃ焼き風のお菓子でした!(゚x/)モキリーヌ

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カップ麺Award 2020 Part2

さぁ、それでは今日でこの「カップ麺Award」も後半となりました!
残る商品は10個、どんなカップ麺が選ばれているかドキドキしますね!

22位から11位までの商品については昨日の「Part1」をご覧ください!

それでは、後半となる今年のベスト10位から1位の商品を紹介していきましょう!

10位 11/9発売 名代富士そば 紅生姜天そば(ヤマダイ)
11/9発売 名代富士そば 紅生姜天そば

10位に入ったのは、ヤマダイが自慢とするノンフライそばの商品です!

この商品は基本的には昨年発売されたものと同じではあるのですが、
自分は今年初めて食べることができたので今回選ぶことになりました!

ヤマダイのノンフライ麺は数年以上前から使われてはいますし、
それを知る人ならこの商品もそこまで目新しいわけではないのですが、
ただそれでもヤマダイのノンフライそばはAwardに選ばれる価値がある、
そうした麺であるということは間違いないと言っていいものなのですよね!

そういった点に着目して、今年はAwardでも高評価することにしました!(`・ω・´)

ヤマダイのノンフライそばは間違いなくカップ麺としては最強のもので、
食べてみると「カップ麺のそばはここまで進化しているのか」と、
そう感じさせてくれるクオリティであることは間違いないのですよね!

そうした面からもヤマダイのノンフライそば商品は一度ぜひ食べてみてほしいです!

9位 1/13発売 マルちゃん 正麺 カップ 汁なし黒マー油担々麺(東洋水産)
1/13発売 マルちゃん 正麺 カップ 汁なし黒マー油担々麺

9位には今年の初め頃に登場した「正麺カップ」の汁なし商品を選びました!

「正麺カップ」のクオリティの高さは以前から知られていますが、
その汁なしバージョンが昨年登場したのは大きなインパクトでした!

ただ昨年の発売当初は麺のほぐれの悪さがどうしても気になってしまい、
昨年のAwardには選出したものの、17位と少し伸び悩んだのですよね!

ただ今年にかけて、麺のほぐれなどが大きく改善されたのですよね!(●・ω・)

それによって堂々たる地位を得るだけのところにまで到達してきました!

今年はそんな「正麺カップ」の汁なし商品がいろいろと登場しましたが、
その中でもとりわけインパクトが残っているのがこの商品だったのですよね!

「汁なし黒マー油担々麺」って、ちょっと意味不明な方向性なのですが、
実際に食べても分類不能といったようなイメージの味わいでしたが、
そうでありながら不思議と独自のおいしさを醸し出してくれていて、
自分としてはそれが今回のこの高評価へとつながったのですよね!

「正麺カップ」には来年以降もいろいろといい商品を出してほしいですね!

8位 11/30発売 博多もつ鍋 蟻月 白のもつ鍋風 〆のラーメン 濃厚ニンニクみそ仕立て(サンヨー食品/セブン&アイ限定)
11/30発売 博多もつ鍋 蟻月 白のもつ鍋風 〆のラーメン 濃厚ニンニクみそ仕立て

8位に入ったのはノンフライ麺に進化した「博多もつ鍋 蟻月」のカップ麺です!

「蟻月」の「カップ麺Award」への入賞はこれで2年連続となりますね!
昨年は縦型カップの油揚げ麺バージョンの商品が20位に入賞しました!

一般的には2年連続で同系統の商品を選出することは少ないのですが、
今回のノンフライバージョンはそれを吹き飛ばすだけの力がありました!

強烈なにんにくと鍋らしい野菜の旨味、そして白味噌の優しさをベースに、
もつ具材を中心とする充実した内容が光り、ほんとにスキがなかったです!(=゚ω゚)

似たような味わいの商品が他に全くないというのも大きな強みですね!

一般的な味噌ラーメンとは完全に一線を画した存在となってますし、
まさに「蟻月」ならではの孤高の旨さを表現した一杯となってます!

この商品はまだセブンイレブンで手に入るのでぜひともオススメですね!

今後ともセブンイレブンにおける冬の定番になってほしいものですね!

7位 5/26発売 中華そば勝本 芳醇煮干ししょうゆ(日清/ローソン限定)
5/26発売 中華そば勝本 芳醇煮干ししょうゆ

7位には煮干とたっぷりの鶏油が競演した「中華そば勝本」を選びました!

今年の上位のカップ麺はほんとものすごい激戦だったのですよね!
この商品も最初に食べたときは「1位もあるかも」と思ったほどです!

今年は8位より上の商品はどれも他の年ならもっと上だったかもしれません!
それぐらいずば抜けていると感じさせてくれる商品が多かったのですよね!

ここ数年はたっぷりの鶏油を使うラーメンが増えてきているのですが、
このラーメンはその中で煮干と鶏油を上手く交わらせた一杯でしたね!(*゚◇゚)

そしてこれが斬新かつおいしく、煮干でしっかり旨味を支えながら、
鶏油が前面に出ることで鶏のコクもガツンとアピールしてくれる、
まさに現代的ラーメンの見本と呼んでいいだけのものがありました!

しかもこの商品は期間限定ではなく、ローソンでレギュラー化しているようで、
今でもお店によっては普通に手に入れることができたりするはずですね!

あるいは今はなくても、またいずれ再発売される可能性が高いです!

今年はローソンの限定カップ麺の成長を感じる1年でもありましたね!

6位 10/12発売 極のチャルメラ 博多バリカタ 明太豚骨まぜそば(明星)
10/12発売 極のチャルメラ 博多バリカタ 明太豚骨まぜそば

6位には「バリカタ」をウリにする「極のチャルメラ」の汁なしの新作が入りました!

ほんとこの「極のチャルメラ」の汁なし商品には全くハズレがないですね!
実は「極のチャルメラ」の汁なしの上位入賞はこれで3年連続となります!

まず明星のノンフライの豚骨向け麺は全くもってスキがありません!

まさに本場のバリカタ系の低加水ストレート麺と言えるクオリティで、
豚骨向けの麺に関しては全くもって右に出る存在がないのですよね!

ただ汁あり商品ではスープがなかなか突き抜けたものにならないですが、
汁なし商品だと、タレも含めて非常に素晴らしいものを作ってきますね!

今回の商品はまさに「明太子系汁なしの完成形」と呼ぶことができるもので、
そこに明太子を再現した具材が入っているなど、完璧と言えるものでした!(*・ω・)

実験的な要素が強くあったわけではないので5位にとどまりはしましたが、
1つのカップ麺としての完成度で言えばもっと上位でもいい内容でしたね!

「極のチャルメラの汁なしにハズレなし」、そう思ってくれていいでしょう!

5位 11/17発売 無鉄砲 汁なし濃厚豚骨馬鹿まぜそば(日清/ローソン限定)
11/17発売 無鉄砲 汁なし濃厚豚骨馬鹿まぜそば

5位には濃厚豚骨で知られる「無鉄砲」の汁なしカップ麺が選ばれました!

いやぁ、これはほんとに「豚骨系汁なし」の完成形とも言える一杯でした!

豚骨系汁なしは明星の「極のチャルメラ」などもいいものを作るのですが、
「強烈な豚骨臭」をアピールしてくるというわけではないのですよね!

一方で「無鉄砲」といえば、強烈な豚骨臭こそがウリのお店なので、
この商品はそのあたりは容赦なく豚骨を打ち出してきてくれました!(*゚ー゚)

まさに「本気の豚骨」で、しかもクオリティの高いノンフライ麺、
これはもう豚骨好きだったら外してはいけない一杯だと思いますね!

自分はどうしても汁なし商品を高く評価する傾向があるのですが、
これは汁なしのほうがタレが希釈されず凝縮されることから、
突き抜けた味わいを再現する力に優れているというのもありますね!

この商品はそうした汁なし商品ならではの強みがよく出ていました!

4位 4/13発売 みかさ監修 塩焼そば(明星)
4/13発売 みかさ監修 塩焼そば

4位には焼そば専門店の「みかさ」が監修した塩焼そばがランクインしました!

12位から5位まではずっとノンフライ麺の商品が続いていたのですが、
この4位にきてひさしぶりに油揚げ麺の商品が入ってきました!

当然ながら麺のクオリティで言えばノンフライ麺のほうが上なのですが、
油揚げ麺で4位に入るということは、それだけ他がすごいということです!

この商品は自分にとって「塩焼そばの概念を変えてくれた」ものでしたね!

「みかさ」監修商品は2017年にソース焼そばをAwardで選出していて、
それ以降は安定した人気を誇ったことで毎年発売されているのですが、
そこから新たに「塩焼そば」が登場したのが今年の大きなニュースでした!

「みかさ」はソース焼そばでもそうでしたが、一般の人が持っている
「焼そば」というものに対する味のイメージを超えてくるのですよね!(`・ω・´)

「えっ、焼そばってここまで可能性があるの?」と思わせてくれる、
これこそが焼そば専門店が見せてくれる力だと言っていいでしょう!

そしてまさにそうしたものを今回の「塩焼そば」でも見せてくれました!

「こんな味を表現できるなんてすごい」、もうその一言に尽きますね!

「みかさ」監修の焼そばはどんな味でも絶対に買うだけの価値がありますね!


さぁ、ということで残るはベスト3の商品だけということになりました!

今年の大激戦の中でベスト3にまで残ったのはいったいどの商品だったのか、
そして今年はどのメーカーが1位の栄冠を勝ち取ることができるのか、
実は今年はいろんな面でけっこう驚くような結果になってるのですよね!(*・ω・)

それでは、この2020年を彩ったカップ麺のベスト3の紹介にまいります!

3位 11/16発売 どん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺(日清)
11/16発売 どん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺

3位に選ばれたのは、限定で登場した8分湯戻しの「どん兵衛」です!

自分はこうした試みに取り組んだ商品はものすごく高く評価するのですよね!

「カップ麺は長くても5分」、こうした常識を一気に叩き壊した、
まずこれだけでカップ麺における1つの革命と言えるですよね!

「カップ麺の歴史を変える商品」、それを評価しないわけにはいきません!(*゚◇゚)

「よくぞそれだけの勇気のある決断をした」と大いに賞賛したいですね!

でも8分湯戻しでも、それに伴うクオリティがなければダメですが、
この商品の麺はまさに「8分だからこそ出せた」素晴らしいものでした!

カップ麺でこの太さ、カップ麺でこのもちもち感、どれも見事でしたね!

「カップ麺は果たして5分より長くすれば進化するのか」というテーマに、
「長くすればこれだけの麺が作れます」ということを提示してくれた、
歴史的評価という点では今年のカップ麺の中で最も高いと思います!

味の総合力だけで見るなら、この商品よりも上のものはありました!
でもそうした歴史的意義に関しては匹敵するものはなかったですね!

2位 7/21発売 えびそば一幻 汁なし 濃厚えびみそまぜそば(日清/ローソン限定)
7/21発売 えびそば一幻 汁なし 濃厚えびみそまぜそば

2位には「えびそば一幻」のカップ麺から登場した汁なし商品を選びました!
さすがに「また汁なしか!」と突っ込まれてしまいそうな気もしますが!

でもやっぱり、汁ありで素晴らしかった商品がノンフライの汁なしになると、
本当にびっくりするぐらいのとんでもないクオリティに仕上がるのですよね!(=゚ω゚)

海老の旨さと海老油をこれでもかと凝縮して詰め込んだタレも見事でしたし、
さらに海老粉が重なり、ここに「一幻」の看板である海老揚げ玉もたっぷり、
この三段重ねの海老の攻め立てる姿にはもはやひれ伏すしかありませんでした!

海老系汁なしとしても最強ですし、過去の海老系カップ麺の中でも最強、
今年はこういう「汁なしで凝縮したことでブレイクした」商品が多いですね!

そしてこれはノンフライ汁なし商品の広がりもまた大きく影響しています!

数年前からいろんなメーカーからノンフライ汁なし商品が登場して、
さらにヤマダイや東洋水産がレギュラー商品にもそれらを投入したことで、
一気にノンフライ汁なし商品の定着が広がったという経緯があるのですよね!

これによってさらに爆発力のあるノンフライ汁なし商品が増えましたね!


さぁ、これで残るはもう今年の1位の商品だけになりました!

今年はいいブランドがいくつも新たに登場したこともあって、
カップ麺に詳しい人でも「いったいどれだ」と思うほどですよね!

でも勘の鋭い人は「どのブランドの商品か」は読めそうな気もします!

それでは、「カップ麺Award 2020」の1位を飾る商品を紹介します!

1位 6/15発売 日清×食べログ 百名店 MENSHO 和牛担々麺(日清)
6/15発売 日清×食べログ 百名店 MENSHO 和牛担々麺

1位に選ばれたのは、今年日清が新たに始めた「日清×食べログ 百名店」の一杯です!

今年のカップ麺の最注目ブランドはいったい何であったかと問うなら、
カップ麺好きの人の多くはこの「日清×食べログ 百名店」を挙げるでしょう!

なんで「食べログ」で「百名店」に選ばれたお店だけの商品化ですし、
それを高価格帯のノンフライどんぶり型商品で再現するわけですから、
日清にとっても最も技術力を注ぐブランドになるのは間違いないですからね!

そんなこのブランドからは今年3つの商品が発売されたわけですが、
食べる前に一番期待“してなかった”のが実は今回の商品なのです!(●・ω・)

「和牛と担々麺・・・なんだか中途半端になりそう」と思っていたのですが、
食べてみたら「こんなラーメンがあるの? こんなカップ麺が作れるの?」と、
カップ麺で表現できる味の限界をスッと超えてきたような凄味を感じました!

ラーメンとしても斬新、カップ麺としての新たな可能性も感じさせる、
これだけのカップ麺に出会える機会はそうそうないように思いましたね!

担々麺では一般的に動物系よりごまが目立つのに牛の風味が濃厚で、
そこにきちんとごまと花椒が重なって担々麺であることを思い出させる、
「あぁ、担々麺は牛と出会うとこんなにおいしくなるのか」と思わせてくれます!

いやほんとに、素晴らしいカップ麺に出会わせてくれたことに感謝したいです!


さぁ、今年のベスト3の紹介ですが、すごいことが起きたのですよね!
なんと日清が1位・2位・3位の全ての独占を達成したのです!

これは間違いなく「カップ麺Award史上」初の快挙と言っていいでしょう!(`・ω・´)

このブログの「カップ麺Award」を昔から詳しく見ている人なら、
これがいかに大激震であるかわかる人もいるかもしれません!

というのも、「カップ麺Award」はずっと東洋水産が非常に強くて、
2014年に優勝、2015年に2位の後は2016年から2018年まで3連覇と、
日清を含むライバルを寄せ付けない活躍を見せていたのですよね!

それが昨年に日清が1位を奪還したことで途切れはしたのですが、
それゆえ今年は両社がデッドヒートになるかと思っていたのです!

しかし実際に起きた結果は日清が東洋水産を突き放す躍進でした!(●・ω・)

実はこの結果は各メーカーの入賞数をまとめてみるともっとわかります!

日清 10商品
東洋水産 3商品
サンヨー食品 1商品(特別賞 1)
明星 4商品
エースコック 該当なし(特別賞 3)
まるか食品 1商品(特別賞 3)
ヤマダイ 2商品
徳島製粉 1商品

なんと、日清1社だけでベスト22のうちの10を占めてしまったのです!

ライバルの東洋水産だって、そこまで不作だったわけではないのですよね!
明星も頑張ってますし、決して他社が落ちたのが原因だったのではないです!

とにかく今年は日清の商品のレベルアップが凄まじかったのですよね!

これはもう年の途中ぐらいからかなり強く感じていましたね!

「なんか今年すごいと思わせる商品って日清ばかりでは」となっていて、
Awardがこういう結果になるのは予想通りですらあったのですよね!

この背景は東洋水産が2年ほど前にすでにピークに達してしまって、
そこからは新しい驚きを提供しにくくなった点も挙げられますね!

クオリティは高いのですが、すでに完成された領域に入っていて、
それ以上のインパクトを残すことが難しくなってきたのですよね!

それに対して日清は麺のほぐれなどに弱点を持っていましたが、
今年スープの完成度がさらに高まり、麺の弱点も克服したうえで、
以前よりも幅広いタイプの味の表現に強みを見せるようになった、
それによって今年一気にブレイクスルーを果たしてきたのですよね!(*・ω・)

この日清の独擅場状態、もしかすると数年は続くかもしれませんね!

いち早く技術革新を成功させた東洋水産が数年リードしましたが、
追いついてきた日清は総合力でどんどんすごい商品を作りそうです!

あとはサンヨー食品に頑張ってほしいという思いがありますね!

Awardに入るには、やはりとにかく本気のノンフライ麺商品ですよ!

サンヨー食品の縦型はどうしても麺のこだわりが弱くなるので、
その時点でランク入りする可能性は低くなってしまいますからね;

ぜひとも本気の商品を作って、上位をおびやかしてほしいですね!

自分としてはやっぱり今年は、日清が大きく躍進したことで、
爆発力のある商品が増えて大激戦になったというイメージですね!

一方の東洋水産は「正麺カップ」でアドバンテージを築いたものの、
ここ最近はやや新作が弱く、「正麺カップ」の麺も少しマンネリとなり、
なかなかピークからさらに一段上を目指すのに苦労している印象です!

ただ間違いなく日清のライバルになれるのは東洋水産ですからね!


ということで、これにて今年の「カップ麺Award」の紹介が終わりました!

この長々とした「カップ麺Award」もこうして終わりを迎えると、
「なんだか今年も終わりだなぁ」と少ししんみりしてきますね!

でもほんと今年もいいカップ麺に出会えたなぁと感謝しています!(*゚◇゚)

今年は本当にいい商品がたくさん出たなぁという印象があるので、
来年以降さらにこの勢いが伸びていくことに期待したいですね!

「8分どん兵衛」から切り拓かれる新たな歴史にも期待ですね!

それでは、今年の「カップ麺Award」を最後まで楽しんでいただき、ありがとうございました!(゚x/)モキューヌッ

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カップ麺Award 2020 Part1

さぁ、ついに今年の「カップ麺Award」のメインイベントがやってきました!

今年紹介した320個のカップ麺の中から、いろいろな視点から
「最も素晴らしい」と評価したベスト20の商品を紹介していきます!

今年カップ麺業界でどのような進化があったのか、
どのメーカーが優れた商品を多く開発してきたのか、
そうしたことを俯瞰的に眺めることができる企画でもあります!

自分としてはこの「カップ麺Award」なしに年は越せないですね!(=゚ω゚)

カップ麺の新作はどうしても期間限定商品が大半になるので、
紹介される全商品を知っている人はあまりいないとは思いますが、
それでも「こういうものがあったのか」と眺めてみるような感じで、
この「カップ麺Award」のベスト20を楽しんでもらえればと思います!

それでは、このPart1では20位から11位までの商品を紹介いたします!

22位 6/22発売 ペヤング 塩ねぎ豚やきそば(まるか食品)
6/22発売 ペヤング 塩ねぎ豚やきそば

         22位って書いとるやないか(・ω・*)
(*・ω・)どうしても紹介したくて・・・

今年も例によって20位をちょっと超えたところからの紹介となりました!笑

それでも例年はまだ21位までの紹介にとどめていたのですが、
今年はついに22位の商品まで登場してしまうことになりました!

この商品は典型的な「自分がどうして好きだったから選んだ」ものですね!

この「カップ麺Award」は自分が気に入ったかも大きな尺度なのですが、
「新しい試みがあったか」「技術的な先進性があったか」、
「カップ麺の歴史を動かす力があったか」「味が良かったか」、
このあたりの評価軸を総合的に見てランキングを決めるのですよね!

なので、「自分はすごく好きだったけど、先進性とか斬新さはない」商品は
主にこのように20位周辺で紹介するという形を取ることになるのですよね!

でも20位ながら今年最もリピートしたのは実はこの商品だったりします!

自分はペヤングの「肉系塩焼そば」に対してはほんとに目がないのですよ!(`・ω・´)

油脂はほどほどに抑えて、肉の旨味はありながらアクセントもしっかり、
このあたりのペヤングのバランスの取り方がピタッとハマるのですよね!

もうドンキで見かけるたびに1個か2個はいつも購入していましたね!

21位 2/10発売 金ちゃんいか焼そば(徳島製粉)
2/10発売 金ちゃんいか焼そば

21位はなんと「カップ麺Award」として初の徳島製粉の商品の入賞です!
徳島製粉としては、間違いなくこれは快挙と言っていいと思いますね!

この商品は味だけで言えば、決して奇抜というわけではありません!
実験的でもないし、先進的でもない、でも揺るがない価値があるのです!(=゚ω゚)

エースコックが「いか焼そば」を終売してしまったことで、
カップ焼そばからはいかを主体にした焼そばが消えました!

でも実は徳島製粉もソースいか焼そばには強みを持ってるのですね!

麺はノーマルながらも悪くなく、ソースはいかとよく合う少し濃口、
価格帯はリーズナブルで、具材のイカはこれでもかと入っている、
「いか焼そば」の終売に泣いた人の救いの手になる力を秘めています!

そのためか、今年に入ってうちの近くでは取扱店が増えてるのですよね!

「いかの入ったソース焼そばが食べたい」というニーズは確実にあって、
そうした期待にこの商品が真正面から応えていることの証左だと思います!

こうした消費者の心に空いた穴をきちんと埋めてくれる商品展開、
これもまたカップ麺業界全体を眺めてみるとすごく大事だと思います!

そうした意義を評価して、この「カップ麺Award」に選出いたしました!

20位 4/13発売 謹製 山椒香る中華そば(東洋水産)
4/13発売 謹製 山椒香る中華そば

この商品は優秀ではありながらも、選出に少し悩んだのですよね!

というのも、昨年の10位に「謹製 山椒香る塩そば」を選出してるのです!

これは新たな「謹製」シリーズの第1弾とも言える商品で、
これがベースのスープも山椒も極めて優秀だったのですよね!

そして今回の商品はその醤油バージョンにあたるわけですが、
やはり昨年とおおむね同系統なので選ぶか迷うわけですね!

しかしながら、それでも選びたくなるぐらいおいしかったのです!(*゚◇゚)

他の「謹製」シリーズをランク入りさせる案もあったのですが、
「でもやっぱり一番おいしかったこれにすべきだろう」となって、
昨年は「塩」、今年は「醤油」での選出ということになりました!

今回の「醤油」もまた、「塩」にない魅力を見せていましたからね!

19位 6/16発売 中華蕎麦とみ田監修 豚まぜそば(明星/セブン&アイ限定)
6/16発売 中華蕎麦とみ田監修 豚まぜそば

今年のカップ麺を語るうえで外せないのは「本格派二郎系の隆盛」ですね!

これまでにも二郎系を意識したようなカップ麺は少し出てましたが、
「二郎系そのもの」とまで形容できるものは少なかったのですよね!

ただ今年はカップ麺の業界でも「ガチな二郎系」が少なからず登場しました!

そのうち、汁なしジャンルにおいて二郎系を打ち出したのがこの商品です!(●・ω・)

「とみ田」ということで「豚骨魚介」かと思わせるものの全く違い、
二郎系の豚骨醤油に大量のおろしにんにくを加えて超攻撃路線です!

ここまでおろしにんにくをガンガンに効かせた汁なしはなかったですし、
ベースの豚骨醤油も完璧、変化をつけるチーズもなかなか効果的と、
「カップ麺における汁なし二郎系」の一つの完成形を見せましたね!

これだけワイルドに楽しませてくれる汁なしはなかなかないものでした!

18位 9/21発売 カップヌードル 魚介仕立てのペペロンチーノ(日清)
9/21発売 カップヌードル 魚介仕立てのペペロンチーノ

この商品はほんといい意味で「カップヌードル」らしい一杯でしたね!

ペペロンチーノと魚介、一見するとそこまで交わりそうにないのですが、
ガーリックとオリーブオイルを中心にしたペペロンチーノの要素に
海鮮の旨味が想像以上にがっちりと上手く組み合わさっていたのですよね!

一応は海鮮を使うペペロンチーノのレシピもありますがややマイナーですし、
「こうしたイタリア料理のスタイルもいけるよ」と教えてくれた点でも、
この商品はいろいろな発見を与えてくれる一杯になっていたと思いました!(*゚ー゚)

新しさ、個性、カップヌードルらしさ、おいしさ、それらが全て噛み合ってましたね!

17位 3/24発売 麺屋NOROMA 濃厚鶏そば(日清/ファミマ限定)
3/24発売 麺屋NOROMA 濃厚鶏そば

これはほんとに「王道の鶏白湯カップラーメンが出たな」という印象でしたね!

数年前からカップ麺における鶏白湯はかなりポピュラーになりましたが、
一方で本格的な鶏白湯を打ち出すのはなかなか難しくもあるのですよね!

鶏の風味、まろやかさ、そういったものを引き出しきるのは大変で、
鶏油頼りになりすぎたり、どうしてもコクや線が細いものになったりと、
いい線までは行くんだけど本格派としてもう一本欲しかったのですよね!

そんな中、この商品は非常に上手く鶏白湯としてまとめあげられていました!(*・ω・)

そして自分はこの「NOROMA」の実店舗にも訪問したことがあるのですが、
スープの再現度が非常に高かったというのも大きなポイントでしたね!

「飲み口やわらかながらも鶏のコクがたっぷり」、まさにそういう味で、
カップ麺でここまで再現できるようになったのかと感激させられましたね!

16位 6/29発売 東京NOODLES AFURI 覚醒 激辛柚子塩らーめん(日清)
6/29発売 東京NOODLES AFURI 覚醒 激辛柚子塩らーめん

「AFURI」のカップ麺はすでに定番と言えるところまで定着していて、
その味の基本形も鶏+かつおということでかっちりと固まっているので、
良くも悪くもどの商品もおおむね想像の範囲内のものではあるのですよね!

「AFURI」に関してはこれまでにも何度も「カップ麺Award」に選んでいますし!

そうしたこともあって、今年は選ぶべきかどうか少し迷ったのですが、
「辛口ラーメンの新しい形を提示した」という点が今年は見事でしたね!(*゚ー゚)

この「辛紅」は「AFURI」の激辛系ブランドとして発足したものなのですが、
一般的に激辛系ラーメンというと、どうしても全体的に野性味を強調しがちで、
とにかくどこを取っても攻撃的な味わいになっていることが多いのですよね!

しかしながら、このラーメンは辛さに関してはかなり本格派のものでありつつ、
一方でトータルの味わいは繊細で上品、こうした組み立ては辛口系として斬新で、
激辛系ラーメンの新しいスタイルを提示してくれたと言っても過言ではなかったです!

このラーメンは自分としては大いに評価したいと思わせてくれましたね!

15位 6/29発売 マタドール×闘牛脂W監修 富山ブラック風牛まぜそば(明星)
6/29発売 マタドール×闘牛脂W監修 富山ブラック風牛まぜそば

この商品もまた発想の新しさによって魅せてくれた一杯になりましたね!

「マタドール」や「闘牛脂」による監修カップ麺は過去にも出ていて、
これまでに「牛脂系汁なし」もいろいろと発売されてきたのですが、
今回はなぜかそれを「富山ブラック」の要素と合わせたのですよね!

「富山ブラック」と言えば黒くて濃いめの醤油と黒胡椒が特徴ですが、
一見するとこれと「牛系のタレ」と合うかどうか未知数に見えますが、
「牛系のどっしり感」と「富山ブラックの攻撃性とタレの旨味」が合わさり、
これがちょっと想像していないレベルでの相性を見せてくれたのですよね!(*゚◇゚)

どうしても牛系の汁なしって、ドスンと重たくなってしまいがちですが、
胡椒をバチッと効かせることで実にバランスが良くなっていたのですよね!

2つのパンチを組み合わせることで、見事な調和を見せた汁なしでしたね!

14位 1/13発売 豚ラ王 ヤサイ、アブラ、ニンニク(日清)
1/13発売 豚ラ王 ヤサイ、アブラ、ニンニク

今年発売された商品の中で、とりわけ先進的だったカップ麺の1つですね!
一言で言うなら、「カップ麺における二郎系の究極を追求した」商品です!

これまでにも二郎系を意識したカップ麺はいろいろ発売されてきましたが、
二郎系って大量の野菜・にんにく・背脂・極太麺と様々な要素があるので、
カップ麺の枠組みの中で再現しきるのには限界があったのですよね!(●・ω・)

そこで日清は「もうコスト度外視で二郎系を追求してやる」という思いで、
価格帯はかなり上がりながらも、この商品のための超極太麺を開発しつつ、
さらに大量の野菜・にんにく・背脂もきちんと再現してきたのですよね!

「ここまで本気で二郎系をやり切った」カップ麺は間違いなく初めてで、
そこに挑戦したということだけでも十分すぎるほどに評価ができますし、
そしてそれを高いレベルで実現してきたことも自分は大いに賞賛したいです!

間違いなく、今年を語るうえで欠かせないカップ麺と言えるでしょう!

13位 3/30発売 鶏喰 ~TRICK~ 鶏の醤油らーめん(2020年)(東洋水産/イオン系列限定)
3/30発売 鶏喰 ~TRICK~ 鶏の醤油らーめん(2020年)

これだけの順位で選ぶにはちょっと地味かなとも思う商品でしたが、
総合力の高さという点で極めて優れていたので13位に選出しました!

「TRICK」のラーメンは実は過去にも発売はされているのですよね!
ただ当時と比べても、麺を含めて大幅にパワーアップしてると感じました!

最近のラーメンのブームの1つが「鶏と水だけ系」にあたるのですが、
こうした「ほぼ鶏だけを強烈に打ち出すシンプル系のラーメン」は、
カップ麺の業界においてもちょくちょく登場するようになっています!

このラーメンも一応はその流れに位置付けられるかなと思います!

ただ一般的に「鶏と水だけ系」は鶏のスープを打ち出しながらも、
それ以上に大量の鶏油で味を決めてくるところがあるのですよね!

それに対してこの商品はむしろ鶏油はそれほど強くはなくて、
そのかわりベースの鶏スープが非常に素晴らしかったのですよね!(*・ω・)

ベースの鶏スープでここまで攻められるカップ麺はなかなかなく、
その点において極めて抜きん出た仕上がりを見せていましたね!

こうした鶏油よりも鶏スープで攻める鶏ラーメンももっと期待したいですね!

12位 11/2発売 凄麺 冬の塩らーめん(ヤマダイ)
11/2発売 凄麺 冬の塩らーめん

この商品はほんとに総合力というか完成度の高さで選んだ商品ですね!

この「凄麺 冬の塩らーめん」はヤマダイの冬の定番となっていて、
決して今年だけ発売された新作商品というわけではないのですよね!

ただ自分としてはこのシリーズは今年初めて食べたのですよね!
食わず嫌いだったわけではなく、例年は見かけなかったためですが!

それが今年食べてみると、このクオリティが実に見事でしたね!(`・ω・´)

白湯ベースながらも分厚すぎず、塩ダレで塩ラーメンらしさを立て、
そこに今年の特徴であるスパイスによってきっちりと個性を打ち出し、
さらに野菜の旨味とたっぷりの白菜で冬らしさを演出している、
この総合力の高さは見事というほかないと思わされましたね!

さすがは冬と定番にまで成長している商品だなと実感しましたね!

11位 10/6発売 本場の名店 沖縄 しむじょう 肉そば(日清/ファミマ限定)
10/6発売 本場の名店 沖縄 しむじょう 肉そば

そして今年の「カップ麺Award」の前半を締めるのはこちらの商品です!
一言で言うと、「縦型カップのノンフライ麺沖縄そば」の商品ですね!

沖縄そばというと、豚とかつおをミックスしたスープが特徴ですが、
その優しさゆえに油揚げ麺を使うとどうしてもスープとバッティングして、
その良さが引き出しきれないという問題が生じてしまうのですよね!

それゆえカップ沖縄そばはどんぶり型ノンフライが一番なのですが、
こうして縦型カップ+ノンフライの沖縄そばはおそらく今回が初で、
これが想像以上にまとまったクオリティで感激させられたのですよね!(=゚ω゚)

沖縄そばらしいパツパツした食感というよりはもちもち系でしたが、
それを考慮しても縦型ノンフライとしての麺のクオリティは高く、
さらにスープも具材もほぼ申し分のない仕上がりであったことなどから、
「あ、縦型の沖縄そばでもここまでできるのか」と発見させられましたね!

なので、味だけで言うなら決してそこまで驚きはなかったのですが、
「カップ沖縄そばの可能性」を大きく広げた商品だったのはたしかですね!


ということで、これにて今年の「カップ麺Award」の前半は終了です!(●・ω・)

好みで選んだ商品、カップ麺業界に対して与えたインパクトが強かった商品、
そして総合力の高さが光った商品、それぞれの商品にカラーがありましたね!

そして残る「カップ麺Award Part2」ではついに残る10商品が紹介されます!
ここではさらにこの前半を凌駕するようなカップ麺がどんどん登場します!

それでは、明日更新する「カップ麺Award」の後半もぜひお楽しみくださいませ!(゚x/)モキュールッ

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カップ麺Award 2020 特別賞

今年もこのブログのカップ麺記事の締めを飾る
「カップ麺Award」の季節がやってまいりました!

「カップ麺Award」がやってくると1年も終わりだなと感じますね!(*゚ー゚)

この「カップ麺Award」は今年ブログで紹介したカップ麺の中から
最も優秀だと感じたベスト20の商品をランキング形式で紹介します!

このブログの記事の中で最も執筆に時間がかかるものでもあり、
なおかつ自分としても書くのを楽しみにしているものでもあります!

書くのは大変ではありますが、1年の終わりに欠かせないのですよね!

自分で読み返して「あぁ、この年はこんなカップ麺があった」と
振り返るという楽しさを与えてくれる記事でもありますからね!

さて、2018年まではPart1とPart2の2記事構成のみとなっていて、
その中に「特別賞」として変わり種商品をいくつか紹介してましたが、
2019年からはこの「特別賞」が単独記事として独立させています!

これは「特別賞」をメインの記事に盛り込むと文章が長くなりすぎて、
なおかつどこがメインで、どこが「特別賞」かわかりにくくなるので、
それなら特別賞は単独の記事としようというふうに方針を改めました!

それによって「特別賞」はメインの前の前夜祭的な位置付けになりました!

さて、この「特別賞」ではこの1年に発売された全カップ麺の中から、
変わり種やインパクトが強かった商品をまとめて紹介していきます!

ものすごく簡単に言ってしまえば「キワモノ」を紹介する記事ですね!(`・ω・´)

さぁ、今年はいったいどんな怪しげなカップ麺が登場したのでしょうか!

特別賞1 2/17発売 ペヤング 獄激辛やきそば(まるか食品)
2/17発売 ペヤング 獄激辛やきそば

今年のインパクト系カップ麺を語るうえでこの商品は外せないでしょう!
今年前半のカップ麺の話題を一気にかっさらった「ペヤング 獄激辛」です!

この前作にあたる「ペヤング 激辛MAX END」も大きな話題になりましたが、
この商品となんとその「激辛END」のさらに3倍の辛さできたのですよね!(=゚ω゚)

情報を見ただけで「え、それってさすがにヤバくないか」と思うもので、
食べると激辛好きの自分でもかなり悶絶させられる内容でしたからね!

この商品に挑戦して大いに撃沈させられた人も多かったでしょうね!
間違いなくカップ麺における激辛系に強烈なインパクトを残しました!

数年前から話題になっている韓国の「ブルダック炒め麺」と比べても、
それを遥かに凌駕するレベルでの辛さを誇っていましたからね!

しかしそこはペヤング、まだこれで終わりそうな雰囲気がないのですよね!

来年ではないかもですが、2年後か3年後にはまたこの上が登場しそうです!
自分も果たしてどのあたりまで耐えられるか怖くなってくるほどですね!

特別賞2 4/20発売 わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ(エースコック)
4/20発売 わかめラー まさかの麺なし ごま・しょうゆ

「変なカップ麺」という点ではエースコックもペヤングに負けていません!
今年の「ナンセンス脱力系カップ麺」としてはこれがNo.1でしょうね!

というか、そもそもこれ「カップ麺」と呼んでいいのかどうかすら謎ですが(;゚◇゚)

「なぜカップ麺というジャンルで麺のない商品が登場するのか」という、
「カップ麺とは何なのか」という根源的なところにまで攻めてきましたからね!

「これはもはやただのスープ商品ではないのか」とも思えるものの、
スープというには具が多く、カップ麺コーナーに陳列されていましたし、
「麺の無いカップ麺」という意味不明な立ち位置を確保していましたね!

というか、「わかめラーメン」ってエースコックの真面目な看板のはずが、
ここ数年はすっかりエースコックのネタ商品枠になってしまっていますね!

まぁそれはそれで面白いので、食べる側としては良かったりはしますが!

ただこの商品に関してはどう楽しむべきかほんとに迷いはしましたね!

特別賞3 9/21発売 ペヤング アップルパイテイストやきそば(まるか食品)
9/21発売 ペヤング アップルパイテイストやきそば

そして「キワモノ系カップ麺」としては「スイーツ系カップ麺」は外せません!(●・ω・)

ただここ2年ほどはスイーツ系カップ麺は下火になってるのですよね;

「一平ちゃん 夜店の焼そば」が「チョコソース」を出したのを皮切りに、
一時期はスイーツ系カップ麺が隆盛を極める勢いを見せていましたが、
今ではペヤングぐらいしかスイーツ系は出さなくなったのですよね;

まぁ実際にスイーツ系カップ麺の売れ残りっぷりはひどいですからね;

数ヶ月残ってドンキに流れてきて50円で売られるのが定番でしたし;

おかげで今回の「アップルパイ」も入手にはずいぶん苦労しましたね;
もう小売店もあまりスイーツ系は入荷したくないのかもしれません;

この「アップルパイ」も味だけで言えばけっこう無難ではありましたし!

でも自分としてはまだまだスイーツ系カップ麺の火は消えてほしくないですね!

特別賞4 6/29発売 岩下の新生姜味 塩焼そば(サンヨー食品)
6/29発売 岩下の新生姜味 塩焼そば

この商品は「変わり種」ではありながらも、普通に楽しめた一杯でしたね!

サンヨー食品って、こういうシーズニング系の焼そばを得意としていて、
ちょっと変わった味を上手く焼そばで再現してくれるのですよね!(*゚ー゚)

「岩下の新生姜味の焼そばなんてどうするの?」と思わせながらも、
食べてみると実際にそれらしい甘くさわやかな生姜の味わいが再現され、
なおかつ1つのカップ焼そばとしてもよくできている優秀な商品でした!

こうした変わり種のサンヨー食品のカップ焼そばは人気が高いのか、
このところメーカーとしてもけっこう積極的に開発してるのですよね!

実際に当たりが多いですし、この系統の焼そばには今後も期待ですね!

サンヨー食品の変わり種系焼そばがあればぜひ手に取ってみてください!

特別賞5 5/4発売 スーパーカップ1.5倍 ポークゼロ こってり濃厚とんこつ味ラーメン(エースコック)
5/4発売 スーパーカップ1.5倍 ポークゼロ こってり濃厚とんこつ味ラーメン

エースコックがときどき作ってくる「違う素材で味を再現する」系カップ麺です!
昨年は「透明なカレーラーメン」なんていうコンセプトの商品も出ましたね!

「豚骨風味を豚以外を使って再現する意味はあるのだろうか」とも思いますが、
何らかの事情で豚を食べられない人からすると助かるものではあるのでしょうね!

あとは一つの試みとして面白いということはできるかとは思いますね!(*゚◇゚)

この商品は鶏と牛を使うことによって豚骨風味を再現しているのですが、
これがまた単なる「変わり種」なだけでなく、味もよくできていましたね!

こうした「変わり種であることと味の両立」を実現した商品はいいですね!

この商品の元ネタはおそらくは「一蘭」が出している同系統のラーメンでしょうね!
それをカップラーメンとして再現してみようという狙いがあったと思われます!

このアイデアを応用すればムスリムの方向けの豚骨風味ラーメンも作れますし、
そうするとムスリムの人が多い地域での販売拡大なども見込めるかもですね!

特別賞6 2/17発売 おだしを利かせた 納豆風そば(エースコック/セブン&アイ限定)
2/17発売 おだしを利かせた 納豆風そば

セブン&アイで定期的に登場する「おだしを利かせた」シリーズの一杯です!
こだわりのある質の高い麺と、クオリティの高いつゆが魅力のシリーズです!

そんな極めて真面目に展開されているシリーズからの商品でもありますし、
なおかつ決してふざけて作った商品というわけではないと思うのですが、
食べた瞬間の「うわっ、臭い!」というインパクトはかなりのものでした!(=゚ω゚)

納豆系のカップ麺って、焼そばを中心にけっこう発売されるのですが、
臭いはほどほどで、そこまで強烈なインパクトは残さないのですよね!

ただこの商品は具材としては納豆の再現はあまりできてないのですが、
そのかわり調味油で納豆の臭さだけを全力で表現してきたのですよね!

おかげでとんでもなく臭く、かなりのパンチを見せつけてくれました!

エースコックはこれをもとにもっと徹底的に納豆臭い商品も作ってほしいですね!

特別賞7 11/2発売 ペヤング 超超超超超超大盛やきそば ペタマックス(まるか食品)
11/2発売 ペヤング 超超超超超超大盛やきそば ペタマックス

今年の「キワモノ系カップ麺」を語るうえで「獄激辛」と双璧をなすのはこれでしょう!
自分がこれまで食べてきたカップ麺で「二度と食べたくないランキング」の堂々1位です!笑

そもそも通常のペヤングの約3.6倍の「GIGAMAX」の時点で十分異常なのですよ!
なんでそこにその「GIGAMAX」のさらに2倍なんていう商品が登場するのですかね!(*・ω・)

まぁ、一応商品には「一人で食べないで」というふうには書かれているのですが、
カップ麺好きの人間としてはどうしても挑戦せざるをえなくなるわけですよね;

とはいえ、さすがにこれは1回で完全に食べ切るのはどうあがいても無理でした;

「油揚げ麺660g」って、ちょっとこれはどうにも常軌を逸してましたね;

さすがにこれより多い商品はもうペヤングも出してこないとは思いますが、
これの味違い商品などはもしかすると今後も登場するかと思うと怖いですね;

ただそこまで行ってしまうとスルーするしかなくなってくるかもですが;
あるいは2日かけて食べるという選択をすることになってくるでしょうね;

しかしながら、パーティーアイテムとしては普通に面白い商品だと思います!
一人で食べると苦しいですが、みんなで食べたらちゃんと楽しめるでしょう!


全体として見ると、ちょっと大人しい商品が増えたような感はありますが、
それでも「獄激辛」と「ペタマックス」の2つが完全にずば抜けてますね!

この2つだけはカップ麺の歴史全体を見てもすごい商品だったと思います!(`・ω・´)

それにしても今年も相変わらず「特別賞」はペヤングとエースコックだらけでしたね!
変な商品を作ってくることにかけては、この2社は気合が入ってますからね!

残念なのはここ2年ほど「一平ちゃん」がずいぶんと大人しい点ですね!
「チョコソース」で暴れていた頃のような勢いを取り戻してほしいです!

スイーツ系以外にもいろいろおふざけ系のカップ麺は作れるわけですしね!

それでは、明日と明後日は「カップ麺Award」の本番をお届けいたします!(゚x/)モキシシッ

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カップ麺Award 2019 Part2

今年の「カップ麺Award」の後編にあたるPart2がやってまいりました!
ついに今年食べた全てのカップ麺の中からベスト10を紹介していきます!

11位までについては昨日紹介したPart1の記事をごらんくださいませ!

前振りは短くして、それでは早速10位から発表してまいりましょう!

10位 4/15発売 謹製 山椒香る塩そば(東洋水産)
4/15発売 謹製 山椒香る塩そば

今年東洋水産が最も気合を入れたブランドの1つがこの「謹製」でした!(●・ω・)

昨年から縦型カップにおける麺の改良を進めてきたのはすでに触れましたが、
それを最大限に生かそうとして作られたのがこの「謹製」シリーズでした!

新世代型の麺を軸に「油揚げ麺でどこまで高級路線を目指せるか」を意図したシリーズで、
まさにそうした強い意思を感じさせてくれたのがこの第1弾商品の「山椒香る塩そば」でした!

今年だけで4商品が登場して、どれもかなりのクオリティを見せてくれましたが、
その中でもこのシリーズの目指すべき方向性をはっきりと見せてくれた第1弾である
こちらの「謹製 山椒香る塩そば」を「カップ麺Award」に選出することにしました!

麺は高級、具材は豊富、スープは山椒によって上品さを上手く演出、
東洋水産の縦型カップは明らかに新しいステージに上がりましたね!

9位 3/18発売 (コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 鴨だし香るワンタン塩ラーメン(エースコック)
3/18発売 (コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 鴨だし香るワンタン塩ラーメン

「スーパーカップって質より量のブランドでしょ」と思われてしまいがちで、
実際に通常価格帯のスーパー向け商品はそうした傾向がけっこう強いのですが、
この「スーパーカップ」のコンビニ限定商品は実はあなどれないのですよね!(=゚ω゚)

「そうは言ってもスーパーカップでしょ」と思われてしまうかもしれませんが、
ほんとこの「コンビニ限定」のスーパーカップはハズレが全然ないのですね!

しかもときには今回のように突き抜けた完成度の商品も作ってくれたりします!

鴨をテーマにしたカップ麺はやはりコストの関係からかあまりないですが、
これはまた実に見事に鴨の特性を生かしたスープに仕上げてくれてました!

「スーパーカップでここまでやるか!?」と大いに驚かせてくれましたね!

エースコックはせっかくの技術力を表に出さない商品作りも多いのですが、
ときおりこうして見せてくれる「本気の商品」はすごいのがあるのですよね!

一方で通常価格帯の「スーパーカップ」はけっこうハズレもあるのですが、
コンビニ限定の「スーパーカップ」に関しては狙っても損はしないですよ!

8位 12/9発売 神田まつや 鶏南ばんそば(2019年)(日清)
12/9発売 神田まつや 鶏南ばんそば(2019年)

すっかり年末の定番となった「神田まつや」の「鶏南ばんそば」がここで入りました!

自分は普通は毎年発売されるタイプの商品はめったにランク入りさせませんが、
今年は目を見張るような改良があったことで一気に上位に食い込んできました!(`・ω・´)

昨年からカップ和そばのジャンルはけっこう慌ただしくなってたのですよね!

というのも、エースコックが「THE和」によって一気にレベルアップを果たして、
日清を超えるクオリティを発揮して、トップの座をうかがっていましたからね!

それに呼応してセブンイレブンでもエースコックによるPB商品が出ましたし!

そんな動きに対して、「うちの本気の麺を作ってやろうじゃないか」というような、
日清の本気を見ることができたのが今年の「神田まつや」だったのですよね!

細麺でありながら5分湯戻し、その食感はリアルで油揚げ麺臭もほとんどしない、
「油揚げ麺のそばでここまでできるのか」と大いにうならせてくれましたね!

この商品は年越しそば需要を見込んで作られている商品でもあるのですが、
これなら実際に年越しそばとして食べても何ら恥じることない内容ですね!

いやはや、こういうメーカー同士の切磋琢磨は見ていて楽しくなりますね!

7位 10/14全国発売 御殿山監修 琉球古来そば(明星)
10/14全国発売 御殿山監修 琉球古来そば

「ノンフライ沖縄そばにハズレなし」というのが自分の持論だったりしますが、
今年はそうした「ノンフライ沖縄そば」からいい商品が出てくれましたね!

沖縄そばは澄んだ豚スープにかつおをミックスしてなおかつ油脂が弱いので、
油揚げ麺だとせっかくのスープの個性に麺が強く干渉しすぎるのですよね!

一方でノンフライ麺だとそうしたことがなくスープの個性がストレートに生き、
なおかつ沖縄そば特有のスパッとした食感は昨今のノンフライ麺向けでもあり、
本気のノンフライ商品が出てくるとすごい完成度を見せてくれるのですよね!

優しく旨味の深いスープに質の高い麺、そして具材もなかなかのものでしたが、
紅生姜や薬味の充実によってかなりまとまりのいい一杯に仕上がっていました!(*゚◇゚)

今年は日清&ファミマの「しむじょう三枚肉そば」もかなり優秀だったので、
ノンフライ沖縄そばの当たり年だったというふうに言ってもいいかもですね!

6位 5/7発売 蒙古タンメン中本 辛旨焼そば(2019年)(日清/セブン&アイ限定)
5/7発売 蒙古タンメン中本 辛旨焼そば(2019年)

ここであの「蒙古タンメン中本」の焼そばバージョンが食い込んできました!
実はこの商品は昨年も出ていて、内容はそれほど変わってはいないのですね!

しかしながら、なぜか昨年はこの商品をランク外にしてしまったのですよね;
それが今年食べて「すごいじゃないか」となり、一気に上位に入ってきました!

2回目に食べて大幅に印象が変わることもあるのが面白いところですよね!(*゚ー゚)

この商品の大きな特徴の1つが「ウスターソースベースの味付け」という点です!

「中本なんだから辛旨味噌味じゃないの」と思われてしまうところですが、
あえてソースをベースに中本らしさをミックスするスタイルを採っています!

昨年はそこが意外に感じられすぎて「うーん、ソース味路線か」となったのですが、
今年は事前にそれを知ったうえで楽しんだところ「いや、これは新しいぞ」となって、
この焼そばの持っている真価を感じ取ることができたという経緯があるのですよね!

なので、この商品はいつもの味をストレートに求めすぎないほうがいいです!

「中本がソース焼そばをプロデュースするとどうなるか」という視点で食べると、
「なんとこんなアプローチもあるのか」と大きな発見を与えてくれるでしょう!

5位 9/30発売 極のチャルメラ バリカタ麺 濃厚豚骨まぜそば(明星)
9/30発売 極のチャルメラ バリカタ麺 濃厚豚骨まぜそば

ここまでの順位に来ると、もうどれも本当に素晴らしい商品ばかりになります!
明星と言えば、豚骨向けバリカタ麺に関しては右に出る存在がないのですよね!

一方でラーメンタイプだと、スープを大人しい作りにしてしまうことが多く、
麺は良質なのにインパクトに欠ける内容になることが珍しくありません!

ですが、汁なしになるとそのあたりの弱点が一気になくなるのですよね!(*・ω・)

麺はバリカタとして完璧だし、汁なしだから後半に食感がゆるむこともない、
最初から最後まで麺の持つポテンシャルをこれでもかと楽しめるのですよね!

「チャルメラ」と見ると、なんだか素朴な味わいが連想されるかもしれませんが、
この「極のチャルメラ」は基本的に良質なノンフライ豚骨シリーズとなってます!

「極のチャルメラの汁なしはハズレなし」と、そう思って間違いないでしょうね!

4位 9/24発売 野菜たっぷり 旨辛味噌タンメン(東洋水産/ファミリーマート限定)
9/24発売 野菜たっぷり 旨辛味噌タンメン

いやぁこの商品は今年食べた中でもとりわけ強い印象に残っていますね!

最近はこうした野菜たっぷり系のカップ麺がちょくちょく出ていますが、
その中では間違いなく最強レベルの完成度を誇っていたと言えるでしょう!

とにかくどの要素を見ても全くスキのない仕上がりだったのですよね!(`・ω・´)

まず麺については東洋水産の新世代油揚げ麺ということで質が非常に高く、
また東洋水産というと具材に強いことでも知られるメーカーなのですよね!

そんな東洋水産がFD具材と通常の乾燥具材で野菜をたっぷりと投入して、
またスープも味噌やピリ辛とのバランスが絶妙で文句なしのものでした!

「やっぱり野菜たっぷり系は東洋水産に限る」と思わせてくれましたね!

商品名だけ見るとむしろ地味で「ほどほどの味」が予想できるところながら、
「ここまで見事に仕上げてくるか!」といい意味で驚かせてくれる一杯です!

東洋水産の新世代麺とたっぷり野菜の相性はほんと実に抜群でしたね!


さぁ、これで残すはベスト3の商品の紹介のみということになりました!

カップ麺好きの方であれば「あの商品出たっけ」と思い返しながら、
ベスト3に入ってくるのがどの商品なのか予想するのもいいかもですね!

ということで、まずは今年の3位の商品を見ていくことにしましょう!

3位 5/20発売 中華三昧 上海焼そば(明星)
5/20発売 中華三昧 上海焼そば

この商品がベスト3に入ってくるのを予想した人はけっこう多かったかもですね!
なんせ自分は「ノンフライ麺の汁なし」に目がないところがありますからね!

ただ一方でここ数年は「ノンフライ麺の汁なし」の新作がやや飽和状態にあり、
決してそれだけで上位に入るのは以前より難しくなりつつはあるのですよね!

そんな中、この商品は「上海焼そば」のあるべき姿を見せてくれましたね!(=゚ω゚)

「上海焼そば」というと、強めのオイスターソースが特徴となってきますが、
一方でバランスを取るのがなかなか難しいジャンルでもあるのですよね!

オイスターや醤油が強すぎると鋭くなり、オイルが多すぎると重い、
それゆえにどの商品も一長一短があったりすることが多いのですが、
この商品はバランスがいいうえで個性もしっかりと出てたのですよね!

間違いなくこれまでの「上海焼そば」系商品の中で1位と言える内容でした!

そして明星は何気にノンフライ麺のクオリティが安定してますからね!

なので、「何か1つ足りない」と思わされてしまうことがほぼないですし、
コンスタントに高いクオリティを叩きだしてくれるのが大きな強みですね!

2位 10/7発売 ラーメンモッチッチ ワンタン麺(エースコック)
10/7発売 ラーメンモッチッチ ワンタン麺

2位にはあの「モッチッチ」シリーズから出たラーメン版が選ばれました!
実は「モッチッチ」は2017年の焼そば版に続けての2位での選出です!

「1位が取れずに惜しい」とも言えますが、2回の2位獲得は快挙ですね!

とにかく「モッチッチ」は技術面に素晴らしいものがあるのですよね!(●・ω・)

今ラーメン屋では「真空ミキサー」という機械が多く使われていて、
記事をこねる際に真空状態にすることで気泡を抜く方法なのですね!

そうすることによって密度感の高い麺を作れるのが大きな特徴です!

この「真空ミキサー」はカップ麺では全く使われてなかったですが、
そこに挑戦したのが「モッチッチ」シリーズだったわけですね!

そうすることによって、油揚げ麺特有の気泡によるフカフカ感がなくなり、
ギュッと詰まったようなもっちりとした食感を生み出すことに成功しました!

エースコックはまずはそれを焼そばに適用して大きなヒットを飛ばしつつ、
いずれはラーメンにも応用しようとじっくり開発を進めていたのでしょう!

それが今年「野菜タンメン」とともに発売されたのですよね!

そしてそのラーメン版の麺が・・・これがまた素晴らしかったのです!(`・ω・´)

味はたしかに油揚げ麺的な香ばしさも少なからず持っているのですが、
麺のもっちり感は上質なノンフライ麺に匹敵するレベルでしたからね!

「リアルな食感と油揚げ麺の香ばしさ」、この2つが見事な両立でした!

これは技術的な麺から言えば、今年のNo.1と言ってもいい快挙でしたね!
「モッチッチ」シリーズにはこれからも走り続けてほしいですね!


さて、残るはもう1位の商品だけということになりました!

うちのブログをずっと細かく見てくれていた人なら気付くかもですね!
「そういえばあの商品が出ていない」というものが1つありますからね!

一方でそうでない人はこの1位の商品はちょっと想像しにくいかもです!

ということで、今年の全商品の1位に輝いた商品を紹介いたします!

1位 3/5発売 本場の名店 味仙本店監修 台湾ラーメン(日清/ファミリーマート限定)
3/5発売 本場の名店 味仙本店監修 台湾ラーメン

1位には「本場の名店 味仙本店監修 台湾ラーメン」が選ばれました!

ファミリーマートはいつも日清とのコラボで「味仙監修」品を出してますが、
普段はいつも縦型カップの油揚げ麺の商品として発売していたのですよね!

ただ今年はなぜか高級なノンフライ麺どんぶり型カップとして出ました!
実はその後に縦型カップバージョンのほうも発売されたりしたのですが!

正直なところそこまで期待してなかったですが、スープのバランスは良く、
具材はひき肉がたっぷり、台湾ラーメンのポイントのニラも充実しており、
麺も良質で日清にありがちな麺のほぐれにくさを感じさせることもなく、
弱点がなく、一方で台湾ラーメンとして完璧な一杯に仕上がってました!

これは間違いなくカップ台湾ラーメン史上1位の商品と言えるでしょう!(*・ω・)

食べた当初から「カップ麺Award」へのランクインはほぼ確定でしたが、
そこからは一切揺らぐことなく、最後まで1位をひた走っていきました!

このノンフライ版は来年以降もぜひとも発売を続けてもらいたいですね!

そしてこの商品の優勝で東洋水産による連覇は3で止まりました!
その連覇を止めたのは日清・・・やはりさすがにライバルですね!

実はこの「カップ麺Award」においては、日清は好成績は収めるものの、
なかなか1位は獲得できないという状況が続いていたのですよね!

今年は東洋水産が伸びながらも1位をうかがうのが難しかった中で、
日清が突き抜けた商品を1つ出して優勝をもぎ取ったという印象です!


さて、ここでランキング全体を通しての各社の活躍を見ていきます!

日清 5商品(特別賞1)
東洋水産 4商品
サンヨー食品 1商品(特別賞1)
明星 6商品
エースコック 3商品(特別賞3)
まるか食品 該当なし(特別賞3)
寿がきや 1商品
ヤマダイ 1商品

日清・東洋・明星が3強を構成して、エースコックがそこに続く、
こうした構成自体はここ数年とおおむね同じ傾向ではあります!

ですが細かく見ると東洋水産が少し落ちて、明星が勢いを増し、
日清についても今年は少し躍進したと言っても良さそうですね!(*゚◇゚)

サンヨー食品が停滞しているのはこれは正直やむなしでしょうね;
麺に手を抜いたような商品がどうしても多く見受けられますからね;

サンヨー食品は袋麺では各メーカーの中でシェア1位を持ってますが、
カップ麺となると途端に5位に落ちるなど、カップ麺で弱いですからね;

今回少し目立つのは「まるか食品」が本編ランキング入りに失敗した点ですね!
いつもは2商品ぐらいはランキングにきちんと食い込んできていたのですが!

どうも特別賞向けの奇抜商品と普通の商品がくっきりと分かれてしまい、
それが本編向けの商品がイマイチ伸びなかった理由になった感じです!

寿がきやとヤマダイはそんな中でもきちんと1枠を確保してきました!

特別賞は例によっておふざけ好きのメーカーの独擅場になってましたね!
大抵はペヤングとエースコックを中心とした争いになりますからね!


ということで、これにて今年の「カップ麺Award」は終わりとなります!
東洋水産の連覇が崩れたということが最大のニュースだったと言えますね!

ただ今年全体を眺めると技術の躍進は東洋水産がめざましかったのですよね!

以前はいい商品もあれば悪い商品もあるというバラツキの多い状態なら、
今はコンスタントに7点以上はきちんと確保してくるような感じです!

なので、平均的な印象で言えば東洋水産は大幅に向上していますね!(*゚ー゚)

一方でサンヨー食品については奮起をうながしたいところではあります;
日清はしばしば麺のほぐれで問題を出すので、その解消でしょうね!

明星は安定感は抜群ながら、1位はなかなか取ることができてないので、
来年あたりノンフライ麺商品で爆発力のあるものが1つほしいですね!

それでは、「カップ麺Award 2019」を楽しんでいただきありがとうございました!(゚x/)モキキキルッ

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カップ麺Award 2019 Part1

さて、今日から「カップ麺Award」の本編である今年のベスト20商品の紹介です!
この「カップ麺Award」もすっかりこのブログの年末の看板イベントになりました!

今回は変わり種商品に関してはあらかじめ「特別編」で紹介したので、
素直にこのPart1では20位から11位までを紹介していくことになります!(`・ω・´)

そして後半にあたるPart2ではベスト10と総評などを書いていく予定です!

さて、今年このブログで紹介したカップ麺は全部で311商品でした!
ただしこの中には日清の「カップご飯」や袋麺も一部含んではいます!

昨年が357商品だったので、今年は明らかにけっこう減りましたね!
これはブログ運営上の都合で、意図的に減らしたのではありましたが!

こうして見てみると、けっこう思い切った数を減らしていますね!
今年は昨年までよりもマイペースを維持することに努めましたからね!

それでも300は超えたので、カップ麺ブログとして果たすべき役割としては
それなりに十分なラインはクリアできたのではないかなとは思います!

それでは、今年最も高く評価した商品を20位から順に紹介していきます!

21位 1/14発売 大盛 大阪かすうどん(ヤマダイ)
1/14発売 大盛 大阪かすうどん

・・・と言いながら、20位より下も少し紹介するのが定番になってますね;

もともとはちゃんと20位までを紹介する予定で選んでいるのですが、
どうしても「外すにはもったいない」商品が少しだけ出てくるので、
「じゃあそれも含めて紹介しよう」ということになるのですよね!

この「大阪かすうどん」は1月に出たので今年の商品という印象が薄いですね!
なんだかもうすでに発売されてから2年ぐらいは経っているような気がします!

この商品は大阪のご当地食材でもある「油かす」に着目したものですね!
一般的には牛の小腸を揚げて余計な油を抜いて作ったものになります!

大阪の河内地区などではその油かすを入れたうどんが知られていますが、
それに着目して「かす入り揚げ玉」を使って再現したのがこの商品です!(=゚ω゚)

もちろん揚げ玉なので完全な意味での「油かす」にはならないですが、
その風味や大阪らしさなどを再現できていたのがすごく良かったです!

人気も高いようで、けっこういろんなお店で定番商品になってますしね!

以前はニュータッチというと、完全に東高西低のイメージがありましたが、
最近は西日本にもしっかりと地盤を築けてきているのがわかりますね!

20位 11/25発売 博多もつ鍋 蟻月 白のもつ鍋風ラーメン(サンヨー食品/セブン&アイ限定)
11/25発売 博多もつ鍋 蟻月 白のもつ鍋風ラーメン

こちらの「蟻月 白のもつ鍋風ラーメン」もいい意味で感激させてくれました!
まずもつ鍋をカップ麺にしようという発想がいいところを突いてますよね!

自分はもつ鍋を食べたことがないですが、そういう点でも面白かったです!

にんにくのパンチが効いた白みそスープ、そこに鍋らしい具材が入って、
さらに実際の「もつ」具材がたくさん入っていたのが大きなポイントです!(●・ω・)

過去のカップ麺で「もつ」具材を起用したものはいくつかありましたが、
ここ数年ぐらいはカップ麺ではもつ具材は使われてなかったのですよね!

それだけにこの商品はそうした点においても非常に目新しかったです!

この商品はもともと1月に発売されたのですが、人気が非常に高かったのか、
11月に麺をさらにパワーアップさせて再び発売されたのですよね!

このところサンヨー食品の縦型カップは麺が貧弱なことが多いですが、
この商品に関してはそうした弱点もなく、全体にスキがなかったですね!

19位 4/8発売 らぁ麺やまぐち監修 芳醇醤油鶏そば(2019年)(明星)
4/8発売 らぁ麺やまぐち監修 芳醇醤油鶏そば(2019年)

ここ数年ほど実際のラーメン店において、鶏だけでスープを取った
「鶏と水だけ」「水鶏系」と呼ばれるスープが流行っているのですが、
これをカップ麺で上手く再現したのがこちらの商品でございました!(*゚◇゚)

「水鶏系」のカップ麺は何もこれが初めてというわけではないのですが、
もともと「水鶏系」ってカップ麺で扱うのが難しいジャンルなのですよね!

というのも、カップ麺っていろいろな素材で旨みを重ねることが多いので、
こうしたミニマリズム的路線はコストの関係上いろいろ難しいのですよね!

そんな中でいくつかのメーカーがこの路線に挑戦してきたわけですが、
その中でも最もバランスが良かったのがこの商品と言えるでしょう!

「水鶏系」の最大の特徴はふくよかな鶏スープと大量の鶏油になりますが、
この2つがきちんと両立し、非常に深くパンチのある味わいを再現してました!

「水鶏系ラーメン」の持つ良さがしっかりと引き出されていましたね!

18位 4/1発売 THE中華 ラー油を利かせた野菜タンメン(エースコック)
4/1発売 THE中華 ラー油を利かせた野菜タンメン

エースコックは昨年から「THE和」という高級和そばブランドを出してますが、
その中華麺バージョンとして発売されたのがこの「THE中華」シリーズです!

正直なところ、この商品は他の人はあまり注目していなかった印象ですが、
現在の縦型カップにおけるエースコックの最高峰が詰まっていると感じました!

それだけにシリーズを立ち上げたのにまだこの商品しか出てないのが残念ですが;

やっぱり縦型カップのラーメンでネックになるのは麺なのですよね!
どうして縦型カップゆえの油揚げ麺の制約というのが出てきますので!

「THE和」は和そばのジャンルでそうした壁を壊す完成度を見せましたが、
こちらの「THE和」もエースコックの本気が見える内容だったのですよね!(*゚ー゚)

この麺が主流になれば、エースコックはもっと強くなってくるでしょうし、
そうしたきっかけを生む商品になってほしいという思いも強くありますね!

スープに関しても中華料理的なラーメンとしていい完成度を見せていて、
自分としてはこのシリーズでそうした路線をもっと追求してほしいですね!

17位 4/1発売 マルちゃん 正麺 カップ 焼そば(東洋水産)
4/1発売 マルちゃん 正麺 カップ 焼そば

今年最も注目すべきだったシリーズの1つがこの「正麺カップ」の汁なしですね!

「正麺カップ」については、ここ数年リアル系カップ麺をトップを走ってますが、
それが「汁なしノンフライ麺」ジャンルに進出したのが今年も注目点でした!

ここ数年ほど「汁なしノンフライ麺」が開拓されつつあったのですよね!(=゚ω゚)

以前はなぜか汁なし系に関してはノンフライ麺商品があまり出ませんでしたが、
麺の改良もあってそれがこの数年で一気に注目度が高まってたのですよね!

ただ一方でレギュラー商品の「汁なし系」は既存品で飽和状態にもあったので、
単発商品は出てもレギュラーとして定着する商品はまだ少なかったのですよね!

レギュラー系は「ラ王 汁なし担々麺」や「凄麺 THE」ぐらいでしたからね!

そこで満を持して登場したのがこの「正麺カップ 焼そば」だったわけですね!

ただ実は自分としてはこの順位はむしろ低いと思えるぐらいなのですよね!

自分は「正麺カップ」は高く評価していて、非常に期待もしていますし、
その汁なしの初登場なのだから、本来は1位を狙うべき存在だったのです!

他の商品ならこのベスト20に入るだけでかなり価値のあるものなのですが、
「正麺カップ」として見るなら、本当はもっと上に行ってほしかったのです!

そこがこの順位にとどまったのは、麺のほぐれに多少問題があるためです!

麺の質は「正麺カップ」らしく非常に高く、リアリティも高いのですが、
麺のほぐれという点ではヤマダイの「凄麺 THE」などに劣るのですよね!

もしここが完璧なら、間違いなく今年の1位を争ったと思うのですが!

ただ現状においてすでに定番商品としての座を確保していますし、
「ノンフライ汁なし」の拡大に大きく寄与したのも間違いないです!

ソースの質も高く、FD具材についても素晴らしいものがありましたからね!

それだけにこの商品にはさらなる高みを目指してほしいと思いますね!

16位 6/3発売 2018-19 TRY ラーメン大賞 名店部門 MIX1位 RAMEN GOTTSU 魚介豚骨らーめん(東洋水産)
6/3発売 2018-19 TRY ラーメン大賞 名店部門 MIX1位 RAMEN GOTTSU 魚介豚骨らーめん

今年のカップ麺における大きな進化の1つが、東洋水産の縦型カップ麺でした!

かつては東洋水産の縦型というと「麺が無骨」という印象が先行してましたが、
昨年あたりからかなり質の高いしなやかな麺が登場するようになってきました!

それが様々な東洋水産の縦型ブランドにまで広がったのが今年でしたね!
それによって東洋水産の縦型のクオリティは飛躍的に進歩しましたね!(`・ω・´)

この商品はそうした東洋水産の縦型カップの麺の進化の後押しも受けつつ、
魚介豚骨系スープとして極めて高いレベルの完成度を見せてくれました!

決して何か奇をてらうようなインパクトなどは感じなかったのですが、
これまでの魚介豚骨系カップ麺の1つの完成形と呼べるものでしたね!

豚骨も深く、魚介の旨味も抜群と、スキのないスープになってました!

さらに東洋水産ならではの具材への強さ、麺の進化なども絡み合って、
総合力で一気に食い込んできた商品というイメージが強かったですね!

15位 5/7発売 五郎家 しょうゆ豚骨ラーメン(明星/ローソン限定)
5/7発売 五郎家 しょうゆ豚骨ラーメン

カップ麺もいろんなスタイルがあり、それぞれが面白さを持ってはいるのですが、
「こういうスタイルのラーメンもアリなのか」、そう思わせてくれた商品でした!

何と言うか、こうした路線のスープは他には見なかった感があるのですよね!

「しょうゆ豚骨」とだけ聞くと別に目新しくも何ともなさそうなのですが、
やや清湯寄りで丸みを帯びた甘めの豚骨スープは他にはないタイプで、
さらにここに焦がしねぎ系の風味が加わって独自の個性を出してました!(*゚ー゚)

「カップ麺を通して地域の独自のラーメンを味わえる」、そういう良さがあり、
カップ麺が1つの食文化の担い手として活躍してるような印象を抱けましたね!

これもまたカップ麺の1つのあり方と呼んでもいいのかもしれませんね!

変わり種系以外で今年最も「面白い」と感じさせてくれた一杯かもしれません!

14位 12/31発売 行列のできる店のラーメン 真鯛鶏白湯(日清)
12/31発売 行列のできる店のラーメン 真鯛鶏白湯

日清で長らく最高級カップ麺として君臨してきた「行列」シリーズですが、
どうも今年発売された商品を最後にカップ麺からは撤退したぽいのですよね;

今もチルド麺を中心に「行列」シリーズはきちんと残っているのですが、
カップ麺から「行列」ブランドが消えるのは少々悲しくはありますね;

もしかすると今後もときどき期間限定の新作は登場するのかもですが!(*゚◇゚)

そんな「行列」シリーズの中で今年光ったのがこの「真鯛鶏白湯」でした!

昨今のラーメンのスープにおける1つのブームが「鮮魚系の鯛」なのですよね!
最近は大阪でも鯛の白湯スープをベースにしたラーメンが増えていますし!

そこに着目してカップ麺への再現に繋げたのがこの商品と言えるでしょう!

もっとも完全な鯛白湯ではなく、鶏白湯と鯛のミックスにはなってますが、
その鯛の引き出し方はカップ麺の新しいスタイルを見せてくれてましたね!

「行列」シリーズはコストを多くかけることで他にない商品を作ってたので、
できれば今後も単発系でかまわないので新作を発売してほしいですね!

そういえばこの商品だけは2018年に発売された商品となってますね!
12/31発売だったので、これはもう2019年発売扱いとしました!

もう昨年の「カップ麺Award」が終わった後の発売でしたからね!

13位 12/3発売 横浜 家系総本山 吉村家 豚骨醤油ラーメン(明星/ローソン限定)
12/3発売 横浜 家系総本山 吉村家 豚骨醤油ラーメン

デザインは地味、しかしながら味はかなりの実力派の一杯がこちらでした!

もともとは期待度も低く、その週の発売品の中でも最後に回したのですが、
いやはやこれは家系カップ麺の1つの完成形と呼べるような内容でしたね!

醤油が強めでちょっと味の濃い家系豚骨醤油スープとなっていたのですが、
ベースの豚骨が太く、鶏油の持つコクもしっかりと全体を支えていました!

そして何より家系の看板である海苔との相性が抜群だったのですよね!(●・ω・)

それによってトータルの評価が一段から二段上がったのは間違いないです!
またもう1つの家系のポイントであるほうれん草もいい仕事をしてました!

もしかするとレギュラー的存在に昇格する可能性を秘めた一杯でしたね!

12位 10/14発売 町田汁場 しおらーめん進化 煮干塩らーめん(寿がきや)
10/14発売 町田汁場 しおらーめん進化 煮干塩らーめん

このあたりの順位まで来ると、かなりはっきりとしたイメージが残ってますね!
商品名を見るだけで「あぁ、これは旨かった」とすぐ思い出せるものばかりです!(*・ω・)

この商品は煮干系ラーメンとして1つの完成形と言えるぐらいのものでした!

煮干ラーメンというと、豚骨スープに煮干を合わせるタイプがポピュラーですが、
それだとバランスはいいものの、豚骨の丸みに煮干の風味が包まれるのですよね!

そこでこの商品は豚の風味を強く引き出しながらも清湯方面に寄せることで、
丸みをあえて出さずコクがありながらも煮干がダイレクトに来るのですよね!

このあたりのバランスの取り方、引き出しの多さは大きな魅力になってました!

寿がきやって、こんなふうにスープで爆発力を見せることが多いのですよね!
数年前に比べると、寿がきやのカップ麺は大幅に良くなったと思います!

その分だけ麺のバリエーションは少なく、具が貧弱なことも多いのですが、
「このスープはすごい」と一点集中で魅せてくれることが多いのが魅力ですね!

11位 9/23発売 カップヌードル グリーンカレー(日清)
9/23発売 カップヌードル グリーンカレー

カップヌードルは超有名ブランドだけあって、毎年新作が大量に出ますが、
今年の新作の中で最も忘れられないのはこの商品だったと言えるでしょう!

ほんとカップヌードルのアジア系エスニック商品はハズレがないですね!(=゚ω゚)

グリーンカレーのカップ麺って出ないわけではないですが数が少なく、
「悪くはないけど突出してるわけでもない」ものが多いのですよね!

そんな中、エスニック系にも強いカップヌードルからも出たわけですが、
いやぁこのグリーンカレースープの本格度は素晴らしいものがありました!

「カップ麺でここまでやれるか」と言わしめるだけの仕上がりでしたね!
本格度、スープの旨味の深さ、どこを取っても文句ない内容でしたね!

この商品は最後にご飯を投入するとさらに数倍おいしくなるでしょうね!
レギュラー商品に昇格しても何らおかしくないと思えるおいしさでした!


ということで、このPart1では11位までの商品を紹介してきました!

今年はブログでの紹介数は減ったものの「これはかなりいけるはず」という、
期待の大きい商品は外さずにできるだけ全部確保するようにしてきたので、
そのあたりについては今年も漏れのないようにできているかとは思います!

そして明日の記事では、全部の中から10個だけ残った商品が紹介されます!
残り10個ですから、どれも素晴らしい商品ばかりと言っていいでしょう!

それでは、明日のPart2の記事もぜひとも楽しみにしてくださいませ!(゚x/)モキユーリ

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