TSURUMEN どてそば(2019年)

大阪城北詰の「TSURUMEN」に今年2回目の訪問をしてきました!

毎年春になると「大阪城梅林」と「桜の通り抜け」の帰りに寄るので、
今回は4月中旬の「桜の通り抜け」の帰りに訪問した分になりますね!

とりあえずこちらのレギュラーメニューはほぼ制覇してるのですが、
「鶏白湯そば スパイシー」だけは今のところ食べていなかったので、
それを食べようかなと思っていたら運悪く売り切れになっていました;

ただそれを別にするとひさびさに「どてそば」を食べたかったので、
今回は素直に自分が最も食べたかった「どてそば」を注文しました!

この「どてそば」は今福鶴見にある本店の「鶴麺」では古くから定番でしたが、
こちらの「TSURUMEN」での提供が始まったのはここ数年の話なのですよね!

それも提供が始まった頃はあくまで数量限定という扱いでしたし!

それが今では券売機の最も上に「わんたん麺」と並べられるなど、
いつのまにやらお店を代表するメニューの1つとして君臨してます!

おそらく提供を開始してから高い人気を維持してきたのでしょうね!

実際以前に昼に訪問したときの「どてそば」の注文率は高かったですしね!(=゚ω゚)

こちらのお店は全体的に上品な味わいのメニューが多いことから、
「どてそば」のワイルド路線ではかなり異色な存在になるのですよね!

それゆえに独自の人気を確保してると言ってもいいのかもしれません!

今でもこの「どてそば」が「鶴麺」で古くから定番だったことが、
なんだか不思議に思えてしまうところがあったりしますからね!

TSURUMEN どてそば(2019年)

「どてそば」を最初に食べた2016年とはビジュアルが多少違ってますね!

穂先メンマが普通のメンマに変わったのは材料の関係でしょうけど、
当時は普通の卵黄だったのが、今回は温泉卵になっているのですよね!

ここはけっこう大きな影響を与える変化と見てもいいかもですね!

◎タレ - 牛脂がガンガンに効いた甘く丸みのある味噌味


まずはタレですが・・・牛脂がワイルドながらも非常に丸みがありますね!(●・ω・)

味の基本形はまさにモデルある「どて焼き」そのものと言えますね!

じっくりと牛すじ肉を味噌ダレで煮込む生まれる丸みのある味噌味、
味噌ダレは白味噌寄りで、味噌の風味がしっかりしつつもやわらかく、
味噌の持っているとがった要素はほとんど感じさせないのが特徴です!

なので、味噌のシャープさが苦手な人でもがつがつといけるでしょう!

そしてその味噌以上に怒涛の存在感を見せつけるのが大量の牛脂です!

これは牛すじを煮込んだ際に出る牛脂がベースなのだと思われますが、
写真を見ての通り、タレの表面には牛脂がたっぷりと浮かんでいます!

「どて焼き」と言えば牛肉の旨さこそが最大の主役と言えますので、
その炊いた牛の旨味、牛脂のコクがこれでもかとガンガンと攻めます!

このあたりの基本の組み立ては2016年に食べたときと共通してますね!
ただ、食べた感触としては当時よりもよりヘヴィでワイルドになってます!

この最大の理由はタレの量が2016年当時より増えていることでしょうね!(`・ω・´)

2016年のときは麺を完食するとタレがあまり残らない感じでしたが、
今回は麺を食べてもけっこうな量のタレが器に残ったのですよね!

とすると、具材の「どて焼き」やタレの量も増えていたのでしょう!

タレが増えるということは、当然メインである牛脂も増えるので、
それだけ味のワイルドさが増しているということになりますしね!

そしてもう1つ非常に大きかったのが具材の温泉卵の存在ですね!

卵黄と温泉卵を比べると、味の濃厚さでは温泉卵なのですよね!
温泉卵のほうが卵黄の風味がより凝縮された感じになりますからね!

なので、卵黄によって全体がまろやかにまとめられるというよりも、
むしろ温泉卵の卵黄が全体のコクを押し上げる方向に向かってます!

これもまた全体をヘヴィな方向に向かわせる力になっていましたね!

一方で一味の刺激はあまり強くないので、自分で追加してもいいですね!
「どてそば」が提供される際にお好みでどうぞと一味を出してくれますので!

◎トッピング - どて焼きを中心に温泉卵、メンマが加わる


トッピングは何と言っても主役のどて焼きを外しては語れません!(*゚◇゚)

もうこの「どて焼き」だけで、ちゃんと1つの料理として完成してます!

実際にこの「どて焼き」は単品メニューとしても提供されてますし、
「どてめし」というご飯メニューとしても販売されていますからね!

それだけ1つの「どて焼き」としての完成度が高いということですね!

牛脂のパンチとやわらかい味噌ダレがミックスされたまろやかなタレ、
しっかり煮込まれることで絶妙のやわらかさと旨味を見せる牛すじ、
噛むたびにホロリとほどけ、その中から牛の旨味とコクが顔を出す、
それがこれだけどっさりと入っているのですから申し分ありません!

ほんとこれはお店の男性客のハートをがっちりとつかんでそうですね!

温泉卵はどちらかと言えば、タレの一部といった感じの存在ですが、
メンマはそのコリコリ感で食感にいいアクセントを加えてきます!

ねぎが与える香味も、まったりとした味に傾きがちな「どてそば」において、
それを軽く引き締めるという点で意外といい仕事をしてくれていますね!

TSURUMEN どてそば(2019年)(麺のアップ)

◎麺 - TSURUMENらしいしなやかな平打ち麺が合わさる


麺はTSURUMENではおなじみの平打ちの太麺が合わせられます!

TSURUMENの麺はつけ麺のときはその麺の個性を最大限に打ち出し、
ラーメンのときはスープとの寄り添いを意識した麺となりますが、
こちらはどちらかと言えば、タレとの調和を意識した麺と言えますね!(*゚ー゚)

麺単体で見れば、間違いなくいいもっちり感を持った麺なのですが、
それ以上に具材のどて焼きやタレを包み込んで一体感を生むような、
それでいて噛んだときにほどよいプリッとした弾力も覗かせてくれる、
ややサブ的な位置ながらも存在感をチラチラと見せる麺と言えますね!

麺そのものを楽しむという点ではつけ麺がオススメではありますが、
タレに取り込まれながら個性を失わないこの麺の立ち位置も面白いです!

◎〆ご飯 - これを頼まないともったいない


最初はご飯系のメニューを注文せずに、これを頼んだのですが、
食べ終わりが近づくにつれて無性にご飯が欲しくなってきました!

そこで「ご飯(小)」を追加注文しましたが、これが完璧でしたね!

まぁとにかく「どて焼き」がご飯に合わないはずがないのですよ!

しかも今回はタレや具材もほどよい感じに残っていたので、
「これでもか」というぐらいにがつがつと食べましたね!

やっぱり「どてそば」はここまでが1つのルーチンでしょう!

◎まとめ - 最上級のどて焼きと麺&ご飯の交わりをとことん楽しむ


牛すじの煮込み具合、タレの丸い風味、大量の牛脂のコク、
もはやどこを取ってもスキのない仕上がりの「どて焼き」だけに、
「どてそば」も、〆の「どてめし」としても文句なしの内容です!

ただかなりワイルドでヘヴィな仕上がりであることは間違いないので、
がっつりといきたいときこそ頼むというのがやはりベストでしょうね!

TSURUMEN流「どて焼き」のどっしりした旨さをとことん堪能しました!(゚x/)モンニュー

[メニュー]
TSURUMEN 券売機(2019年3月)

お店の住所と地図 大阪府大阪市都島区片町1丁目9-34

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TSURUMEN わんたん麺

大阪城北詰にある「TSURUMEN」へと行ってまいりました!
春になると必ずこちらのお店に2回は訪問するのですよね!

春には必ず大阪城の梅林造幣局の桜の通り抜けに行くので、
その際にこちらのお店まで足を運ぶのが定番となっています!

なので、自分にとっては大事な春の風物詩の1つなのですよね!(*゚ー゚)

◎券売機の再導入について


さて、お店に行ってみるとひさしぶりに券売機が復活してました!

こちらのお店はもともとは券売機方式で運営されていたのですが、
お客さんがゆっくりメニューを選べるように廃止したのですよね!

ただそのメニュー表があまりにシンプル過ぎてわかりにくかったり、
それはそれでちょっと困ったりするところがあったりもしたのですが;

厨房の張り紙を見ないと全部がわからないことも多かったですしね;

そうしたこともあってか、再び券売機が導入されることになりました!

・・・が、以前に券売機があった頃とは非常に大きな違いがあります!

以前は店内に券売機があり、その前にお店の方が立って待たれるので、
どうしても「急いで決めなきゃ」とプレッシャーが生じたのですよね;

お店の方が前に立つのは券をスムーズに受け取るためなのですが、
それはそれでお客さんが焦るというデメリットもあったのですよね;

そこで今回は券売機の設置位置がお店の外へと変わっていました!
これだったら券売機方式でもじっくりとメニューを選べますよね!

でもって、メニュー表時代と比べても全メニューの確認がしやすく、
「回帰」ではなく、「進化」としての券売機再導入になっています!

さて、2017年訪問時のメインメニューは「中華そば」だったのですが、
2018年には「地鶏わんたん麺」へと置き換わっていたのですよね!

要するにワンタンが乗るのがデフォルトへと変わったわけです!
ワンタンの乗らない「中華そば」がなくなったのですよね!

メインメニューとなって以降の「わんたん麺」は未食だったので、
今回はその「わんたん麺」を迷わず注文してみることにしました!

TSURUMEN わんたん麺

うん、いかにも「TSURUMEN」らしいビジュアルになってますね!
ただ2017年に食べた「中華そば」とは少々雰囲気が違いますね!

ねぎのカットはいつもの「TSURUMEN」らしいスタイルに戻ってますし、
スープの量と麺のバランスも「TSURUMEN」らしさが強まっています!

ちょっと「TSURUMEN」の基本スタイルに回帰したような感じですかね!

一方で表面に浮かぶ鶏油の量が多めという点は共通していますね!

◎スープ - 鶏を軸にじんわりと他の旨味も折り重ねたスープ


まずはスープですが・・・うん、これはまさに「TSURUMEN」の主軸の味ですね!(●・ω・)

スープの中心に据えられるのは地鶏の深くしっとりした旨味、
この鶏をメインに組み立てる清湯スープは今回も維持されてます!

ただ使われている鶏の種類などはときどき変化しているようですが!

「Cliff」から「TSURUMEN」へのリニューアルが敢行されたときには、
鶏は淡海地鶏にこだわるというスタイルが示されていましたが、
どうも現在は黒さつま鶏も取り入れる形になってるようですしね!

そしてこのスープに厚みを加えるのがフレッシュな地鶏の鶏油です!

最近の鶏を中心にした清湯スープは、鶏油を多めに加えることで、
鶏の旨味の厚みとコクをカバーするスタイルを取ることが多いですね!

ここまでだと「鶏と水だけ系」にも共通する面も感じ取れるのですが、
こちらのお店はここにいくつか複合的に旨味を重ねるのですよね!

ただ、いわゆるWスープ系のスープとは与える印象が違っています!

鶏と魚介が等価な感じでそれぞれの旨味を立てるのとは違って、
まず鶏によってスープの骨格から肉付けまでしっかりしたうえで、
それを補完する形で魚介などの他の要素が旨味を折り重ねます!

なので、印象としては「様々な素材が織りなすスープ」というよりは、
「鶏を中心に他の旨味がじんわり層をなすスープ」という感じです!

このあたりのバランスについてはおおむね2017年のときに近いですね!
「わんたん麺」になっても、基本線はおおよそ維持してるのでしょう!

飲むとまず鶏のスープと鶏油によって鶏の旨味がグイッと広がり、
それを補佐するように他の素材の旨味がそっと手を差し伸べてくる、
この深くも優しく層を織りなすスープはさすがと言えるでしょうね!

◎トッピング - ワンタンのチュルチュル感は秀逸


トッピングはワンタン、チャーシュー、メンマ、ねぎ、柚子皮です!

まずはワンタンですが、デフォルトに組み込むだけの意義を感じますね!(`・ω・´)

皮はやわらかくなめらか、それでいて簡単にちぎれたりはしない、
まさにトゥルンと口の中に滑り込んでくるようなワンタンです!

皮だけでも十分においしいと感じさせる力を持ていますね!

ワンタンの餡は鶏の全ての部位をミンチにしたもののようで、
そこに生姜などの香味野菜の風味がしっかりとつけられてます!

ワンタンも鶏主軸なので、このワンタン具材がスープに与える、
そうした影響も考慮したうえでのデフォルト化なのかもですね!

チャーシューは最近流行のレアチャーシューなどではなく、
オールドスタイルの煮豚系チャーシューにこだわってますが、
これがまた肉質がいいので、パサパサになってしまうことなく、
噛むと肉の旨味がじんわり広がる優秀なチャーシューなのですね!

こうした肉の旨味をギュッと詰めたチャーシューもまたいいですね!(=゚ω゚)

そしてメンマはこちらのお店らしい発酵感が非常に強いものです!

なので、メンマそのものが持っている風味が強いのですよね!
少し酸味がありながら、メンマの風味がじんわりと広がり、
「メンマという素材の味」の良さを伝えてくれる存在です!

ねぎはこのところカットの仕方がちょくちょく変わってますが、
自分の中では今回のカットが最も「TSURUMEN」らしく感じますね!

やや細かめの白ねぎで、ほどよく麺に絡んでくることによって、
全体をピシッと引き締める、いい役割を演じてくれてました!

TSURUMEN わんたん麺(麺のアップ)

◎麺 - しっとりしながら中心部でコシを見せる


麺は「TSURUMEN」らしい細めのしっとりとした麺となっています!

表面部はしっとりとしていて優しく、噛むとスッと歯が入りつつ、
それが中心部に至るとクニッとした絶妙の押し返しを見せてきます!

麺のコシを表現する1つの重要な要素は、歯にかかる食感の変化で、
この麺はまさに外側と中心部の食感の違いを上手く感じさせることで、
麺のコシの持っている神髄を伝えようとしている感じがしますね!

やわらかいと評されることもありますが、間違いなく極めて良質です!(*゚◇゚)

◎まとめ - 鶏を中心に旨味を折り重ねるスープはもはや芸術的


基本的にはこれまでの「中華そば」の延長線上にありますが、
全体のまとめあげ方に「TSURUMEN」らしさが十分に生きていて、
またワンタンの存在も全体をしっかりと底上げしていましたね!

今このお店で残念なのは、塩系の清湯ラーメンがない点ですね!

こちらの前身のお店に訪問して、自分をいたく感動させてくれたのが、
完全天然塩らぁ麺」という塩系の清湯ラーメンだっただけに、
ぜひともこちらのお店には塩の清湯ラーメンを求めたくなるのですよね!

2017年の段階だと、まだ塩系を模索している形跡がありましたが、
その後はもう完全にメニュー落ちの状態が続いているのですよね!

たしかに当時の塩ラーメンはもう少し魚介系が強めだったことから、
今「TSURUMEN」が求めるスタイルで良質の塩ラーメンを出すには、
ちょっといくつか超えるべきハードルがあるのかもしれませんね!

でもやっぱり「TSURUMEN」の塩ラーメンは今もなお食べたいですよ;

完成された感のある鶏を中心に複合的な旨味を重ねた一杯でした!(゚x/)モクルー

[メニュー]
TSURUMEN 券売機(2019年3月)

お店の住所と地図 大阪府大阪市都島区片町1丁目9-34

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TSURUMEN 塩つけそば

春に2回訪問するのが恒例となっている「TSURUMEN」に行ってきました!
もちろん今回は造幣局の「桜の通り抜け」の帰りに寄っています!

造幣局からは歩いても近いので非常に行きやすいのですよね!
なので、自分の中では造幣局=TSURUMENの印象となっています!

3月の大阪城梅林の際の訪問時は「黒つけそば」を食べたので、
今回はラーメンにするか、あるいは白湯系にするかと考えましたが、
ふと清湯のつけ麺系が食べたくなったので「塩つけそば」にしました!

少し前に「黒つけそば」を食べたばかりなので比較もできますしね!(=゚ω゚)

つけ麺は麺の量を選ぶことができるので、大盛で注文しています!

こちらのお店で塩清湯つけ麺を食べるのは今回が初ではないのですよね!
店名がまだ「Cliff」だった頃に「塩つけ麺」を食べていますので!

TSURUMEN 塩つけそば

おっ、ビジュアルは「Cliff」時代のものとかなり似ていますね!
一部変わってますが、かいわれなどの主要な部分は今も同じです!

なので、おおむね「Cliff」時代の流れにあると見て良さそうです!

まずはつけ汁ですが・・・うん、やっぱりさすがだと思わされますね!(●・ω・)

多くの人が鶏清湯系のつけ麺に求める要素が上手く詰まってますね!

まずベースの鶏スープのふくよかさが非常にしっかりしていて、
鶏の旨味とコク、包み込むようなやわらかさまで内包されており、
そこに多めの鶏油が重なることでビシッとパンチも効いています!

そこに香味野菜によって風味を重ね、柚子皮で香りにアクセントを、
そしてここに加わる酸味の引き締め具合がまた実に見事なのですよね!

つけ麺とラーメンのスープの最大の違いは酸味にあるとも言えますし!
鶏油-鶏スープ-酸味、この3つのバランスがほんと絶妙なのですよね!

このバランス感は前回食べた「黒つけそば」とほぼ同じなのですが、
「黒つけそば」はここに醤油の持つキレが加わることによって、
全体的にこちらよりいくぶんシャープな方向に向いてるのですよね!

「黒つけそば」についてくる黒七味の風味も同様の方向性ですし!

なので、逆に言うとベースの鶏の深みをよりダイレクトに味わうなら、
こちらの「塩つけそば」のほうがオススメできると言っていいでしょう!

一方でキレのあるすっきりとした感覚の清湯つけ麺を望むなら、
「黒つけそば」のほうを狙うという感じで分けると良さそうです!

こちらのつけ汁は魚介の要素などもこれと言って感じないですし、
ほんとシンプルに組み立てられているなぁと思わされますね!

それでいて食べていて物足りなさのようなものを感じるどころか、
むしろ塩つけ麺として求めているものがストレートに詰まっている、
つけ汁におけるミニマリズムの理想形と言ってもいいかもしれません!

そしてこのつけ麺を支えている最大の武器がこの麺なのですよね!(`・ω・´)

これまでに「TSURUMEN」のつけ麺の麺は何度も語ってきましたが、
何が強烈に凄いかと言うと、かなり薄めの平打ち麺でありながら、
普通の太麺に負けないもちもち感が堪能できる点なのですよね!

この薄さでどうやってこれだけのもちもち感が出るのだろうと、
食べるたびにいつもそのことを驚かされてしまうのですよね!

またつけ麺は基本的には太い麺が使われることが多いため、
清湯系のつけ汁と合わせるとどうしても麺が強くなりがちです!

それは麺のすすり方次第で問題を解消することはできるのですが、
これがつけ麺が人を選ぶ要因になってるのもたしかなのですよね!

ですが、こちらの麺は薄いのでそうした心配が初めからありません!(*゚◇゚)

ラーメンマニアの人はどんな形状の麺でもおいしく食べられるよう、
食べ方のテクニックといったものを持っていることが多いですが、
一般にはそうではない人のほうが多いのもまた事実ですからね!

なので、普通に食べて麺とつけ汁がベストのバランスとなり、
それでいて麺のもちもち感はダイレクトに楽しむことができる、
いかにこのつけ麺が高みに達しているかを痛感させられますね!

TSURUMEN 塩つけそば(つけ汁のアップ)

つけ汁の中にはチャーシュー、メンマ、フライドガーリック、
かいわれ、柚子皮、ねぎ、そして多めの一味が入っています!

チャーシューは1枚丸ごとと、短冊のものが少し入っています!(*゚ー゚)

こちらのチャーシューは流行りのレアチャーシューではなくて、
古風なタイプのものですが、パサパサとしていることは全くなく、
肉の旨味をじんわりと楽しむことができるものとなっています!

メンマはその特有の風味が強く、コリコリ感も楽しめます!

かいわれとねぎは薬味で、麺に絡めながら食べることによって、
つけ汁の風味と相まってより引き締まった風味を味わえます!

フライドガーリックはちょっとしたアクセントという感じで、
決してそこまでワイルドさをアピールしているわけではないです!

柚子皮とそれぞれが違ったアクセントをつけている感じですね!

ほんと改めて食べると「完成されてるなぁ」とうならされますね!

最近の「TSURUMEN」は昔に比べてメニューが縮小傾向にあったり、
限定メニューが登場しなくなるなどさみしくなった印象もありますが、
少なくともこのつけ麺は非の打ちどころのない一杯と言えるでしょう!

また「Cliff」時代みたいにメニューを増やしてほしくもありますが!(゚x/)モキローン

[メニュー]
TSURUMEN メニュー(2018年3月)

お店の住所と地図 大阪府大阪市都島区片町1丁目9-34

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TSURUMEN 黒つけそば

約1年ぶりに大阪城北詰の「TSURUMEN」に行ってきました!
大阪城の梅林と造幣局の帰りには必ずここに寄るのですよね!

ということで、今回も大阪城の梅林に行った帰りに寄りました!

到着するとお店の前に「数量限定 もちもち麺 つけそば」と書いた
ボードが立っていたので、とりあえずそれを注文することにしました!

・・・が、どうもこれは別に限定メニューではなかったようですね;
単にレギュラーメニューのつけそばをオススメしていたようです;

「もちもち麺」というのは、あくまでそのアピールだったようですね!

こちらは「Cliff」から「TSURUMEN」へと名前が変わって以降、
メニューの構成も頻繁に変わるようになっているのですが、
今回の訪問でもメニュー表がずいぶんシンプル化していました!

麺類は「地鶏わんたん麺」、「どてそば」、「つけそば」のみが書かれ、
「つけそば」は注文時に3種類から選ぶという形になっています!

そのためメニュー表には「つけそば」だけ値段が書いていません!

厨房に貼られた紙を見ると「黒つけそば」、「塩つけそば」、
「白湯つけそば」という3つのつけそばの価格が書かれてるので、
メニュー表ではなくその紙を見れば一応はわかるのですが!

また味玉トッピングと皿ワンタンなどもメニュー表には載らず、
壁のメニューを見て気付いた人だけが注文する形になっています!

以前のように普通にメニュー表に全部の料理を書いておいたほうが
わかりやすいように思うのですが、どうしてこうなったのでしょうね;

調べてみるとけっこう前からこのメニュー表になっているようで、
一時避難的に今のメニュー表になったわけでもないみたいですし;

さて、今回は「つけそば」の中から「黒つけそば」を注文しました!(*゚ー゚)

黒つけそば」は今福鶴見の「鶴麺」で過去に食べてますが、
こちらの「Cliff」~「TSURUMEN」のほうでは未食でしたからね!

麺の大盛にも対応していたので、大盛で注文することにしました!

TSURUMEN 黒つけそば

「黒つけそば」専用の「黒七味」がついてくるのは「鶴麺」と同じですね!

まずはつけ汁ですが・・・おっ、鶏油がいい具合に効いてますね!(●・ω・)

ベースとなっているのはこのお店らしい地鶏のスープですが、
そこに醤油のキレと酸味による引き締めが合わさることによって、
まさに鶏清湯系醤油つけ麺の手本のような仕上がりになってます!

自分は醤油のキレ重視のスープはそこまで好みではないのですが、
このつけ汁はそうした醤油の風味をしっかりプラスに生かしてます!

キレを醤油だけで表現しようとするとどうしてもキツさが出ますが、
醤油を中心に据えながらも柚子や酢でシャープさを出すことで、
鋭い感じにはならずすっきりと食べることができるのですよね!

それでいてキレばかりでなくふくよかさも感じさせてくれるのは、
ベースとなっている鶏のスープがしっかりとしているからですね!

そこにおそらく昆布などが重なり、旨味がブーストされています!

そうした醤油のキレと地鶏の旨さを生かしたつけ汁ではありますが、
ここに一本ピシッと柱を与えてくれているのが鶏油なのですよね!

見た目ではそこまで伝わらないですが、鶏油はそこそこ多めで、
この鶏油がコク、風味ともに実に豊かに伝わってくるのですよね!

でもって、この鶏油はつけ汁を単体で飲んだときよりも、
麺をつけて食べたときに映えて伝わってくるのですよね!(=゚ω゚)

これは麺の表面を鶏油が上手くコーティングするからでしょうね!

この鶏油はコク、香りなどについてはしっかりとした強さがあり、
それでいて鶏油特有のクセがないというのが素晴らしいですね!

いかに鶏油の質にこだわっているかということが伝わります!

そして鶏油の主張は後半になるにつれて徐々に下がってきて、
よりすっきりとしたキレ重視の風味へと変わってくるのですが、
ここで黒七味を投入すると味がグッと高められるのですよね!

この黒七味は辛味以上に山椒などの風味を高める効果が高く、
それによってキレのあるつけ汁にもう一枚旨さを加えます!

それによって前半は鶏の旨さを存分に味わえるつけ汁として、
後半は香りとキレを楽しむつけ汁として2つの顔を楽しめます!

これは間違いのない鶏清湯系つけ汁と言っていいでしょうね!

そして麺ですが・・・こちらの自家製麺はほんとクオリティが高いです!(`・ω・´)

麺の形状だけを見るとかなり薄めの平打ち麺なのですが、
その薄さからは想像できないぐらいのもっちり感があります!

これがこちらのお店のつけ麺用の自家製麺の凄いところで、
麺の太さや厚みによってもっちり感を演出するのではなく、
麺の生地の質だけで強いもっちりした質感を出すのですよね!

清湯系のつけ汁に太麺を合わせるとやや麺勝ちになりますが、
こちらは幅は広くても薄めなのでそうはならないのですよね!

なので、清湯つけ汁とのなじみの良さを見せる薄さでありつつ、
同時に麺そのもののおいしさも存分に感じ取ることができる、
この麺に関してはいつ食べてもうならされてしまいますね!

また、表面のつるりとした質感もまた素晴らしいものがあります!

ただ今回は麺が一部引っ付いて茹でられていたのが問題でしたね;

それによって大幅に味が落ちるということはなかったですが、
「ちょっとこのお店らしくないなぁ」と少し感じたりしました!

これまでそうしたミスをこちらのお店で見たことはなかったですので!

TSURUMEN 黒つけそば(つけ汁のアップ)

つけ汁の具材はチャーシュー、メンマ、柚子皮、ねぎ、クコの実です!
ちょっとこの写真ではメンマをちゃんと写すことができなかったですが;

チャーシューは短冊状のものとスライスされたものが入ってます!

こちらのお店のチャーシューは王道系のスタイルのものなのですよね!

レアチャーシューなどの新世代的なものではないのですが、
肉質が良く、王道系チャーシューの良さがしっかり楽しめます!

メンマは細めではありながらも、コリコリ感はけっこう強めです!
そのため食感のアクセントとしての存在感は非常に強いですね!

またこちらのお店は完全発酵メンマを使うという特徴があるので、
メンマらしい発酵感を味わうという点でも非常に優れています!(*゚◇゚)

一部麺の茹でにミスはあったものの、麺のクオリティは抜群に高く、
鶏油と醤油の旨さが生きたつけ汁も清湯系の手本となれるもので、
その完成度の高さはやはりお店ならではのものを感じましたね!

一方でメニュー表示がやや不便になり、一部の料理もなくなるなど、
ユーザビリティに関しては少し下がってしまったのは残念でしたね;

何かこだわりがあってのメニュー表示ではあるのかもですが、
せっかく極めてレベルの高い麺料理を提供されてるのですから、
そのあたりはよりわかりやすくなってくれればとも思いましたね!

もちろん今年の造幣局の後にもこちらのお店に寄ろうと思います!(゚x/)モキルンッ

[メニュー]
TSURUMEN メニュー(2018年3月)

お店の住所と地図 大阪府大阪市都島区片町1丁目9-34

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TSURUMEN 四川つけそば

大阪城北詰駅の近くにある「TSURUMEN」へと行ってきました!
春になると2回訪問するというのが毎年の定番となってますね!

1回目は大阪城の梅林、2回目は造幣局の桜の通り抜けの流れで訪問します!
ということで、今回は造幣局の桜の通り抜けの帰りに寄ってきました!

それにしても今回の桜の時期はどうにも悩ましかったですね!

土日に限って天気予報が「曇ときどき雨」みたいなことが多く、
どの日に行くべきかを前もって決めにくかったですからね;

この週はたまたま木曜日がフリーになったので行ったのですが、
3月が寒かったために造幣局の桜がまだ3分咲き程度だったりと、
いずれにしても何らかの問題とぶつからざるをえなかったですし;

ただ、遠くに行くと体調不良になるという不安感が強かったのが、
実際に行って何ともならなかったことで大きく軽減されましたし、
また他にもいろいろ収穫があったのでこれもまた良かったのですが!

昨年は造幣局で撮った写真を記事化できないまま過ぎてしまったので、
今年はぜひとも造幣局の桜の通り抜けについても記事にしたいですね!(*゚ー゚)

さて、今回のTSURUMENですが、前回の訪問でこちらのお店のメニューは
前身のCliffも通じて、おおよそ全て食べることができたのですよね!

一応「黒つけそば」に関してはこちらでは食べてないのですが、
今福鶴見にある本店の「鶴麺」のほうで食べていますからね!

今回はまだ食べたことのない限定なども提供されてなかったので、
以前食べてとりわけ感激した「四川つけそば」を注文してみました!

Cliff時代に食べたときは「四川味噌つけ麺」という名前でしたが!

TSURUMEN 四川つけそば

提供直前にホールの花椒を挽いて提供するスタイルは今も健在です!
そのため、こちらのお店の花椒は香りのフレッシュ感が高いのですよね!

まずは麺からですが・・・いやぁ、やはりここのつけ麺向けの麺は凄いですね!(●・ω・)

画像を見ての通り、平打ち系の麺で厚みはそれほどはないのです!
白湯系のつけ汁に合わせるには一見優しそうに見えるほどの麺です!

それがこの厚みでありながら、麺のもちもち感が凄いのですよね!

この厚みでこのもちもち感が出せるからこその麺と言えますし、
こちらのお店の自家製麺技術の高さを強くうかがわせてくれます!

でもって、こちらのお店の麺はその瑞々しさも素晴らしいものがあり、
ツヤツヤとしていてつるみがあり、なおかつもちもち感もかなり強く、
すすった瞬間の質感、喉越し、そして噛んだときの絶妙な弾力といい、
ほんとスキの見当たらない麺と言っていいだけのものがそろってます!

また、見ての通り麺に全粒粉らしきものが少し練り込まれていて、
それによって瑞々しさと小麦の香りの高さが両立してるのですよね!

しかもこの厚みでありながら白湯系のつけ汁と合わせても全く負けない、
これだけ全てがそろったつけ麺の麺はなかなかないと言えるでしょう!

TSURUMEN 四川つけそば(つけ汁のアップ)

そしてつけ汁ですが・・・やはりその旨さは健在ですね!(*゚◇゚)

食べたのはなんと4年ぶりということになってしまうのですが、
そのときに感じた旨さと同質のものがしっかりとありましたね!

まずここの鶏白湯はドロ系ではなくほどよいなめらかさながら、
その中に広がる鶏のコクとクリーミーさは実に高いのですよね!

なので、鶏の旨さは楽しめながらどっしりと来る重さは控えめで、
クセを感じさせることなくスッと入ってくるだけの力がある、
「食べやすくも深い鶏白湯スープ」と言っていいでしょうね!

そしてこちらのお店の鶏白湯の良さが最も生きているのが、
自分の中ではこの「四川つけそば」だったりするのですよね!

味噌ダレとピリリとした辛味が入ることでよりクセがなくなり、
それでいて味噌がコクをプラスするので両者の相乗効果も生まれる、

このスープとタレの絡みが今回の体感できたのが最も良かったですね!(`・ω・´)

やはり自分がこのお店の白湯系で最初に薦めるならこれですね!

そして先にも触れたようにここに加わる花椒の風味が絶妙です!

以前に比べると花椒の刺激の強さはやや下がった気がしますが、
直前に挽くことで生まれる香りの良さは間違いのないものです!

こうした手間を惜しまないからこその旨さと言っていいでしょう!

そしてつけ汁の中にはチャーシュー、メンマ、ねぎが入ります!(=゚ω゚)

こちらの具材は白湯系のスープと合わせるとより生きる気がしますね!

一見オーソドックスに見えるチャーシューには肉の旨味がつまり、
それがまったりした鶏白湯スープの中でも明確な存在感を放つ、
これはやはりしっかりしたチャーシューであることの証ですからね!

そして完全発酵メンマはこの鶏白湯スープの中でも個性を見せ、
コリコリ感とともにその発酵の旨さをきちっと運んでくれますね!

こちらで食べたラーメンがおおよそぐるりと一周したこともあって、
「では改めてどれを食べるか」を考えたときに第一候補に上がったのが、
これだったわけですが、その判断には間違いがなかったと言えますね!

そして次にどうしても食べたいのが塩の清湯系のラーメンですね!
ただ、今は新開発中のようでいったんメニュー落ちしてるのですよね!

だからこそ復活するときにはその旨さがさらに増してるのでしょうし、
自分がここで最初に強く感激したのが塩の清湯系ラーメンだったので、
新たにメニューに加わったときには必ずや逃さず食べたいですね!

こちらのお店の鶏白湯スープの旨さを心ゆくまで堪能できる一杯でした!(゚x/)モッキリー

[メニュー]
TSURUMEN メニュー(2017年3月)

お店の住所と地図 大阪府大阪市都島区片町1丁目9-34

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TSURUMEN 中華そば

大阪城北詰にある「TSURUMEN」へと足を運んでまいりました!
もちろん大阪城の梅林に訪問した後でそのまま向かいました!(*・ω・)

この日はこのお店に訪問できるかどうか不安だったのですよね;

梅林に向かった時点では体調も決して良くはなかったですし、
今回はこちらへの訪問は断念もやむなしと思っていましたし;

それが梅林にいるうちにどんどんと体も軽くなってきて、
「これなら行けそう」と思ってこちらへ訪問してきました!

やっぱり梅林の後にはこちらのラーメンを食べたいですからね!

さて、今回は最も基本のラーメンである「中華そば」を注文しました!

TSURUMEN 中華そば

おっ、ずいぶんとスープが多めに注がれるスタイルになってますね!
また、ネギのカットの仕方なども2年前の訪問時とは変わっています!

いろんな写真を見るとネギの切り方はときどき変わってるようで、
スープに合うようにつねに模索してるということなのでしょうね!

まずはスープですが・・・うん、旨味の重層感を生かしたスープですね!(●・ω・)

最大の軸となっているのはこのお店の看板でもある淡海地鶏のスープで、
そこに淡海地鶏の鶏油を多めに入れることによって厚みを与えてます!

特にこの鶏油の風味の良さは特筆すべきものがありますね!

鶏油特有のクセがなく、それでいてそのコクには厚みがあり、
なおかつ重さは感じさせない絶妙な鶏油となっています!

このあたりは鶏油の管理の良さなども強く感じさせられますね!

そしてその淡海地鶏のスープのバックを魚介の旨味が支えています!

ただ、魚介の旨味を前面に立てたタイプのダブルスープではなく、
淡海地鶏によるコクの裏の部分を魚介や昆布などの様々な旨味を
幾重にも重ねることでスープに層の厚みを感じさせてくれます!

このあたりのスタイルはカドヤ食堂系統とも非常に近いですね!

醤油ダレについては以前よりいくぶん後ろに下がった感がありますね!

以前は鶏のスープとともに醤油の香りもやや前に立ててましたが、
そのときに比べると鶏のスープと鶏油の存在感がより強まって、
大きな方向性は共通しつつもバランスに多少の変化が見られます!(*゚◇゚)

そういえばこちらのお店は2年前の6月に大きくリニューアルして、
一時的に最も基本である「鶏醤らぁ麺」のみにメニューを絞るなど、
極めて大胆な方向転換を行ったのですが、ふと気づいてみると、
そのときの「鶏醤らぁ麺」は今はどうもメニューにないのですね;

てっきり提供が続いていると思い込んでしまってたのですよね;

最も基本となるメニューとのことでいつでも食べられると思い、
リニューアル後に訪問しつつも食べないままでいましたからね;

この「鶏醤らぁ麺」は魚介すらも一切使わずに淡海地鶏のスープと
生醤油を合わせて鶏油を浮かべたのみという極めてシンプルなもので、
ラーメンにおける究極のひき算を目指したような一杯だったのですよね!

今回の「中華そば」を食べたときの印象が2年前のときと比べて、
鶏のスープと鶏油をより軸にした方向性にシフトはしていつつも、
かなり共通性を感じるものだったので少し不思議に感じたのですが、
もうすでにリニューアル当初の「鶏醤らぁ麺」ではなかったのですね!

トッピングはチャーシュー、メンマ、ねぎ、海苔となっています!

そういえば2年前とはねぎ以外もトッピングが変わってますね!
以前は入っていなかった海苔が新たにトッピングに加わってます!(=゚ω゚)

ラーメンの海苔って鶏油との相性がすごく良かったりするので、
鶏油とスープをしっかり吸わせてから麺と食べるといいですね!

そしてこちらのメンマは細めで見た目こそ普通の感じなのですが、
完全発酵メンマなのでメンマらしい風味が非常に強いのですよね!

なおかつメンマらしいコリコリ感も強くこれも外せない存在です!

チャーシューは大ぶりで、いかにも正統派なタイプのものですが、
このしっとりとした肉質とそこに宿る肉の旨味は実に見事ですね!

TSURUMEN 中華そば(麺のアップ)

麺はいかにもこちらのお店らしい細めのストレート麺となっています!

この麺に関しては食感がやわらかいと評する人もいるかもですが、
表面はしっとりとしていて、噛むとクッと中心のあたりでコシを見せる、
この食感のバランスは正統派の中華そばとは抜群の相性を見せますね!

また、すすったときに口の中に広がる小麦の風味も実に豊かで、
しなやかという表現が実にピッタリと来る麺と言えますね!

こちらのラーメンは大盛や替え玉などはできないのですが、
実はその見た目以上に麺がけっこう多く入ってるのですよね!

なので、優しいスープで大盛でもないので少ないように見えて、
実際に食べてみるとなかなかの食べごたえがあったりします!(*゚ー゚)

ちなみに現在はレギュラーから「塩煮干しそば」が外されています!
どうもより磨きをかけるために一時的に外しているみたいですね!

自分がこちらで最初に強く感銘を受けたのが「塩煮干しそば」の前身にあたる
完全天然塩らぁ麺」だったので、塩系ラーメンにはぜひ復活してほしいですね!

また、春向けの限定メニューなどの登場にも期待したいところです!

造幣局の桜の通り抜けの時期にはまた訪問するでしょうからね!

淡海地鶏を中心に旨味の重層感をしっかり堪能させてくれる一杯でした!(゚x/)モキュンッ

[メニュー]
TSURUMEN メニュー(2017年3月)

お店の住所と地図 大阪府大阪市都島区片町1丁目9-34

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TSURUMEN どてそば

造幣局の「桜の通り抜け」に行った流れでTSURUMENに行ってきました!
もう造幣局とTSURUMENは自分の中では完全にセットになっています!

あれだけ距離的にも近ければ行かない理由がないですからね!(`・ω・´)

さて、今日は基本の「中華そば」でも食べようかと思ってましたが、
どうも3月中旬あたりから「どてそば」が新たに始まっていたようで、
これが1日20食限定ということで迷わず注文することにしました!

この日は早い時間の訪問でしたが、普段は夜営業に行くことが多いので、
こうした数量限定のメニューはこういう機会を逃すと厳しいですからね!

ちなみにこの「どてそば」は本店の「鶴麺」では古くからあるようで、
それがこちらの「TSURUMEN」でも提供されるようになったとのことです!

TSURUMEN どてそば

+100円で締め用のミニライスもつけることができます!

きれいに整えられた麺に牛すじとこんにゃくのどて焼きが乗り、
そこに穂先メンマと卵黄、ねぎ、一味がトッピングされています!

TSURUMENというと、基本的に上品なイメージが強いお店なのですが、
こうした大阪の下町ぽい雰囲気のメニューは意外な感じもしますね!

汁なし系ということで、下からしっかりとまぜてからいただきます!

TSURUMEN どてそば(麺のアップ)

まずは麺ですが、それほど厚みのない平打ち麺となっています!

まぜそばというと、主張の強い太麺を合わせることが多いですが、
こちらは薄めの平打ちということで麺単体でも主張はあまり強くなく、
しなやかな質感の中に軽いもちっと感を見せるものとなっています!

また、厚みがそれほどないのでどて焼きのタレとの絡みが良く、
タレや具との一体感をより重視した麺といって良さそうですね!

そして全体の味ですが・・・うん、まさにどて焼きの味ですね!(●・ω・)

牛すじから出る脂や牛のコクと旨味、甘みのある優しい味噌だれ、
そこにねぎと一味唐辛子がピリッとしたアクセントを加えると同時に
卵黄によるまろやかさが加わることでまったりと一つにまとまります!

ほんとにどて焼きをそのまま具とタレにしたようなまぜそばなので、
どて焼きの味をイメージしてもらえば味の輪郭が見えると思います!

たださすがはTSURUMENと言いますか、まぜそばにするにあたって、
牛脂を強めに効かせることで牛の風味とコクを強調してパンチを出し、
一方で味噌の鋭さを消して丸みを持たせることで全体を包むような
統一感を生み出すなど、そのあたりの組み立て方が実に見事ですね!

野性味のある路線であってもやはりきれいに組み立ててきますね!

そして具としてのどて焼きですが、これがほんとにおいしいです!

肉はほろりとほどけ、筋の部分は軽くコリッとした食感を残し、
脂身の部分はクセを消して脂の旨味だけを口の中に広げます!

この部位による三者三様の旨さがどれもしっかり生きてますね!

こんにゃくも牛の旨味と甘辛いタレが絡んで実においしいです!(*゚◇゚)

そんな中で穂先メンマは発酵感のある酸味でアクセントをつけ、
まったり感の強いタレの中でいい変化をつけてくれています!

TSURUMEN どてそば(締めご飯)

そして仕上げは残ったタレと具をご飯と合わせていただきます!

タレはそこまで多く残らないので、単に締めとして食べるのではなく、
まぜそばと一緒にご飯を食べつつ、最後に合わせるのがベストかもです!

それはともかく、このどて焼きとご飯・・・相性がすこぶるいいです!(=゚ω゚)

まぜそばとご飯の相性がいいのはよく知られていることですが、
その中でもずば抜けた相性の良さを見せてくれていますね!

甘くてコクのあるタレとご飯が面白いぐらいに合うのですよね!
このメニューに関してはミニライスは必須と言っていいでしょう!

3月から始まったこの「どてそば」はどうもかなり人気が高いようで、
自分がお店にいた間だけでもかなりの数の注文が出ていましたね!

特に昼にがっつりと行きたいときには最適なメニューですしね!

牛すじの旨さをとことん堪能できる見事などてそばでした!(゚x/)モッキュー

[メニュー]
TSURUMEN メニュー(2016年4月)

お店の住所と地図 大阪府大阪市都島区片町1丁目9-34

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TSURUMEN 鶏白湯そば

大阪城北詰駅そばの「TSURUMEN」へと行ってまいりました!

自分が春にこのお店に来るとなると理由は決まっております!
今回は大阪城の梅林で梅を楽しんでからの訪問となりました!

そして4月には造幣局の帰りにもこちらに訪問する予定です!

また、大阪城梅林の記事も3月中には全て更新できると思います!(`・ω・´)ゝ

昨年6月に「Cliff」から「TSURUMEN」へと名前が変わったこちらですが、
完全にリニューアルしてからの訪問は実は今回が初めてなのですよね!

一応は名前が「TSURUMEN」になってから2回訪問してるのですが、
当時はプレオープン中で、メニューもまだ「Cliff」時代のものを
軽くリニューアルして提供しているという段階でしたからね!

自分としても「Cliffとしての最後の訪問」のつもりで行きましたし!

さて、リニューアル直後は麺料理が一つだけに絞られるなど、
常連さんも驚くほどの思い切った変更を打ち出したのですが、
今回訪問するとリニューアルした直後になくなったメニューも
ほぼ復活していて、けっこう「Cliff」時代に近づいてましたね!

券売機がなくなっているという大きな変更点がありましたが!

いつも券売機の前で何を注文するか迷ってしまってたので、
席に着いてからゆったりと頼めるのは自分としては楽ですね!

さて、今回は1日20食限定の「鶏白湯そば」を注文しました!

こちらのお店はつけ麺では鶏白湯系が有名なのですが、
ラーメンのほうは白湯よりも清湯がメインなのですよね!

なので、ラーメンでの鶏白湯はけっこう珍しかったりします!

こちらの鶏白湯はクセがなく包み込むような丸さがあるので、
それがラーメンでどのように生かされるのかが楽しみですね!

TSURUMEN 鶏白湯そば

スープの見た目は「白湯つけ麺」のつけ汁と似ていますね!
まさにこちらのお店らしい鶏白湯スープといった雰囲気です!

まずはその味ですが・・・うーん、これはいい丸さですね!(●・ω・)

ほんとこちらのお店の鶏白湯はクセが全くないのですよね!

ドロッとした濃度で攻めるのではなく、旨味が凝縮されていて、
食べるほどに舌がまろやかさで包み込まれる感覚を味わえます!

このまろやかな丸みこそがこちらの鶏白湯の最大の魅力ですね!

とにかく実直な鶏の旨味に満ちていて、実にふくよかな風味で、
それでいて最後まで重くなることなくスルリと食べられます!

こちらのお店は清湯でもスープの丁寧な仕事が光っていますが、
この鶏白湯スープでも実に丁寧に練られているのが伝わります!

また、仕上げに鶏油を投入してから軽く火にかけることで、
鶏油をスープに包ませるような作業が入るのが見て取れますが、
この鶏油を抱き込むことで生まれる風味が実にいいのですよね!

この鶏油に臭みが全くないことも非常に大きいのでしょうね!
だからこそクセのないまろやかな丸みが生まれるのでしょう!

トッピングはチャーシュー2枚、穂先メンマ、ねぎとなっています!

こちらのチャーシューはいつもながら正統派なのですよね!

トロトロのバラチャーシューでもなく、レアチャーシューでもない、
見た目は昔ながらのチャーシューを思わせるルックスなのですが、
食べたときに感じる肉の旨味は素晴らしく、素材の良さが伝わります!

特に脂身の部分に臭みが全くなく、赤身もしっとりとしていて、
ベーシックなチャーシューのありながちな悪い要素が全くなく、
どの部分をとってもきっちりと楽しめる仕上がりとなっています!(*゚◇゚)

「赤身はパサパサで、脂身はギトッとして臭みがある」というような、
そういったチャーシューとは全くもって違うと言っていいでしょう!

そして穂先メンマは発酵感が強く、それによる酸味もかなり強めです!

こちらのお店は完全発酵メンマを使うというこだわりがあるので、
発酵食品としてのメンマの個性を強く楽しむことができます!

味付もそこまで強くはなく、味付けで楽しませるというよりも、
メンマそのものの持っている風味を生かしたものとなっています!

また、その酸味がスープにも軽く影響を与えてたりもします!

TSURUMEN 鶏白湯そば(麺のアップ)

麺は極細ストレートのプリンとした食感の自家製多加水麺です!

おそらく麺は清湯系のラーメンとほぼ同じものだと見られます!
この麺を鶏白湯に合わせてきたのは少し驚きもありましたね!

もう少し加水の低い麺か、あるいはもう少し太い麺を想定してましたが、
いつもの清湯向けの麺と特徴が非常に似通った麺で来ましたからね!

でも食べてみると、これがかなり正解に思われるのですよね!(=゚ω゚)

もし加水が低いとスープが全体の中で勝ちすぎたでしょうし、
逆に太い麺だと麺のほうが勝ってしまったのではと思われます!

こちらの麺は極細であってもいい弾力を見せてくれますし、
細いことでスープとに絡みがよく、かつ加水が高いことで
スープに飲まれることなく麺としての存在感も生きている、
この麺の持っている力を今回は再確認させてもらえましたね!

この麺のおかげでスープとの一体感がちょうどいいのですよね!

これも極細でも弾力が生きる麺が作れるからこそなのでしょう!
こちらの自家製麺はいろんなお店の中でも特にレベルが高いですし!(*゚ー゚)

実にこのお店らしいまろやかな丸みを見せてくれる鶏白湯で、
食べ進めるほどに優しく包み込まれるような旨さがありました!

鶏白湯がやや苦手な人にもオススメできる一杯と言えるでしょう!(゚x/)モキュルッ

[メニュー]
TSURUMEN メニュー

[鶏白湯そばの紹介]
TSURUMEN 鶏白湯そば(メニュー)

お店の住所と地図 大阪府大阪市都島区片町1丁目9-34

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光龍益 特製ラーメン

桜ノ宮駅近くの「光龍益」(こうりゅうます)へ行ってきました!
行きたいとは思っていながら、なかなか行けなかったのですよね!

桜ノ宮駅の近くの細い道を入っていったところにあるのですが、
その外観はラーメン屋というよりも日本料理店という感じです!

また、お店の中の構造も日本料理店を思わせるものなのですが、
それと同時にどこか古風なラーメン屋さん的な雰囲気もあります!

さて、まずはこちらのお店のメニューから見ていきましょう!(*゚ー゚)

◎メニュー
ラーメン 700円
特製ラーメン 900円

替え玉 100円
麺の大盛 100円

ごはん(キヌヒカリ) 100円

まぁ、何とも潔すぎるほどのメニュー構成となっています!

以前は夏になるとつけ麺もメニューに加わっていたようですが、
今はつけ麺は西中島店のみで提供されるという形になっています!

ラーメンと特製ラーメンの違いはチャーシューによるもので、
ラーメンは塩煮豚、特製のほうは三河もち豚の焼豚が乗ります!

どうも煮豚ではなく、焼いて作ったチャーシューのようですね!

こちらのお店の大きな特徴は客のすぐ目の前でラーメンを作る点で、
客が席に座ると注文する前からどんぶりを置いてお湯を入れて温め、
お湯を捨ててからタレとスープと麺を入れる作業をその場で行います!

お店に入ってからすぐに作業が始めるので提供までも実に速いです!
席に座ってから2分も経たないうちにラーメンが到着しましたし!

茹で時間が短い麺を使っているので、それも速さに貢献しています!

トッピングを入れている箱もレールに乗せる動くようになっているなど、
提供を素早くできるように様々な工夫が凝らされているのがわかります!

また、チャーシューは事前に専用のお湯につけることで温められます!

光龍益 特製ラーメン

というわけで、三河もち豚が乗る特製ラーメンがやってきました!
チャーシューは乗せた後で、あえてスープに沈められて提供されます!

見た目よりもスープとのなじみのほうを重視してるのでしょうね!

トッピングはチャーシュー、メンマ、ねぎと極めてシンプルです!

まずはスープですが・・・おおっと、これは想像以上に濃厚ですね!(`・ω・)+

粘度は高いものの決してドロドロとしてるほどではないですが、
その濃度の高さはかなりのもので、お腹にもビシビシと来ます!

食べるほどにボディーブローのように濃厚さが攻めてきますね!
口当たりはやわらかでありながら、ずっしり感は非常に強いです!

日によって一定の濃度の違いなどは出るのかもしれないですが、
この日のスープの濃度は相当なものだったと言っていいです!

さて、そんなスープは鶏白湯の濃厚さを軸に豚の風味も加わり、
ドロドロとは違ったとろりとなめらかな粘度を持っています!

このお店の正式名称は「とんぴととりの光龍益」なのですが、
その名の通り「豚皮と鶏」によってスープが取られています!

豚皮を使ったスープというのはこれまでにもほぼ聞かないですね!

そのため、濃厚な鶏白湯を軸に豚皮のコラーゲンによるトロトロ感と
豚骨などとはまた違った豚の旨味がせめぎあうスープとなっています!(●・ω・)

天下一品のスープになぞらえて語られることも多いようですが、
天下一品が鶏を軸に野菜を加えるで粘度と丸みを出すのに対して、
こちらは粘度は豚皮のコラーゲンが担うのでとろみがなめらかで、
またほぼ動物系で構成されているのでずっしり感がより強いです!

鶏系の濃厚なスープはいろいろとありながらも、こちらのように
豚皮によるなめらかさを生かしたスープは明確な個性がありますね!

ちなみににんにくを入れることもできますが、今回は入れずに食べました!

麺は加水が低めの細めのストレート麺が使われています!

加水が低いとはいっても博多豚骨向けの麺ほどではなくて、
歯切れ重視ながらもパツパツというほどの強さではないです!

低加水の細麺に高粘度のスープということで絡みは非常に良く、
スープをガンガン持ち上げながら歯切れの良さで麺も主張する、
スープのほうが強めながらもなかなかのコンビネーションです!

スープと麺を同じペースでゆったりと食べるのもいいですが、
麺をサッと食べて替え玉で一気にかきこむのもいいでしょうね!

大盛だと重くなりそうなので、多く食べるなら替え玉がいいかもです!
調子に乗りすぎると、スープの濃度の高さに負けるので注意しましょう!(=゚ω゚)

トッピングのチャーシューは焼豚ということもありパサパサ感はなく、
もっちりとした肉らしい風味を楽しめる仕上がりとなっています!

大きめにカットされたネギやメンマは麺と一緒に食べることで、
こってり度の高いスープにいいアクセントをつけてくれます!

ねぎを大きめにしているのもそこを考慮しているのでしょうね!

ところで店主さんはラーメン屋さんとしては珍しい経歴の持ち主で、
ラーメン屋を始める前はテレビカメラマンを25年されていたそうです!

その仕事の中でラーメン屋さんを取材して教えてもらった情報をもとに
1年間の独学を経て2006年にこの「光龍益」を開業されたとのことです!

テレビ業界に嫌気が差したことがカメラマンを辞めた理由だそうで、
演出の少ないシンプルな構成にこだわる背景はそこにあるのかもですね!

ひたすらストレートに鶏と豚皮によって引き出したコク、濃度、とろみ、
そんな本格派の濃厚ラーメンを味わいたいときはピッタリのお店ですね!

スープ切れが起きやすいようなので、早めの時間に行くのがオススメです!(゚x/)モキルン

お店の住所と地図 大阪府大阪市都島区中野町5-9-5

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ORIENTAL NOODLE TSURUMEN 醤油ワンタンそば

月曜日に続いて「ORIENTAL NOODLE TSURUMEN」に行ってきました!
3日間で2回同じお店に行くのは自分としてはかなり珍しいです!

Cliffが「ORIENTAL NOODLE TSURUMEN」にリニューアルするにあたって、
まぜそば」ともう一つ食べたかったのが基本の醤油ラーメンでした!

初訪問で「醤らぁ麺」を食べた頃はラーメンを食べ始めて日も浅く、
またCliffが自家製麺を始めるよりも前の話だったのですよね!

また、自分がCliffに強い感銘をおぼえたのは初訪問時ではなく、
完全天然塩らぁ麺」を食べた2回目の訪問のときだったので、
いろんな変化を知るのを含めてもう一度食べておきたかったのです!

メニュー名はすでに「中華そば」へと変わってはいますが、
「醤らぁ麺」の延長線上にあるものと考えて食べてみます!

ワンタンも気になったので「醤油ワンタンそば」にしました!(*゚ー゚)

ORIENTAL NOODLE TSURUMEN 醤油ワンタンそば

きれいに調えられた麺線といい、これはまた美しいですね!
他の麺メニュー以上に中華そばの王道に忠実な美しさです!

まずはスープですが・・・あぁ、こういうスタイルでしたか!(●・ω・)

丸鶏のコクをベースに鶏油によって厚みを与え、そこに魚介や昆布、
さらに貝系なども加えつつ醤油の香りも立たせたまさに正統派の味、
そのビジュアル以上に王道を行くスープの構成だったのですね!

「カドヤ食堂」やその流れを汲む「颯人」と通じる部分も多く、
何かの要素をわかりやすく出すのではなく、鶏を軸にしながら、
様々な旨味をバランスよく折り重ねていくタイプのスープです!

そういえばビジュアルも「カドヤ食堂」と通じるものがありますね!

4年前に書いた今よりも遥かに簡潔だった記事と比べてみると、
「優しくじんわり」という基本の部分は継承されているようです!

たしか開店当初は今よりももっと鶏油の主張が強めだったはずで、
写真を見るに4年前の時点でもその流れにあったように思います!

その当時と比べると鶏油でパンチを出すという手法はやや弱まり、
総合的に旨味を一つ一つ重ねるタイプにより近づいた印象がします!

また、鶏を軸にしつつも和の佇まいを非常に強く感じさせます!

魚介をバチッと立てるのとはまた違った和だしの優しく深い旨味、
それが全体をしっかりと支えているのがとりわけ印象的でした!

このスープを味わうと、「ORIENTAL NOODLE」という
名前につながっていくものも強く感じ取ることができますね!

そして麺ですが、これがまたスープに負けじと秀逸な内容ですね!

細ストレート麺なのですが、太さがひやむぎぐらいとかなり細めです!

茹で加減は硬めではなく、むしろしっかり茹で上げられていて、
また加水がやや低めなこともあり、提供された時点において
麺が軽く色づくぐらいに麺にスープが染みた状態となっています!

こう書くとものすごくやわらかい麺を想像してしまいますが、
それがそうならないことがこのお店の麺の凄いところです!(=゚ω゚)

麺に歯が触れた時点では優しく、噛むとプリッと弾力を見せる、
そしてその弾力が食べ終わる頃までほどよく残ってくれている、
しかし決してゴワゴワした麺ではなく、スープとはよくなじむ、
このあらゆるポイントを押さえた麺には脱帽させられますね!

このお店の自家製麺の導入以降の麺はほんと素晴らしいですね!

その際に超高価な製麺機を購入したという話も耳にしますが、
その威力を如何なく発揮していることが伝わってくる麺ですね!

トッピングのワンタンはとろけるようななめらかな皮に
下味をつけた淡海地鶏のミンチの餡が詰められています!

ワンタンの餡まで淡海地鶏にそろえているのは面白いですね!

そのため、単体のワンタンとしておいしいのはもちろんですが、
スープと合わせることでさらに引き立つワンタンとも言えます!

やはりどちらも淡海地鶏なのでなじみが非常にいいのですよね!(*゚◇゚)

チャーシューはトロトロ系ともレア系とも違ったタイプの
オーソドックスな見た目ですが、これも手が込んでいます!

質感はしっとりとしていてパサついた印象は全く感じさせず、
噛みしめるほどに肉の旨味が出て、脂も嫌味がありません!

最近は良質な正統派チャーシューを出す店も多いですね!

これでCliff時代の心残りは本オープン前に果たすことができました!

6月27日には「ORIENTAL NOODLE TSURUMEN」としての本オープンを迎え、
お店の方向性やメニューにも少しずつ変化が出てくるとは思いますが、
それらの新しい試みもまたときどき追っていけたらと思います!

今回はいつもの水曜日の阿倍野からのルートでの訪問だったので、
今後は水曜日に同じルートで行けるようにもなりましたからね!

そのため、今回は地下鉄の長堀鶴見緑地線を経由して行きましたが、
今後この沿線にある今福鶴見などに足を運ぶきっかけにもできそうです!

ということで、プレオープン期間中2回目のTSURUMENへの訪問でした!(゚x/)モキルー

お店の住所と地図 大阪府大阪市都島区片町1丁目9-34

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